夏の北国行きで・・・ ワンモアタイム |
↑この「ワンモアタイム」は山崎まさよし(なで肩)ではなく、マシュー・スイート風でお願いします。100%ファン。
すっかり仙台→一ノ関→水沢の旅は終わったかのような記述をしておりますが、 実はまだひっそり続いておりました。 というか今も東北にいるんだぜ。
嘘です。東京におります。 それはともかくとして、日曜日
寝たのが午前5時過ぎだから起きたのは昼前でした。 そのまま帰ってもいーやとも思ったけれど、北上まで出て電車運行情報を見ていたらふたつの選択肢が。
1.花巻から釜石へのローカル線旅 2.北上から横手へのローカル線旅
私は新幹線ハイテンションの女(月に一度は新幹線に乗らないと、月経並みにホルモンバランスがおかしくなる/もっとも、2ヶ月3ヶ月平気で生理がこなくなる生理不順だけどな、ガハハ)なのですが、ローカル線も愛してやみません。 むしろローカル線に乗ったほうがテンションが上がるかもしれん。 峠を越える時に鳴り響く汽笛の音に奇声上げたりしたくなる。実際上げたらとんだ迷惑ですが。トンネルという暗闇を抜けて眩しい光が視界いっぱいになる時の解放感に心ときめく。ローカル線が俺のフロア、朝まで踊っていたいぜ、てな具合だ。(ってそれじゃ夜行列車だけど) 釜石線つーと、小学校の時に歌わされた「ぴかぴかぴかぴか田んぼの雪が光ってくる〜」という「岩手軽便鉄道の一月」を思い出すのです。その岩手軽便鉄道てのが釜石線の前身だそうで。イーハトーブ。私は宮沢賢治の熱心な読者ではないので、それくらいしか覚えていないのだけど。あと宮沢賢治関連で知ってることっていったら 「花巻が産んだ二大有名人は宮沢賢治とオレ」 という伊藤政則の発言くらいか。 「世界の三大偉人〜ガンジー、キング牧師、池○○作」並みに恐れ多くもな発言だ。 釜石行って漁港を見るも一興と思ったのだが、かつて盛岡から宮古に山田線で行った事が頭を掠める。岩手って広いんだよな。海はせめてあと一泊ないとキツイわと思って断念。 つうわけで北上線に乗ることにしました。時間がちょうどよかったから。 あと行ってみたかったんだ「ほっとゆだ」。東北一週間の〆はやっぱり温泉でなくては。
北上線は二両編成の非電化鉄道。非電化路線だから無論ディーゼルカーなんですが、ディーゼルカー乗るのは初めてかも。って山田線もディーゼルカーだったわ。舌の根も乾かぬうちに。 町は田園地帯に、田園地帯は山々に、というように緩やかに変わっていく車窓の光景。もう木々は緑から赤、黄色、茶色へと変色しだしている。すっかり秋だなあ。 などと優美に風景鑑賞などは実はしていなくて、これまた一番前に座ることが出来たので、前から車窓を眺めていた。そしたら女子高生が途中で乗ってきて一番前に立ってガリガリ君を食べてくっちゃべっていた。日曜の午後なのに制服でご苦労さんです、と告げたいところだが頼むからもうちょっと私の視界を広げておくれ。女子高生のフレームの中の線路をぽけーっと眺めることになってしまうではないか。 実際そんな感じでしばらく電車に揺られる。ものすごい鷲っ鼻の人がいたよ。あんな立派な鷲鼻見たことがない。すげえ。森の住人かと思った。
山や谷を越えてぐんぐん越えて、北上線のメインポイント・錦秋湖へ。 風景あまり見ていなかったといったが、それでも素晴らしい眺めの箇所がひとつだけあるのです。それが錦秋湖だ。 なんで湖の上を渡る列車っていいのかね。浜名湖しかり。
まあ、電車の外から見たほうが絶景なんだろうけども、車窓から見てもなかなかよいのです。そしてSLだと更に素晴らしかろう。デコイチ乗りたいなー 磐越西線や北上線乗る機会があるのに、なんでSLの日にはぶつからないんだろうか。俺なんかリアル星野鉄郎なのに。
錦秋湖を越えて、ほっとゆだに辿り着いたので下車。 なんだかんだで前日の酒にやられているので、駅前でぽけーっとする。 ぽけーっとしているうちに本来の目的を忘れて、駅直結の温泉に入る。 風呂の上に鉄道信号機があるのな! あとどれくらいで列車がきますよーという目安らしい。もっとも、2時間に一本なので次に来る列車の時間はちゃんと覚えているのだけれど。 満足満足。 いや、本当は満足じゃねーな。 本当は砂風呂に入りたかったんだった。それを思い出したのは休憩所で横になっている時だった。だめじゃん。 風呂ハシゴしようかと思ったが、すぐに睡魔が襲ってきたので寝る。
そして元来た道を戻って北上着。 新幹線への乗り継ぎ時間が10分弱だったので、走ってホームに辿り着いたのだけどはやての通過待ちをしていたので焦ることはなかったらしい。なんだよー まあ、走って乗り換えているわりには途中弁当買ってるのですけどね。 ロマン銀河鉄道SL弁当という駅弁。SL乗れなかったのだから、まあ、これでガマン。いくらやあわびやしいたけやほたてが無造作に散りばめられていて、どこが銀河鉄道なのかサッパリわからない。むしろ見た目悪。銀河の混沌を表現したかったのだったらあいすいませんだけど。
奥羽山脈一帯にかかる夕日が真っ赤で、それがまた北上駅からよく見えて、ああ、これから東京戻るんだなーと思うとやりきれない気持ち。 といっておきながら駅弁食べたら次に気がついたのは上野だったのだけど。 ワープしているような気分に駆られるね、毎度の事ながら。 仙台も岩手も最高だ! みんな、最高だ! と、駒大苫小牧林キャプテンのように叫んでしまいたい。 とくに岩手は、ホントにサブカルに強い土地だなあ!と思った次第。 私の知ってる岩手出身の人が皆サブカル寄りなだけかもしれませんが。
翌日はもぬけの殻でした。 浦島太郎みたいな気持ちになるのな、毎度のことだけど。 アイ・ドント・ライク・東京マンデイ
話はだいぶ変わるのです。 私が、ここ数年真剣に探していた増井修の行方が判明いたしました。 http://blog.goo.ne.jp/osamunext ググったらすぐ出てくるんじゃン!なんでググらなかったんだ! 本屋に立ち読みしにいったけど、見つかりませんでした。 もう言うことはない。
あと大瀧詠一対談キター! http://www.jasrac.or.jp/sakka/index.html
「今後の活動は−特にありませんね(笑)」 「だから、私はもう既にいないものと思っていただきたい」
まあ、もう働く必要ないんだろうな。
そしてJマスシス、ソロアルバムがイギリス盤で10月3日発売てのは嬉しい限り。 つーか公式サイトではもう買えるのか。チェック怠ってた。 チェック怠っていた、といえば イアン・マッケイ! なんで今日(9/13)にこんなとこでライブするんだよ!
9/13 (火) 東京:東墨田八広ハウス ◎ 開場 18:00 / 開演 19:00 / 前売:\1,000 共演:Z / ※要メール予約(grok21@hotmail.com)
しかも1000円て! もっと早く教えてくれたまえ!キミィ! 今日は行けないんだよ・・・orz
|
2005年09月12日(月)
|
|