日々の状況。
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貴方が私から 離れてしまったのだと知った
最初に突き放したのは 私の方なのだから それは喜んでも良い事なのかもしれないのに
なんだか酷く 気分が悪くなってしまった
傲慢な私は 突き放した後でさえ 貴方が私のものだと そう思い込んでしまってたのかもしれないわ
貴方はとても頭が良いの 物事をよく理解してるし 色んな事をそつなくこなすわ ただ 貴方は賢いけれど 言葉が足りないの 私は貴方なように賢くないから すべてを言葉にしてもらえなくちゃ ちゃんとは理解できないわ
足りない言葉をキスで誤魔化すのはもう止めて
貴方が歌った 永遠の愛を誓うラブソング 歌うたびに向けられた 優しく熱い眼差しに 私はとうとう 目をそらしてしまった
街角に流れる歌 ふと気付けば 貴方が好んだ 永遠の愛を誓うラブソング 貴方を思い出し 受け留められなかった私は 貴方に届かない許しを乞うた
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