過失軽薄日記
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管理人は現在杭州にいますが、どこにいようとうすらオタク気味です。 2008年頭に帰国予定。大陸に至った経緯は2006年3月22日あたりをご覧ください。

文中でリンクされている箇所は別窓で開きます。

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2006年10月04日(水)/私の中の武将。

私は、ネットに数多ある○○占いとかそういう類のものが結構好きです。
己にすらよくわからぬ己というものについて、ちょっとボタンを押しただけでたちどころに解説してくれるとは何と親切なことだろう。実情に即しているかそうでないかはあまり問題ではなく、たまには無理やり「お前はこうだ」と決め付けられてみたいのです。いい大人が何を言っておるのか。

さて、こんなものを発見したので、さっそく自らを解析。
戦国武将解析

ヤケッパチックの46%は森蘭丸で出来ています
ヤケッパチックの37%は雑賀孫市で出来ています
ヤケッパチックの9%は森蘭丸で出来ています
ヤケッパチックの6%は織田信長で出来ています
ヤケッパチックの2%は伊達成実で出来ています

なんだか森蘭丸成分が重複していますが、足せということなのか。
森蘭丸46%+森蘭丸9%で森蘭丸が55%。(くどい)
というか違う。違うんです。私そういう感じじゃないですよ。
いったい森蘭丸をどういう人だと思っているのかという反応ですみません。でも違うんです。先ほど決め付けられてみたいとかぬかしていたくせに往生際が悪いですか。しかし。

やはり納得いかぬので本名でも解析。

(ヤケパチ本名)の73%は片倉景綱で出来ています
(ヤケパチ本名)の13%は服部半蔵で出来ています
(ヤケパチ本名)の7%は明智光秀で出来ています
(ヤケパチ本名)の4%は織田信長で出来ています
(ヤケパチ本名)の3%は片倉景綱で出来ています

いずれにせよわずかに織田信長が含まれています。鳴かぬなら殺してしまえ的な私もいる?そうなのだろうか…。またも重複成分があるので足したところ、片倉景綱が76%もあります。多いですね。実は戦国武将のことをあまり詳しく知らぬので軽く探索したところ、片倉景綱は伊達政宗の右目を抉り出した武将のようです。いやそれだけではないが。
参考:伊達の三傑

ついでに、現在私やハリーさんの間で静かどころではなく騒々しいブームとなっている魔人探偵氏を解析。

脳噛ネウロの71%は片倉景綱で出来ています
脳噛ネウロの21%は服部半蔵で出来ています
脳噛ネウロの4%は織田信長で出来ています
脳噛ネウロの4%は猿飛佐助で出来ています

どうも私本名の分析結果と重複部分が多いのが少々複雑です。名誉なことだと思った方がいいのだろうか。彼には有り私には無い猿飛佐助成分が凡人と魔人を分かつ鍵なのか。それとも、彼には無く私には有る明智光秀成分が何かの秘密を握るのか。人間と微生物も遺伝子の99%までは同じ組成だといいますし、これだけ違えば住む次元すら異なってしまうのかもしれませんね。いったい何の話をしているのやら。

それにしても、成分解析もいろいろあるようですが、それが人名だとちょっと異様な感じですね。歴史上の人物だったらまだいいのです。これが、今現在生きている人間が成分として含まれていたとしたらどうでしょう。あなたの50%はビル・ゲイツで出来ています。とか言われたら。え?俺の半分はビルで出来ている?俺があいつであいつが俺で?
あるいは、もしあなたが100人の村だったら50人はビル・ゲイツです。とか言われたらいよいよおかしな感じに。え?俺が100人いるけど50人はビルゲイツ?
これ以上考えると目が回りそうなのでやめます。

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2006年10月03日(火)/思い出したように。

なにやら、前回ポリゴン4様がかわいらしかったことやヘルムートの白さについて書き散らしたまま間が開いてしまいましたが元気に生きています。

中国は現在国慶節休暇中で、皆こぞってあちこちにでかけるようです。杭州の西湖付近にもすげえ沢山人が訪れている感じですが、中国で「人が多い」というのは日本のそれとはレベルが違うため、恐ろしいので私はあまり外出していません。それはいつもですが。近頃は中秋節を控えていることもあり、スーパーは月餅だらけです。

いろいろ適当。

という感じで文章と全然関係ない落書きをのせつつ生存報告でした。

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2006年09月06日(水)/怠惰な夏季休暇。

夏休みにいったん帰国しましたが、また中国にやってきています。
大胆な交通。必要以上に気ままな人々。これですよ(何が)。

それにしても、自分の実家のほうがいろいろと環境が整っているというのに、なぜ更新の一つもしなかったのかと自分でも思います。本当に不思議です。時間はすごく沢山あったのはずなのに。そして、夏休み前に帰国してやりたいことを書き連ねましたが、あまり達成できていない気が。

・ポッター6は読みました。次で最終巻なんですねえ。どうなるんだマルフォイ…!

・なぜか大神を始めてしまい、夏休み前半はそればかりやっていました。面白かったです。多分今年の自分内ゲームランキングで1番になるでしょう。筆画風の美しい画面もさることながら、この世界に住むキャラの隅々にまで作り手の愛情が込められているのが感じられて実に活き活きしていました。サイトも凝っていて良い。お勧めです。イッスンやサマイクルが好きです。ツヅラオもわりと好き。

・FF12も入手したのですが、大神でいっぱいいっぱいになってしまったので、オープニングムービーを見ただけです。

・ラプソは結局クリアできずじまい。

・幻水4で久々に船上をうろうろしてみました。船内を巡回するだけでもなんかもう満足してしまうなあ。この船に住みたい。たまにモルド島とかでぼんやりしたい。ポリゴンの皆が自分の記憶よりかわいらしかったので、いろんな人をじろじろ見ました。4様はなんか日焼けしていますね。かわいい。ヘルムートの白さにいまさら驚く。あんなに真っ白だったっけ…?というかあのように白い人が、日差しが強そうな群島諸国海上で一日中甲板に佇んだりしたら大変なことになるのではないかと余計な事ながら心配になる。そばかすだらけになるよ。しかし、彼は声をかけても「……」とか言うだけ(コルトンが牢屋にいるデータだから)なのでどうすることもできない。あと、スノウもわりと白い子なのに彼の居場所も甲板上なので心配だけど、まあいいか。そばかすくらいで4様とスノウの友情は壊れたりしないだろう。

・この暑いのになぜか風邪を引いてしまい、夏の有明に行けませんでした。幻水やネウロの本が欲しかった…。これがこの夏一番の無念。冬は祭りの時期に帰国できないんですよ。くそう。

・ハリーさんが魔人探偵によって頭をおかしくしており愉快ながらも一瞬戸惑う。しかし、そもそも種をまいたのは自分だったので、一緒に可能な限りおかしくなってみようと決意。もともとおかしいですが。

そして頭がおかしいまま大陸にやってきました。さあ、海を越えて届け、私のおかしい想い…!

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2006年06月07日(水)/地果て海尽きるまで全員蒼き狼。

すいません、昨日の記事がうすら熱くて気味が悪いですね。なのにまだなにか言うことがある模様。

「蒼き狼」の映像化といえば、昔のテレビドラマらしきものがあります。かつて喜び勇んで視聴したことがありますが、ある意味では衝撃的な内容であったため、それが申し訳ないながら私のちょっとしたトラウマとなっており、どうも今回の映画化に際しても懸念事項があります。
何が衝撃的であったかは詳しくはこの近辺をお読みください

率直に申し上げると、辮髪の存在が認められているか?というのが目下の心配事です。心配というか……うん…なんか駄目な気がしてきた…。
せいぜいこんな感じの確立でしょうか?

反町氏扮するチンギス・ハーンが辮髪の可能性 2%
ハーン以外の重要人物が辮髪の可能性     5%
その他モブが辮髪である可能性        30%

日蒙合作らしいので、その他モブの辮髪確立はもう少し多いかも。万一ハーンが辮髪だったらそれだけでも私はこの作品を倦むことなく賞賛する心積もりがあります。

私がまだ見ぬ作品のことをいくら思い煩ってもどうしようもないのですが、できれば公開時には良い感じにヒットして、作品をきっかけにして蒙古好きが増えればいいと思います。関連書籍などもガンガン出版されればいいと思います。そして界隈(何の?)に空前のブームが起こって、サイトとかサークルとかジャンル(何の?)とかいろいろできるといいと思います。さらに、ブームが昂じてうっかり蒙古無双が出たはいいが、蒙古キャラは全員最初から騎乗の上武器はみな弓でありゲームとしてのあり方を問われるような事態になっていたらいいと思います。


関連書籍:

蒼き狼
地果て海尽きるまで―小説チンギス汗〈上〉
地果て海尽きるまで―小説チンギス汗〈下〉


蒙古に興味が出てきたら↓こんな本もお勧め。
モンゴル秘史―チンギス・カン物語 (1) 東洋文庫 (163)
モンゴル秘史 2―チンギス・カン物語 (2) 東洋文庫 209
モンゴル秘史 3―チンギス・カン物語 (3) 東洋文庫 294

元朝秘史を訳したものです。著者村上氏の気合の入った豊富な注釈を見ているだけでも楽しいです。来年の映画にかかわりがありそうなのは1巻〜2巻あたりでしょうか? どうも現在2巻だけ品切れのようですが…。ちょっとした興味で入手するには少々高価な書物なので図書館などでご覧になるのも良いかと思います。


おまけの落書き。
いろいろインチキですがご容赦を。
蒙古っぽい人。

帽子の下はむろん辮髪。

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2006年06月06日(火)/地果て海尽きるまで蒼き狼。

チンギス・ハーンが映画になるそうですね。
本日は、私も遅まきながらちょっと反応してみます。

とにかく蒙古の映画が作られること自体がすごく嬉しいですし、楽しみでもあります。今のところ、衣装と戦シーンと朝青龍には期待しています。
しかしながら、ヘタレといえども一介の蒙古好きとしては、気になる点があるのも事実です。現時点で発表された情報を見るに、以下のような感じなのでしょうか。

いろいろ探った結果どうもよくわからぬのですが、井上靖著「蒼き狼」と森村誠一著の「地果て海尽きるまで」の両方を原作としているのでしょうか? タイトルから察するにそう見えます。
恥ずかしながら私は「地果て海尽きるまで」は未読なのですが、「蒼き狼」に限って言えば、やはり小説としての脚色がある作品でしたし、「地果て海尽きるまで」も森村氏なりの脚色があると思います。したがって、両作品にはかなり内容(特に人物造形)に違いがありそうなのですが、果たしてどうやって混ぜるのでしょう。

さらに、発表されているキャストは、成吉思汗、ホエルン、ボルテ、クラン、ジュチ、ジャムカあたり。「人間愛」といったコメント。ホエルン視点で話が展開。
これらの情報から推察するに、どうも私が「蒼き狼」で特に感銘を受けている部分とは違った切り口で展開する気配が濃厚なので、私の身勝手ながらちょっと残念な気も。ですが、原作はもう一つあることですし、あまり思い詰めずに、いかなる料理のされ方をするかに興味を持っておこうと思います。とりあえず、いろいろ思い巡らすにしても森村氏の著作を読んでからにしたほうが良さそうです。実家にあるので、帰国したら読むつもりです。

ここで、登場が確定している人物以外に私が登場して欲しいと思っている人物と、実際に登場しそうな可能性を列挙してみます。名前表記は「蒼き狼」に従いました。

アムバカイ汗      無理。
エスガイ        出そう。
カサル         ホエルン視点なら弟は出るだろう。
ベクテル&ベルグタイ  厳しいが、話の展開によってはあるいは。
チャプタイ       子は出るだろう。
エゲデイ        子は出るだろう。
ツルイ         子は出るだろう。
トオリル・カン     ジャムカが出るなら頑張れば多分出る。
チャラカ老人      出そうな気がする。いややはり無理か。
ムンリク        出そう。
ボオルチュ       たぶん大丈夫なのではないか。
ジェルメ        出て欲しい。
ジェベ         すごく出て欲しいが厳しいかも。
スブタイ        すごく出て欲しいが厳しいかも。
クビライ(狗)     無理っぽい。
ムカリ         ものすごく出て欲しいが厳しそう。
ボロクル        出て欲しいが無理かなあ。
シギ・クトク      蒼き狼版の彼は好きだけど無理。
ソルカン・シラ     いけるような厳しいような。
チンベ         厳しい。
チラウン        厳しい。
ジュルチェデイ     無理。
クイルダル       無理。
ガイル・ハーン     無理ではないか。
ジェラル・ウッディン  おそらく無理だ。かっこいいのに。
耶律楚材        無理っぽいけど出るかも。
長春真人        無理っぽいけど出たりして。
クビライ(孫)     無理。
フラグ         無理。

何か書いていて一抹の寂寥感が。何十年という長大なスケールの話を数時間にまとめるので仕方ないことはわかっているのですが。
ああ。この予感が少しでも外れますように。
そして、草原の如く拡がり、海の如く布陣し、鑿の如く烈しく戦うモンゴルの兵が見られますように。
ウルウト族とモンクト族がケレイトの衆を食い散らかす様や、緋色と黒の旗が胸のすくような進退の妙を見せるのを見られますように。
風の吹き荒れる居庸関でのジェベと成吉思汗の語らいと二人の笑い声が風に奪われて消え去る様が見られますように。

結局すでに思い詰めている模様。

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ヤケパチ |電信家頁

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