過失軽薄日記
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管理人は現在杭州にいますが、どこにいようとうすらオタク気味です。 2008年頭に帰国予定。大陸に至った経緯は2006年3月22日あたりをご覧ください。

文中でリンクされている箇所は別窓で開きます。

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2004年12月14日(火)/忙しくても不善を為す人は寧ろ大丈夫(だいじょうふ)です。

いつのまにか師走も半ばになっていますね。一年が驚くほどあっという間なので唖然とします。こんなに時の経つのが早いと、ぼんやりしているうちに気づいたらすでに寿命だったりしそうな気がしますよ。ひどい人生だ。たまには覚醒してみたらどうか。

さて、今年は大規模災害が相次いで大変な年でしたね。特に新潟の地震は、東海地方に住む人間にとっては他人事ではないので衝撃を受けました。私は家を補強したばかりなんですけど、あれだけ立て続けに揺れたらどうしようもないような気がするので、逆になんかすっきり覚悟が決まりました。有形のものはどうせ壊れるのでしょうがないですね。そして、とりあえず義捐金を納めたりしましたよ。
一方で、私にしては比較的色々とやって(自宅補強等)、自分にとってはわりと充実気味な年だったのですが、この日記やサイト上にサッパリ反映していないので、どんどん自サイトの各種内容が古びてきています。何やらすっかり遺跡のような佇まいになってきましたよ。かくなるうえは、本当に遺跡の如く、訪れる人がなくなってもそこに在り続けたい所存です。たまに誰かが発掘して下さると幸い。掘ってもガラクタばかりですが。また、何かの拍子で盛んに活動してガラクタが上乗せされることもあるでしょう。まあ、今年は間違いなく遺跡期でしたなあ。

本当は、私も立派な小人の端くれとして、閑居してサイトなどで不善を為しまくりたいのですが、肝心の閑居がなかなか出来そうもないので困っています。今の時勢で閑居するのとしないのとどちらが幸いかはよくわかりませんが。ああ閑居したい。

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2004年09月30日(木)/それなりに人事を尽くして天命をあてにする。

現在、自宅の耐震工事を行っています。
春頃に家の耐震診断をやってもらったところ、「大地震が起こったら大倒壊しそう☆ なんとかしようね☆」とか診断されてしまったので、ここはひとつ多少は備えておこうと思い立ち、なりゆきまかせな感じで耐震工事をお願いしていたのです。まあそれなりに費用はかかりましたが。
それで現在モリモリ修築中というわけですが、いざ工事が始まってみたら、壁はこわすわ、床ははがすわ、コンクリは流し込むわでえらいことになりました。すげえ。作業は平日の日中行われているので、私が仕事から帰ってくるたびに、床がなくなっていたり、床が復活していたり、壁が増えてたりするので愉快です。自分の家のことですが私は見ているだけです。なのにみるみる強まっていく我が家。大工の人らは偉大ですね。
工事が終わったあとは、本雪崩で圧死しないような対策を講じればひとまず地震対策は及第でしょうか。こちらは自力でやらないとなりません。

ところで、大地震の時には崖くずれにも注意しないといけないそうですね。注意と言われても、地面が崩れたらどうしようもないという気がしますが。私の家はというと、ちょっと地面が高くなった崖にほど近い場所にあり、ベランダからの眺望はなかなかのものです。いやあ富士山もよく見える。……。結局は運を天に任せるしかないということでしょうか。

そんなこんなで、幻水4で本拠地生活を満喫しはじめてから、早くも一ヶ月くらい経っています。まだクリアしていません。どうも釣りに興じているうち一日が終わってしまうので困っています。もう少し身辺が落ち着いてから、運を天に任せつつクリアしたいです。

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2004年09月20日(月)/戦慄!英国産女子バスの怪

本日、9月20日はバスの日だそうです。普段私が利用しているバスにもこれと似たような張り紙がしてあり、かわいらしそうなバス状のキャラクターでもって、来るべきバスの日の存在をアピールしていました。画像では字がつぶれてしまっていますが、左から、スーザン、サミー、コリンだそうです。なるほどねえ。…。

ていうか、どうなのですかこれは。
まず特筆すべきは、サミー(中央)です。顔こそ笑顔の呈をなしていますが、その目にはおよそ人間らしい感情が感じられず、ただうつろに無機質に見開かれており、見るものに底知れぬ戦慄を味あわせます。両目の微妙な離れ具合が怖さを助長しています。というか、バスだから人間らしい感情を求めるのはどだい無理な注文なのか? こいつは人を撥ねるときもこんな笑顔なのか…?(撥ねません)
スーザン(左)もなかなかのものです。ピンクのボディーカラーといい、けばけばしい化粧(?)といい、バスにあるまじき驕慢さが感じられ、また彼女と意思の疎通をはかるのは相当難しそうでもあり、じっと見ていると気が遠くなってきます。彼ら三台の中ではコリン(右)がまだまともそうでしょうか。表情らしきものも垣間見られ、一応言葉は通じそうなので少しは希望が湧いてきます。あまり性格は良くなさそうですが。よく見ると葉っぱをくわえたりしていますね。番長?
そんなバスたちのポスターなわけですが、果たして、これを見て「バスっていいね、たのしいね。」と素直に受け止め同調できるでしょうか。私には無理です。普通のバスが好きなのでかまわないで欲しいです。今乗ってるバスの本性がこんなふうだったらと思うと、出勤途中ならすぐさまバスを降りて帰宅したくなり、帰宅途中でもすぐさまバスを降りて一刻も早く帰宅したくなります。どちらにせよ帰宅したくなります。それはいつものことでは?

さらに調査を進めてみたら、このバスたちはテレビ放映もされているイギリス発祥の人気(?)シリーズだったのですね。ビジーバスというそうです。
もしかして私が知らないだけでわりと有名なのでしょうか? 国産でないなら、多少の感性の違いは仕方ないのかもしれません。しかも、元来は3Dキャラだったのか。ほのぼのとしてなおかつ禍々しいあの「バスの日」ポスターは元キャラを無理やり2D化したゆえあのような有様に? ということを頑張って差し引いてみてもやはり私の理解の範疇を超えることに変わりはない。3Dだったところで結局怖いよ。「なかまたち」頁を拝見するに、サミーはまだましでしたが、スーザンと、ステファニーとやらが特に恐ろしいよ。よりによって女子キャラばかりがレッドゾーンです。スーザンなんて年頃の女の子らしいですよ。ひどいな。イギリスの人はこういう女子でいいのですか? ホグワーツの皆さん(英国つながり)はどう思いますか? 日本の皆もこれでいいですか? せめて眼鏡っコとか…いやそれ以前の問題か? そもそも女子以前の問題ではないか…?

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2004年08月28日(土)/発ったはいいが戻れない。/幻想水滸伝4(ネタばれ注意)

////////////↓↓ネタばれ注意↓↓//////////////



現在、本拠地が娯楽施設充実の大型船である幻水4で楽しく航海しているわけですが、何だかいつまでたっても船の操作が上達せず、特に着岸のたびに非常な努力を要するのをどうしたものでしょうか。

まだ主人公がガイエン海軍にいた頃、初めて海に繰り出して隣の島に行こうとしたときなどは悲惨なものでした。喜び勇んで海上に繰り出したのはいいが、船の操作方法がよくわからず、我が意に反した方向に進んでいくのをどうすることもできません。戸惑う暇も無く敵が襲ってくるので、その度に自分がどちらを向いていたのかよくわからなくなり不安になったところを、さらに敵が襲ってきます。以前のシリーズからそうでしたが、敵エンカウント率が高いです。

海の厳しさにすっかり怖気づき、海上でのふるまいにも慣れていないことであるし、とりあえず街に引き返して態勢を立て直そうと自分が先ほど出発した島に接触し上陸を試みるも、どうしたわけか、斥力が働いているかのようにみるみる船の進路がそれていくではありませんか。後に、着岸する際には陸地に対して大回りに進路をとれば良いらしいと気づきましたが、そんなことを知る由も無いその時の私は、最早どうしても出発地点に船を戻すことができません。そして敵が襲ってきます。仕方なく目的地へ向かうことにします。強制背水の陣…?退路を絶って士気を上げ、任務をやりおおせようという作戦なのか?(違う)つうか背後に水どころか全方向に水です。さすが海。その広大さを実感しながらももう泣きそう。ゲーム開始直後にこんなに必死になる局面があるなど誰が予想しただろう。
それでも、そんな初心者の事情を斟酌することなく、仕様通り(多分)に容赦なく敵がエンカウントしては、私の方向感覚を狂わせ、落ち着きを失わせ、根気を削っていくので、何度も心が折れそうになりました。あの狭いラズリル〜ミドルポート間の海域を、着岸できないばっかりにおそらく一時間以上は彷徨ったでしょうか。ようやくミドルポートに上陸した時は、メンバーのレベルがものすごく上がっていました。いったいどれだけの敵を葬ったものなのか。おそらく彼らの乗ってきた船は敵の屍で満たされ酸鼻を極める有様であったことでしょう。

私の初航海の思い出はこんな感じです。海の恐ろしさや厳しさを叩き込まれました。今では、さすがに頑張れば着岸できるようになりましたが、どうも船を陸地に近づけすぎては妙な方向に回転させてしまい、そこを敵に付け狙われる毎日です。平素から敵遭遇率の高い幻水4の海ですが、どうも方向転換時に敵の襲撃を受けやすいように思います。気のせいでしょうか。



////////////↑↑ネタばれ注意↑↑//////////////

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2004年08月27日(金)/寄り道航海術。

日記の記述が自分のゲーム進行に追いついていないので、ネコボルトのことしか関心が無いように見える異様な幻水4記録となっており恐縮です。なんだか気づかぬうちに結構話が進んでしまったようなので、しばらくのんびり仲間集めや交易や懺悔室訪問や栽培部屋に精を出すことにしています。いったん本拠地内巡回を始めてしまうと、どうも本拠地暮らしのほうが楽しくなってしまい、ゲーム進行が二の次になってしまうので、クリアは当分先のことになりそうです。娯楽施設が充実しすぎな本拠地。幸せだ…。このままずっと航海を続けたいものです。

突然ですが私信です。

私信1:ハリーさん
良い録画をなさいましたな。武術ビデオ是非見せて下さい。達人の美しい動きは非常に見応えがあるのに、わが国ではなかなか目にする機会がないのは残念なことです。
武術返しといっては何ですが、こちらは、最近このようなものを入手しました。全42話もあるので、すべてにおつきあいいただこうとは思いませんが、ちょっと相当愉快なことになっているので、とりあえず1、2話程度ご覧頂きたいのです。のっけから素敵なオヤジがぐるぐる回転したり、ワイヤーで宙を舞ったり、地中を奔った挙句敵を蹴散らしたり、酒屋のオヤジが実は相当な使い手だったり、人の話を聞かないで勝手に怒った挙句室内で戦闘を始め、器物を破損しまくっています。最初の1話2話くらいでそれだけやらかしているのに、42話も費やしたら被害総額はどれほどのものになるのか。そんな国民的人気ドラマです。とにかく無意味なまでに激しいです。心が洗われます。もうどうしたらいいかわからないです。

私信2:鈴木さん
いや、私も、ただ覆われてさえいればいいというわけではないのですよ(言い訳がましい)。黒侠で李の顔上半分が変なマスクで覆われていた時には、いくらなんでもこの覆い方は粋じゃないと思ったものでした。このように、覆われている箇所、覆っている物によって自分の気持ちが大きく左右されてしまうので、覆われ萌え者として私はまだまだ未熟なのかもしれません。ヴィゴ氏においても、適切な箇所が素敵な物で覆われていることを期待します。アラブ風の覆われぶりだというので心配はないと思いますが。
さて、上記で紹介した破天荒痛快大陸ドラマを、鈴木さんにも是非見ていただきたいです。私はまず、今月発売の前半5枚セットを入手したわけですが、現在DVD表面のピクチャーを飾るキャラ内訳は、若者1:オヤジ4であり、5枚並べるとすごいことになります。オヤジまみれ。内容はといえば、オヤジたちが軽はずみな行動をしたばっかりに大混乱まみれ。実に愉快です。失った大切なものを取り戻せそうです。あったものが失われそうでもあります。私も混乱しています。

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ヤケパチ |電信家頁

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