過失軽薄日記
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管理人は現在杭州にいますが、どこにいようとうすらオタク気味です。 2008年頭に帰国予定。大陸に至った経緯は2006年3月22日あたりをご覧ください。

文中でリンクされている箇所は別窓で開きます。

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2003年01月25日(土)/馬が!馬が!/真・三國無双3

弟 「出るね!真・三國無双3!」
私 「おう!出るね!周泰!」
弟 「おう!今まで何故出てなかったのかって感じだったからね!」
私 「ついに登場って感じだね!」
(うなずきあう我々)
私「で、曹仁なんだけど…。他にいなかったんだろうか」
弟「うーん…」
私「曹丕なんて、妻の甄姫は出てるのに自分は汎用キャラのままなんだが…」
弟「うーん…」
私「あと…月英ね……」
弟「…うん」
私「黄月英だが…」
弟「…うん……」
私「……」

というわけで、我々兄弟も真・三國無双3がもうすぐ発売されてしまうので大はしゃぎであります。周泰が驚くほど渋くてカッコ良さそうなのでわりとそれだけで満足です。これで、2の太史慈の如く渋い声がもらえていれば最高です。何か呂蒙よりかっこいい感じなので微妙に不思議なんですが。
蜀の新キャラは、開発サイドの人々がユーザーのツッコミ覚悟で、これまで女子がいなかった蜀陣営に女子を足すべく、月英にしたらしいですねえ。私もさんざん蜀の女子不足について失礼なことを書いた記憶がありますが、というか、真・無双2における蜀とはどんな国かと問われたら、「女子がいない国」と答えかねませんが(言い過ぎ)、やはり蜀ファンのユーザーの皆さんからも、蜀にも女子をというリクエストが殺到したりしたのでしょうか?

蜀の従来の皆さんの姿も明らかになりましたので、真っ先に馬超さんがどうなっておるのか見に行きました。これでは馬超が大好きみたいですが、今回どんな見かけになっているのやら私が大層心配している他のいろいろな人々の様子はまだ発表されていないので選択の余地がなかったというか(言い訳がましい)。それはさておき、今回のあの人は何だか微妙に野生味が増している? ていうか、良く見るとアゴが割 れ て い る…? 何もアゴが割れる方にデザインを改めなくても。おおお。2での見た目が優遇されすぎていたということでしょうか?

さらに、ああ!ああ!(瀬田訳レゴラス風詠嘆)
なんか小首をかしげ気味であり微妙にかわいらしい…? じゃなくて、これはいったいどうしたことなんでしょうか? 失礼ながら正視いたしかねたので思わず目をそらしてしまいましたよ。「名乗り」というものを行ったときにとる動きだそうですが、これで「マイネームイズ馬超」とか名乗ったらそりゃあ頭が悪いですよ? 英語? たしかにあまり賢い子ではないかもしれませんが。子?
ところで、他の人はけっこう様になる名乗り方をしているようです。 だのに馬超は。オオオオ。いや、動きの最初から最後までをすべて見たわけではないので落胆するには早いのですが。写真を撮るときに、うっかり間の悪い時にシャッターが切られてしまい、目を閉じた状態であったとか、妙な顔の瞬間が具合悪く写ってしまったとか、それと同様のことかもしれんのだから。不運にも具合悪くアゴが割れた瞬間が写ってしまったのかもしれんのだから(何が何やら)。つまり、今回の彼を総括するならば不遇ということになるのでしょうか。それは前々からわりとそうだったような。

とかいろいろ言っていたら、魏の人々の様子も発表されたようですねえ。心配なので早速確認しにいかなくては。

その他の参考画像

幼平(字)
曹仁
孔明の妻

真・三國無双3公式サイト

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2003年01月24日(金)/さわやかさときびしさが同居する。/ティアリングサーガ

先週末から気合の入った風邪を引いてしまい、鼻水や咳や発熱の応酬で、自分の腹が減ってるのかそうでないのか、暑いのか寒いのか、死んでいるのか生きているのかもよくわからなくなりました。危険。しかし、例によって仕事の納期が差し迫りつつあるので休むに休めず、常に朦朧とした状態で、通勤する途中、電車の吊り広告に、「アジの干物5枚プレゼント」と書いてあるのを、「アジアの干物」と読んでしまい、さらに悪いことに、「ずいぶんな物を干すものだなあ」などと、なんだか普通に受け流そうとしてしまったり、駅に「ON泉(おんせん)」「OFF呂(おふろ)」と並べて貼ってあった広告ポスターを、むしょうに面白く感じたりと、さんざんなイリュージョンに満ちた日々でした。いや、「OFF呂」は、回復してきた今でもちょっと面白いような気がするんだが…。呂って言われてもなあ。私の脳が生まれつきせっぱつまっているだけなのか。

それはさておき、たくさんの若者が、乏しい軍資金でさわやかにがんばって戦ってゆくハラペコファンタジー(濡れ衣)、ティアリングサーガの現在の状況ですが、最初からやり直すことにしました。ついに隊員の中から餓死者が…というわけでは無論ありませんが、うっかり攻略本を入手したところ、どうも相当な重要キャラを仲間にしそびれていたことが判明したのと、まだこのゲームの仕組みがよくわかっていないころ、調子に乗って資金を無駄遣いしていたのがたたって、何だかにっちもさっちもいかなくなってきたのが理由です。金欠が理由でゲームをやり直すなんて初めてですよ。今度は、後で困ることのないように、常に細心の注意を払って極力無駄遣いを抑え、民家などから、もらえるアイテムはすべて回収し、敵は必ずすべて殲滅(中には、倒すとアイテムが手に入る者がいるため)という徹底した方針を貫いてゆくつもりです。厳しい戦いだ。買い食い禁止。おかわり禁止。軍規違反者は厳罰に処す。逃亡兵は死罪。気分は修羅。
なんか、ここで私が話題にすればするほど、ティアサガの実像とどんどんかけ離れていっているような気が。

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2003年01月09日(木)/オヤジは大切に。/ティアリングサーガ

爽やかな色合いの若者だらけの陣営でありながら、絶賛貧窮中で薄い刃の上をわたるような旅を続ける我がリュナン軍であります。若いからこそ貧乏なのか? いいや。戦っても戦利品がもらえないからだよ。むしろ戦をするにつれ武器やアイテムの備蓄が削られてゆく一方なのに補給は出来ないからだよ。さながら爪に火を灯すような日々だよ。みんなちゃんとご飯を食べることができているだろうか。若いから男子なんて腹が空いてしょうがないだろうに…。この過酷な腹ペコ体験もいつか彼らの中で良い思い出に変わる日が来るのだろうか…。などと貧乏に苦しみながらもけっこう楽しくなってまいりました。いささか私の想像力がたくましすぎるきらいがありますが。誰がリュナン軍を腹ペコだと。いや真面目に面白いですティアサガ。

若さと腹ペコには事欠かぬリュナン軍ですが、その反面オヤジ分野については少々寂しげなのが残念です。序盤でまだ登場キャラが少ないということもありますが、やはり決定的なオヤジ不足は否めません。まあ、決してオヤジが皆無というわけではなく、リュナン公子のお目付役というか、軍師的役割だと思しきオイゲンというオヤジがいるのですが、これがずいぶんなオヤジなのですよ。まず彼の策は不発に終わるどころか暴発します。「何故か城門が開いているし誰もいないので兵を配置した」とか自信満々であからさまな敵の罠にはまって、えらいことになったりするのでどうしたらいいのやら。これまでに彼が余計なことをしたおかげで皆が窮地に立たされた例が60%は下らないと思われます。誰ですか、この軍の布陣決定権をオイゲンに与えたのは。リュナン公子か。そうはいっても、ここまでうかつだと憎めないどころか、例によって大好きになってくるので、私の琴線もまったく不思議な組成をしているものです。

とにかく、失策を景気良く連発していながらも、誰からも不満が上がる様子もなくオイゲンが軍師的な地位に留まっていることが容認されているというのは、よほどリュナン軍の人間がお人好しの集団であるか、何も考えていないか、オイゲンがあれでなかなかの人徳者であるかのいずれかまたはすべてであると思います。これが曹操軍なら解雇か、下手をすると斬首ではあるまいか。なにはともあれ、リュナン軍の若々しい顔ぶれに少ないながらもオヤジが混ざっているとあれば、いかにそれがオイゲンであろうと、依然その貴重度は計り知れないので、くれぐれも珍重して共に歩んでゆこうと思います。しかしながら人事については、リュナン公子ももう少しよくお考えになった方が良いと申し上げたい。

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2003年01月08日(水)/いっそ屯田したい。/ティアリングサーガ

ティアサガは、なにしろシミュレーションRPGなので、どこぞの大陸やら島のあちらこちらで戦を繰り広げる形で話が展開してゆきます。そして当作品では、典型的国産ファンタジー出身とでも表現したいような、色合いもデザインもライトなキャラを率いて出陣であります。最近はもっぱらヒゲや筋肉ばかりが豊富な三国時代の武将にばかり慣れ親しんでいる私なので、たまにはこういったサワヤカゲームキャラに触れるもまた新鮮で趣き深いことよ、軍内平均年齢のなんとも若きことよ、こんなに若者ばかりで果たして軍の統制はとれているのであろうか? などと始めのうちこそ余裕で戦に臨んでいたのですが……どうも、戦っても戦っても軍資金がほとんど得られず、みるみるうちに赤貧洗うが如しの我が軍勢となってしまいましたよ。敵はどんどん強くなるのに、こっちは武器やアイテムが買えやしないYO!

ここで状況をまとめますと、主人公の一人である(このゲームに主人公は二人います)リュナン公子が、自国が敵に攻められてほぼ潰滅の危機に瀕している中、自ら軍を指揮してどうにか持ちこたえていたものの耐えきれず、結局国を脱出して、反撃のための兵力を友好国に借りに来るというのが、話の発端です。しかし、その友好国も統治者が行方不明で侫臣が跋扈しているという混乱した状態であるため、リュナン公子は、その混乱を収める代わりに兵を借りることを確約するという、御歳わずか十七とも思えぬ大胆というか博打的な戦略でもって、まずは友好国の内乱を収攬すべく戦っているというのが序盤の展開のようです。
しかし、結局は、拠点を持たぬ放浪の軍が転戦を重ねているといった状況なので、それを考えると現況の軍資金不足も当然の道理ではあると言えますが、何だか妙なところが随分とリアルなゲームですねえ。資金のやりくりにこんなに悩むゲームはあまりないような気がします。なんか劉備軍になった気分というか、ちょっとした孔明気分が味わえる気が。自分の領土じゃないから、徴発も屯田も出来ないですしねえ。薬も武器も不足しており、なによりも明日の戦争よりまず今日の兵糧が大問題というか。食料が無いならもう馬やペガサス(このへんがファンタジー)を殺して食うしか。しかし騎兵がいないと戦力が。とかそういう気分に。戦争って大変だなあ。あんなにライトなデザインの陣営なのに現実って厳しいなあ。いや、兵糧の概念はこのゲームにはありませんが。ファンタジーですよ。
とりあえず、ファンタジーシミュレーションRPGの話題でありながら、なぜか劉備軍の名誉毀損っぽい発言に及んでしまう自分の思考回路に乾杯です。劉備、孔明および蜀ファンの皆さんすみません。

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2003年01月07日(火)/衝動的に戦の地に降り立った。/ティアリングサーガ

中古ゲーム屋に行ったら、鈴木央氏推奨というか、ライザーがオススメだと言っていたティアリングサーガがあったので、なんとなく入手してやってみています。
ティアリングサーガはファンタジーシミュレーションRPGである、というところまではまあいいとして、私はファイアーエムブレムシリーズ(以下FE)をちゃんとやったことがないのでよく知らないのですが、画面の印象やキャラの色合い等FEとの酷似が顕著であり、素人目にも危険レベルに達しているのではないかとの余計な心配をしてしまいます。任天堂に訴訟を起こされたとかいういわくつきのゲームの面目躍如といったところでしょうか。どういう面目ですか。なんだかゲーム屋でも「FEシリーズが好きな人にオススメ」とか書かれていたり、さっそく攻略サイトを探ってみたら、FEシリーズ攻略と一緒に攻略コーナーがあるサイトばかりだったので、最早FE周辺の方々にはそういうものとしておおらかな認知がなされているのでしょうか。ちゃんと面白いゲームなら、まあ多少似ていても大目にみておくのも悪いことではありますまい。などと無粋な感慨を抱きながらのティアサガライフの始まりです。新年早々ろくでもないライフなので自分でもあきれますが、楽しいのでまあいいです。

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ヤケパチ |電信家頁

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