2002年10月01日(火)/すごく恐ろしい(脳が)。/Ultra Red(フライング気味) |
ついに来週から央先生の新連載「Ultra Red」が始まるため、ジャンプチェックにも熱が入ります。現在、予告から得られる情報しかないのですが、それでもいろいろなことを思ったりしました。
・主人公が、漢字二文字(皇閃)というシンプルな名ゆえ、 中国人かと思った。 ・いや、何しろ拳法という題材なので中国とも関わりが深い 話なのかも知れない。 ・しかも「不思議」とあり、そのように形容されるものが、 日本産の拳法ではいささか荷が重いような気がするので、 中国拳法の使い手であるとするのが妥当か。 ・ならば主人公は大陸帰りと見るのも一興であろう(一興って)。 ・いっそ、姓を訓読みさせているだけで、本当に中国人か。 ・ここで、今年が日中国交回復30周年ということを念頭に 置いておくのも無駄ではあるまい。(無駄です) ・ハッ! よもや、タイトルのRedとは、共産党の赤では…!? いやいくらなんでも。 ・セクシーコマンドー…? ・パーシバルとリーベルを足して2で割ったような人と、 アシュクロフトとアイスを足して2で割ったような人は、 主人公の仲間か否か。 ・2人は日本人か。 ・いっそ道場破りか。 ・バックの山は何か。主人公が会得した不思議な拳法の総本山?
などと散漫に考えているうち、こんな展開予想ができました。
・中国の不思議な山で不思議な拳法をさずかった主人公が、 不思議山拳法協会(勝手な組織作成)より、不思議さを世に 知らしめんとの命を受け日本の拳法界に殴り込みをかける。 ・効果に点描を用いた不思議拳法 ・常識を越えた不思議さを見せる皇式不思議拳法(すめらぎしき ふしぎけんぽう)(勝手な命名)に騒然とする日本拳法界。 ・パーシバルとリーベルを足して2で割った人は、皇氏が初めて 破りに行った拳法道場の娘。二人の間に芽生える淡い何か。 花と点描。 ・アシュクロフトとアイスを足して2で割った人は、 ああ見えて、多少不思議ではあるが(何が)いい人であり 初めは敵対していたがすぐに意気投合。 ・芽生える友情。舞い散る点描。 ・増えてゆく不思議仲間。 ・俺達で拳法界を変えるんだ!(不思議に) ・不思議山から刺客が…?! ・みんなの元気をオラにちょっとずつわけてくれ!(違) ・不思議さの限界に行き詰まり苦悩する主人公・皇。 ・そして宇宙へ…(さぞかし不思議なのであろう)。
ああああ、何かすごく面白いような気が…! ていうか、私は本当に鈴木央先生のファンなんでしょうか。好き勝手に想像するにも程がある。あと、あれだけの情報で宇宙に至るまで想像が及んでしまう自分の脳がすごすぎて恐ろしい。
---------------------------------------------------------------
2002年09月30日(月)/指輪イブ(不適切にロマンチックげなタイトル)。 |
そういえば、指輪映画のビデオレンタルがとっくに始まっていますが、なんかすべて貸し出されていそうな気配がするので、レンタルには及んでいません。 そして、私がビデオも借りずに仕事でよろよろしているうちに、いよいよ指輪DVDが出ますね。嗚呼…!待ったぜ!これで巻き戻し放題! 一時停止し放題!衣装の確認し放題! 特にアラゴルン。あと、レゴラスの背面と腕の内側(細かい)。 うっかり思い詰めて(衣装のことを?)CD屋で予約までしてしまい、その際、一日前くらいにはブツが入荷されている旨うかがったので、うまくすればフライング入手がかないそうです。せっかくなので次の日に年休を取りたいくらいですが(このうかれっぷり)、またしても仕事進行が無茶な有様なので、しかしそれは私のせいではないので、間を取って半休くらいに自粛しようかと。いや半休もきついんだが…しかし…。目下真剣に検討中です。私もたまに、この日記でその時自分が真剣に考えていることを吐露してみたりしますが、そのうちこれまでに一つとしてお天道様に顔向けできるような題材があったような記憶がないというのはいかがなものなのか。しかし、本人は真剣なので仕方がないのです。
---------------------------------------------------------------
2002年09月29日(日)/美しき無法者。/真・三國無双2 猛将伝 |
袁紹話の続きです。 袁紹シナリオでは、何だか彼が随所でいい人ぶりを発揮しているのが目を引きました。特に、張コウ(漢字が出ないのが忌々しいので、以下、字である儁乂(しゅんがい)を用います)への寛容な振る舞いが光ります。というか、儁乂さんの様子がまずおかしいです。彼は、史実においては、もともと袁紹配下にいて、後に曹操の部下になった武将ですが、このシナリオではずっと袁紹の配下として戦を共に戦ってくれます。まあ、それはいいとして、儁乂氏が無双2で曹操配下だったころは、何かにつけては逐一美を追求してゆく困った癖がある反面、仕事は出来る頼もしい人でした。しかし、袁紹配下の彼は一味も二味も間違っています。美を追求するあまりたわけたことを口走るのは相変わらずな上、仕事すらこなしません。敵の挑発に乗って単独で敵陣に突入したり、うっかり致命的な布陣をしてしまったり(逆馬稷?)。無双2で街亭の戦いでまずい位置に布陣した馬稷を嘲笑していた、見た目はともかく切れ者であった彼は何処へ。 袁紹は、そんな困った儁乂氏をまったく責めることなく、彼がもっぱら自業自得で窮地に陥るたびに、一生懸命救おうとします。部下思いのいい人だなあ…。ていうか、上司が袁紹になっただけでなんでそうなってしまうのか張儁乂。袁紹さんは儁乂氏を甘やかしすぎではなかろうか。曹操配下の時の彼よりいっそのびのびしてはいるが…。 本編でも、のびのびと自ら窮地に立っていた儁乂さんですが、EDでは、袁紹の肉まんを奪ってみたり、踊ってみたりと、なんだか儁乂オンステージだったので戦慄しました。これでは儁乂さんのEDなのか袁紹さんのEDなのかさっぱりです。袁紹シナリオだというのに、終わってみたら、もっぱら印象に残ったのが張儁乂ばかりであるというのはどうだろう。そして、張儁乂によるED占拠というゆゆしき事態に及んでも袁紹が腹を立てた様子はありません。やっぱり甘やかしすぎでは?
---------------------------------------------------------------
2002年09月28日(土)/三国一の善人疑惑。/真・三國無双2 猛将伝 |
発売から一月たったので、そろそろネタばれ用心を緩めてもいいですかね? はじめからあまり用心していなかったような気がしますが。
無双モードでは、孟獲の次に袁紹シナリオをやりました。袁紹は動きなどで無闇に個性を主張してプレイヤーを当惑させる(例:ビーム発射等)一部の者と異なり、へたれプレイヤーにもやさしい作りで良い具合でした。いい人…? まあ、全体に武器が剣の人はあまり妙な癖がないので、多少面白味が薄れる反面やりやすくはあります。 このシナリオでは、四代にわたって三公(中国の役職のうち、大尉、司空、司徒を指す。後漢においてはこの三公の上は皇帝のみ。)を輩出し続けた名家の出である袁紹が、河北を基盤に南下、西進して領土を広げつつ、かつての朋友であった曹操とも対決してゆくというものでした。両者が雌雄を決する最後の舞台が五丈原(しかも夜で月が見えたり)であるあたり、切なげな感じでなかなか良いですね。おっさん二名で切なくてもなんだかアレですが。いかがですか(何)。 袁紹というと、家柄は良くても御自身がイマイチというか優柔不断というか果断さに欠けているため、ひとたび部下の意見が分かれてしまうと、進言をうまいこと聞き入れることができぬゆえに人望が無く、その上決断が遅いためいちいち行動のタイミングもまずく、結局曹操にコテンパンという、見かけ倒し的な印象が強い人ですが(ひどい言い草)、この無双モードでは、何やら本物かどうか疑わしいほど渋くてかっこいい袁紹が楽しめました。ムービー等で無駄にかっこよく優遇されておるので、馬超に少し分けてやれよとかふと思ってしまい、袁紹が猛烈に憎らしくなったという個人的な一幕もありましたが、それはさておき、彼がうまく生き残っていたら斯くの如くでもあったろうかというのを見ることが出来た感じで興味深かったです。曹操と比較してしまうと決断力が足りず甘さが目立つのであって、基本的には(というか追いつめられていない時には)わりと鷹揚ないい人っぽい感じもする御仁なので、一歩踏み間違って運さえ良ければ、あるいは史上有数の名将として後世に名を残したかも知れませんなあ。なんて少し感慨にふけってみたり。踏み間違うって何だ私。
---------------------------------------------------------------
2002年09月24日(火)/お騒がせ軍師。/真・三國無双2 猛将伝(ネタばれ注意) |
夫婦話の続きです。以下ネタばれにご注意下さい。
////ネタばれ注意区画////
孟獲シナリオでは、諸葛亮を追いかけているうちに中原を蹂躪してしまう南蛮の人々ですが、このシナリオの場合、事の発端は諸葛亮が孟獲の治める土地に侵略してきたことなので、迷惑度は祝融シナリオよりいくぶんやわらぎます。 むしろ、諸葛亮が戦に負けるたびに負け惜しみで孟獲を挑発するような事ばかり言い、対抗心を煽られた孟獲がさらに諸葛亮に戦いを挑んでそのたびに戦というストーリーなので、なんか、諸葛亮が不必要な戦の火種を大陸にさんざんばらまいているような印象が。劉備がいないだけでこんなふうになるなんてなあ孔明先生。彼は軍師ゆえ自身がヘッドになることはなく、孫権や曹操等の大物を総大将に担ぎ出してきては戦に臨みます。なんかいろいろ巧いことを言っては、偉い人から兵を出してもらったんでしょうねえ…。というか担ぎ出された人が気の毒です。尋常じゃない迷惑ぶりに感動すら覚えます。有能な人が暴走すると大変なことになるんだなあ。
そして、このシナリオは、度重なる壮大な迷惑行為戦いを通じて、孟獲と諸葛亮の間に、次第に奇妙な友情めいたものが芽生えてめでたしめでたしという筋のようです。七度も敗れては言い訳できないので仲良くなった…? 逆孟獲。それで、EDでは、さっき「三顧の礼にこたえず逝くことになるとは」とか言って倒れたと思ったそばから、宴で元気一杯に舞っている諸葛亮先生を拝めたりします。友情パワーで蘇った?ビームなんか出すだけあって只者ではない模様。ビームを出す時点で既に只者ではない模様。
////ネタばれ注意区画////
---------------------------------------------------------------
|