| 2002年08月08日(木)/ヒゲの有りし彼はいずこへ。/三國志戦記 |
突然ですが、今回から、その日のタイトルに話題として扱っている対象を記すことにしました。「タイトル/対象」というように、/の後に対象名を付記します。そして、普通に本日の出来事などを書く場合はタイトルのみという方針で行こうと思います。 当日記は、その時私が心奪われている、何らかの対象に好き放題なことを書きまくるという、読む人にとってまったく親切でない形態なので、せめてジャンルを書いておけば、皆さんの方で、知っているものや興味のあるやつだけ選んでご覧になることが出来、多少は読みやすいかと。なんか微妙に嫌な便宜を図ったような気がしますが。普通にやっていればこんなことをしなくてもいいはずだが…。
それと、すいません…、8月4日の日記で、諸葛亮のデザインが、三國志戦記サイトに載っているとか書きましたが、あとから自分で確認してみたら、載っていませんでした。しまった。いいかげんなことを。替わりといっては何ですが、三國志8の諸葛亮の顔グラフィックを発見したので、参考までにここに紹介しておきます。いや、三國志戦記の孔明先生もこれと似たような感じなので。
→8孔明顔グラ
しかしどうですかこの孔明先生は。何となく微妙に複雑な気分に。いや悪くはないんでしょうけど…。それにしてもなんだろうこの指輪は。また何かの発明ですか。それとも術にでも使うのか。術って。
しかしながら、三國志戦記では、武将の顔状態や一般的な知名度などより、その人の特性や所有している戦法(※注)が重大事であり、もっぱらそちらの方に興味が向くようになるので、結局たいした問題ではありませんが。むしろ戦法で、陥穽や挑発持ってる奴の方が重要だ。あと火矢持ってる人は随時大募集。募集っていうか欲しければ自分で登用するか捕縛するしかないですが。とにかく戦法連鎖に顔は関係ない。…。何か私の感覚が麻痺しておかしくなっているのだろうか…?自分ではもう分からなくなってしまいました。
(※注) 戦法は必殺技のようなもので、発動するためには条件を満たしている必要があります。使える戦法は武将によってさまざまです。 例) 側面攻撃:自分の前方に敵が側面を向けていると発動。 敵は1マス分前進する。 奮闘 :自分の前方に敵がいると発動。 自分に接している敵を1マス分弾き飛ばす。
発動条件が満たされれば、戦法を発動させることができます。
また、ある部隊が戦法を使った際に、別の部隊の戦法の発動条件が整っていると、連続して戦法が発動します。例えば、部隊Aが「側面攻撃」を発動した時、「奮闘」が使える部隊Bの前方に、「側面攻撃」で飛ばされた敵が移動してきたら、武将Bの「奮闘」が発動します。これを「戦法連鎖」といいます。この連鎖数が多ければ多いほど、相手に与えるダメージが大きくなります。
特性と言うのは、各武将が持っている特殊能力で、人によってさまざまなものがあります。 例) 「万人敵」 戦意80以上で、武力系戦法使い放題。 「策士」 戦意80以上で、智謀系戦法使い放題。 「一騎当千」戦意80以上で、攻撃力が上がる。
戦術は普通、一つにつき一戦闘で一度だけしか使えないのですが、「万人敵」や「策士」などの特性を活用すれば、戦術がいくらでも使えるようになり、連鎖も繋げやすくなるため、非常に重要です。
なんか注が異様に長い…。このゲームは、言葉で説明するのが難しいッス。画面を見れば一目瞭然なんですが。
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| 2002年08月05日(月)/裏切って欲しいのか欲しくないのか。 |
当日記でも以前から何かと話題に上っては、私にさんざん失礼なことを書かれている、 三国志最強かつ最高にはた迷惑なことで有名な飛将軍・呂布、字は奉先ですが(長い)、当然のことながらこの三國志戦記にも登場し、やはり恐ろしいまでの強さで全土を蹂躪します。 孫策編でゲームを進めていると、シナリオ後半になって、全く唐突にいきなりそのへんに出没するので、大変摩訶不思議です。何してるんだそんな所で。それまで一体何をやっていたのだ。今回の呂布はちょっぴり気まぐれさん?つうか生きてたのか。さまざまな疑問が頭をよぎりますが、それはさておき、この意味不明な感じで現れた呂布は、人脈を駆使すると(※注1) なんと自分の仲間に出来てしまうのです。おおお。本当に仲間になるよ!ていうかうっかり仲間にしちゃったよ!アワワワそんなつもりは。大変なことになった。りょ、呂布が我が陣営に。いいのか大丈夫なのか。何が。どうしよう。使え。(錯乱中) それで、呂布を仲間にしたところで、普通の三国志(普通って)だと、いつ裏切るかわからず、そうなった暁には最強の武力で敵対されることになるという危険を常に心配せねばならぬという先入観が自分の脳内に出来上がっているため、初めはビクビクしながら戦争に投入していました。しかし、このゲームには忠誠度という概念はないため、一度仲間にすると、敵に捕縛されない限り、たとえ呂布であっても、いつまでも共に戦ってくれます。最強の武力を使い放題。昨日の敵は今日の友。というか、この人たちの辞書に裏切りという言葉はない模様。とにかく、裏切らない呂布は最高です。何だかとてもいい人のようにすら思えてきます。逆に、裏切らぬという保証から生ずる異様なまでの頼もしさと過剰な安心感が、むしろ不審であり何だかちょっと違和感が。本当にこれは呂布ですか(失礼)。しかし、その本物かどうかわからぬ呂布の力も手伝ってめでたく孫権が天下統一を果たすことが叶ったりしました。ああ楽しい。
後から知ったのですが、どうやら、呂布は孫策シナリオでないと仲間に出来ない様子です。何故彼は、孫権(もしくは孫策)だと仲間になってくれるんだろう。一体何が彼のお気に召して孫家の覇業に手を貸してくれるのだろう…。
注1) 三國志戦記では、武将を自分の陣営に加えるために、以下のような方法があります。 1.戦闘で、戦術連鎖で相手を倒すと、その連鎖数により捕縛できる。 (必要な連鎖数は武将の階級により異なる。) 2.戦闘で、戦意40以下の相手に工作兵が「内応」コマンドを用いる。 3.在野として武将がいる都市に、その武将と友好関係にある 自軍の武将を使者として送ると、登用できる。
私が呂布を仲間にしたのは、3の方法です。武将にはそれぞれ 友好武将というのがいて、呂布の友好武将は、臧覇や高順などです。 で、曹操軍と戦ってたまたま呂布と仲良しの高順を捕まえていたので、 出来心で呂布がいた都市に送り込んでみたらまんまと釣れました。呂布が。 驚きました。いいのかこんなあっさりと。 鮒を釣ろうとしたらアロワナが釣れてしまったというような気分。 わらしべ長者? いやそれは高順に失礼ですが。
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三國志戦記は、三國無双シリーズほどの暴挙に及んではいないとはいえ(誉めています)、一部のキャラクター造型においてお茶目を発揮しているのも楽しい点です。
というか、まず諸葛亮があやしい(いかなるあやしさであるか知りたい方は、昨日の日記の参考サイトリンク先をご覧ください)。なんだろうこのロン毛の美形キャラは。無双の彼よりよほど破天荒です。最近はこういう孔明先生のほうが人気が取れるのだろうか。別に悪くはないですが…。しかし個人的には、こんなのが、「曹操が南下してきたらお互い大変困るので同盟しようぜ」とか言ってきても、ちょっと首肯しかねます。いや、同盟と顔は関係ないんですが。国家の大事に当たって顔がどうのなどと感情的になってはいけない。 曹操の軍師郭嘉も相当顔色が悪くて胡乱です。真・無双2の司馬懿のようです。闇の軍師? 逆に司馬懿のほうは、目付きの鋭いヒゲの生えた地味目のおっさんになっていました。むしろ地味司馬懿は採用。良い感じ。それにしても、どうしていつも曹操軍はご本人を始めこうも悪者風なのか…。まあ曹操の場合、喜んでノリノリで悪役を演じてくれそうではありますが。なにせ、許子将(月旦評で有名な人)に「お前は乱世の奸雄だ」と言われたら「そりゃおもしろい」とか不敵に笑ったりする人なので。かっこいいなあ曹操(唐突なリスペクト)。 あと、周瑜や陸遜が、真・無双2に比べてはるかに安心できる見た目になっていたのは嬉しい限りでした。目のやり場に困らない彼らって最高! 特に陸遜は、かわいらしさ控えめでなお且つ普通っぽくなっていて本当に良かったです。今回はちゃんと覆われているYO!(二の腕や腹が) ていうか普通の服だYO! こんな彼なら私も素直になれそうです(何に)。全世界に向けて自分が陸遜好きだと声を大にして主張しても大丈夫。いやそれはやりすぎ。そして、むしろ今回かわいらしくされていたのは周瑜のようです。特にロン毛だったり唇が赤かったりすることもなく、その辺は安心感があって非常に評価できるのですが、いささか若々しすぎるような。かわいいYO! 本当は孔明や司馬懿より年上なのに、一番若く見えます。もはや少年。いっそ可憐と申し上げたい。可憐軍師。
なんか、このゲームは真・無双2キャラをいろいろ使いまわしているようなので(開発費節約のため?)、見覚えのある顔がたくさんあって余計に愉快です。そのせいでどうしても各キャラ真・無双2の造型と比べて一喜一憂してしまいますが。
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| 2002年08月03日(土)/白昼夢永久連鎖(危険)。 |
最近は、電車に乗っているときも、布団に入っているときも、仕事中もつい深刻な顔で戦術連鎖のことを考えてしまう。かように、せっかく何の憂いもなくおもしろおかしく常軌を逸している最中なので、多少「三國志戦記」関係のうわごとを書き連ねることにします。2月発売のゲームの話を今更されても。マイペースにも程がある。
いつものことながら、まったく説明しないまま強引に話を進めるのでわけがわかりません。内容を知りたい方はこちらをどうぞ。→三國志戦記製品紹介ページ
それで、主人公が曹操、劉備、孫策のうちのどれかを選べるので、孫策を選びまずは一周目クリアしてみました。呉ファンですから(無意味な自己主張)。で、このゲームはマルチシナリオ仕様なので、進めるにつれシナリオ分岐が発生して、最終的に複数のエンディングが見られるようになっています。やりようによっては史実とまったくかけはなれた愉快な展開になることもあるようです。それで、私も呉者として、孫策の早逝をとても残念に思っているので、なるべく彼を生き永らえさせてみようと、執拗なまでに史実に反した方向の選択をしてみましたが、結局一周目はどうやっても死んでしまい、2周目から孫策存命分岐があらわれるようです。(というか、あとから攻略本を見たらそう書いてあった。)つまり、嬉しい思いをしたかったら2周目もやりなさいと。いや、やりますが。その前に、史実通りに進めて赤壁関連イベントも見たい感じ。何か孫策編5種類もエンディングがあるようなんですが。当然曹操や劉備もそれぞれ5種類くらいある様子。豊富すぎる。なんて巧妙な(笑顔)。
ところで、主人公は三人ともとりあえず、天下を統一するために頑張るぜという感じで話が進んでゆくのですが、孫策の場合、ただただ己の武力を使って天下を統一してみたいという一心で挙兵している模様です。天下統一により戦乱を治めて完璧な統治をとか、大儀のために戦うとかそういうのは何もないらしい。自分の武力試しに天下統一ができたらそれで気が済むっぽい。統一後の事はあまり興味がないとか言うし。というか、そんな理由で戦争などやられたらみんな迷惑なんじゃあ…。しかし何となく非常に彼らしい感じではありますが。孫策はこうでなくては(歪)。そして、孫策の周りにいる人々は、周瑜を含め誰もそのことにつっこまないので、そのまま孫策破竹の快進撃が始まってやりたい放題に駆け抜けた挙げ句に散華してしまうのでした。で、「後は頼んだぜ」とか言いつつ弟・孫権に天下統一の夢を託すのでした。いきなりそんなたいそうなものを託される方の身にもなってやって欲しい。いや、孫権もわりとうろたえもせずに「後はまかせろ兄上」みたいなことを言っていましたが。たのもしすぎる弟。ああ楽しい(え?)。他のシナリオはどうなっているのやら。
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| 2002年08月02日(金)/余計な気配りによる破壊力。 |
ライジングの最終巻がいよいよついに出てしまいましたね。 感慨無量であると同時に、寂しいような安心したような。書き足しも沢山あり央絵枯渇が潤いました。あの人とあの人がああでないようだったり、この人がああであるのがちょっと私的には残念だったりもしましたが、皆なかなか幸せに元気良くやっているようなのを見ると、最早、私の思惑などはどうでもいいという感じです。 ところで、最終巻書き足し部分の7年後のガウェインは髪型のせいか、リーベルに酷似しており、そのせいで一層目のやり場に困る場面などが一部見受けられ、央氏の健在ぶりを確認できたのも良かったです。ひ、膝…(動揺)。そして本物(本物?)のリーベルの髪型にはとても面食らい、そちらの方も目のやり場に困りました。どういった心境の変化であんな有様に。というか、ガウェインがあのような髪型になり自分と酷似してしまったため、従来の髪型のままでは、見分けがつきにくく見る者が混乱するため、差別化を図るために、リーベル自らあのような髪型にてイメチェンするに至ったとかなのでしょうか。相変わらず気配り全開なリーベル。それこそ余計です。めでたしめでたし(支離滅裂)。
なにはともあれ、央氏には早めに新作を携えて戻ってきて欲しいです。無論のことジャンプじゃなくてもついて行きますよ。
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