日記帳

2004年12月20日(月) フードコート

昨日のこと。

引越し前に便利だった隣県のショッピングセンター、長いこと改装工事中だったけど新装開店してるはず、と夫。あなたも好きね、ショッピングセンター。

以前とはうってかわって明るい店内。すげー天井高。前なら5階分入る高さに、あえて3階しか置かないってかんじ。真ん中は吹き抜けになってるし。すげー。

車に乗るなり爆睡していた娘が目を覚まし、「アイスーたーべるー」と叫ぶ。うーん、血糖値モノを一切合財持参していないんですが。まいっか。カーサンもお腹減ったし。後で打てばいいよ>自分の空腹に負けているだけ。

フードコートというのは、物悲しい食券の、と思っていたけど、最近のはなんだかすごいねえ。本気で目移りしてるよ>自分。

フードコートを大いに利用するのは、大阪の義父母だ。帰省中に大阪で行ったフードコートの、お好み焼きの美味しかったこと、焼きそばの香ばしかったこと。びっくりした。物悲しくなんかないなあ、とそのとき初めて思ったのだ。東京のスーパーのフードコートに来て「こんなの大阪じゃ通用しない」と義父に言われるのはやはり物悲しかったけど。

もう夕飯の買出しに来たという基本すら忘れ、ここで食べて帰りたいという衝動に駆られたけど、なんとかお鍋の材料を買って帰宅した。万歳、理性の勝利。あぶないところだった。



2004年12月19日(日) この土日

昨日は一日頭痛やら悪寒やらで減速モード。おとなしくしているに限る。

今まで風邪のひきはなにはお風呂に入らない主義だったけど、昨晩は「風邪 引き始め 風呂」で検索して、「悪寒がする場合は入ってよし」というサイトを見つけて納得するところがあったのでお風呂に入った。

ようく温まったまま布団に直行して熟睡。日付が変わる前に布団に入るのは久しぶり。おかげでいつもの「夜のちょっと食い(いや最早ちょっとじゃないんだよ)」をせずに済んだし、朝にはすっきり悪寒も去っていた。

今日は整体に。いつもの眉毛がつながった渡辺いっけい似のナンバー2ではなく、ちょっと若くてがっちりのモロ体育会系の彼にいっちょ揉まれてきた。

毎週末「行ってきなよ」と勧めてくれる夫に感謝。だけど心のどこかで、こういうことをもっと早くしてくれてたらなあ、と強欲なこともちらっと思ったりする。

娘が普通にご飯を食べられ、ある程度言葉が通じる年齢になったから、夫が娘と留守を引き受けてくれるようになったのだろうか。それとも夫自身が肩の痛みを経験したからか。

どちらにせよ、土曜日の午前中は野球、どうせ母子は早朝寝ているんでしょ、でも運動したから帰宅すると眠いのさ、仕方ないのさ、という以前のスタンスからは変わってきているような>夫。

なんだよ、結局あの頃不満に思っていたんじゃないか>自分。どういうわけか、それは言いにくかったんだよねえ。



2004年12月16日(木) 定期検診

三日ぶりの外出は定期健診。とほ。

娘の風邪は回復傾向。鼻水も止まりつつあるし、咳もほとんど出ない。平熱。

地下鉄で強行したけど、やはりしんどそうではあったな。歩かず抱っこの距離がいつもの3倍はあった。仕方あるまい。

風邪の娘を連れていくことに対して、そんなに定期健診の予約を優先しなくてはいけないのか、と自分自身に問うと、うーんと答えに詰まる。

もし予約を入れ直すとしたら、処置に必要なものたちの在庫を考えると一週間後か。木曜日しか診察の予約はしてない。午前は予約が確実にいっぱいで、午後に行けば待ち時間や混雑は午前中の倍以上だろう。あー、言い訳がましいな>自分。

ま、娘の様子も許容範囲内だったし、いいんだ、今日行って済んだってことで。

病院通いで生活にメリハリがつくという、省エネルギーで単調ででもどこか安心な「殻内生活」も、幼稚園が始まるまでのこと。どっぷり楽しんでやる。

あ、娘身長90センチになった。体重も13キロ超。でかくなったなあ。



2004年12月15日(水) 功罪?

娘の風邪、鼻づまりを残して咳は去っていった模様。昨夜はぐっすり寝たし(母子共に)、この調子なら明日の定期健診は地下鉄でいつも通り行けそうだ。厳しそうならタクシーでも予約してみようか、と思っていたんだが、家計思いの娘でよかった。

発熱しない代わりに、体の中にこもった熱は娘の唇に現れたようだ。一皮むけつつある。「いたいーいたいー、おくちゅりぬってよー」とリップクリームをせがんで唇を突き出す娘。なんだかなあ。

買い物に行かないので、冷蔵庫にあるもので済ましている。冷凍食品って便利だな。乾物って有難いな。生協の宅配もすばらしい。

ということは、日々の買い物って、外の空気を吸うためだけに自転車に乗っているようなものなのかもしれない。

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こんなものはちゃんとしまっておきなさいよ、と夫が指差したのは、透明なクリアファイル。何枚か紙が挟まっていて、黄ばんで見えるのはファックスの感熱紙か。古そうだ。

なにこれ、と中を見ると、前の家に引越した当時の友人からのファックスやら(あの頃まだ携帯メールはなかった)帰省したときに行ったお寺の案内やらに混じって、一枚のルーズリーフが。

・・・恐怖の置手紙じゃないか、これ。私から夫への、愚痴うらみつらみを書き綴った。しぇー、これをあなた読み返したんですか。

裏面に、夫からの返信が書いてあって、たぶんそれが珍しくてとっておいたにちがいない。

置手紙、書かなくなったなあ。ちょっと苦痛に感じても、自分の思うことを直接話せるようになったからだと思う。

娘の病気の功罪かもしれないなあ。



2004年12月14日(火) 風邪続く

昨夜早くに寝付いた娘、今朝も早よから泣いたりうなされたり。鼻づまりで息苦しいのだろう、寝たと思うと起きるを繰り返し、朝5時過ぎには「起きようよ」と時差発生。カーサン眠いよ。

なんとか8時まで布団で粘り(粘りすぎ?)朝ごはんを食べさせ、やはり今日の歯医者は断念する。来週でよし。

そのうち「ねんねちるよ」と和室に敷いた布団で眠ってしまった。カーサンもお相伴でうとうとする。

鼻水で顔中くわんくわん、と思ったら、夕方から熱上昇。赤い頬をして、またさっき9時過ぎに眠ってしまった。

たくさん寝て、明日には少し治まってくるといいんだけど。

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そろそろ年賀状の準備でも、と思い始めてから、ついつい今年という一年を振り返ってしまう。引越して、入院して退院して、七五三して。

一番重たく思い出すのは、入院前の娘の様子だったりする。大丈夫かな、なんか変だなと感じながら、なかなか小児科に連れて行かなかった頃。

「もしかして」と可能性を疑うばかりだったあの頃、漠と抱えていた不安。

いっそ的中してからの日々の方が、意外と記憶には残っていない。どこかで昇華してしまったのらしい。

振り子が揺れるのは、そんなことがつい心を占めているからのようだ。やれやれ。

年が明けたら、新しい気持ちになれそうな気がしている。って年内いっぱいひっぱるつもりか>自分。


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