ええ、心を入れ替えましたよ今日の私は。
結果、娘を無闇に脅迫することもなく、なかなか穏やかな一日を過ごすことが出来ました。
娘がニコニコ走り回っているのが、何より得難い貴重なものだということを、たまーにリアルに思い出さないと。ちょっとちくりと痛みを感じるとしても、私はそれをしたほうがいい。すぐ忘れるから。
ほんとに、なんてことないことなんだけどね。
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午後から天気が崩れると思っていたので、午前中に大汗かいて用事を済ませた。買い物と通帳記帳です、たったそれだけなんです。
ただ、記帳したい銀行のATMまでがちと遠い。最寄の駅前にあるあっちにしといてくれればなあ。隣の沿線になるTT線(あまり伏せた意味がない)まで行かねばならぬ。
いかにも台風が来る前の空模様ってかんじ。風が強くて空が青くて雲がでかい。
さるすべりが満開だったり、せみがじんじん鳴いてたり、捕虫網持って走り回る小学生がいたり(いたのよ、びっくり)、正しい夏休みの匂いがする。 しかもまだ始まったばかりの。まだ宿題はおいとこって思ってる。
しかし小中高と宿題って多かったよね。一番覚えているのが、中学か高校のときのペン習字。薄い紙、なんていうんですか、古い岩波文庫の表紙についてたような、ああいう紙の集合体で、書いても書いても減らないんだよ。
大人になってから、ふとそんなのをもう一度したいと思って探したけど見つけられなかった。もはや入手困難なブツなのだろうか。
わかっているのだ。わたしの気の持ちようなんだ、全部。 狭量なカーサンを許しておくれ、娘。
しかし、二歳児の食べたいという気持ちを利用して、痛いのを我慢させるっていうのはあれだ、なんか切ない。
痛いのはいやだよねえ。それはわかる。 後回しにしたい、できれば何もしないで食べたい。それもわかる。 あの手この手と必死な二歳児の知恵に、イライラしたカーサンの負けだ。それもわかる。
でもとにかくなにしろしなくちゃいけないんだ。あなたと長生きしたいんだ。がんばろう、娘。カーサンも明日こそ寛大な心持で臨むよ。と、寝る前には毎晩念じている気もしなくはない。明日こそ明日こそ。
今日はうまいことだしが取れた。昆布とにぼし。
恥ずかしながら、結婚して初めて「だし」という文化を知ったカーサン。
新婚さんの頃、お好み焼きを作ってくれるという夫が台所から叫んだのだ。「昆布どこ?」と。
「?ないよ」と答えると「それくらい買っとけ」とがっかりされ、「なにその言い方」「もういいよ」「よくない」と泥沼の口論のきっかけにすらなっただし昆布。
娘のごはん、今までいい加減を極めていた私だが、数々の合併症を知るにつれ、そして入院中の食べっぷりを思い出し、微力ではありますがいささかなりとも予防に貢献せねばと。さすがにね>遅い遅すぎる。
薄味を支えるのはだしなのね、と大阪義母滞在中、彼女の台所仕事を見て学習しました。
しかもね、こないだの外来診察でまた「食事記録表」という厄介な紙をもらってきましてね>ええ、グラム単位で測るんですよ。
前回は試験外泊中に二回記入して、まあ短期間だし、病院食の記憶も鮮明だし、ものすごくがんばってしまったカーサン。ぐぐぐぐったり。
というわけで今回は果てしなく平常運転で行きます。
でも記入するのをあえて今日からにして、週末は外食もちゃっかりして自分を甘やかすことにはきっちり余念がないのであった。はっはっは。
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ところで、今後の我がサイトの行く末について考えた。
いや単にブログを借りてみたいと思ってるだけなんだけど。 ※ほんのちょっと糖尿病についての場所を作るかもしれませんが、しょせんここは裏サイトぶっちゃけ場ですので、あまり高尚なものにはなりそうもありませんが。
世間の流れに乗っかりたいと申しましょうか、なんかかっこいいじゃないですか>ブログ。でも仕組みがいまいちわからん。
日記とさばつぶと携帯フォトとが一体になった感じなのかしらん。
夫が枕を欲しがっている。あらいいじゃないの、買いましょうよ。 ※寝心地は試させてもらうよ。ふっふっふ。
二十分ほどかけて、合う高さや素材を選ぶという。 じゃあその間、おもちゃ売り場でも行って娘と時間つぶすよ。
が、意外とおもちゃに熱が入らない娘。まだまだ時間があるんですが。
じゃあカーサンの服でも見るか、と同じフロアのジーンズショップへ入ると、そこにはオコサマ向けの電車の形の遊具が。そのお店らしいカジュアルーな格好のオコサマがうじゃうじゃたかっている。
行ってこい、娘。
放つと以前では想像もできなかった積極性で、オコサマの群れに飛び込んでいく。あーた、少しキャラが変わってきたわねえ。 ※ここでまた、年齢的なものか、入院経験の賜物かとふと思ったりする。いろんな思考がどうしてもそっちに収斂されてしまうこの頃のカーサン。これも後遺症か。
お、同い年くらいの男の子を押しのけてハンドルを奪ったぞ。びっくり。 な、仲良く遊んでくださいねー。びくびく。
少し大きい男の子の激しい動きに目を見張り、彼らが去ったあとすかさずまたハンドルを握る。それもつかの間、また少年たちが戻ってくるとすっと引いて譲る。いいぞ、娘。泣くでなし、なんとなく指くわえてみてるかんじが大変年相応でよろしい。
その場に固執するわけでもなく、電車の中をまんべんなく動き回っては楽しんでいる。へー、そうですか。
そのうち娘に限らず、自分より小さい子をとにかく邪険に追い払う男の子出現。えらく感じ悪い。
余計なことをまたしてしまった。「みんなで仲良くね、意地悪するのおばちゃん見てるよ」と小声で少年に囁くカーサン。我ながら怖い。
すると彼ったら、「あ、あかちゃんがここに来たら、こんな風に落っこちてしまうので危険だ」と説明つき身振りでアピール。わはは。ごめんよ、びびらせて。目が泳いでいた>少年すまん。
娘の、そして自分の意外な行動にべっくらしてしまった本日。
急に思いついて葛西の水族園へ行った。
都内から浦安方面、しかも夏休み最初の週末、混むんじゃないの。 相変わらず悲観的なカーサン。
しかしこの暑さのせいか、道はガラガラ駐車場はスンナリ。あらまあ。
水族園に入って娘の最初の一言は「骨あるの?」だった。 日頃魚を食べるたびに「骨気をつけてね」と注意しているせいか、こないだファミレスでもらったおままごとのお魚(二枚に分かれていて内側に骨が書いてある)で印象が強いせいか。
まあどちらにしろ、娘らしくて大変よろしい。
しかしあれだ、水族園の暗さや水槽前の人だかりが娘はまだ苦手らしい。お魚は見たいがよく見えないじゃないか、ってなもんか。
炎天下のペンギンに同情しながら早々に退場。
園内のレストランで昼食を取る。
「お外で注射」は人目さえ気にしなければ家でするよりよっぽど楽だ。 娘も私に似て、ギャラリーがいると燃えるタイプなのらしい。
さてどうする。海辺で水遊びするには陽射しが厳しかないか>主に私。
するとちょっと下調べしてきた夫、船に乗ろうという。いいねいいね、水上は涼しそう。
娘は初めての船だけど、そもそも理解してるんだろうか。今乗ったの、船だよ。
案の定、二十分もすると「降りるよ」「おちまいちるよ」が始まった。抱っこ抱っこムシだし、こりゃ眠いのか。
「じゃあ」と夫がジュースを買い与える。途端に機嫌がよくなる娘。
こういうとき、カーサン悩む。
血糖値測ってないけど、もしかしたら低血糖で機嫌が悪かったのかもしれない。
それくらい、手の平を返したように元気になったのだ。
さっきはすぐ降りたがった二階のデッキに上がりたい、といい、デッキに出ればぐるぐる走り回ってはしゃいでいる。
単に機嫌が悪かったのか、それとも例の低血糖なのか。
測ればわかる単純なことだけど、あれはやっぱり娘にとっては痛いからさ、お約束以外のタイミングでなかなか測れない。よほど心配なとき以外、測りたくないのだ。正直。
試験外泊のときは測りまくりだったんだけどなあ。日常となると、なかなか・・・。
「低血糖ってことにしとくか」で片付けてしまうこと多々。むむむ。
ま、魚も海も楽しかったってことで、そんな悩んでるわけではないんですが。
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