日記帳

2004年05月14日(金) 恥ずかしいその2

引越してきて初めて児童館に行った。
区が違うと、ちょっとシステムも違うのね。

前の区では児童館の職員さんたちが手遊びやら紙芝居やら工作やら、ずいぶん面倒見がよかったけど、その代わり遊べる時間帯や曜日は限られていた。

今日行ったところは曜日も時間もかなりフリー、そして遊び方もかなりフリー。
月に一度だけイベントみたいに開催されるらしい。

初めての場所で、母子ともに勝手がつかめない。
うーん、みなさんもうお知り合いどうしばっかりなのね?

小さめだけど大人もぎりぎり通れそうなトンネルに、娘がたかたか近付いていく。
「中、入ってみる?」と聞いてみたけど、娘よくわからないらしい。

しかたないなー。こうやってするのよー。
とカーサン頭を突っ込んでもそもそトンネルに入っていく。

こっちこっち、と娘を振り向こうにも、狭くて出来ない。前進あるのみ。あー狭い。

ふはー。とトンネルを出ると、目の前ににかにか笑った娘が立っている。
なによ、お手本でしてあげたのに、ついてこなかったのね。徒労かよ。

と突っ込むよりも、周りにいた二組の親子のオカーサンの視線が痛い。
痛い痛い痛いったら。突き刺さるわー。

そそそそんなに変だったかしら。・・・変?

どうにもこうにもいたたまれず、早々に撤退撤退。「喉かわいたねー」なんか言っちゃって。
あーもう、「ヘンなオカーサン」で覚えられてたにちがいない。

これでしばらく児童館には足が向かないかも。あー、こっ恥ずかしかった。

========================

そういや、この頃自転車であちこち公園巡りをしているんだけど、ある公園で娘に近付いてきた同い年くらいのオジョーチャン、そして感じのよさそうなオカーサン。

あら、もしかしたら、お友達になれるかしら。

と思ったら、オジョーチャンの手首に蚊が。蚊って5月でもいるのね。

「蚊が止まってますよ」とお知らせするだけに留めておけばよかったのに、「蚊が・・・」と言いながら私の手はオジョーチャンの手首をそっと握ってしまっていたのだ。

これでびびられた。

「ほら、○○ちゃんが来たわよ〜」とたぶん精一杯のさりげなさで、オカーサンはオジョーチャンを連れて遠くに行っちゃった。

だってさー、「蚊が止まってますよ」なんて悠長に言ってる間に、大事な血を吸われてしまうじゃないのよー。

と内心ぶつぶつつぶやきながら、やはり早々に公園を後にしたのだった。

なんかダメ?逆の立場だったらやっぱりびびるかしら。
どよーん。



2004年05月13日(木) 恥ずかしい

夕方、管理人さんが帰ったのを見計らって、こっそりゴミを出してしまった。いいのか、こんなこと書いて。

回収当日に出すようにという決まりを守っていたけど、みんなルール違反してるんだなあ、とゴミ置き場(別棟・カギ付き)に行くたびに思っていた。だからって右に習ってどうする、というつっこみはすみませんがまた今度。

明日は可燃ゴミ、娘の使用済みオムツが重い重い。
朝から息を止めて(ゴミ置き場の匂いね)この重いのを夫に運ばせるのも気の毒。

と思って、ゴミ袋持って歩いてたら、ちょうどエレベータが開いて、うちの真上の部屋の奥さんがー。

うしろめたいことしてるもんだから、びくっと体が反応しちゃって、気まずさ2倍。耳が熱くなるのが自分でわかる。

笑顔でこんにちは、とあいさつしてくれたけど、内心あらあら〜って思われてるわ。思われても仕方ないわ。

風が強いですね、なんてごまかしたけど、頂いた亀まんじゅう(ケータイの写真参照)のお礼もすっかり忘れ、あーやっぱ悪いことはするもんじゃない。

これ取り上げたら、夫の唯一の家事参加がなくなっちゃうしなあ。それは関係ないか。はっはっは(力無いかんじでひとつよろしく)。



2004年05月12日(水) 早起きは苦手だからって

はー、比較的まともな時間に寝たぞ>娘。
日付が変わる前に寝たの、久しぶりじゃないか。

娘の手がぽっぽしてくる頃、オトーサン帰宅、娘大はしゃぎ大興奮、寝たくない遊びたい、らんらんとしてしまった神経を鎮めるのに1時間はざら、ここ3日くらいは毎晩1時間半かかってしまう。

寝るのが遅い→起きるのも遅い、見事な宵っ張りの朝寝坊悪循環。

むりやりにでも朝早く起こせばいいんだろうが、その場合の娘の機嫌の悪さや、カーサン自身の睡眠時間の減少を考えると、実行に移せない。おいおい。
よほどの必要に迫られない限り、生活パターンというか体内時計というか、リズムを帰るのは結構難儀だ。

寝かしつけを終えて、やはり早起きしないことには、とこぼそうもんなら、夫が冷ややかに「毎晩同じ事言っているよね」とおっしゃる。

しかも夫は最近会社の研修でしぶしぶ英語の勉強などしており、深夜に赤い目で宿題に精を出しつつ突っ込まれた日にゃあーた。

まさにぐうの音もでないので、黙ってPCの電源を入れる妻であった。



2004年05月11日(火) 開き直り

和裁のサイトなんて、数年前はちっともヒットしなかったもんだがなあと感慨にふけりながら今夜もクリッククリック。

辞めてもう何年経つんだろう、もうすっかり忘れたと言いながら、初心者掲示板の質問に答えられるかどうか自分で試してみたりする。
ええ、答えられませんとも。

仕事をしていた頃のノートをひっぱりだし、断片的に甦ってくるあれやこれや。

袷まで縫え裁ち出来なくても可、なんて求人に目が吸い寄せられたりもする。

また縫う気なんてないくせに>自分。
体調不良はもうこりごりなんだよー。

専門学校を出てそのまま仕立ての仕事を続けている人のサイトに、「ロボット和裁士にはなりたくない」なんつーお言葉を見つけてびくっとする。
ええ、ロボットでしたとも。しかも壊れましたとも。

特殊技術じゃない、昔は誰にでも出来たこと、と自分に言い聞かせるような気持ちと、私がしていたことは職業としての技術だったという妙なプライドとかせめぎあう。

アレルギー的感覚が薄まってきたことだけで、よしとしよう。

・・・なんかちょっと縫いたくなってきた。ええ、そりゃもう口だけですとも。



2004年05月09日(日) しみじみ

同期二家族、計六人さまが遊びにきた。

ほんとは公園でバーベキューの予定だったんだけど、雨で無理。
待ち合わせ場所のスーパーで買い出しして、割りと近い我が家にお越し願ったわけだ。

二家族のオトーサンたちが、我々夫婦と同期。入社直後の研修でずいぶん親しくなって、配属後もちょくちょく飲んだり遊んだりしたもんだ。

それぞれの恋愛とか恋愛とか恋愛とか(そればっかかよ)の相談やら報告やらしていた仲だったので、いまいっぱしのオトーサンオカーサンづらしているのが面白い。お互い様だろうけど。

あれも知ってる、これも知ってる、あんなこともあったよねなんて話は、お嬢さん方や奥方たちの前でぶっちゃけるのもはばかられ、当り障りのない話しか出来なかった。当たり前か。

時間が経ったのねえ。と3人のオコサマを遊ばせるオトーサンたちをしみじみ眺めつつ、皿洗いにいそしんだ私であった。


 <<  index  >>


さば [TOP]