日記帳

2004年03月30日(火) 風邪らしい

背中と肩首が痛い、と思ったら、どうやら娘の風邪をもらったらしい。
下痢気味だし(失礼)、頭痛も微熱も。ああ、うっとうしい。

しかたなく娘を連れて、こないだ見つけた病院へ。
「あら今日はオカーサンなのね〜」と看護婦さんに笑われる。

娘は病院に来ただけで不穏な状態、診察室に入るとしがみついて離れない。
ちょっと横になってもらえますか、と先生、しょうがない、娘を抱いたまま固いベッドに横になる。娘絶叫。だから今日はあなた関係ないんですってば。

ここは痛いですか、と先生がお腹をぐっと押す。痛い痛い痛い。
こっちとどっちが痛いですか、と腸の辺りも押す。痛い痛い痛い。
・・・なにすんのよ(涙目)>ニ才児並み。

お腹にくる風邪ですねえ。母子べったりだとねえ、と余計な一言をつぶやいて、先生はお薬を処方してくれた。
※娘を家に置いてこられるものならば、そうしてますがな、先生。

消化にいいもの食べてくださいねえ、と指示されたが、お昼はスパゲティミートソース(しかももちろんソースはレトルト「予約でいっぱいの店の・・・」)。だって食べたいから>やはりニ才児並。

そのせいだかなんだかわからないが、夕飯はさっぱり食欲ありません。
娘はおにぎり食べて大満足らしいが・・・。夫にもおにぎりでお茶を濁したろか。

自分が食欲ないと、いつも以上に料理への意欲が失せる私。
あたしンちのおかあさんみたいだな。



2004年03月29日(月) 一息

お昼ご飯のあと、買い物に出たついでに自転車でふらふら娘と散歩。

駅の向こう側には小さい川があって、斜めに立っている桜並木が満開。
はらはらと散る花びら。

もう少し川底がきれいだと風情もアップするのだが、娘はそんなこと一向におかまいなしで大喜び。
ミジュミジュー(水=川)、サクラサクラー、と自転車の娘用椅子から立ちあがらんばかりの勢いだ。ほんと、きれいよねー。

やれ引越しだ、やれ片付けだ、やれ発熱だ嘔吐だとばたばたしていたけれど、こうして桜をしみじみ見ることがが出来て嬉しかったよ、私も。

しかしこの辺の地理がまだぴんとこなくて、買い物から帰るのにきょろきょろしてしまった。方向音痴とは私のことさ。はっはっは。

あの桜も、明日雨が降ったらもう・・・。ちょっと残念ね。



2004年03月28日(日) 花見もできず

一晩明けて平熱に戻った娘。

昨夜は吐き気止めのシロップも、下痢止めの散剤(砂糖水で溶かした)も、おとなしく飲んだし、39度近くになった時点で座薬も使った。

このまま収まってくれるのを願うばかり。

しかし体調が優れないせいか、やくざばりに因縁つけまくる>娘。
「マンマトッチイヨー」「できたよ」「マンマイラナイヨー」
「ネンネシナイヨー」「じゃあオトウサンと昼寝しよ」「ネンネチルヨー(怒)」
「アッチアッチアッチ」「コッチコッチコッチヨー」抱っこされてるくせに指示は出しまくり。
天邪鬼コントローラーが必要だ。

夫はせっかくの日曜日だし、足りなくて困るものを買いに行こう、とノリノリ。
昼前に3人で買い物に出たが、案の定娘がぐったりしてきたよ。
だからいわんこっちゃない。

どうする?帰る?どっちでもいいよ?と聞いてくるが、どっちもこっちもないよ、帰るんだよ〜。丈夫なのはもちろん彼の長所なんだが、病み上がりに対する想像力が欠けている。

私が娘を寝かしつけている間に、あーた出来ることがいろいろあるでしょうに。

いかん、どうもイライラしてしまうのであった。



2004年03月27日(土) 娘不調

「おなかイタイヨ」と訴えてきたのが夕飯どき。
10時頃寝て、夜中1時半に戻した。あたふたあたふた。
また寝たと思ったら、二回目が来た。あたふたあたふた。

そんなわけで今朝はカーサン眠くて、10時過ぎまで惰眠を貪る。
娘も眠りは浅いようだがカーサンにつきあってくれた。夫も当然寝る寝る。

起きてテーブルにつき、牛乳を飲んで5分後、きれいに全部戻す。
牛乳は止めよう、と薄いお茶を飲んで5分後、またもや戻す。
飲み食いさせちゃいけないな、こりゃ。

夫が土曜で在宅、近くに小児科はないかと探してもらい、昼頃連れていった。
お腹にくる風邪らしい。発熱38度。

ジュースだよ、と言って吐き気止めのシロップを飲ませ、その後は赤い顔をしてずーっと眠る娘。

引越しで無理させたかな。
寒かったかな。

この週末はばばのお見舞いやら足りないものの買出しやら目論んでいたけど、ゆっくりしろという天の声なのかもしれないな>不調娘。



2004年03月26日(金) 4日ぶりでござんす

ようやくADSLの工事が済んで、ネット再開でございます。

火曜日に引越して、水曜日は夫も仕事を休んで片付けに終始、木曜日から平常運転。箇条書きにするとこれっぽっちのことが、なんときっついことよ。

●火曜日
実家に娘を預けるため、前夜は片付けを放棄して退避。
8時半に自宅に出動、9時から梱包のお姉ちゃんが来て、12時半までがしがし荷造りしてくれた。

プロで3時間かかるのだから、素人の私が迷いながら詰めていたら間違いなく1日掛りだったよ。頼んでよかった。

お姉ちゃんが去ったあと、束の間ひとりぼっちになってお昼ご飯を済ませる。
無性に娘の顔がちらついてしかたない。それこそ4時間も経っていないのにねえ。

大家さんと手続きについて話し合い、ついでに壁を叩かれたりした一連の出来事を御注進申し上げる。大家さんはゆったりした農家の方だが、表情を少し曇らせ、慰めてくれるのかと思ったら、建物の構造について悩んでいるようだった。

そんなに音が響きますか、と疑わしげに何度も聞くので、一回住んでみたらいいのに、と意地悪なふうに考えてしまった。ちょうど二部屋空いてるしさ。

2時過ぎにトラックが1台到着。とりあえず段ボール箱を積み始める。
このあんちゃんたちが若頭っぽいかんじで、段取りはいいわお世辞の1つも言うわ、そしてちょっとイケメンだった。

3時過ぎにもう1台到着、責任者に代金を支払う。責任者はけして目が笑わないタイプ、ちょっと苦手かも・・・。

がつんがつん家具を運び出し、全て積んだのが4時半。
引越し先に移動して搬入開始が5時半、搬入終了が7時半。

部屋を占拠した山積みのダンボール箱と寒さでやる気ナッシングの私、ぽつーんと10分くらい眺め回してみたが、思考能力もゼロ、いやベクトル的にはマイナス。
もうだめ。

途中池袋で引越しのごあいさつの品物を買って実家に引き上げた。

実家到着が8時半、ただいま、と言うと「明日は連れていけ」と早々にじじが根をあげた。ばばも目が窪んでる。

ニ才児と1日、母抜きで過ごすのは苛酷過ぎたか・・・。すまんのう。
でもカーサンもくったびれてるんだよねえ。と喉元まで出掛かって飲みこんだ。

●水曜日
一晩眠って英気を養ったばば、一緒に新居に行くという。
大丈夫かね、このひと。と心配しつつ、お言葉に甘えて娘と三人で新居に向かう。
※じじはゴルフだよ・・・まったく。

ほったらかしの夫は寒さの中で冷蔵庫に電源を入れ、食品をしまい、かろうじて布団を敷いて寝たらしい。さすが「どこででも生きていける」と公言しただけのことはある>夫。

娘は自分のおもちゃとVTRにかぶりつきなので、ばばに任せて旧居の掃除と引渡しに夫と向かう。車持ってこなくちゃ。

昼には新居に戻り、さあ片付け開始。

ばばがいるおかげではかどった。なんせ引越し歴はばばの方がダントツ多い。
これが夫と二人だったら・・・考えただけでも恐ろしい。

カーサン生理前で頭痛の気配が薄ーくやってきていたが、なにしろばばがほれほれと次々任務を与えてくるので、頭痛だと訴える暇もない。

そしてしゃべり続けていたおかげで、気配だけで去っていった。はー命拾い。

夫は冬眠から起きたクマじゃあるまいし、ダンボール箱の林の中を右へ左へうろうろしている。何を探しているのかと思ったら、PCの附属機器取説を探しているらしい。

そんなもん今はどうでもいいのだが、それとは無関係に自分が少しイラついているのがわかるので、ほっておく。

夕方6時まで作業して、なんとか生活できるくらいになった。

実家までばばを送りついでに、結局夕飯を食べて帰る。

この日はじじの誕生日でもあった。ははは。

●木曜日
夫は会社へ。

娘はもっと赤ちゃんの頃見ていたVTRを何度も繰り返して見たがる。朝も遅くまで寝ていたし、昼寝も長かった。ニ才児なりにくたびれたのか。

あれをここに、という片付け図ばかりが頭の中で膨らんで、いざブツを目の前にすると動けない。あのブツこのブツをダンボール箱を覗きこんではうろうろ。
手を動かさなければ片付かないんだよ・・・。

整然と片付けるのはあきらめ、とにかく空いてるスペースに突っ込んでいくことにして、ざくざくダンボール箱を開け始めたのが午後。

それでもまだまだダンボールが積みあがっているのが目に入る。
いっそ和室のフスマを閉めてしまおうかしら。
「それは臭い物にフ」言い切る前に妻にキッと睨まれる夫であった。

●金曜日
やっとネットがつながった。
自転車のスペアキーも見つかった。
隣人も越してきた。
天気も回復してきた。
・・・生理も来た。

そしてばばは目の手術。

週末はじじの顔でも見に行くか。
孫娘というカンフル剤(ちょっと効き目がありすぎるのが難点)持参で。


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