今日も何枚か年賀状が届いた。
こちらが出していない方からのものもあり、書かなくちゃ、と思うものの、今年は何故か年賀状の腰が重い(こんな言い方ないか)。年末年始にばたばたし過ぎた。
同世代の友人たちからの賀状は、やはり子どもの写真入りが多い。
子どものみ、の人もいるし、家族全員の写真を選ぶ人もいる。
我が家は家族全員派。子どもだけってのが何故か恥ずかしいのだ。 緩みきった自分の姿を、一年に一度、おおっぴらにさらすのも充分恥ずかしいが。
今年の年賀状で多かったのが、「二人目(或いは三人目)が出来ました」というおめでとうな報告つき。おおお。
湧きあがるのは、おめでとう、という純粋に嬉しいの気持ちと、がんばってるなあ、という同士めいた気持ちで、焦ったりうらやんだり、という感情はひとつぶもない。
今は娘ひとりでいっぱいいっぱいだからかなあ、と夫に話すと、ほんとにそうだね、と100%同意された。
同意されて、そうかわかってくれるのか、と嬉しく思えないわたくしは天邪鬼だろうか。 君のキャパはそれで精一杯だろう、と言われているような気がして。 なんだ、悔しいのか>自分。
せっかく同意したのに、妻に恨まれるとはこれいかに。 なんと損な役回りだ、お気の毒さま>夫。
さあ、今夜はたらふくバリウム飲んだ夫が帰ってくるぞ。おかずはあっさり塩鮭よ。 ええ、今日も買い物行かなかったんです。はい。
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本日の娘の言葉。
昼寝に入るとき、上空でヘリコプタの飛ぶ音。 お約束通り、「こわいよ」とつぶやくので、「あれはヘリコプタだよ」と教えると、「えりこたぷ、ばたばたって」と娘。
最近、私の言ったことをまんまリピート出来るようになってきて、ほんと面白い。 今日みたいに、まんまじゃないときは、もっと面白い。
昨日、今日と一歩も家の外に出ていない。
以前もらった水薬を、今回はごまかしなしで娘に見せる。 ※アイスに混ぜて与えていたのだが、アイスだけ舐める技を身につけてしまった>娘。やるな、おぬし・・。
私が何も言わないうちに、「うかちゃん、おくちゅり」と指差す。 そうです、あなたのお薬です。さあ飲め。
猛烈に甘いけど、その甘さでかろうじて隠している苦味があるのだよ>水薬。 でも、これ飲めば、咳が止まって楽になるよ。
すると、なんと娘、ちゅっと一口飲んだではないか。
大阪帰省中、甥Bが粉薬をオブラートも無しに、大人と同じに飲んでいたのを見て 仰天したけど、ひょっとして娘、君も見ていたのか。カーサンに誉め倒される、B兄ちゃんの姿を。
結局、1回は飲んでくれたけど、2回目はストローを差してもダメだった。 さあ、どうやって誘導しよう。真っ向から説得するのがいいのかな。 つい小賢しいことを考えてしまうのだ。
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夫は明日、人間ドックだそうだ。
前日の夕飯は油っぽくないものにしてくれ、と注文がついたが、一歩も外に出ないってことは冷蔵庫の中のもので勝負なのだよ。
豚バラ肉の肉じゃがだ。許せ。
さ、明日はパジャマからちゃんと他のに着替えよう。 何故か娘は着替えさせるくせに、自分はパジャマだよ。どうかしてる>自分。
風邪なのかなんなのか、娘が咳き込み始めてから、じき1ヶ月。 どうしちゃったんだ。
回復したか、とちょっと安心すると、また鼻水が、咳が、とぶり返す。
そしてまた今日もマーライオン。 昼寝に突入してすぐだったから、横になったまま、噴水だー。大変だー。
娘の髪も、隣で寝ていたミッフィーちゃんも、あいやー。
吐いてすっきりしたのか、またぐっすり眠っている娘。 どうなの、またお医者に行かないとだめかい?
できれば家で安静にしているだけで、乗り切りたいんだがなあ。
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それとはまったく関係なく、私が漢方薬を飲み始めてから3ヶ月になる。
本当は半月で飲みきるべき量を、だらだらとひとつきかけてたりするけど、だいぶ状態がましになった気がする。
年末年始、吹き出物はできたけど、頭痛にはならなかったもんなあ。 目の下のクマも薄くなってきたし。まだあるにはあるけど。
あ、でも肝心の手足の豆大福は、未だちっとも回復してない。 まだまだこれからってことなのか。
それとも効果の範囲外なのだろうか。ううむ。
お正月休み最終日、またも私の実家に行く。 前日、お年賀を持参するのを忘れたのだ。なんとださいことよ。
電話もせずにいきなり押しかけると、鍵がかかっている。ありゃ、出かけてる。
未だに実家の家の鍵を持っているので、勝手に開けて中に入り、それから父の携帯に電話する。順番が逆だ、不法侵入だ、というつっこみは後ほど承ります。
珍しく携帯がつながり、勝手に入ってますと云うと大笑いされた。有り難し、親子の縁。
至極近所の兄の家にも、お年賀を持参する。酔いが醒めて、いくばくか爽やかさを取り戻している兄。ほんとにこの人は、酒癖が悪い。周囲に辛く当たる、そんな酒癖ってありだろうか。
ついでに近くのお寺に初詣、交通安全のお守りを買う。毎年恒例、安心を買う。
じじばばが帰宅、その後娘は見ているから、池袋でも行ってこいとおっしゃる。待ってましたとばかりに出かける私。
しかし、任務遂行型の夫と買い物に行くのは久しぶり。そうそう、何か結果を出さないと気が済まないのね、あなた。
ないならいいや、とあきらめようとする私、じゃあ次はあそこへ探しに行こう、という夫。そのうち空腹から無口になる妻を見て、ようやくあきらめてくれた。
ほとんど自分の家にいない年末年始。今回限りとしたいもんだ。
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ところで、池袋で探していたブツは、安野光雅の新潮社から出ているカレンダーだ。
アマゾンで他の本と共に注文していたのだが、在庫が確保できませんでした、という1通のメール。ひー、アマゾンで頼んだから、書店で見かけても買わずにいたのに。
どうしてもあきらめきれない私、行けそうな大型書店に片っ端から電話をかける。
「安野光雅の」と言っただけで「売り切れです」と答える店あり、「安野光雅?それ何やってるひとですか」と質問してくる店あり、「見本の1冊だけあります」と取り置きしてくれる店有り、知らぬ間に閉店している店有り。
結局お昼ちかくにようやく通じた新潮社のフリーダイヤルで、送付してもらえることになった。なんだよアマゾン、どうしちゃったのよ。
あんまり嬉しくて、夫にメールしてしまった。呑気な妻である。
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自分で日記を書いて、改めてわかったこと。
どちらの実家に帰るにしても、楽しようと期待していた私がそもそも間違ってました。すみません。
体調が悪かったので、大事にしてもらえるかと期待したのも間違っていました。 日頃、甘えるのが癖になっているのかしら>自分。いかんいかん。
そもそも夫の実家、風邪くらいなら荒療治で治すタイプのおうちなのだ。 布団かぶって寝ていろ、というのが私の実家なら、お風呂に入って汗流して、焼肉でも食べる?というのが大阪なのだ。
そういう基本的なところを失念していたわ。迂闊すぎる>自分。
帰宅して一夜明け、宅配便にした荷物が届き、洗濯を済ませ、娘は昼寝に突入、夫はライスボウルをテレビ観戦してご満悦。私はようやく年賀状を書く。
電話が鳴って夫が出ると、兄からだった。そう、今日は私の実家の方で新年の顔合わせなのだ。
娘が昼寝から覚め、ライスボウルも終わった頃、ようやく向かう。 電話の様子を聞いて、どうやら兄、もう既に出来あがっている様子。毎年のことだ。
そして実家に着いて兄を見るなり、例の娘の号泣が始まった。これもいつものこと。
その後の兄の暴言もいつものこと。「早く保育園に入れちまえよ」「甘やかしすぎなんだよ」。
不思議かもしれないが、私は娘の人見知りについてさほど心配もしていないし、嘆く気持ちもない。泣き声に慣れているせいか。
なので、暴言のあと、「大丈夫だよ、そのうち治るって」などと親切そうに励まされるのが一番頭に来る。あなたに言われたくありません。
酔っ払いの兄相手にむきになるのも全くの徒労だとわかっている。それでも感情が波立つのは、私なりに娘を誇りに思っているからだろう。
義姉とは殆ど口を利かなかったし、目も合わさなかった。自分が貝になっていくのがよくわかった。なんちゅう新年だ。
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