大学教員の日記

2015年12月07日(月)  学期末モード

 今週の学校も始まる。先週の雪はすっかり融け、校庭では半そでで遊ぶ子も…。校内はすっかり学期末モード。先生方も学期末事務仕事。自分も同様。学期末アンケート配付のための帳合いも少しずつ行うことに。

 帰宅してからは大阪のプレゼン作り。骨格は決まっているので、あとはどんどん作っていくのみ。今までに比べて新作度をぐっと高くする。自分が学んだことをどんどんと入れていくつもり。

 早くも公的機関から来年度の研修講師役。今年度に続いてということで光栄なことである。



2015年12月06日(日)  校正&講座準備

 いつもより遅く起床。少ししてから対応することがあり学校。自分の仕事も進める。10時には終わり、家のことを帰りがてらあれこれ。

 昼から午後は「ゼロから学べる社会科」の校正。編著者として名前を連ねているもの。3月までには発刊となるであろう。さらに土曜日の大阪の講座準備。先日の姫路とは8割違ったものにしなければ、同じく出席する参加者に失礼なので広く文献読みをしてヒントをさぐる。そうこうしているうちにあっという間に夜。

 昨日のセミナーの情報がフェイスブック・メールで行き交う。終了後もあれこれ話題にできることはネット社会のよさ。そんなこんなで短い一日。



2015年12月05日(土)  愛知で深掘りセミナー登壇

 雪はすでに止んでいたが、夜中に何回か屋根からドサッと雪が落ちる音。何度か目が覚める。昨日もBSでの「北の国から」に心打たれる。あの頃の1万円の価値。自分も身に沁みていた。
 さて朝一番の新幹線。乗り継いで名古屋。さらに中央本線。時間が10分ほどあるなーと思っていたら、そばに「きしめん」。有田先生のことを思い出し、食べたい誘惑にかられたがお弁当が出るはずだったので我慢。勝川駅に到着して送っていただき、会場のエデュコム本社へ。今日は授業深堀りセミナー。

 簡単にお昼に打ち合わせ。13時から開会。知っている先生方も何人もおり、愛知という感じがしない(ここ数年で愛知だけで10回近くは登壇している。)。模擬授業は選挙について。導入は少し硬い雰囲気だったが、途中からペースアップ。後半をアクティブラーニングを意識。30分を5分オーバーして終了。反省点は自分でわかるが新作をすることは学びが多いと実感。その後のパネルは玉置先生の名コーディネートもあってヒートアップ。「電車道」「小ざかしい」といったショッキング・キーワードも出てきて盛り上がった。私もついついあれこれ話す。深堀りになったことは間違いない。
 もう一本の神戸先生の魔方陣の授業は知的だった。算数・数学でのこのような深まりのある授業を社会でもできないか、いつも参観して思う。もちろんこちらもパネルは深堀りされた。

 このセミナーの特色はさらに「知っ得コーナー」があること。大西先生が「反転授業」をテーマに。これはまさに得。参加者は大満足だったことであろう。終了後も情報交流。さらに玉置ゼミの皆さんとも軽くお話。学生時代からこのような研修会に参加できることは幸せである。

 皆さんより一足早く勝川駅。電車が遅れており逆に5分前に出ていたはずのものに乗車。そこから東海道新幹線も十数分早いものに乗ることができ、東北新幹線も予定より40分早いものに乗車できた。22時過ぎに自宅着。いい一日だった。



2015年12月04日(金)  とうとう雪

 朝起きると外は白くなっていた。例年11月に1回はこのように雪が積もるのだが、今年は12月も今ごろになった。さっそく学校で雪かき。早く来た若者2人も一緒。その心がけでも有難いものである。

 午前中は事務仕事。来週のPTA執行部会の提案書を作成。今年は60周年記念事業があったため、執行部会との両立が課題だったが、何とかここまで順調にきている。急遽の児童対応。担任と連携。
 午後になって6年生の学年合唱コンクールの審査員。子どもたちの自主的な取り組みにもかかわらず完成度の高さに驚く。かつて自分が担任時に指導した曲だったのであの時の6年生を思い出した。

 時間外になってから電話取材。社会科の興味を高める家庭での方法について。自分なりの考えを話す。社会科を専門とするのなら、こういう分野も強くなりたいものである。帰ってから明日の授業の最終チェック。準備物の確認。



2015年12月03日(木)  頭を使う

 苦しんだ原稿を朝のうちに提出。最終的にできたものは、苦しんだのか…というぐらいシンプルなものになった。

 今日は提出物関係で頭を使う。単なる調査ではなく、人や施設といった次年度の教育資源を充実させるためのもの。こういう仕事は管理職にとっては重要なことと改めて感じた。午後は職員会議。今日は短時間で1時間あまりで終了。来週の分まで着手して退庁。

 あさっての深堀セミナーの授業の細案について検討。さらには来週の大阪セミナーの構想。社会科についてあれこれ考えるのは幸せなことだと実感。



2015年12月02日(水)  原稿に苦しむ

 朝原稿の取り組む。意外と簡単に書くことができるテーマと思っていたが、そうはいかない。夜も苦戦。考えれば考えるほど奥が深いことを実感。

 12月も2日目。今年は雪が一度も降っていない。今日もわりと穏やかな一日。外で遊ぶ子供たちの中には半そでの子も。思わず学校ブログにアップ。今日も目まぐるしくあれこれ。席を10分ぐらい離れると次々に仕事が入ってくる状態。午後になって落ち着いたので、集中して報告物。時間外勤務時間調査のデータをまとめてあれこれ考える。19:30帰宅。

 初等教育資料で萩原智子選手のインタビュー記事を読む。オリンピック4位が10年間もコンプレックスだったとのこと。弱い自分を認めるのはつらい。共感のできる話だった。



2015年12月01日(火)  師走

 今日から師走。いよいよあと1ケ月。朝、秋田の飛び込み授業のことを書いた校内報が届く。4号分にわたる校長先生作の通信。最新号は48号。教育論、授業論がぎっしり。こういう校内報を読むことができる先生方は幸せである。それにしても授業の感想を読むのは勉強になる。

 仕事もいつものペース。全校朝会や5年生の収穫祭のことはブログにアップ。緊急対応で学区の中学校へ。午後は幼保小連携会議。校長に代わり挨拶。いい話し合いになった。今日は相談が多く、20:20帰宅。

 講師役も原稿もペースをあげなければいけないのだが今一つ。明日からがんばっていこう。


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