skajaの日記
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2007年03月29日(木) |
『シルエット』『リトル・バイ・リトル』 |
続けて買ってしまった。島本理生の本。 土曜日にブックオフで本を売ったばっかりなのに。 引越し前だから荷物を増やさないよう気をつけてるのに。
彼女の文章は、よく「淡々としている」と書かれているのを見る。 筋や登場人物像は「少女漫画的だ」とも。 そう書かれているのを読んで、あぁそうか、そうだったかもと初めて気づいた 。 私は彼女の文章にすごく好きだなぁ。 すごく気持ちを揺さぶられて、あんまり淡々と読めないんだけど。
『ナラタージュ』島本理生 S氏の本棚に並んでいた本の中から借りて読んでみました。 なんで読もうと思ったのか思い出せないけど、あ、次遊びに行ったら借りようと思ったの。「呼ばれた」のかしら。
二十歳の主人公泉と、高校時代の部活の顧問で当時大好きだった葉山先生と、 泉の彼小野君との三角関係でない関係のお話。 そうネットの書評で書いてる人がいて、あぁそれは上手い書き方かもしれない、と思いました。 もうすぐ結婚する主人公が、二十歳の頃の恋を思い出すお話、と書いている人も。 これもそうそう、ナラタージュだからね、「映画などで主人公が過去を回想の形で過去を物語ること」だからね。
島本理生って堅い表現をするのでちょっと入り込みにくいなぁと最初思いながら読んでいたのですが、最後まで読んだらすごく苦しくて胸が痛んで、土曜の朝7時半に起きてまた布団の中で最後の部分を読み直してしまいました。 私はゴリゴリのサークル熱狂型大学生だったし、葉山先生への想いもそんなに共感できるわけじゃないんだけど。 それでも胸が痛かった。正直、かなり動揺した。 内容を解析する気も分析する気も起きない。
気晴らしに映画『ドリームガールズ』でも見ようかと思ったんだけど、全然趣向の違うお話が頭に入ってくるのもかえって辛い気がして、結局今週は会わないつもりだったS氏の家に押しかけてぎゅーとしてもらいました。
大親友の結婚式に出席してきました。
去年の9月から始めて 11月、12月、2月、3月、式の前日に余興の歌の練習をして、 当日の朝に美容院で髪をセットしてもらって 式場で受付係をして、 披露宴では友人代表スピーチをして 2月から仕込んでおいた寄せ書きアルバムをプレゼントして ちょっと食事をして 新郎新婦と余興で一緒に歌って 「母親への手紙」でちょっと泣いて 披露宴の後は打ち上げに出て 一日の最後に花嫁のブーケをいただいてきました。 めまぐるしくてあっという間の1日でした。
小学校で出会って今まで、いったいどれだけ彼女と一緒に時を過ごしたんだろう。 スピーチの時間だけじゃエピソードが話しきれない友人って何人くらいいるだろうか。 私の友人にも宣伝しまくって、なぜか私の友人の間では超有名人なHrちゃん。 おめでとう。私にとっても宝物みたいな1日でした。 ほんとになんだか嬉しかったよ。 ちょっと思い出が多すぎて日記にも書ききれないや。
んーと、あのねーちょっと不調です。足踏み状態です。 将来のことを自分で考えて選び取っていくとなると、とたんに不安になっちゃうんですわ。 今は自分の父親と意見が合わず、「自分たちのやりたいように進める」と強気発言をしながらも実際にはとても気になって内心うじうじ悩んでおります。 でも大事なことになるといつも末っ子扱いされて「おまえは世間を知らないから」的な批判をされるのは気に食わないの。 ほんとは自分が気に入らないだけなのに、「社会では認められない」って言い方はずるい。 いつもそれなりに折れてきたけど、今回ばっかりはここで折れたらおかしいと思うので意地張ってます。そして意地を張り慣れてないので、大変こたえます。
でも二人で考えて進められるから良かったと思う。 M氏は「自分は本当はどうしたいの?」と冷静に聞いてくる。 私がぶつぶつと電話したら「もう本当に嫌になったなら考え直すけど、そうじゃないなら変えないでいいんじゃないの?お父さんが納得してくれないなら家に行って俺からももう一回話そうか?」と言ってくれた。 その言葉を聞いてなんか落ち着いた。
それからお父さん、闇雲に気に入らなくて反対してるんじゃないって、お父さんなりによかれと思って言ってくれてることは私もわかってるの。 でも「良い悪い」「正しい正しくない」という判断の基準は、けっこうその人の「好き嫌い」のセンスに関わってくると思うの。 今回の問題は私の「そういう考え方は嫌い」という部分に触れてますので、多少ギスギスした雰囲気になっても簡単には折れませんよ、私。
月曜日。 昨夜の紐パンは、私の実家に履いて帰って洗濯しても親の前で干せない、ということで朝さっさと洗ってM氏邸のベランダに干させてもらいました。 ま、お守りみたいなものなので、ここの引き出しに仕舞っておいてもらおうかな。 ブランチに沖縄そばとソーキを食べて、午後から私の友人夫婦の家に向かいました。 今日は友人夫婦の家で鍋会。 女同士の友人4人がそれぞれパートナーを呼んで集まったので総勢8名(坊ちゃんを含めると9名)。 みんなでワイワイいいながら、料理を作ったり子どもと遊んだりしました。沢山集まった大人がみんな自分に注目して遊んでくれるので、ぼっちゃんは終始上機嫌。 ヒートアップしすぎて、鍋を食べる頃には眠くなっちゃったみたいです。 お鍋の後にはイチゴ、パッションフルーツ、柚子餅、そして友人G姐の手作りシフォンケーキをいただきました。 私の結婚報告をして、初登場の友人T姐の彼氏を紹介してもらって、既婚者二組の結婚式の話をちょっと聞かせてもらって、なんだか嵐のような鍋会でした。 G姐が張り切って私たちのお式用のウェルカムアニマルの準備をしてくれてた。私たちの中ではお互いの結婚式の時にウェルカムグッズを手作りしてプレゼントするのが習慣になってるの。でもなんだか嬉しいですね。
夜10時ごろにお開き。 M氏は昨日の仕事でちょっと疲れてて、明日も朝早いらしいのでちょっと悪かったかなーと思いながら家に帰って気づいた。 まずい、私も明日早出当番だ〜。そんなわけで、できるだけ急いで就寝。
連休中日の日曜日。 朝部屋の掃除をして、軽く昼を食べてから歌の練習へ。 今日はただでさえ荷物が多いのに、思いつきで無印の「布団カバー&シーツ&枕カバー」セットを2組も買ってしまいました。布って重い…。 で、洋服屋さんをチラ見しつつ練習スタジオへ向かい2時間の歌練習をしました。 お馴染みの曲+新曲のパート決め。今日は2人おしてるので、残りのメンバーでのんびり練習しました。 練習後にM氏に電話したら今日は8時ごろまで仕事になりそうだとのことなので、寄り道してちょっとお買い物をしてたら荷物が重くて頭がクラクラしてきた。今日はダメかもしれんと諦め、大人しくM氏の家に向かいます。でも判断力が鈍ってるので、地下鉄の線間違えて乗っちゃったわ。 駅からM氏の家までは徒歩15分。スーパーはちょうど真ん中の距離。荷物を一旦置きに行ってからまたスーパーに戻るのは面倒だったので、荷物多いっちゅうのにさらに買い物して大根や豆腐をぶら下げていきました。 1時間でお夕飯の準備。ちょうどいい時間にM氏が帰ってきたので、二人でもりもり「れんこんキンピラ&豚肉の牛乳煮&豚汁」を食べて、食後にデルレイのチョコレート2個を二人で分けて食べました。
余談ですが、今日の空き時間に「ピンクの透け生地&フリル付き紐パンティ」を買ったので履いてみたらM氏ゲラゲラ笑って楽しんでました。 でもさ、下着屋さんで私の後ろでレジに並んでたお姉さんも「透け生地紐パン」買ってたのよ。いやーやっぱりバレンタイン時期だとけっこう売れるんですね、紐パン。
親が、親戚が、友人たちが、と言う前に 彼はどうしたいのか そして 自分は本当はどうしたのか、を 基本に戻って考え中です。 そんなことをすっかり忘れて、眼に見えぬ批評や反論を想定しては一人で縮みあがってた。 自分でもあんまり気乗りしないなーと思ってるのに、「そんなことしたらきっと文句がでるよ!」と勝手に他人の意見を代弁して彼を説得し始めてた。 違うな。 まず、二人がどうしたいか、だな。 それから、 「こういうやり方ではどうですか?」とお伺いをたててみよう。
迷ったら、率直に相談。 控えめかつ、「こうできたら嬉しいです」とアサーティブなアピール。 いつもの自分のやり方でやってみよう。 希望が通っても通らなくても、「ちゃんと相談できた」満足感は残るはず。
今日は式場の申込みに行って、披露宴会場の下見に行ってきました…。疲れた…。 やっぱり申込みの時は緊張してたので終わった後ハイになってしまい、調子に乗って和食バイキングでたらふくお昼をいただいてしまった。ちょっと失敗だったわ。 夜のレストラン見学会で「一部料理の試食」って書いてあったんだけど、フルコース1人前が出たの。1人前を二人で食べたから0.5人前なんだけどね。無料の試食であんなに料理が出ると思わなかったわ。 いろいろ質問などをして、見積もりまで出してもらって見学会は終了。今日は実はもう一つ結婚式場も見に行ったんだけど、そこは会場の雰囲気的に二人ともちょっとNGでした。プロモーション写真ってものはやっぱり綺麗に撮ってあるものだということを痛感。
きっかけは『ラブシーンの掟』(石川三千花・著)という本を読んだこと。 「クレア」の映画コラムが好きだったから買ってみたのよ。まぁ表紙見て気づけって感じなんですが、ラブシーンっていうよりは…ベッドシーンに関する内容がほとんどでしたね。しかもけっこう濃い目の。 時々「控えめながらも恋のドキドキ感が痛いほど伝わってくる」映画のシーンなんかも出てきたので、そのへんは追々見て確認しようかなと思います。
『キリングミーソフトリー』 で、なぜか「じゃあ一本見てみるかー」と選んだのがこの映画。 チェン・カイコー監督の作品ですね。ジョセフ・ファインズ相変わらずおヒゲ濃いですね。でも雪山ヤッケは案外似合ってて素敵でした。 ヘザー・グレアムは「オースティンパワーズ2」(←このシリーズ好き)で見たよりずっと大人な雰囲気でした。案外背高い。童顔と思ってたけど、けっこうシワも多い?目が大きいからタレてるのが目立つ??そしてミニのトレンチ+ミニスカートよりも、パリッとパンツ+メガネスタイルの方が似合ってる気がしました。 見始めてから、なんでこの映画を選んじゃったのかがわかりました。そして「平地で育った女は山男とは一緒にいられない」というくだりでそんなぁとションボリしてしまいました。 「エロティックサスペンス」映画なのに、見た感想は「なんだかションボリ」。 チェン・カイコーごめんよ。
『キューティブロンド』 上の1本だけだとどんよりしそうなので、元気なのも借りてみました。 リース・ウィザースプーン扮するエル。とってもキュートですが、なんだかがっしりたくましい印象で、髪はブロンドでも胸元開いていてもお尻振りながら歩いても全然「セクシーでおバカさん」には見えません。女性の反感を買うとか学校で浮いてしまうというよりは、気さくにお友達になれそうな雰囲気です。お顔はちょっぴり「エイリアン」のあの方に似ているような気がします。キュートだったけど。 でも、持って生まれた髪の色なのにね。ブロンドは頭悪そう、遊んでそうって色眼鏡で見られるんだ。そんな偏見ものともせずにガンガン勉強してロースクールに入って授業も実習もこなして…ってエル姉さんやっぱりどうしてもパワフルでマッチョなイメージです。 あ、エルのおとんがいつもマティーニだかなんだか小道具に持ってるのが無駄に面白かったわ。
2007年01月28日(日) |
あの売り方はちょっと… |
日曜日。 昨夜からトイレットペーパーが切れてるので、M氏が朝イチでスーパーに行ってトイレットペーパーを買ってきてくれました。ふぅ助かった。 その後、アマゾンで買ったばかりのダンスDVDを見ながらめかぶやトマトサラダや味噌汁のヘルシーブランチ。 1時過ぎに二人でお買い物に出掛けました。
今日の目的は婚約指輪の下見。 いろんな店が集まっている銀座にえいやっと出掛けて、そんでもってえいやっと決めちゃったのよ、今日。 いえね、最初に落ち着いた感じのジュエリー店Lに行って指輪の枠を試したりして、石も見せてもらってけっこう気に入ったけど2週間前に他店で見たのと似てたのでちょっと迷ったんです。 で、やっぱり1日のうちに比べてみないとわからなくなるから他の店にも行きたいと言って一旦店を出て、デパートで4℃やアガットやポンテ・ベッキオで既製品の指輪も冷やかしたけどあんまりピンとこない。なんだろ、石が大きすぎるのかしら? それからもう一軒の、2週間前に下見に行ったS店の銀座店に行きまして、ちょっとデザイン忘れちゃったからもう一回見せてーと枠の番号まで指定して言ってみたんです。 それからが案外長かったのよ。また色んなデザイン見せられて、品質の説明をされて、他の店と迷ってると言ったら「だったらうちの方が絶対いい」って言い張られて。 なんだかうんざりしちゃったの。 一応正規の値段は付いてるんだけど、2回足を運んだからね、いつ行っても「特別にお値引き」なのがわかっちゃってがっかり。 今日中に他の店も回りたい、自分の眼で2軒を比較したいってはっきり言ってるのに「どうしてですか?この石が気に入らないんですか?」とゴネられて、二人とも穏やかな顔して完全に切れちゃったの。この店はやめとこうと意見が一致してしまった。 そんな訳でなんとか店員を振り切って最初に行ったL店に戻り、さっさと指輪を買って(もらって)しまいました。ちょっと高くなっちゃったけど。M氏自身がこっちの方がいいって言ってたからね。 しかし、あの対面販売は精気を吸い取られるなぁ。今日のは本当にナントカ商法みたいなしつこさだった。もううんざりして根負けして買っちゃう人も多いんじゃないかしら。 でもあの店員さんはちょっと売り方を考え直した方がいいんじゃないかと思いますよ。ぷんぷん。
日もとっぷり暮れてしまったので、二人で有楽町ガード下の安いタイ料理やさんで食事して帰りました。 小さいところから節約節約。
skaja
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