和田拓治郎の「夜景レストラン」

2009年03月03日(火) そうだ、これがそれだ




かつて新しかったものが、今や古典。

現代におけるスピード感がそれにあたるならば、われわれも従わなければ古びてしまうぞ。

そう、モノ作りの人間において、あらゆる分野で急かされる季節に突入。
すべての進行が、様々な障害において皺を寄せ、鮮やかな花へ昇華するまで残すところ数ヶ月となりました。

日夜作業場にて、作業・整理、そして、






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の連日。

作業場は、とにかく極寒。
例えるなら、外だ。

息が、たまにうどんに見える。


そんな中、最近は人の幸せのための仕事が大半を占める反面、自らの首ヘルニアが彩る作者不幸度のギャップから、慰めのBGMとして流すのは、専らこういった感じの動画になります。





ようするに、楽しくやってるってことですよ。

皆様、この時期は大変お疲れのご様子でしょうが、どうか面白いものと暖房の効いた温室で御自愛くださいませ。






※画像2は、古き良きサンプルにはピザもあったよ。



2009年02月25日(水) おすすめの店っていうか、お客さん




やあ、広島の中心は天満町だよ。

というわけで、やって参りました蕎麦屋の「いいづか」。
お気に入りなんで、紹介したくない店ベスト殿堂のこの店を、ついになんとなくお茶の間にリリース。


蕎麦、それはすべてのものを美味しく感じる味覚障害の和田にとって、通の能書き的コメントを吐き切れないカテゴリーでございます。






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ってこと。

先日、交通事故からのMRI検査を受け、「首のヘルニアと併せて鼻の奥にceleの疑いあり」の合格発表いただきましたゆえ、モノがいっそう美味しゅうございます。

このお店の奥様は、人間界でいえば母的存在であり、同時によろずの知識を持ち合わせた秀才、近年における老若は手本にするべき平成のマニュアル本である。

「和田の知り合いです」と一言いえば、「いつもお世話になっております」と言いながらゆっくりシカトでおもてなし。
言うなよ、昼時は迷惑だ。


さあ、生きるのに迷ったら、目をつぶり行って聞け。

彼女の言葉で、目の前に往年の番組が蘇る。


天満町電車通り沿い、蕎麦屋「いいづか」。
マストわんこしたまえ。




※なぜか最初に食べ終わった食器類、そして巻末にマンをジして盛られた料理の画像。

そう、これが新しきグルメ紹介方法だ。



2009年02月19日(木) 人口以上の恵み




先日の日記を見て、早くも「満願堂:きんつば」の差し入れが発生。

じつは、書いてしまっただけで、わたしは粒餡のきんつばが好きじゃない。
っていうことは、






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ってこと。

でも、このきんつばは芋餡なんだよね。
知ってるねえ、通だねえ。
この気遣い、かなわんよキミ。

というわけで、本日は気遣いについて。

日本国民が、みな平和で平均的な生活水準を目指すあまり、予定外な緊急時に対応が出来ない体質になってしまった現代。

一般が政治をバカにし、生徒が教師を評価、新車が売れず修理屋が太り、なべやかんがモノを集めなくなったため、平成は傾斜を帯びて尖ってまいりました。

久々に実家に帰ると、台所には大小さまざまなフライパンが5つ6つもあって口が開いた。
これは、個人消費が充実しきり、もはやモノは飽和している状態の現れである。

目覚めよ、老若男女。
もう、必要なものはみんな持ってるだろ。


そう、あと足りないものは、キャンドルスタンドだけだ。


和田拓治郎ディレクション、キャンドルスタンド「calm」シリーズ。
きたる近月、ついにそのイヤらしいベールを脱ぐ。
そのうち本格販売を完全告知予定。


持ってるモノはもう買うな、新たな進化に一票入れるのである。


これはただの宣伝ではない。
キャンドルスタンドを購入することで、その利益は回り回って貴方の御両親の給料となり、結果的に全国的な親孝行となることをお忘れなく。

そして、これこそが最上の気遣いである。

おめでとう、君たちは今、歴史の一歩を傍観できる。




※画像2は、こんだけ言っときながら、つい「来月お母さんに買ってあげようかな」と思ってしまったモノ。
宣伝ってすごいねえ。



2009年02月18日(水) ゆけ、完全オリジナリティーの道、ていうか店




修行の聖域であり、感動ドラマ連日製造スケジュールでおなじみ
「好きです、松尾工業」の本社は中広町にあるのを御存知か。

その近隣には、やはり特筆すべき飲食店が根張りよく生きる。

先日ランチタイムを逃した午後3時、だいたいの店はディナーに向けて仕込みの時間帯に、惰性全開で暖簾かけっぱなしの小さな殿堂を発見。

発見したら即実験の和田は、最近そういう店にこそ足を向けるらしい。

入店し、ラーメンと餃子を注文。
食べると間髪入れず用を足したくなる人種のため、来る生理現象にむけて、もよおしてもいないのにあえてトイレに駆け込んでみる。

予想通りのインテリア設備が、すでにいらっしゃいませと言っているようで、ますますやる気が失せる。
(画像1)

席に戻ると、なぜか中国新聞と九州スポーツが2紙、眼前に据え置かれていた。
強制的に読めというのか、販促とは無関係の試供は初の体験である。

なんという新鮮な感覚。






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だ。


というわけで、汁に浸かった麺と皮に包まれた肉の感想は、もちろん省くことになる。

あえて説明するとすれば。

しゃがんだ状態で、長い手すりの取り付け部分を見たときの画像を見てもらおう。


下がこんな段差ついたところからスタートしたら。



もちろん上はこれくらい板がいるよね。

そう、ここは全てにおいてトイレがアツい。
分かるよぉ、でもダメだ。

そういう味ってことよ。


責めるな、彼らも同じ日本人なんだ。



2009年02月17日(火) 世界標準




最近、ますます物忘れがひどくなって、それを追いつめるかのように、「世界でいうシガレットとタバコは、どちらが標準語になったんだっけ」なんてあえてどうでもいいことをやたら悩む。
(画像1のタバコ屋の綴りが、正解なのが原因)

そんな感じで毎日を過ごすと、先日知り合いになった金沢の人に「広島でこれ!っていうお土産(お好み焼きと紅葉まんじゅう以外)って何ですか?」て聞かれたときに、全く頭が白くなるんですよ。

実際出てきたものといえば、






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母恵夢

川通り餅

結局2つとも、ノドが渇くものという縛りでオチた。


対して、金沢は?と聞くとこれもなかなか出てこない。
少したって出てきたのは、「きんつば」。

ほとんど、いっしょじゃん。

PASTA enzoのやったんは、「三次は吉舎町の山の芋まんじゅうじゃね」だって。

地元びいきのうえ、せっかく香り高い山の芋を、なぜか粉にして肝心な香りを爆発的に飛ばし、さらに安易な発想で餡をフンワリ包んでしまう大胆さと台無し加減。
魅かれるね、じっさい。




※画像2は、往年の「身体表現サークル」金沢での公演参加のメインページ。
無意識に名物を画面に刷り込んでいた感覚、ほんとに自分がやったのかも思い出せない記憶力ってことよ。


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