7月1日、いわゆる将来の祝日といえば、和田拓治郎氏の誕生日。
この記念すべき日と、偶然にも展覧会スタートのオープニングが重なりました。 おめでとう。
しかし、
アートの展覧会でお決まりの、ケーキ・ワイン・日本酒等の差し入れは御法度。
ケーキを持ってくる気なら、ムッシムパネンで買って家で食べなさい。 ワインを差し入れる気なら、ENZOでグラスワインを奢ってくれ。 日本酒のあなたは、KOBAで雨後の月を奢ってくれたまえ。
以上、差し入れ・取材等は一切受け付けない前代未聞の展覧会。
タイトルは、「聖地に咲く絶望花」だ。 DMデザインは、御存知ゴルゴ13風味の一発芸画像。
もちろん予定は13日、全国一斉配送スタート。 DM希望者は、公式HPにてメールボックスから発注したまえ。 締め切りは、あなたの気持ち次第。
和田拓治郎HP http://wadatakujirou.info/
特別な日以外は、ほとんどカレーの日本人に贈る、絶品パスタと逸品カクテルの2週間。
御存知、彫刻家和田拓治郎先生の、新作を含む餓鬼彫刻と展覧会オリジナルシルバーアクセサリーを、御本人行きつけの2店舗にて期間限定公開いたします。
1st stage: 知る人ぞ知る取材厳禁のプレミア店PASTA ENZOからスタート
2nd stage: Restaurant Bar KOBAにて連日ヘビーメタルと金属彫刻のコラボレーションを実験。
予測不可の客観性ゼロ、完全主観彫刻展を、広島歓楽街の中心で御高覧ください。
隙のある彫刻に、みなでツッコミを入れ続ける2週間 。 最高の料理と常用できるお酒で、食欲を満たしながらの新鑑賞スタイルを御提案。 池波正太郎ばりに和田が通い詰めた、本気でオススメしたくない最高のお店を、支援いただいている方々に泣く泣く御紹介いたします。
とにかく席数が少ないため、競争率は過去最高である。 キーワードは電話予約。 電話でもない予約でもない、「電話予約」だ。
さあ、来る勝負の日に備えて、テレクラ並みの電話発信を訓練しておこう。
断られても明日がある。 諦めるな、君たちは輝いている。
2008年06月05日(木) |
迷惑ですよ、使わないでね |
シルバーアクセサリーに燻し処理っていう加工があるけど、それに使う薬品に硫黄が必要な時がある。
わたしが使うのは、昭和のパッケージデザインがしぶとく生き続けている、武藤鉦製薬株式会社の六一〇ハップ。
先日も使う時があって、引っ越しの荷物をまだ解いてないから、安いし買っとこうって近所の古い薬局に笑顔で入店。
のカテゴリーに入っちゃってる、更年期障害寄りのお店ぶりを発揮。
商品をレジに持っていくと、予想通り「値段分かんない」と言い出す。 もとあった場所に2人で歩いていき、ココにありましたの指示で、470円(相場より80円高い、っていうか定価10掛け)を確認。
再びレジに戻ると、なぜか店員は書類を見はじめて、「あらっ」って独り言。
「申し訳ないです、この商品はメーカーに返品する予定でして」って販売拒否。 同時に悪い予感が走る。
焦りだしたから、すぐウォンツに移動して在庫があるか聞くと、「その商品は撤去になった」と最後通告される。
あれだ、自殺が増えたからだ。 硫化なんとかで。
その後も、ホームセンターや知り合いの薬系統の店に出向いたけど存在は一切無し。
結局、引っ越しの荷物全部解いて探し当てること2時間。 ロスだぜ。
2時間あったら、you tube の映像12コ見れとるぞ。
※画像2は、途中で寄ったホームセンタージュンテンドーのトイレの注意事項に、カープの嶋選手のサイン。レア中のデッドだね。
先日は、5年振りくらいに実家の家業をお手伝いしてみた。
楽しい。
もう建てちゃった家の奥に、あとから砂を入れる作業。 面倒くさいから、業者は大体断る。
そこをやるのが和田家の血筋である。 難しいことをあえてやる。 高くも安くもない、ただ良い仕事。
そして、困った人を一瞬で助けるような仕事ぶりが、プロなのだ。
そんな高尚な作業の合間、免許も無いのにスーパーカーに乗って記念撮影したりするのがわたしだ。(撮影:長尾さんっていう職人のひと)
楽しそうでしょ。
撮影直前まで。
社員はみな最優秀だから、朝礼なんかほぼ「本日は○○邸が現場です」ってだけ。 でも、作業はじめて数分で、自然に担当が別れて、迅速で円滑で次の作業もいつの間にやら出来てて、「あー、昔手伝った時もこの流れだったなあ」ってフラッシュバック。
見た事ない業者さんとも、昼前には笑って話すし、テンション上がって「もっと土くれよ、もっと重いの運ばせろ」ってなるんだよ。
結局、楽し過ぎて、その夜もDMのアイデア浮かばずじまい。
完成予定は10日前後。 DM予約者は画面最下部のメールに一報したまえ、今回のデザインテーマはずばり「無い」。 赴くままにマウスを走らせたインパクトの一枚。 マストでお見逃しください。
※画像2は、土マニアの行列のできる店。
2008年06月03日(火) |
今年度一発目の山賊レポ |
下界の皆さんこんにちは。
本日は久しく、いつ行っても星の数ほどツッコミがいがある大ボケ天国、山口県は「山賊」レポ。
制作ブランクの長かったDMアイデアに煮詰まり、外気を求めついに遠出。
「もういらん、もう絶対食べん」と言い続けて、
辛さ以前に香りで咳きこむ感じは、まさに毒ガスのイメージだ。
ノドがカラカラになるまで働いた後のビールとか、2日後のお風呂とかそういった爽快感とは無関係。 食べた以上のモノを吐きそうになる苦痛と、ひたすら目的の無い我慢。 理解出来んだろうけど、わたし的に超理想。
男好きでMって、終わっとるね、じっさい。
夜の会合にお土産を選ぶ際の、本日最高潮の山賊ハイライトは。
商品に貼ってある値札。(画像中心部) お金払うと、値段のところだけ剥がされて、残るのは「想い出」ってこと。 ウマいけど、センスは桁違いに古いぜ!
でも星3つやるよ。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ さあ、山賊でお土産を買って「想い出」を残し、結局家でゴミ箱に捨てよう。
味でなく、お土産で星をとるお店「山賊」HP http://www.irori-sanzoku.co.jp/ ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
今夜は、中広に今後の変化を求めて会合。
熱い人間達の、歯に着せぬ言葉が心地良い、昭和から続くよろず居酒屋。
「作品持ってきたんなら出せ出せ」って、結局カウンターに全部並べられて、みんなで講評会が勃発。
「コレの隣にコレ並べたら売れる」とか、「こういうのは
とか、本気だけど完全に適当。
一番効いたセリフは、「作品並べた隣で、お前が立って喋れば売れる」ってやつ。
ホントのところわたしは、展覧会中オープニングとラストしか行かない。会ったことない人間に核心を突かれ、珍しく素に戻った時間であった。
それにより本日、次回の個展では連日の作家在籍を決心いたしました。
7月は、いつ来ても作家が会場にいる展覧会で、恋愛相談しませんか?よくある失恋中の女性の心の隙間に入り込む相談ナンパの心配はいりません。 わたしは男性に興味があります。
さあ、衝撃のカミングアウトから始まった、和田拓治郎彫刻展カウントダウン開始。
詳細告知はまだまだ引き延ばすぜ、引きつけて引きつけて、一休みだ。
※この世知辛い世の中で、仕事に追われる日本人達に、ゆったりとサボりの誘惑を御提供。 わたしの大好きなクレイジーコメディアンの動画をどうぞ。
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