Kuragegawa Riv.
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某小学校教師@11年目の日記。


2006年04月13日(木) 続・少子化対策について

「家での絶対安静」を条件に退院できた海月さんですこんにちわ。・・・ホントは一週間前に退院していたのですが、予想以上に体力が戻らずこんな日までまったくもう。今でも1時間座っているだけで疲れて疲れて。

さて、話は少子化でしたね・・・要するに孕むと予想以上に大変だということがよ〜〜〜くわかったのでございます。そこで!私としては、退職する団塊の世代の方々の再雇用先として、妊婦の補助というのを提案したいのでございます。要するに、教員だったら妊婦なクラスに副担任をつけるというもの。

現行の制度でも、「中学校区(1つの中学校に行く、ほぼ複数の小学校)に妊婦二人がいたら体育の授業に関しての補助教員を一人つける」というのがあるのですが・・・いないって。妊婦なんか。首都圏では小学校教員大量採用の時代がやってきていますけれど、この制度のままだった場合、制度の真価が発揮されるのは少なくともあと10年ほどかかるでしょう。晩婚化自体は止められないし。


今、少子化対策として「自治体主催の見合いパーティー」という奇策(そんな事に公費を使うならもっと別の事に使え!)やら、「不妊治療にかかる経費の削減」やら、「出産費用の無料化」やら、色々な案が挙げられているが、「流産に対する対策」というのがポロッと抜け落ちている、と感じるのは私だけだろうか?


願わくば、望まれた命が望まれるままに誕生しますよう。切に、切に願います。

2006年03月31日(金) マイブーム

やあどうもここ数日「テトリス」にはまってはまってどうしようもなかった海月さんです婦長さんから「海月さん、まだ(入院して)いるの?」と聞かれたけどこっちだって好きで入院しているワケじゃ…ワケじゃ…(落涙)

さて、昼ドラ以外全ての時間をテトリスに捧げている間にうっかり3/31、教員人事異動の特集号が出る日となりました。意外にも私の同期は殆ど転任(異動)せず、着任した学校にそのまま居る事になっています。新聞を見れば、異動する人の女性の名前はほとんど「子」のつく人。要するに、団塊の世代と呼ばれる人が、定年を見据えて「慣れた学校で辞めたい」と異動の希望がこぞってあり、私達若い世代にまで異動が及びきらなかったのではないか…と、かように考える次第でございます。
さて、そこでイキナリ話は「少子化」にとぶのでございますが…私がいる病室は、流産や早産しかかっている人が入院する大部屋です。入れ代わり立ち代わり入ってくる人は、私と同じく働き過ぎで入院し、入院しても働いている人もいる(私もその一人だけどさ。今は終わらせましたよ!)ワーカーホリックな人の声がしばし漏れ聞こえてきます。そうするとどうしても考えてしまうのは、こんなに少子化少子化と騒がれている割には、子どもを産もうとしまた授かった人にすらあんまり優しくない社会だなあ、という事なのです。

私が子どもを授かった、と聞いた女の先生方は、自分の体験談を話してくれました。運動会の日に流産した人私と同じように入院した人死産した我が子を見られなかった人。トラブルなく産んでいる人の、何と少ない事か。そして自分自身もこうなって。勿論無理した部分もあるけれど、逆に無理せざるを得なかった部分もあるのです。だって担任は私一人で、担任しか出来ない仕事は山ほどあって、しかも8ヶ月を過ぎなければ産休がもらえないのですから。
「仕事を控えて」「自分の体を大事に」と言われても、仕事は殆ど減らないのに自分の体は日々思い通りにならなくなっていく。仕事のカバーは時間を掛ける事でしか解決できなくなり、段々体に負担が…という悪循環。多分、インターンシップの学生に助けてもらわなければ、私なんぞはもっと早くに入院していたでしょう。相方にも漏らしていませんでしたが、実は2月上旬から時々出血したり、歩行困難なほどの腹痛は起こってましたから。

そこで…と書いたところで字数が尽きたのでまた次回。このままじゃ少子化は止まらない!

2006年03月26日(日) シンクロ

夫婦たるものいつも一緒…とはなかなかいかず。私は納豆大スキ☆だけど相方は匂いからしてダメですし、私とて「イクラに醤油かけたらうまいねん」と進められようとも食べられないのでございます。
そんな私たちが、昨日どうやら一致したことがあった模様です。

私は、病院から脱走する夢を見ました。
相方は、病院で点滴する夢を見ました。

…お互いの精神状態の病みっぷりに乾杯☆明日で、入院二週間目に突入します。

2006年03月21日(火) 親子

血管が細いので、現在点滴の針が刺さっている左腕が痛い海月さんです。でも昨日抜いた右腕も痛い。踏んだり蹴ったりとは正にこの事。

そんな私に、合計5年程入院していた相方は囁きます。曰わく、「指の間がいいねん」とか、「胸の上もおすすめ」とか。

「見るからに痛そうなんですけど」

「おう、痛いで〜。麻酔かけてるのにゴリゴリって痛くなるねん。」

腹の中にいるお子様は、私が寝ようとすると凄まじい勢いで蹴ってきます。…似たもの親子め。産まれたら絶対、レディファーストを仕込もうと思います。

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