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2003年12月04日(木)
今やっと荷物を詰め込んで、 今日の夜オーストリアへと立つ。
今回は4月に行う舞台の下準備。 一ヶ月間の稽古を通して 台本の下敷きを作る作業をしてくる。 おそらく毎日ヘロヘロになるまで 体を動かすことになる。
演技をするときにいろいろな物を 利用して役者の気持ちを盛り上げていくわけだけど、 僕の場合は体を実際に動かすことで わかることがたくさんある。 だから、勝負どころはいかに体全体で 稽古場にいられるか。 頭でごたごた考えていても、だめだし、 何の準備もせずに体だけ持っていっても だめな事がほとんど。 頭は使うだけ使って、 稽古場ではそこから如何に自由になるか。 まあ、その辺をうまくバランスとらないと、 無駄な一ヶ月になってしまう。 生まれてはじめて、ただひたすら稽古する一ヶ月。
ウィーンからは稽古の感じを書きたいけど、 どうなるかは未定。 またまた不定期になるだろう。 もしかしたら英語しか使えないかもしれないし。
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2003年12月03日(水)
今日のNYはむちゃくちゃ寒い。 体感温度で華氏5度。 そんな気温の中、今日は稽古、 オーディション、バイト,観劇と 外をたくさん歩いた。
まずはコーポレートトレーニングのための 稽古。稽古とはいえ、かなりの時間が ディスカッションに費やされ、 台本は昨日もらったもの、残りは即興で しかも内容はファイナンシャルという なかなかタフなもので聞いているだけ疲れた。
こういう英語での会議になると自分の 英語力のなさ、議論の不慣れさを実感する。 はっきり言って聞いているだけで精一杯。 これでも、普通にニュースも聞けるし、 映画も字幕なくても平気だけれど、 英語で聞いて、抽象概念、 この場合は如何にして、プレゼンテーションするべきか を同時に考えるのはとても時間がかかる。
もともと発言しなれていない上に、 語学でハンディがある分余計に発言が億劫になる。 これは性格の問題でもあるわけだけど。 ま、ただ単に僕の頭が悪いだけという 話もある。(本人はすごく否定しただっているが)
そして、オーディションは例のポラロイドをとるだけ。 それでも今回は一応リクエストされて行った。 実はこの会社とは以前に一度仕事をしている。 タレント・俳優としてはこういったリピートの仕事は とてもうれしい。少しずつではあるけれど、 自分のことをおぼえて、もしくは記録を保管して いる人が業界にいることはそれだけ次の仕事へと つながりやすくなるわけだ。
最後のバイトは主に引継ぎ。 でも、年明けも復帰することになりそうだ。 仕事はあるのはいいけれど、データエントリーは つまらない。ちなみに時給は約1400円。
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