ニューヨーク俳優修行日記
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2003年09月07日(日)

grant


この何日か、いろいろな助成金のサイトを見ている。
ほとんどの芸術団体は政府や企業から助成を受けている。
いわゆるgrantといわれるもので
実にさまざまな団体がある。
東ヨーロッパとの交流を助けるもの
日米交流、日仏交流。

今回のプロジェクトは
オーストリア、アメリカ、日本の交流ということになる。

プロジェクトのパート1はオーディオツアー。
NYCの街にある歴史を調べて、ある男と女の二人が
歩いたであろう道筋を作り上げ、
歴史に基ずいたキャラクター設定をする。
あまり詳しくは書けないけど、
まあ、そんな話。

エー、今週も特に何事もなく日々は過ぎました。
企業研修の仕事は稽古でもお金が支払われること
わかり、(普通はそうだけど)ちょっとうれしい。
2日間で700ドル。
これで旅費が少しカバーできる。

現在、僕は考えてみたら、
5つのプロジェクトに参加している。
劇団、上に書いた企画、日本人演出家の企画、
自分のやりたい台本、アメリカ人の演出家の企画。
でも、どれひとつとして確定していないのが
とても悲しいけど、もう当分は何もしないと
考えていたのに、いったいこれはどういうことだ。
と、呆れている。物事は万事こんな感じですよね。
あきらめた頃にいろいろある。
パチンコで、もう帰らなきゃと思うとフィーバーが出る。
もうこんなやつとは別れてやると思うと、
とんでもなくスイートなことをやりやがる。

この日記もそのうちなんか役立つことがあるかも。

2003年09月03日(水)

慌しく


いきなり、身辺が
慌しくなった。
まず、期限研修の一環として行うロールプレイのような
寸劇に出演することが決定。
銀行や大企業に出向いて
女性差別、ゲイ差別、人種差別に関する寸劇を上演。
あれ、これ前に書いたような。

何はともあれ、一回数百ドルのギャラはうれしい。
それがなんと同じ日に2回仕事が来た。
これで、旅費が少しカバーされる。
ちなみに、6月にやった舞台は3ヶ月の稽古と
3週間の公演を入れて600ドルだった。
まあ、好きでやっているから仕方ないけど。

そして、子供に演劇教える仕事も
9月に研修があって、いろいろと動き出しそうだ。
こちらは公立の学校で芸術教育の一環として
演劇を教える仕事。

そして、やはり、オーストリア行きは現実のものとなりそうだ。
しかし、それにはいくらか寄付金を集めて、
オーストリアまでの切符と滞在費を集めないといけない。
誰か金持ちの知り合いはいませんか?
あと何か企業からお金をもらえるいいアイデアないかね。
芝居の企画は非常に面白いものです。

明日は広告の仕事の2次審査。
取れれば、2500ドル。
金がほしいよー。





      

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