ニューヨーク俳優修行日記
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2003年06月09日(月)

楽日、そして、その後。


さて、楽日は無事に終了。
自分的には久しぶりにがちがちに緊張した。
舞台にいる間中、台詞が何処かに行ってしまう、
と体がとても硬かった。
それでも、何はともあれ、無事に終了。
舞台がはねた後は、近所のバーでみんなで飲んだ。
日曜日は朝から劇場で撤収作業なので
皆おとなしくのみ、問題もなく解散。
ちょっと物足りないものの、この劇団の人たちと
特に熱く語りたいこともないので、とぼとぼと帰宅。

日曜日は撤収を手伝った後、次の舞台の稽古へ。
初めての稽古は割りと順調に行った。
実は今回の舞台をやっている間、
何度も、何で演劇をしているのか考えてしまった。
お金がもらえないのなら、せめては楽しくなければ
やっていられない。今回の舞台はやっている間
かなりさめている自分がいたので結構困った。
劇団の次回作にはもしかしたら、参加しないかもしれない。
ちょっと休みをもらって、軌道修正が必要か?

今年は7月の舞台の後は、少しおとなしく、
いろいろクラスをとって修行のし直しだ。
やはり、もっと自身が持てるようにならないなあ。

今日は通常通り、仕事へ。
オーディションがひとつ。
インドの映画のちょい役を探しているとのこと。
ハリウッドでビューの前にバリウッドデビューか?

明日は広告のGOSEE。
金曜日には、企業研修用の即興劇のオーディション。
この仕事はいろいろなところに仕事でいけるらしい。

このところ仕事が良く取れているので、この調子で
がんばって行きたいですな。





2003年06月06日(金)

楽日


いよいよ、明日で舞台が終わる。
長かったような、短かったような。
今回の舞台はいろいろ考えさせられることが多かった。
もう一人の日本人がいたことも大きなファクターだ。
いずれにせよ、このカンパニーとこのままやって行くのか
どうか、本気で考えないといけない。
多分、次回はお休みするような気がする。
なんだか疲れてしまった。
芝居をする事にと言うよりは人間関係に。
どこに行ってもやはり人間関係は基本だ。
ちょっとうんざりしているから、次は自分でやるか、
新しいところをどんどん探すかだ。

演劇以外ではこのところ景気がよい。
昨日は声優の仕事が入った。
約一時間働いて7万円。
ディスカバリキッズのアニメの番組だ。
オーディションはなんと電話越しに台詞を読んで
メッセージを残しただけ。
その夜には採用の連絡があった。

こんな感じで仕事がどんどん入れば
かなり財布が楽になる。
今は仕事がどんどん取れるような気がしているから
不思議だ。

忙しいけど、村上龍の最後の家族を読んだ。
すごく良かった。
自分の気分もあるけど、とても明るい話とはいえないが
とても元気をもらった気がする。
村上龍、実はすごいか?




      

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