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2002年12月03日(火)
寒い! むちゃくちゃ寒い! 最高気温が0度ぐらい。 手袋がないと、とてもじゃないけど歩けないぐらい。 冬です。本格的です。 でも、僕は割と冬が好きなので、いいのだけれど。 困るのはこちらは華氏で温度が表示されること。 未だにいまいちピンとこない。 ちなみに今日はは最高気温が32度。 たしか、華氏では32度が摂氏でいう0度。
今日もオーディションはない。
今日は派遣(ケータリング)の面接。 金曜日から仕事をすることになりそうだ。 といっても、この仕事はパーティーの時期にしか入らないけど。
そして、夜は日本の総領事でパーティーのウェイター。 この仕事は時給もかなり良いし、たのしい。 けど、一ヶ月に一回もないので当てにはならない。
NYでは、かなりの俳優達がこのケータリングに従事している。 時給は平均して15ー18ドルぐらい。 通常はタキシードを着ての、サービスとなる。 場所は様々、目的も様々なパーティー会場でのウェイター。 時間は自由がきくし、役者には丁度良い。 いくつものエージェンシーがあるらしい。 今日、面接にいったのはそのうちの一つ。 これからクリスマスにかけて仕事が多いので期待している。
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2002年12月02日(月)
連休明けの月曜日。 それだけでも気分が暗くなるけど、 僕の場合は現在、職が無い。 どうしよう、と思っていたら、とりあえず明日からの仕事が 決まる。そして、他の派遣会社からも登録の連絡が。 とりあえず、これで当面はしのげそうだ。
木曜日から日曜日までは連休だった。 とはいえ、間に仕事をしたり、 新しいヘッドショット(履歴用の写真)を撮ったり。 知り合いの女性に150ドルで撮ってもらった。 そして、相方とウェブサイトの相談をしたり。
撮影の方は割と順調に言ったけど、疲れた。 カメラの前で約一時間、写真を撮られた。 なるべく自然に振舞おうとはするものの、どうしたって壁ができる。 それに気付いた自分がいて、何とかしようとするけど、 その時点で既に駄目になっている。 唯一出来る事は目を閉じて、深呼吸をして 音楽に集中をして、目を開けること。 そうすると割と自然な生きた顔になる。 困ったときは息をしろ。
これはなかなか大事なレッスンだ。 舞台のときも映画のときもこれは役に立つ。 舞台の場合は目をつぶれないけど。
今回撮影した理由はこのところずっと髪が短いので その状態のものを一枚もっとおこうと思ったから。 知り合いに頼んだのは、お金が無かったことと、 ちょっと遊んでみたかったから。
写真家の女性の写真は以前に見せてもらって、 とても気に入っていたので、話は簡単に進んだ。
水曜日にはコンタクトシートを見られるはずだ。 これは全ての写真を一括して見られる。 その中から気に入ったものを選んで8x10に引き伸ばす。 撮影は2ロールだったから、一枚か2枚は 気に入ったものがあるだろう。
以前にも書いたけど、この写真が割と重要らしく、 これだけで仕事が来たりもする。
しかし、自分の顔をまじまじと見るのは実に奇妙だ。 さらに人に意見を聞くと、もっと変だ。 こういう作業をしていると、本当の自分なんてないんだ、と 思える。もちろん、自分にとって自分のイメージはあるわけで それが居心地が良いなら、問題は無い。 でも、それは往々にして、他人の考える自分とは全く違ったりする。 まあ、日によっても、時間によっても変わるしね。
別に本当の自分探しが必要ない考えるわけじゃなく、 それは常に代わりつづけるもので、こうだと決め付けたり 出来ないのだよなあと思う。それをやった時点で自由になる ための自分探しが、不自由の原因になってします。
外見と中身は必ずしも一致しないし、中身の方が大事だ。 でも、外見だって同じように大事。 サイトを読みながらこんなことを考えた。
Nine Queensという映画を観た。 お勧めです。 Notebook。現在3部作の最後を読んでいる。 こちらもお勧めです。 CornershopというバンドのCDを買った。 お勧め。
追記。 昨日、舞台のあとで近所のポテト屋でフライを食べていると、 フランシス・マクドーマンドが入ってきた。 もちろん、むこうは気がつかなかったけど。 そう言えば、ジョージ・クルニーやスティーブ・ブシューミ、 ハーベイ・カイテル、スーザン・サランドンなんかが 舞台を観に来ている。もちろん、僕は個人的に あったわけではない。
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