ニューヨーク俳優修行日記
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2002年11月08日(金)

まとめ


昨日の日記を読んでみた。
31歳とは思えないまとまりの無さだ。
まとめろよ、おい。っと突っ込みたくなる。

そんなわけで、今日もまとまりが無いだろう。

久しぶりに授業の見学。
ムーブメントの授業なのに、ジーパンを穿いている不届き者がいた。
まだ、随分と若い生徒たちだけど、常識無いのは困るよな。
後ろから、どついたろかっと思った。
今見学しているところは、劇団の主宰がムーブメントを
教えている演劇学校。

一クラスに15人ぐらい。
一学年に2−3クラスある。
年齢層は下は18から上は40歳ぐらいまでか。
とはいえ、やはり若い子達が多い。
僕だって、まだ31なんだから若いと思いたいけど、
18歳のあの無意識にあふれ出るエナジーを感じると
やっぱり僕もそれなりに歳をとっているんだと思う。

彼らは演技、スピーチ、即興、ムーブメントなどのクラスを
とっている。学校の主宰者の1人にマイク・ニコルスがいる。
有名な監督・演出家だ。
(卒業を撮ったんだっけ?)

日本では余り演劇学校は無い。
劇団の養成所はあるけどね。
大学にも演劇科は無いし。
国立劇場で養成所を作るらしいと聞いたけど、
お金持ちの国なのだから、一つぐらい国立の舞台芸術学校が
あったっていいやね。

学校に行けば、芝居が上手くなるのか?
といえば、そんなことも無いけど、まあ、しっかりした学校
作れば、全体レベルの底上げにはつながるような気がする。
僕を教師に雇ってほしい。(身のほど知らず)

夜は舞台。
明日は学校で教えるのでこれから準備だ。
やる気なしお君状態です。

京極堂を読んでいる。
長い、長すぎる。でも、途中で止めるのは癪なので
飛ばし読みをしている。

やっぱり、まとまりが無い。



2002年11月07日(木)

静かな日常


このところ、日々が淡々と過ぎていく。
起床、仕事、食事、劇場、就寝。
起床、仕事、食事、劇場、就寝。
起床、仕事、食事、劇場、就寝。

まあ、良いのだけれど、そう言えばスピーチの練習もしていない。
割と定期的に発音の練習をしないと、
すぐに口とか舌の筋肉が鈍る。
顔の筋肉も動かさなければ、やっぱり鈍る。
筋トレが必要なわけだ。

何をするかというと、顔をくしゃくしゃにしたり
広げてみたり、舌を色々動かしてみたりする。
そして、その後、簡単に喉を暖めて、
基本的な母音の練習と、子音の練習。
そして、センテンスの練習。
早口言葉などを練習する。
理想は毎日30分ずつぐらいやること。
以前はやっていた。
再開しなければ。

訛りをなくすには毎日朝晩一時間ずつ、練習して
5年はかかるといわれた。
すでに8年いるけど、まだ訛りはある。
お金ができたら、スピーチの先生につく予定。
ちなみに一回のレッスン料は1時間で50ー80ドルが相場。

高い。

しかし、忙しいとつい怠けてしまう。

一緒に芝居をしている日本人の役者と話した。
やっぱり、日本語でも芝居がしたい、と。
日本語で読むといろいろな情景がすーっと湧いてくる。
気持ちも入りやすい。
じゃあ、なぜ、僕らはここに?
って感じの話。
彼は僕よりもずっとこちらが長いので
色々話すと楽しい。

今週はオーディションもなさそうだ。





      

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