ニューヨーク俳優修行日記
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2002年10月12日(土)

アルパチーノ


アルパチーノの舞台を見た。
スティーブ・ブシューミもジョン・グッドマンも出ていた。
トニー・ランドルやソプラノのUncle Jimmyも出ていた。
とっても豪華なキャスト。

しかも,ただでチケットを貰った。
この日記を書いていた初めての収入である。
って,別にこの日記の為にくれたわけじゃないけど。
何にせよ,有難うございます。

みんなそれぞれに見せ場のある,良くまとまった舞台だった。
でも,アルパチーノの台詞はかなり聞き取りにくかった。
しかし,それを差し引いてもやはり彼は魅力的な俳優である。
実物はすごく小さい。

前半は実はちょっと眠かったし,いまいち,
舞台に引き込まれなかったけど,後半はぐいぐいと
引き込まれていった。
今日は日本から来た水と油というマイム劇団を
観に行く。これもただ券。

CMの仕事は最終選考に残っているとのこと。
来週は火曜日のTVのエキストラをすることになる。
1日50ドルだって。

今週は役者とは関係ないことで忙しい。
その割にはイラついていない自分が不思議だし,
ちょっと恐い。

2002年10月08日(火)

world doesn't make sense.


午前中はクラス用プレゼンの稽古,午後は本番。
そして,今は会社でこれを書いている。

今やっている台本はイヨネスコの禿げたソプラノという芝居。
いわゆる不条理劇で,僕と共演者の彼女はイギリス人の夫婦役だ。
夕食後の夫婦の会話なのだけど,かなりエキセントリックな会話。
僕は結構楽しみながらやっている。
今月の終わりに再度発表をすることになっている。

共演者はシンガポール育ちの日本人。
なかなか楽しい人だ。
最近はいろいろ新しい人と舞台が出来て楽しい。
今日はまだ台本を離していないから,
これからの稽古が楽しみだ。
昔やった劇団健康の台本を思い出す。

こういう芝居をしてみるとやっぱり世の中、不条理だと思う。
この正解で理屈で説明できることなど余り無い。
説明できることは大抵が幻想ではないのか?などと考える。

こちらのフジTVの制作会社からオーディションの連絡があった。
木曜日に行くことになった。








      

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