ニューヨーク俳優修行日記
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2002年09月18日(水)

Take me out!


そんなわけでオーディション。
この2日ぐらい必死こいて台詞を入れたお陰で
割と緊張せずにオーディションで来た。
だから、よかったかと言うとそれは僕にはわからない。

でも、日本語だとほんとに気持ちが楽に台詞にのる。
英語だと台詞を言っているなあと言う感じが
抜けるのに随分かかるけど、(時には抜けないこともある)
日本語だとほんとに色々な事が伝わってくる。
おい、お前は一体ここで何をやっているんだって、感じだ。

最近,多くのオーディションに行っているけど
相変わらず仕事は取れていない。
気にしないようにはしているけど,こういう疲れは
少しずつ澱のように体にたまっていく。
ここらで何かがーんと来てほしいものだ。

今日はビールと清涼飲料の広告。



2002年09月17日(火)

おお!


何と,オフブロードウェイの劇場のオーディション。
と言うか,オーディションを受ける前の1次審査。
今話題になっている”Take me Out”と言う芝居。
大リーグの中でのホモのお話。
オーディションの役は日本人のピッチャー。
台詞も何と日本語と英語。
台本にはローマ字で綴ってあった。

実際にはこれはアンダースタディの為のオーディション。
アンダースタディとは代役の事です。
通常,大きな劇場では大体の役に代役の人がいます。
時には一人の役者が3人分の代役を勤めることもある。
だから,もし,役が取れたとしても,舞台に出られることが
決定したわけではない。その役の人が何らかの事情で
その日舞台に出られないときにだけ,連絡が来る。
でも,いつ連絡が来るかわからないから,常にスタンバイは
しておかなければならないらしい。

とても,よい本なので今楽しみながら台詞を覚えている。





      

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