ニューヨーク俳優修行日記
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2002年05月14日(火)

お仕事決定


久しぶりに、ほんとに久しぶりに仕事が取れた。
と言っても、今まで片手で足りる程度の仕事しかしていないけど。
とにかく、まあ、詳細はまだわからないけど、
2日半の拘束で500ドル、もしくは1日500ドル。
後者であることを祈っている。

オーディションに送ってくれたそのマネージャーとはこれが
初仕事。しかし、エージェントに10、彼に15%も取られるらしい。
と言うことは僕の手元には400ドル。痛すぎる。
まあ、ないよりはましだ。
しかし、お陰で派遣とケイタリングの仕事がキャンセルだ。

マネージャーとエージェントには違いがある、らしい。
エージェントはキャスティングディレクターと仕事をし、
マネージャーはエージェントと仕事をする。
したがって、マネージャーと仕事をする場合は
それだけ余分にコミッションを取られるわけだ。
ただし、いいマネジャーであれば、エージェントよりも
面倒見がいいらしい。
このマネージャーさんは今のところなかなか良さそう。
誤解の内容に書いておくと、日本でいう付き人さん[マネージャー]
とも違います。彼は僕の専属ではない。

昨日のオーディションは何か一芸やってくれと言うもので
何も知らなかった僕はその場にあったボールでお手玉をした。
むなしい。
しかし、その後とてもかわいい、でも、ちょっと足りなさそうな
中国人の女の子と話をした。別に番号は貰わなかった。
臆病者。

昨夜は前日に筋取れをしたせいか、眠くて何もできなかった。
しかし、京極夏彦の魍魎の箱を読み始めてしまって、
危うく眠気を吹っ飛ばすところだった。
彼の本に僕は最近はまっている。

2002年05月13日(月)

映画について


通常、五月ぐらいからサマームービーの公開が始まる。
これらの映画はその多くがアクション物だったりする。
アカデミー賞ねらいの映画は大体秋ごろからの公開になる。
一応、映画の公開にもシーズンがあるわけです。

僕はこのサマームービーが結構好きだ。
下らない映画がほとんどだけど、極稀によく出来た作品がある。
例えば、2年前のマトリックス。
今年は結構目玉となる作品が揃っているようなので楽しみだ。

ただ、現在映画は一本10ドル。
日本円に換算すると以前程には日本との差がない。
以前は3ドル劇場なんていうのがあって、封切りから時間のたった
作品を上映していたけど、それもつぶれてしまったので
映画にいく回数がいよいよ減ってきた。

土曜日はガキどもを連れてメトロポリタンとセントラルパーク動物園へ
野外学習。結構楽しかったが疲れた。
そして、演劇学校の友人が彼氏と一緒に遊びに来た。
彼女は妊娠6ヶ月。おなかも随分と大きくなってちょっとびっくり。
デンマーク出身の彼女は母国で子供を産むために国に帰るらしい。
さすが北欧の国、福祉がとても充実している。

金曜日には知り合いの出ている芝居を見た。
その知り合いはなかなかいい味出していたけど、
作品自体はたいしたことがない。
割と名のある劇場だけれど、ここははずれが多い。
志が高くても、必ずしもいい作品とは限らない事のいい例だ。
多分、何か言いたいことは作品にあったとは思うけど、
[別に言いたい事なんかなくてもいいけど]
演出がそして戯曲が練りきれておらず、かなり自慰行為に近い。
役者が気分よく出来ていても、そこには観客が含まれていない。
お金を獲っている以上、その逆はあっても、これではちょっと?
もちろん、両方できれば言うことはないけど。

日曜日は去年から見学している演劇学校の生徒たちの卒業公演。
ただかと思ったらしっかり12ドルも取られた。
こちらはまあ、こんなもんかなといった感じ。

チケットについて。
オフオフでは12ドルから20ドル程度が相場のようである。
オフになると35ドルぐらいから50ドルぐらいまで。
ブロードウェイは現在、一番安くても60ドルぐらいはする。
これは正規の値段であって、もちろん割引もある。
NYで何本も観たい人は現地でVoiceと言う週刊新聞を買うか、
TIMEOUTなどの雑誌を買うのがお勧め。
英語で問題なければ、ウェブで検索すれば、いろいろ割り引き情報が
手に入る。
あと、9時15分ぐらいに劇場外をふらふらして
休憩でドアを開けている劇場に滑り込んで
後半だけをただで見ることもできる。
多だし、捕まらないように気を付けて。















      

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