ニューヨーク俳優修行日記
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2002年02月04日(月)




形あるものはいつか崩れるし,出会いはさよならの始まりでもある。
そして,大抵の場合、問題は人間関係にある。
頭では分かっているけれど,実際に自分に事が起こると
なかなか物事を正常に判断できない。

昨日,稽古のあとに主宰者以外の役者たちが帰る道すがら
劇団について話した。正確に言えば,主宰者の二人について。
そして,分かったことは、僕を除く全員がこの舞台を最後に
劇団を辞めたいと思っていること。
その原因は演出家・主宰者の2人にあること。
そして,それらの問題は僕自身もずっと不満に思っていたこと。
とりあえずの結論としては公演終了後に話し合いの場を持ち,
そこで皆が思っていることを話し合うことになった。
でも,おそらくは悲しい別れになることが分かっている。
集団で維持することは本当に難しい。
皆が辞めたら,僕はどうするのだろう?たぶん,辞めるだろう。

閑話休題。

久しぶりにすし食べ放題に行った。
1人約25ドル。はっきり行って質は良くないが、量は食える。

NYに来てから随分とすしを食べるようになった。
日本よりは気軽に食べれるし,魚を食べる機会があまりないから。
しかも,イーストビレッジなんかを歩くと3ブロックに一軒ぐらいの
割合で日本食レストランがある。
どこもまあぼちぼちの味ではあるけど,やはりアメリカ化されている。
とにかくデカければいいと思っているところもあって、
僕なんかでも2口か3口に分けて食べるほどのすしもある。

そんな中で僕が良く行く店は美恵という3番街の12と13Stの間にある店。
ここは値段も手ごろでしかも今日の料理が充実している。
てんぷら,焼き魚,煮物,漬物など調理されたメニューが渋い。
お勧めです。

お勧めついでにもう一つ。
こちらはお昼の弁当屋。
"Tokyo Lunch"というまんまの名前ではあるけれど
とてもおいしくて僕は一時期ほぼ毎日そこで日替わりを食べていた。
そこのオーナーはとてもいい人。
僕の舞台のことを教えたら、従業員とケーキを持って観に来てくれた。
こちらはあのワールドトレードセンターのすぐそばにある。
お勧めです。

初めて話題の"Sex in the City"を見た。
これはHBOのTVドラマで日本でもビデオが出てると思う。
30プラスの女性たちが主人公でとにかく笑えるし
思わず膝を叩いてしまう観察眼。

これを書いていたら元気になってきた。
思わぬ効用。
神はDetailに宿る。
日々を積み重ねなくして成功はないのです。
何のことやら。










2002年02月01日(金)




生活のリズムが単調になっている。
バイト,稽古,バイト,稽古。
したがって,少々退屈気味。
やりたくてやっている芝居なのに時としてうんざりする。
まあ,やれるだけましなんだけどと自分に言い聞かせる。

でも,今日は白石加代子のインタビューを読んで少し元気になる。
この人は鈴木忠志の劇団の元看板女優。
今は,身毒丸の継母役の人といえば知っている人もいるかも。
劇団に入ったのが25歳。
それから,鈴木氏との長い関係を経て現在はフリーで活躍。
インタビューを読んでいると,芝居好きがこちらまで伝わってくる。
少し元気をもらう。
原点に戻る。
何でこんなことしているのか?
好きだから。
簡単なことだけど忘れがちだ。

昨日は知り合いに誘われて彼の友人の映画の試写会へ行く。
とても面白い。
その後はレストランで軽く一杯。

そこで自分の映画に永瀬正敏を使いたいという映画監督に会う。
俺を使ってくれ。
という叫びを抑えつつ,ちゃっかり次回の公演のチラシを渡し,
ついでに名刺も。
営業,営業。
この人のパートナーは韓国人の女性で
2人で女性の視点から見たノワールを作りたいとの事。
舞台はNY。

久しぶりに外出したせいか元気になり,帰ってから少し台本を読む。
練習,練習。

マネージャーからオーディションの連絡。
ほっとする。















      

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