ニューヨーク俳優修行日記
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2002年01月11日(金)




朝から稽古。
前半は旧作を後半は新作を稽古。
後半は二人だけのシーンのせいか、久しぶりにじっくり出来た。

演技をする時、実際の台詞と役者が何を思っているかが
まったく違うことがある。と言うか、まあ、大抵の場合は違う。
いわゆるサブテキストって奴。このサブテキストも台本上のものと
役者本人のためとのものがある。

例えば、恋人が死んでしまうシーンがあるとする。
しかし、役者はキャラクターそのものではないから、
当然そのままでは悲しくも何ともない。
そこで、恋人を何か他のものに置き換える。
それは愛犬でもいいし、母親でもいいし、まあ、自分の恋人でもいい。
自分にとってとても大切なもの。

この作業をPersonalizeと言う。(いわゆるメソッド演技かな)
この部分の宿題をしっかりするかしないかで結構差が出る。
でも、役になりきると言う表現があるように、難しいことを考えなくても
出来てしまうこともある。
ケースバイケース。でも言霊と言う言葉は当たっていると思う。
その台詞を口にするだけでそのキャラクターが解ってしまうこともある。
ごく稀にだけどある。そういう時はとても気持ちがいいわけだ。

こんなことを考えながら稽古をしていた。
とても気分のいい稽古。

明日も明後日も稽古。気合だ。





2002年01月10日(木)




いつもそうなんだけど、オーディションはさらっと終わる。
結構気合を入れて練習をしていっても、その半分ぐらいしか
表面に出てこない。昨日のオーディションも何だか知らないうちに
終わってしまった。まあ、3行だけだからあたりまえか。

演技の先生はいつも150%ぐらい準備をして芝居をしろ、と言っていた。
それぐらいでやっと80-90%ぐらいで演技が出来るから。
これは当たっている。
しかし、オーディションでは大抵の場合、15分ぐらい前に台本をもらい
すぐに本番。大抵の場合は1回か2回読むだけ。
その間にできるだけの事をしなければいけないわけだ。
僕なんかはあがり性だから、大変である。
しかも、頭が白くなると英語は出てこない。
まだ、そこまで英語が話せるわけではないので、
パニックになると思考が停止してしまう。
まあ、練習するしかないわけだ。

友人の劇団HPを発見。
名古屋の劇団だけど5月に東京で公演する。
http://www1.neweb.ne.jp/wb/nan-j/
大学時代にずっと一緒にやっていた人の劇団。
続けている人がいるのがとても嬉しい。
これ読んで暇な方は是非、観に行ってください。
暇じゃなくても何とか時間を見つけていくぐらいの価値はあると思う。

今日から去年の作品の10分版の稽古。
同時に二つの舞台を稽古するのは久しぶり。
何だか体が変な感じ。











      

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