ニューヨーク俳優修行日記
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2001年12月04日(火)




時間ばかりが過ぎてゆく。
20代の頃よりも時の流れが確実に速くなっている。
不公平だよな。
昨日も稽古が終わって家に帰れば既に11時。
軽く飯食って、TVをぼーっと30分ぐらい観る。

アメリカのTV番組にはSITCOM, シチュエーションコメディーという
ジャンルがある。日本でもフレンズなんかでお馴染みか。
大体は30分ぐらいで内容はまあ色々。
フレンズのような友人もの。夫婦もの。会社ものなど。
何も考えたくないときにボーっと観ることがある。

最近はDrew Carrie(綴り?)をちょくちょく観る。
これはオフィスで働くDrewを中心として幼馴染や同僚との
日常が描かれている。毎回、些細なことをめぐり事件が起こる。
以前はこの手のものは一切見なかったけど、なぜか最近は見る。
知らないうちにアメリカ化されているのか、ジョークも結構笑える。
恐るべしテレビである。

雅子様ご出産のニュースで大騒ぎの日本だけど
ニューヨークでは一回TVで見ただけ。
こちらでは相変わらず、アフガン。
昨日はなんとアメリカ人男性がタリバンにいたというお話。
この人がどう裁かれるのか興味津々である。
イスラエルも何だかとんでもない事になっているし
年末に向けてどうなっていくのか。

今朝は久しぶりにセントラルパークへ。
現在、記録的な暖冬のため、気持ちのいい朝。
しかし、みんなよく走る。
週末なんかだととんでもない数の人が走ってる。

一般的にアメリカ人は健康キチガイである。
しかし、太っている人はとんでもなく肥満だし
街行く人の半分ぐらいはぽっちゃり目。
それゆえの執着か。
まあ、食事の度にコーラ飲んでりゃ太るよな。
もう少しまともなもの食えよといいたくなる。
おかげでこちらではまずい牛乳しか買えない。
4.5%北海道牛乳なんてこちらでは売れない。
人々は脂肪率にとっても敏感なのだ。スキムとか2%とかが多い。
あー、うまい牛乳が飲みたい。
そういえば、僕が小さい頃、実家では酪農をやっていたらしく
うちの両親は牛乳にはちょっとうるさい。

夜は再び、ブルックリンで観劇予定。

街はすっかりクリスマスだ。









2001年12月03日(月)




土曜の稽古は一日ダンスだった。
おかげでくたくた。
にもかかわらず、知り合いの家で次の芝居のための
顔合わせの夕食。
会場は演出家の彼女のアパートで演出家の彼が腕を振るった料理。
彼女はメジャーな会社でバリバリ働くキャリアウーマン。
大の日本好きで東京で働いたこともある。
アパートもアッパーウエストにある1BRで購入済。
新しいキッチンを買うこと、部屋の内装、家具の購入
なんだか自分とは違う世界でびっくりする。
顔合わせのはずが3人の役者のうち1人が来れず
まあ、だらだらとした飲み会となる。
共演するもう一人の男性は渡辺いっけいに似ている。

演出家の彼はこの7月に10年勤めた会社を辞め
それと同じぐらいの間付き合っていた彼女とも別れ
創作活動に専念したいと宣言した。
その割にはのんびりしているから
本当に大丈夫か少々不安ではある。

結局、5時から始まって1時まで居た。
日本語と英語で会話だったけれど
やっぱり日本語だと下らない冗談が多くて楽しい。
こういう気楽な集まりだと人としゃべることで
自分の体が軽くなっていくのが感じられる。
8時間も何を話していたのやら。

アメリカ人には結構な数の日本好きが居る。
この彼女もその1人。彼女はカナダ人だけど。
ただ、年配の人は三島か谷崎、もしくは黒澤、小津好き。
若い世代も上記同様、もしくはアニメ。
なかなか、現代の日本に詳しい人には会わない。
多くのアメリカ人にとって日本はまだまだ遠い極東の国みたいだ。
でも最近は村上春樹が結構売れていて読んでる人も随分知っている。
映画も最近の黒沢清、是枝、三池監督などの作品が紹介されている。
これは人事だけど、嬉しい。
全然関係ないけど、アジ専といわれる人もいる。
この人たちはアジア人とばかりデートをする。
知り合いにも前の奥さんが日本人で今の彼女も日本人という人が居る。
何がそんなにいいのかね。もちろん、僕も好きだけど。

日曜日は一日うちで過ごす。
ファイトクラブを見る。
2度目だけど、面白かった。
スカッとする映画だけど、じゃあ、実行に移そうとすると
これはなかなか難しい。でも、諦めずにやるしかないのだろうな。
継続は力なり。

さて、今日は夜は稽古で昼間は仕事。

あなたが本当にやりたい事は何ですか?
What do you really want to do?

I mean, really.

継続は力かな。

















      

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