記憶の記録。
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まだ少し、昨日のことを引きずっている。 Sにそれを話したら、『小学校や中学校の時の嫌な思い出じゃなくて、俺と出会ったあの高校の春を思い出してよ』と言ってくれた。 嬉しかった。 そうだ、あの春の桜満開の頃、私たちは出会ったのだ。 相変わらず辛いことは山のようにあったけれど、Sが側にいてくれる時は何も怖くなかった。 もちろんケンカだって何度も何度もしたけれど、気がつけばまた一緒にいた。 そんな春の思い出を、ちゃんと大事にしていこうと思った。 ありがとう、S。
今日、病院から家に帰る時、綺麗に着飾った子供連れに何組もすれ違った。 入学式なんだ、と気がついた。 家の100メートルほどの近くに小学校がある。 案の定、たくさんの児童とその親が嬉しそうに、楽しそうに正門前で写真を撮っていた。 最初は「微笑ましいなあ」と思っていたけれど、どんどん気持ちが落ち込んできた。
なぜ私たちは、いや、『私』はあんなに苦しい学校生活しか送れなかったのか。
何年たっても、きっとこの苦い思いからは抜け出せることはないのだろう。 それとも、いつかは救われる日がくるのだろうか。 わからない。
昨今急に目がかゆくなり、目やにが出る事が多くなった。 充血もしているし、あとくしゃみもよく出る。 チリちゃんにそう言ったら、「花粉症ちゃうん」と言われた。 ヒノキ花粉症…!? もしかして本当にそうなのかもしれない。 本体はもともとイネ花粉症だ。 でもイネは咲いてる時期も短いし、そんなに多く飛ぶわけでもないし、だから言うほど苦ではなかった。 だけど今回はちょっと違う。 本当にヒノキ花粉症だったらかなりショックだ。 近いうちにまた血液検査があると思うので、その時についでに調べてもらおうと思う。
チリちゃんたちの晩ご飯にと思って作った豚の角煮を焦がしてしまいました…がっくり。
今日は昨日と違ってとても爽やかな天気だったので、家から病院まで歩いて帰りました。 川沿いに咲いている桜はちょうど散り盛りで、花吹雪の中を歩きました。まるで夢のように綺麗でした。 途中、私鉄の検車区があるのですが、そこに看板が立っていて、入口のほうには「みなさんおはようございます」、出口に向いてる裏側には「ご苦労さんです、気をつけて」と書いてあるのを見つけてほのぼのした気分になりました。 これで角煮さえ焦がさなければ…。
番組改変時期で、なんかテレビがつまんない。
今日はまたSとケンカになりかけた。一歩手前で留まったけれど、つまんない。
簡単なことで料理を失敗しそうになった。つまんない。
雨がまだ降っている。早くやめ。早くやめ。
あかり
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