記憶の記録。
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2007年08月30日(木) 続・K田さんのこと

K田さんが退職されるというショックが、まだ尾をひいています。
もう手紙も書いたのですが、明日ご本人の顔を見たらその途端泣いてしまいそうです。
淋しいを通り越して悲しくなってきました。
えーん(T△T)


2007年08月29日(水) K田さんのこと

大変お世話になっている看護助手のK田さんが、明後日で定年退職されるということを聞き、とても動揺しています。
すごくさみしい。
いつも笑顔で『私』の名前を呼んでくれた、その声を思い出すだけで泣けてきそうです。
明日まで有給休暇の消費をされて、明後日のお風呂の日で最後の一日だそうです。
さみしい。さみしい。
本当に泣いちゃう。
思い出すと、K田さんには本当にご迷惑をかけてばかりでした。
3年前、初めてMKが遁走した時も、K田さんと一緒に売店に行った時でした。
あの時、どんなにK田さんが責任を感じられたか、今となっては後悔とお詫びの念しか出てきません。
部屋にカミソリを持ち込んでリスカをした時も、K田さんが血の飛び散った床や壁を綺麗にしてくれました。
本当に申し訳なかったです。
それでも、いつも笑顔で、『私』の名前を呼んでくれた。
K田さん。K田さん。ごめんなさい。そして有難うございました。
この気持ちをこめて、31日にはお手紙を書いて渡そうと思います。


いいこともありました。
最近、お休みされてたK西さんが今日また出勤されてきました。
いつも通りの明るい表情で、ほっとしました。部屋に来てくれて、オオバコダイエットの話をしました(笑)
『私』のまわりには、どうしてこんなにたくさん素敵な人が集まってくれるのでしょう。
『私』本人はこんなに醜い生き物だというのに。
神様、有難うございます。


2007年08月28日(火) 師長さんと面談

昨日昼、またMKちゃんが暴れた。
でも昨日は、Dさんが日勤で詰め所にいて、逆に外に連れ出してくれた。
Dさんはいつも、そうやって慰めてくれる。
その後、Dさんの取り計らいで師長さんと面談させてもらえることになった。
「前から一回面談しようと思ってたんよ」
と師長さんは笑って言ってくれた。
それから30分くらい、話をした。
僕を含めて5人ほど交代したが、師長さんはメモをとりながら一人一人にちゃんと対応してくれた。
とても嬉しかった。
内容は、僕が記録人格として責任を持ってノートに書き残した。
だから、みんな安心して下さい。
昨日は本当に貴重な一日だった。
話してる間中、MKちゃんやKSがおとなしくしていたのが不思議なくらいだ。
それも加えて、また螺旋階段を一段登れたと思う。



〜〜〜〜〜〜〜

さて今日の話ですが、Sから宅急便でお見舞いセットをいただきました。
そのうちの一つ、「オオバコダイエット」を飲んでみました。
ダイエットとは書かれていますが、実際は植物繊維がたっぷり入った、下剤がわりの飲み物です。
漢方なのですぐには結果が出ないのですが、Sの調子を聞けばかなりいい具合らしいので楽しみです。
効け〜効け〜(宗教ですか)


2007年08月27日(月) お見舞い延期

本当は、今日Sがお見舞いに来てくれるはずでしたが、ちょっとSの都合がつかなくて来月に延期になりました。
楽しみにしていたから、とても残念です。
でも、来月には会えると思うし、何よりその都合の方が100倍も1000倍も大事なので諦めもつきます。
それに、今日はMKの調子が朝から悪かったので、良かったと言えば良かったのかもしれません。
でもやっぱり残念です。
また来月に会おうね。


2007年08月24日(金) 神様

昼間、急に母が来ました。
どうしたのかなと思ったら、「おばあちゃんの左指のギプス取れたで」というご報告でした。

すごく、嬉しかった。

ギプスが取れたという事よりも、母がわざわざ『私』にそれを伝えに来てくれて、祖母が行きたがっていた大型スーパーにも連れていってあげたという話を聞いて、本当に涙がでるほど嬉しかった。
祖母と母は血の繋がりがなく、いつも微妙かつ緊張した空気が二人の間にはありました。
だから『私』は小さい頃からずっと「お母さんはおばあちゃんが嫌いなんだ」と、そのことばかりを考えていました。『私』は二人を結ぶパイプなんだと思っていました。
今の『私』のこの病気にも遠因する、それは私たちの人生のかなりの割合を占めていることでした。
だから、今日のこの出来事は、夢のような出来事です。
お母さんがおばあちゃんに優しかった。
それだけで、私たちは幸せになれるんです。
良かった。嬉しい。
今はこの言葉しかでません。

神様、有難う。


あかり