■あんただけにそっと■

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2010年03月03日(水) 病院通いは続く

断乳後から、よく水分を取るようになったモリオ。
おっぱいの代わりにしてるんだと思っていたけど、
あんまり飲むので、ぴーも心配してるし、一応、と昨日受診。

それは異常だ、と言われ、オムツの重さと、飲んだ量を一日調べ、
尿も採って、今日また受診。
結果、糖尿病の可能性が高いと言われた。
なんてことだ。

今度は小児内分泌を専門としている医者のいる大きな病院へ、
紹介状を書いてもらったのでまた明日受診。
検査入院が必要になるみたい。

帰ってきて、検索したけど、症状はバッチリ当てはまっている。
多飲多尿、食欲はあるけど元気が無い、だるそうにしている、など。
妊娠や流産をして私がしばらく不安定だったのと重なったので、
ここのところのベッタリは心因性のものだと思っていたけど、
しんどかったんだね。ごめん・・・。

これからきっと病院へは良く行くようになるんだろうから、
車の運転、練習せねばな。
友達とこれから幼稚園の見学を予定してたのだけど、
糖尿病の子を入れてくれる幼稚園はあるのかしら。
公立の小学校は入れてくれそうだけども。

いやまだ決まったわけじゃないけど。
でも、低身長もホルモン異常のせいだったんだなあ。
もっと早くわかってあげたらよかった。
ごめんよ・・・。
母ちゃん気を強く持って頑張るからね。
ちゃんとやれば、死なない病気なんだから、ありがたい位の気持ちでいよう。
いやまだ決まったわけじゃないけど・・・。

なんだか今年は波乱だなあ。


2010年03月01日(月) フリータイム自滅

妊娠したのがわかった辺りから、べったり野郎のモリオ。
最近では公園に連れてっても歩きもしない!!
下ろそうとすると体全体で私にしがみつき
「かあちゃん!こっこ〜(抱っこ)!!」と絶叫。
今日も頑張って午前中に公園へ連れて行ったものの、一歩も歩きゃしねえ〜。
抱っこで小鳥の囲いを見たり、友達が遊んでいるのを見たり。
でも寝るときに「ピッピちゃんいたね〜」などと言うので、
楽しんではいるのだろうか。
母は腕がちぎれそうで30分で限界超えっす・・・。

先週は、久々にぴーがモリオを連れて出かけてくれて、
今年初の一人時間を堪能。
私のリフレッシュコースは、買い物でもエステでも無く、カフェ。
ひきこもり性質丸出しの、漫画のカフェ。3時間パック。
それにひいきのラーメン屋で昼食が付くと最高。

今回は気になっていた花沢健吾の「アイアムアヒーロー」を読んでみた。
まだ連載中で、1,2巻を読んだのだが、
あんな話だと思ってなかった〜!!!
崩れていく日常の風景、それがじわじわと近づいていた事を後で気付く感じ、
読み終わって、一人小声で「こええよ!こええよ〜!」と叫んだわ。

他にも朔ユキ蔵の「セルフ」を読み、
最近好きになってしまった韓国のグループのPVを見たり。
そのグループが好きというか、その中の一人に妙にひかれて。
こないだまで日本でツアーをやってたらしい「BIGBANG」のG-Dragonことジヨン君。
他の子はまだ見分けがつかん・・・。
私は定期的にアイドルの誰かにひかれるなあ・・・。
宮崎あおい、小倉優子、吉澤ひとみ・・・でも今回男の子だ!珍しい!

そうしてニコニコと家に帰って、ご飯作ったり、寝かし付けしたりして、
ぴーはゲーセンへ出かけ、さて私も寝るかと思った12時頃。
昼に読んだ怖いマンガがよみがえり、
尿漏れしたモリオの着替えを和室に取りに行くのも躊躇する始末。
もう、あのマンガ、続き気になるけど後が怖いわ・・・。
悪夢に怯えながら寝たけど、見たのは
「ジヨン君に振られるが、さまぁ〜ず三村が慰めてくれる」という
なんともぬるい夢であった。良かった。


2010年02月22日(月) 復活

水曜に赤ちゃんがいなくなってから、日曜までは家から出ないで過ごした。
天気も悪かったし、やる気が出ないのと、痛みと出血にかこつけて。
モリオも巻き添えになって、密室生活。

日曜には出血も減って、子宮収縮剤が効いてる時間以外は腹痛もなし。
3人でドライブへ行き、遠くの公園で小さいSLに乗ったりして遊ぶ。

月曜、モリオと二人で医大へ。
予約があったので、入って出るまで1時間半ほどだった。
またモリオを抱いて内診台へ。
下半身はエコーを入れられてグリグリされながら、
上半身はモリオといないいないばあ、をして遊ぶという、
人生の中でもかなりシュールな状況に。

結果は、子宮内膜も薄くなっているし、血液の妊娠数値(?)も下がっていて、
処置は無しで良し!とのことで、ああ〜よかった!
2,3回生理を見てから、解禁してよいですよ、とのこと。

今回、右の子宮に着床したのだけど(モリオは左だった)、
それは関係有りますか?と聞いたら、もっと週数が進んでからなら、
そういうことも考えられるけど、今回は赤ちゃん側の問題だろうとのこと。
左の卵巣はないので(卵管はある)、これからも右に着床する可能性が高いらしい。

病院を出て、パン屋に寄り、モリオと公園でお昼ごはん。
午後はドラマの再放送を見て、夕方に洗濯物を取り込み、
夜は里芋と豚の煮物と、もやしと揚げのポン酢がけ、昨日のポトフの残り。
やっと通常営業にもどって、気持ちも落ち着いた。

妊娠中というのは、特別な感覚なんだなあと改めて思ったり。
いつも、これは大丈夫か?これはどうかな、と考えるし、
ちょくちょく頭の中で腹に話しかけたりしてる。
たった6週でそういう感覚が身についていて、もう関係ないんだと納得するまで、
ちょっと時間がかかってしまうもんなのね。
私、もう妊婦じゃないんだ、一人なんだ、と。

ご飯作りながら、また梅酒でも飲むとしよう。


2010年02月18日(木) おわかれ

(今回ちょっとグロ描写あり、注意)

昨日朝、シャワーしていたら、お股から何か出ている。
かたまりが出たら連絡して、という医大の先生の言葉を思い出すが、
実際は、しゃがんだ姿勢で超パニック。
ぎゃー、これどうすんの!引っ張ればいいの?引っ張っていいの?!
どうにもならないので引っ張ったが。
厚さ1センチくらいの何層にもなったそれには、
絨毯みたいなサワサワした部分もあった。
胎盤になっていく、絨毛だったみたい。

病院に電話して、朝イチの外来へ行くことに。
ぴーが仕事を休むことに困惑していて、そんなことに傷つく。
結局午前は休んでもらって、一緒に病院へ。

エコーの結果、もうどこにも胎嚢は無かった。
あんなものが出たら、もう無理だろうとは思っていたけど、
もうお腹にあの子はいないんだと思うと、泣けてしまった。
結局、胎芽は最後まで見えなくて、
先生も赤ちゃんが育つところまでいけなかった、と言ってたから、
あの子というのはおかしいのかもしれないけど。

妊娠が分かったときは、解禁しておいてびびってしまって、
あれこれマイナス面ばかり思って、でも同時に
また赤ちゃんが抱けるのか〜とか、この家に新生児の声がするのかとか、
どっちかな、名前はどうしようかな、とかも考えた。
そういう、生まれてきた風景を想像してしまったから、
姿も見えなかったけど、私には「赤ちゃん」で「あの子」だったんだわねえ。

これを書いてる今、早朝なんだけど、また外は雪が降ってる。
今朝は体温もぐっと下がった。
どうかまた、戻っておいで。
次に会うときは、母ちゃんもうびびらないからね。
諸手を上げて大喜びで迎えるからね!


2010年02月15日(月) まだ、待つわ

月曜、ぴーに仕事を休んでもらって大学病院を受診。
待ちに待って、モリオもくたびれて寝たところでやっと呼ばれる。

診察の結果、やはり胎芽は見えず。胎嚢は1cm。
でも、もしかしたら週数が浅いのかも知れない、
今決定を下すのは時期が早い、ということで、また一週間後に受診となった。
出血は流産の兆候、という可能性が高いとのことだけど、
もしこの後、育ってきたらどうすんの!という私の気持ちは楽になった。
採血をして、また一週間後の採血の結果と数値を見比べて、
値が上がってなければ、妊娠は継続してないとわかるそう。
なんか、そういう目視だけじゃない判断材料があると、
だめでもまだ諦めがつくというか・・・。
本当にだめだったんだという納得ができるというか。
なんにしても、慎重派の先生でよかった。

しかし初診だったのもあって、病院に入って出るまで4時間。
次回はモリオと二人なので、どうなることやら。
採血のとき、ジッとしててくれよ〜。

夜になって、出血がやや増えて、生理痛のような痛みが始まる。
うーん。

気持ちがこのことに集中しないように、
買おうか迷ってたDSのソフトを買った。
リヴリーガーデン。
ペットを飼ってガーデニングするゲーム。
可愛いし楽しいが、トモダチコレクションのゆるゆるに慣れてる身には
なかなかの忙しさ。
虫が来て芽を食べやがるのよね。
なんて、ちゃんと気が紛れてる。買ってよかった。


2010年02月13日(土) 雪ちゃん

今日はナツとアキとあーちゃんと小江戸川越探訪、と思っていたら、
雪・・・降ってる・・。
あまりの寒さにひと月後へ延期。

ぴーが歯医者から帰ってきてから、3人で車で出かける。
私とモリオは初めて行く子育て支援センターへ。
ぴーはその近所のゲーセンへ。

センターは広くて暖かくて遊具もおもちゃもいっぱい。
大人は200円かかるけど、安いもんだと思うわ。
近所にも欲しい、こういう場所。
モリオを追いかけながら2時間ほど過ごす。

6時頃帰って、ごはんを作って、ぴーはモリオを風呂へ入れ・・・
という流れの途中で、私が出血。
病院へ電話。診てくれるというので、3人でまた車に乗り込む。
モリオを「レモンのすっぱいの買ってあげる」と釣り、
コンビニでホットレモンを入手してから病院へ。

内診の結果、やはり流産らしい。
でも胎嚢はまた少し大きくなってた。
胎芽は見えない。
先生がどんどこエコーをズームしてもどこにもいない。

子宮奇形で、二つに分かれた子宮口がすごく小さく、
子宮口の外にも帯が残っているので、とても見にくいらしく、
処置をするとしたら大学病院で、複数の医師の立会いの下やったほうがいい、
と言われて月曜朝イチで紹介状をもらって、
そのまま大学病院を受診するように言われた。

りゅ、流産じゃないって可能性は・・・、と食い下がったが、
先生も苦笑いで、う〜〜〜ん、ちょっと厳しいかなあ、と。
胎嚢が少し移動してるようなことを言っていた。
検査薬を使って陽性になった日から計算しても、遅くても6週1日。
胎芽は見えてないといけないんだよね、と。

自宅で休んでいたのに診察をしてくれた先生にお礼をいい、
3人で外へ出ると、入るときよりずっと大きな雪がたくさん降っていた。
あんまりきれいで、なんだかまた悲しい。

家に戻って、ぴーがお風呂からモリオを呼んでくれるのを待つ間、
モリオを抱きしめてしばらく泣く。
お前はよく生まれてきたね、良かったなあ。
もしかしたらお前に会えなかったかも知れなかったんだ。
会えなかった子も、生まれてきたらモリオと同じに毎日可愛かったんだろうな。

というか、本当にもうダメなのかな〜。
出血は止まったし、体温も高いし。
出血しなかったら次は木曜に診察だったわけで、月曜に決めちゃっていいのかしら。
まだしつこくそんなこと考える。

モリオはぴーが寝かしつけてくれたんだけど、
布団で今日あったことをあれこれ話していたら、
「かあちゃん、えーんえーん、よしよし、いいこいいこ」
と言っていたそうな。
よしよしはしてくれなかったけどな・・・。
泣いてる顔を見て「これ、め!これ、はな」とかは言ってたが。
最近よく「これ」と言う。
こないだは「これ、ペン、ね」と言っていて、ぴーが
「This is a pen、だ」と驚いていた。
ははは、あの例文を本当に使う人がここに!


2010年02月12日(金) わたし、待つわ

朝、雪も積もってなかったので、モリオに厚着させて産婦人科へ出発。
ベビーカー押し押し、雪のちらつく中チンタラ30分。
ここの産婦人科は予約制じゃないので、モリオと絵本を見つつ待つこと一時間。
呼ばれて内診台へ乗り、戸惑って台の後ろへ隠れるモリオを呼び寄せ胸に抱いて、
いざ診察。

3ミリだった胎嚢はがんばって育って、8.4ミリに!
えらいっ。
でも胎芽は見えず。なので心拍も見えず。卵黄嚢のリングは見えた。

先生は
「あと数日で心拍が確認できないとっていう時期」
「でも胎嚢は育っていたから、うまくいって欲しいなあ」
と言っていて、難しいかもしれないが、まだ可能性もある、
結局わからん、また来てね、ということ。
また木曜に行くことになった。
この一週間が長いんだわ・・・。
受験したことないけど、合否通知を待つってこんなかね。
おーい、どうしてるんだよ〜、がんばれよ〜。
生まれてきて、母ちゃんをヘトヘトにさせてごらんよ〜。

帰り道、モリオとパン屋さんでごはん。
私はコーヒー。モリオはぶどうジュース。
なんだかんだ、一緒にお茶を飲めるようになってきたな・・・。

なんだ、結構落ち着いてるな大丈夫だわ、と思っていたら、
急に泣きそうになったり、意外とダメージ受けてるようで。
でもモリオがいるからやってられる。

最近は私が風呂上りとか裸で居ると
「かあちゃん、着よ!」と服を持ってきてくれたり。
「とうちゃん、おいでー」とか、生まれてきてたった二年で我が物顔。

あと、今週は二回も昼寝なしの日があった。いや〜。
「ねえ、眠くないの?」ときくと「ない!ねない!」と言われた。
寝ろっ!いえ、寝てください〜。母はどこで回復すれば・・・。

断乳後の全てに関してとりあえず「NO!」の姿勢はやや和らぐ。
おかあさんといっしょの「にんじゃしゅりけん」という歌が好きで、
「モリオも忍者だもんね!」とおだてると、結構その気で、
散歩中抱っこ抱っこと言っているときに歩いてくれたり、
おむつ替えもさせてくれたり。
そして「にんじゃもん!」と得意げ。


モーリー・しい子(藻)