■あんただけにそっと■

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2007年12月28日(金) 一年早かった

当HP、日記のページがメインページになる予定。
もう写真もアップしてないし、サクラで借りてる今のトップページは
解約するので、トップからいつも見てくれている方は、
来年からはご面倒ですが、エンピツの日記ページにいらして下さいませ。
すんません。

何か色々と書きたいことは日々あるんだが、
パソコンを開けないうちに時間が過ぎて、書きたかったことを忘れていく。
モリオは大変愛らしく、色んな表情を見せてくれて、それに応じて
一口饅頭、地蔵、おっさん、じいさん、たこ焼き、丸餅、ひょっとこ・・
などと呼ばれております。
最近は怒ってる、焦れてる、悲しそう、なんて感じの顔をしたり、
声を出したり、ジワジワと感情表現を始めてる様子。

明後日には生後一ヶ月で新生児から乳児に出世するし、
なんだかんだと育っていってしまうんだろうなあ。
今の所すごく楽な子のようだけど、これから先はどうなるかな。

昨日の夕方、地域の保健婦さん訪問があり、モリオの体重測定をしてもらった。
退院から一週間の体重測定で2710gだったのに、
そこから12日で3480gに。
日に換算すると、一日65g増えてると。
30g増えれば良いらしいので、増えすぎなほど。
でも母乳で増えるには問題ないのらしい。
乳も苦労せずに良く出て、モリオも良く飲んで、楽させてもらってるなー。
しかしこんなにオッパイ大きくなるとは。
ラグビーボールみたいです。

保健婦さんには私のことを心配された。
頼れる人いないの?ファミリーサポート制度を使う?
年末年始のことなんか今年はしなくていいのよ、まだ寝てていいのよ、と。
そういえば病院で一緒になった人達は、みんな里帰りしてたなあ。
自分では結構もう元通りと思ってたけど、あまり動かないでいようっと。
って、まあ特に何もしてないんだが。

夕方から夜布団に移動するまでは、ほぼ毎日グズグズして、
抱っこしてないと泣いてたのだが、保健婦さんが
「くるむと寝るよ」とおくるみで腕も一緒に巻いてくれたら、
3時間半ほどずーっと寝てくれた。
私もその横で一緒に寝てしまった。

そうそう、手術で切り取った卵巣嚢腫は良性で、
ムチン性嚢胞腺腫というものだった。
良性だったので治療は切除手術で終了。
でも半年で次が出来てここまで育ったので、
嚢腫が出来やすい体質とかがあるかはわからないけど、
3カ月に一度の検診は受けた方がいいと言われた。
二度お腹を開けてるので、もう腹腔鏡での手術は出来なくて、
次また何かあったら、また開腹手術なんだそうな。
うー。

そして内膜症が相当進行してたようで、癒着が激しく、
子宮に卵管と腸までくっついていたと。
それを剥がす手術はリスクが高かったのでやらず。
それでなくても出血ひどかったもんなー。
で、二人目が欲しい場合は体外受精じゃないと難しいかも、と言われた。
とはいえ、モリオも自然妊娠はちょっと無理、と
言われた矢先に出来たので、どうなるかはわからんわな。
出来る出来ないは結局は運というか、結果論だ。
一人来てくれただけで万々歳なんだけど、
こんなに可愛いならまた欲しいなあ。

今回モリオが生まれて、ひと月一緒に過ごして、
私には特に「自分の子」というこだわりは無いかもなーと思った。
どうも未だにどこかから頂いた子というか、預かった子というか、
血の繋がりという面ではピンとこないので、
もし二人目が出来なかったら、貰うのでもいいなーと思う。
責任は益々重大だろうけど。
でも、ぴーちゃんは自分の子!ということに感動しているようなので、
同意が得られなかったら難しいだろうなあ。

今年はあっという間であったな。
子供が出来て、無事生まれ、半年で二回も開腹手術をし、
車も二回買い換え(涙)、
吉澤さんがモ。卒業後は全くハロプロに興味がなくなり・・。

来年は自他共に良いことばかり起こりますように。
ではでは、良いお年を!


2007年12月19日(水) 誕生前後の長い記録。


生後5日目


■入院■

11月11日の夜10時過ぎ、さあ寝っぺ、とぴーと布団へ。
ぴーが寝付いた後、なんだか腹が痛くて、ああイテテこりゃ痛い、
腹下すかも・・・とトイレへ行って気張ってみたら出血。
おしるし?とビビり、どうあれ、まずは病院に聞いてみようと電話。
取りあえず診察するので今すぐ来てくださいと言われて、
ぴーを起こして入院準備のバッグを持って出発。

病院に到着し、胎児心音と腹の張りのモニターをした所、
どうも規則的な張りが来てるみたい、と
張り止めの薬を入れながらちょっと入院して様子見に。
でもまあ二三日だろうと踏んでいたら、担当医の見栄晴先生、
回診の際にサラッと
「じゃあ、ぴー田さん出産まで入院ね、大人しくしててね」と。
えええええ〜。
「赤ちゃんの育ち具合を見て、小児科の先生と相談して、
 また手術の日を決めるからね」
ということで、誕生日は12月5日から11月30日へ変更に。

管理入院中、ヨコさんがお見舞いに来てくれて、
モーリーの子だからモリオ、と腹の子の名前が決まる。
ブハッ!って生まれてきたら笑えるね、
ブハッゲホッゲホッ!あーまいった、あ、どうも!こちらがお母さん?
などとメールで言い合い、本番で面白くなくてがっかりしそうと心配に。

毎日暇で寂しかったので、あーちゃんとヨコさんのお見舞いは助かった。
本当に看護士さん以外と話さない日々だったので。
夜になると、ぴーちゃんが今日は寄ってくれるかどうか気になって、
来られないとすごく落ち込んだりしていた。
今思うと情緒不安定だったのかもしれない。


■誕生日■

半月以上、24時間点滴で張り止めの薬を入れ、とうとう11月末日。
昼前にぴーちゃんと実父が来て、私は12時半に手術室へ。
ぴーは手術室の前のベンチで待つことに。

さていよいよ手術台に上がり、見栄晴先生もやってきて、麻酔。
「ちょっと冷たいよ」と、背中に消毒液をかけられてビクッとなる私。
「まだ痛いことしばらくしないから、楽にしててねー」と見栄晴先生。
す、すいません・・・。
そして腰椎麻酔を打つ場所へ局所麻酔のようなものをし、
本番の腰椎麻酔やら硬膜外麻酔をして、仰向けに。
そういえば、前回より痛くなかったし、体を押さえつけられもしなかった。
麻酔後に導尿カテーテルを入れてくれたので、これも痛くなくてホッとした。
剃毛も上半分だけだったし、今回は少し楽だななどと思う。

ここは痛い?ここは?という確認のあと、手術に入ったのだが、
ちょっと痛い・・かな?位でスタートし、その後もかなりの痛さに。
引っ張られる感じがビンビン、ギシギシ。
「痛いです〜!」「我慢できないくらい?」「が、我慢します〜」
と、なぜか我慢したほうが良いのだと、頑張ってしまい、
その後も我慢できずにずっと「痛い〜ひ〜痛い〜」と騒ぎ続けた・・・。
子供と対面するための八分効き?

「これじゃ赤ちゃん出せないよ」と先生が苦戦する声。
8cmに肥大した左卵巣が邪魔してるらしい。
ちょっとお腹押しますね、と看護士さん。
ちょっとじゃないくらいドッフンダッフンと腹を押される。
ウフーオフーと必死で息を吐いて耐える私(耐えられてないわけだが)。

今赤ちゃんの入ってる膜が出ましたからね、と看護士さん。
「生まれるよー」と先生の声。
ちょっとして「ほら、見えるかな?」と顔の前のついたて越しに赤ん坊が!
「あー本当だー!」と驚く私。
その後何か(羊水かな)吸う音がして、赤ん坊が泣く声。

私の顔の横にンゲ!ンゲ!と泣いている赤子が連れてこられる。
きゃ〜!と一瞬で痛みが遠のき、嬉しさでいっぱいに。
どんな顔してるのかな、と楽しみにしていたが、第一印象は朝青龍。
すぐ近くにいるのに両腕拘束されているので触れず、
首を伸ばしてホッペにブチューとした。
すると赤子、泣きやんで目を開け、べえ、と舌を出した。
どういうことだ。
ハイ、お母さんここ見てね〜、と生まれたてと一緒に記念撮影。
腹を開けたままで微笑む私と、舌を出した赤子の2ショット。

「男の子ですか?」と聞くと、あ、そうだった、と
看護士さんが赤子のお股を見せてくれた。
立派な金玉が見え、なるほどなるほどと納得。
「面会終わりました〜」と赤子は連れて行かれ、
じゃあ麻酔追加しますからね〜と看護士さん。
お願いします〜と、すっかり痛みが戻ってきた私。

麻酔が効いてきてからはほとんど覚えていない。
「ここ痛いかな?」と確認する先生に
「痛いです〜!何すんのォ〜」と言ったのは覚えてる。
ガラガラと台に乗って移動してるのと、ドサッとベッドに移されたの、
あとは気が付いたらぴーと実父がベッド脇にいて、ビクッとしたの位。

今回、本当に思ってもみなかった位に術後が楽だった。
六月の卵巣嚢腫の手術よりは酷くないかな?とは思っていたけど、
病院によってこんなに違うんだ!と驚くほどに楽だった。
背中に入れてる硬膜外麻酔の管から、前の病院は痛いと訴えてから、
次に医者が来る時間まで待ったのちの麻酔注入だったのが、
今回は自動でずっと麻酔薬を入れていた。
それでも一度座薬を入れてもらったけど。

傷は前回より少し大きくなったし、手術の翌日には歩行、
2日目には授乳開始で、結構スパルタなスケジュールだったのに、
それでもずっと楽だった!
今回、卵巣の手術も一緒にやったので、
出血が多量になってしまい(2リットル以上!)、
管理入院中から貧血の薬を飲んでいた私は思い切り貧血に。
ヘモグロビンが10あったのが一気に6になったらしい。
確かに顔も手も白かった。足首が無くなるほど浮腫んだ。
しかしそれでも前回よりずっと楽だったんだよー(しつこい)。
ああ、あの病院で生まなくて良かったと、返す返すも思う。

生まれた子供も、2586gと意外と大きくてホッとした。

ぴー、新生児室に陳列されてる子供を見て、
「他の子より可愛いよ?」と真顔でバカ発言。


■産後■

産後は三時間おきの授乳と、その間に色々な指導を受け、
マッサージだのシャワーだの洗濯だのを済ませ、
何も無いときは部屋に赤ん坊を連れてきて一緒に過ごし、
夜は時々面会があり、と忙しかった。

一度、ぴー、ぴー父、私の父の三人がやってきた日は、
赤ん坊グズりまくって泣きまくり、大変だった。
おっさん三人に囲まれて不快だったのかしら、と思ったけど、
ちょっと部屋が寒かったのらしい。
翌日、あーちゃん、さやちゃん、ヨコさんの三人がきてくれた時は、
キョロキョロ、ウトウト、スヤスヤ、と可愛げな姿を披露。
可愛い可愛いと言ってもらえてホッとする。

帝王切開で、自分でいきんで出した感じがないせいなのか、
この子は私の子!という感覚が無く、多分全く関係ない子を渡されても
「かーわいい!」と喜んで育ててたなと思う。
世話をするたびに親しみが湧いて、可愛いな〜とは思うんだけど、
どうも私に割り振られた子というか、退院の時も、
本当にこの子貰って行っちゃっていいの?みたいな、
すごくいいお土産貰って帰るような感じだった。

自然分娩で生んだ人達に、
やっぱり生んだ後って感動して泣いたりした?と聞いたら、
その場にいた全員が絶対泣くと思ってたけど、
終わったー!ああ〜!ってので精一杯で、泣く余裕無かったそうな。
私も絶対泣くと思ってたけど、痛くてそれどころじゃなかった・・・。
テレビで他人の出産シーン見ては泣いてたのだが。


■名前をつけてやる■

そして子供に付ける名前。

ぴーとドライブしていて、二人とも毎度感動する風景
「田植えが済んだばかりの緑の田んぼ」を名前にできないかなと思ったが、
「苗」を使ったいい名前が作れず、青田とかになってしまい断念。
「穂」ならいくつか出来たけど、田植えじゃなくて収穫の風景だもんなー。

色々と考えてる内に何がいい名前かわからなくなり、超直球で
長生きするように長生:ながお(女児の場合は千歳:ちとせ)、
丈夫に育つように丈夫:たけお、などで良い気がする。

画数の多い一字名がいい、というぴーは、
勲、肇、篤などを候補に出すが、私が書けなそうなので却下。
私が好きだった漢字で、まあ画数も多い一字名にぴーも賛同し、
男の子の場合は決まり、生まれた顔を見ても特に違和感が無かったので、
そのままその名前に決定。

しかし、もし女の子だったら?とふと思い、生まれる前になってぴーと相談。
私が付けたい名前は、どうも江戸時代か芸者、もしくはアホみたいらしく、
ぴーの反応はイマイチ。
私の考えた名前リストから、ぴーがいくつか無難なものをピックアップ。
ちょっと可愛らしすぎるかなー、とも思うが、
昨今人気の女子名の愛らしさからしたら、地味な方かもしれん。
冬生まれなので「ふゆ」ちゃんという、どこまでも直球な名前であった。
お蔵入り。

ここではモリオと呼ぶことに。


■退院後■

予定通りなら8日の土曜に退院。
指折り数えて待つ。

担当医の見栄晴先生に、もうちょっと貧血治ってから退院ね、と言われ、
もう帰りたいです〜と泣きつき、渋る先生に食い下がり、
退院当日の朝に採血して、その値が上向きなら退院OKに。
そして気合が通じたのかヘモグロビン値が上がり、無事退院。

ぴーちゃん、一週間有給をとってくれて、9連休。
簡単ながら三食用意してくれて、洗濯や買い物、
モリオの体重測定に車で一緒に行くなど、とても助かった。

退院した日、家に戻って、モリオが部屋にいる風景がすごい違和感だった。
5年以上二人で住んでいた部屋に、赤ん坊が寝ている・・・。
なんて見慣れないのかしら。
ぴーちゃんから、母子手帳ケースのプレゼント!
大事に使わせていただきます。

初めてモリオをゆっくり抱っこしたぴーちゃんは、
可愛いなあ、本当に可愛い・・・と言いながら泣いていた。
こんな気持ちになるなんて思わなかった、と。
その後も発する言葉はほとんどが「可愛い」又は「小さい」。
「なんでこんなに可愛いのかねえ」と、大泉逸郎の「孫」みたいになってる。

退院翌日、家で初めての沐浴。
シンクにギリギリはまったベビーバスで、ぴーちゃんにやり方を教えながら、
自分も必死でお風呂に入れる。
背中を洗って居たとき、気を付けるように沐浴指導で言われていたのに
モリオの顔を水没させ、パニックで号泣させ、私もパニックになり、
モリオと共にびしょ濡れになりながら泣き合う。
大したことにはならず、モリオもしばらくして落ち着いたけど、
私は「こ、殺すとこだった・・」と涙止まらず。
ああ怖かった・・・。

モリオの顔、ぴーにも私にも似てない気がする。
じっと目を見開いて居るときはジェフの羽生に似ていて、
オッパイ出せや!!早く!と怒っている時はチャッキー、
眠くて半目で黒目も上がってる時は子泣きジジイに。
全体に妖怪めいた表情が多い気がします。
眠くて、でもまだ乳欲しいかも、というとき、
目を閉じ、おでこにシワを寄せ、口を突き出すという表情をするのだが、
このひょっとこみたいな顔が、一番好きです。
だがなかなか写真に撮れない。

モリオ用にお昼寝マットを買ってあったので、夜はそこへ寝かせたのだが、
布団に置くと30分で起きて泣くので、早速困る。
寝られないと途端に追い詰められるのね・・・。
もう、こっち来いや、と私の真横に寝かせてみたら、いきなり3時間寝た。
寒かったのかなー。
その後も一緒の布団で寝ていて、2〜3時間は寝てくれていたのだけど、
ここ数日は寝付くまでが結構困難。
吸わせすぎで乳が痛い。

生後19日。
今日は出産予定日だったのだ。
モリオもいつの間にか成長しているらしく、泣き声も大きくなって、
耳にビリビリくるように。
ちょっと太ってきたらしく、ホッペも盛り上がってまいりました。

ぴーが職場に戻ってからも、まあなんとかやっております。
お風呂もなんとか毎日無事に入れてます。
ひと月過ぎたら大人と湯船に入れるとは言うが、それも大変そうだなあ。


2007年11月07日(水) ほぼ2キロ

月曜

ばくれつさんから、おさがり便が到着!
かわいいベビー服と、靴下やミトン、お祝いに木製カメのおもちゃ!
ありがとう〜。
ミトンも靴下も用意してなかったので、助かりました。

午後にはコンビからベビー服キャンペーンに当選、と
コンビの特許商品「ラップクラッチ」ベビー服一着が到着!
おお、今日はお前の日だね、と腹の子に話しかけつつ、
コンビのカタログなど眺めて過ごす。

ぴー、体調すぐれずで定時上がり。7時半に帰宅。
ご飯を食べて、クイズ番組を見て、寒気がするー、と9時前に就寝。
私もじゃあ眠くなるまで本でも読もう、と布団へ。
しかしまるで眠くならず、何度かトイレに行ったりしつつ読了。
時計見たら深夜1時。
西加奈子「さくら」を読みましたが、なかなか。
語り口がちょっと苦手な感じはあるんだけど、暖かな良い話でした。

私は小説に出てくる気の利いた言い回しというのが苦手なのかも。
村上春樹も、好きなのにそういう箇所では嫌だなと思ったりする。
父がそういうこと言うの好きで、聞くたびに居心地悪い気分になってたので、
その名残かも。


火曜

深夜まで本を読んでたので、当然のように寝過ごす。
あれ、明るい?と起きたら、いつもぴーが出社する時間。
ギャー、やっちゃったーと起こされたぴー、
カフェオレとバランスアップの朝食を服を着ながら済ませ、
アワアワ出ていった。
き、気を付けてねー。

夜、ほっけを2枚解凍したが、ぴーが外食で済ませたので
一人で2枚ガツガツと食べる。
パルシステム頼むようになってから、焼き魚を良く食べる。
来週はアジ文化干しが来る。

寝床で桐野夏生「残虐記」を読み始める。
また夜更かししそうで、無理矢理読むのをやめて就寝。


水曜

今日で34週、9カ月も後半に入った。
午後から健診なので、風呂に浸かって出たら、すっかりくたびれて
ちょっと寝ようと横になる。
ふと起きたら家を出る時間に!
ギャー、やっちゃったー!!2日続けて・・・。

慌てて用意して、なんとかギリギリに到着。
すると担当の見栄晴先生はオペが入ったとのことで、
しばらく待つことに。
そんなに慌てなくても良かったか?

腹の子は1990グラムに。大きくなった。
また背中を向けていて、顔もちんこも見えず。
耳が映った。

何か手術で心配なことある?と聞かれ、
子宮内膜症の手術は同時にできるか聞いたら、
妊娠してる状態というのは出血しやすいので、
まずは卵巣の手術を優先させて、出血の具合を見て、
内膜症も出来るようなら+したほうが良さそうならやる、かも。
とのこと。
帝王切開の麻酔は1時間程度の効き具合なので、
時間との兼ね合いもあるらしい。

健診の後、術前検査を受ける。
胸部レントゲン、血液検査、心電図。
レントゲンは腹に重いカバーを巻いて撮った。

やっと終わって外に出るともう夕暮れ。
スーパーに寄ってとんかつを買い、こんやはカツ丼じゃ。
帰り道は、腹も張り張りでヨタヨタと帰る。
最近、股関節が痛くてのー、骨盤開いてきてるのだろうか。


2007年11月04日(日) 中身は三菱車らしい

おババから電話。
手術の日程は伝えてあったのだが、イマイチ未だに理解してないようで
「手術って言ってもお腹切るわけじゃないんでしょ?」と。
いや、切るよー、と言うと「あら!なんで!!」と驚いていた。
半年ほど説明し続けているのだが、どうも覚えられないみたい。
私と兄が帝王切開で産まれたのも忘れているようで(初耳とか言う)、
帝王切開が忘れワードなのかしら。

妊娠してから長い間の案件だった、
「チャイルドシート取り付けの為の車買い換え」をやり遂げた!
いや、まだ仮契約だけど。中古のオッティに決まった。
車両価格67万、もろもろ合わせて77万だったのだが、
今乗ってるサンバーディアスクラシックに15万の値が付いて、
差し引き62万円。
これならなんとか現金一括で。えがったえがった。
車を乗り換えたらチャイルドシートを買いに行こう!

あとは図書館行ったり(土曜も行ったが祝日で休みだった・・)
ラーメン屋でお昼を食べたり。
こんな風に二人で休日に外出、外食するのも、あと何度かだなー、と
つけ麺すすりながら感慨深かった。


2007年10月27日(土) 両親学級

亀田家とその周辺の人達、みんな漫画ゴラクから抜け出て来たみたい。

午後、ぴーと病院の両親学級に出席。
同じくらいの週数の妊婦さんとその旦那が20組近く。
妊婦さんの年齢層はわりと高めで、少し安心した。
4人目という人もいた。

最初に出産についてのビデオ鑑賞。
20年近く前の作品なようで、
モデルの妊婦さんがELLEのスウェット上下を着て登場。
陣痛が来て余裕があったらお風呂に入りましょう、と
必要のないセクシー入浴シーンがあったり、昔のエロビデオ風。
途中から本物の妊婦さんにバトンタッチして、
陣痛室から分娩室、出産、後産、本物の胎盤まで見られた。
ンゲンゲ泣いてた赤ちゃん、産湯に入れられた途端
「オッ!?」という顔になって一瞬泣きやんでておかしかった。

しかし他人の出産シーンながら、やっと生まれた赤ちゃんがホゲホゲ泣いて、
お母さんが「かわいい〜!」と喜んでるのなんて見ると、かなり泣きそうに。
ビデオが終わって、ふとぴーを見たら、ぴーの目も赤くて笑った。
お前もか。
後は、腰のマッサージの仕方を習ったり、実物大新生児人形抱いたりし、
病棟を少し見学して終了。
そういえば、今は産まれてすぐお風呂には入れないんだそうだ。
羊水が赤ちゃんの肌を保護する働きがあるとわかり、
すぐに洗い流さないで一日ほどはそのままにしておくんだって。

終わってから、父ちゃん宅へ預かって貰っていたおババの味噌を頂きに。
父ちゃんの手作り惣菜などもいただき、にこにこ。
しかし外は台風で大荒れ。
吹っ飛んで来た傘やゴミ箱のフタなどをよけつつ、豪雨ドライブして帰宅。


2007年10月24日(水) ちりとてちん

秋から始まった朝ドラ「ちりとてちん」
なかなか面白くて、やっと見逃さずに見られるようになった。
何をやっても冴えなくて、劣等感ばかり先立つヒロイン喜代美が、
福井の港町から勢いで大阪へ出て、なぜか上方落語の師匠の家に下宿中。
今日は電話を寄越した母親(和久井映見!)が、娘の体を心配して
「自炊しないで芋付きハンバーガー食べて炭酸飲んどるんでしょう!」と
言っていて笑った。芋付きハンバーガー・・・。新鮮な表現。
下宿先の落語家のお弟子さん、草々兄さんが格好いいので、それも楽しみ。
前作「どんど晴れ」はそれすら無かったからなあ。
格好いいだけでなく、役柄とも良く合っていて、なかなかです。

さて今日で9カ月に突入。
健診では、胎児は1600gに。
やや小さめだけど、正常の範囲内とのこと。
ちんこは、はっきりは見えないけど、やはりあるような感じらしい。

前回に予約を入れた日程で、手術が決定。
心配なのは左卵巣で、開けてみて悪性っぽかったら卵巣ごと、
または卵管も、ことによっては両方の卵巣を、という話を聞いて、
おお・・・とびびる。
子供を出したら、麻酔を追加して私は眠らされるようなので、
その後に何かあった場合は、医者とぴーとで決めるらしい。
ひえー。
起きたら卵巣どっちも取ってた、なんてちょっと切ない。
卵巣腫瘍は、良性と悪性の中間、放って置いたらどっちになるかわからん、
という状態が多いらしくて、判断が難しいのだそうだ。
取らずに閉じて、また腫れて開けて、あら悪性に!なんてこともあるわけか。
今から悪性だった場合の話をしてもしょうがないけどね、と先生。

まあとにかく、子供が無事に産まれること、だわね。
あわよくば第二子も欲しいなんて思っていたけど、
一人来てくれただけで本当に幸運だったんだから、
もし卵巣無くなっても腹の子が無事ならヨシと思っておこう。

主治医を見栄晴先生に決めて良かった。
「また友達に怖い話聞いたとか、調べて気になることが出てきたら、
 次の健診の時に聞いてね」と言ってくれるなど、優しい。
なぜかプーさんのぬいぐるみで手術の説明をしてくれた。
赤ずきんのかぶり物を着たプー。

帰り道、ドトールに行きたかったけど、分煙が出来てないので躊躇し、
マクドナルドで焙煎ごまエビフィレオ。
うまかった。
あと、街に寄って来年の手帳を買った。
手帳なんて何年ぶりだろうか。
駅に10円まんじゅう屋が来ていたので、
いくつ買おうかな〜と近寄ったら、20個入り箱だけを売っていた。
一箱買って帰る。

夜はサーモンの刺身を買って帰り、サーモン漬け丼と、
厚揚げとチンゲンサイと平たけシメジの煮浸し。
夕飯後はほうじ茶と饅頭。質素。


2007年10月21日(日) 毎日配達

通販カタログで見て気に入ったベビー服を、やはり買おうと思い、
ついでに最近次々とダメになった枕カバーも買おうと思い、
ああ、掛け布団カバーも買おう、と水曜に注文。
ベビー服が10月末の入荷、その他は次の月曜頃に出荷予定、とのことで
ノンキにしていたら、金曜に枕カバー、土曜に掛け布団カバーが届いた。
早・・!
そして日曜にはカタログが届いた。
まとめて一度に送ってくれていいのよ・・・。

そうそう、こないだフランフランで、わーきれいな柄の掛け布団カバー!と
値段を見たら一万三千円でひっくりかえったのよ・・。
カバーじゃなくて、中身の羽布団が買えるような値段ではねーの?
通販で買ったのは枕と敷き掛け3点で1980円のカバーセット。
身分相応。

もうすぐ妊娠9カ月。とうとう6キロ増で大台突入。
うー。
甘い物食べたいったらなくてもう。
バナナ食べたりリンゴ食べたりしているが・・・。
あと6週、許容範囲内で持ちこたえられるか?

腹の子はモッキョモッキョと元気に動き、
中の体勢に寄っては吐き気がしたり、
ギャッと声が出るくらい痛かったりの暴れ者。
時々、プチンとはじけるような音がしたり、
ブルルッと震えるような動作があったり、
中で何をしているんだろうなあ。

腹の中で勝手に見知らぬ人が育ってく!という、すごいSF体験もあと少し。
早く外に出てきて欲しい、早く顔が見たい、というのと、
もうすぐいつも一緒が終わって離れるのかー、
なんか寂しいなあ、しばらくこのままでもいいなーという気持ちと。

先日、ばくれつさんに勧められて、ひよこクラブを初購入。
今まで買おうとなぜか思わなかったんだけど、
具体的な乳児のあれこれが盛りだくさんで、大変勉強になった。
しかし分厚くて重い!そして広告がすごく多い!
これは女性をターゲットにした雑誌の宿命なんだろうか。
あと、みんな気張った名前付けてるなあ・・・。
ジュエルちゃんて子がいたよ。
うちも負けじとセレブ君とかヒルズ君にしようかしら。

休み中、ぴーに水生物店に連れて行って貰い、ヒメダカ10匹購入。
安かった、160円。
くーちゃんの水槽に入れてあげたら、
久々のメダカに大興奮で忙しく追い回していた。

あとは、また図書館へ連れて行って貰った。
先週借りた4冊を読み終え、今回は
桐野夏生「錆びる心」
恩田陸「禁じられた楽園」
朱川湊人「花まんま」の三冊。


モーリー・しい子(藻)