サミー前田 ●心の窓に灯火を●

2011年10月19日(水)

 昨年の暮から、ここの執筆をほったらかしにしてたのは、このあまりにも時代遅れのフォーマットが嫌になったとか、ツイッターやフェイスブックに移行したというわけではない。
 2011年、お正月恒例だったロックンロールお年玉は、諸々の事情により開催を挫折。そして3月の震災があり、世の中は大きく悪い方向に変わってしまった。
 気軽に情報を発信する行為自体を見直した方がいいのかも…とか思ってるうちにもう冬である。何人かの方に、更新しないのか?と声をかけていただき恐縮である。


 今年になり、たくさんの偉人がなくなった。その中でも、フーテン&舞踏家・倉田時計さん、フラワートラベリンバンドのサトリのジャケでも有名な画家・石丸忍さん、そのサトリをはじめとする名歌手・ジョー山中さん、晩年も美しかった歌謡歌手・日吉ミミさん、最も影響力のある音楽評論家だった中村とうようさん、ザ・ガリバーズの小柴英樹さん。
 いずれも、生前にお仕事させてもらったり、遊んだり、多少なりとも縁のある人達であった。
 まだまだこの世が必要としてるような魅力的な人ほど早く逝ってしまい、この世よりあの世の方が楽しいんじゃないかと嘆いてしまうこともある。

 この国および世界がまともになるためには、独りよがりの考え方は捨てないといけないと思う。昔を懐かしがってる場合じゃないだろう。現在から先をなんとかしなきゃいけない。個人の自意識が過剰なのはけっこうだが、一人一人が責任感を持って生きて行かねば未来は暗いままだと思う。
 それではまたいつか逢いましょう。


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サミー前田 [MAIL]

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