さてさて、みなさんはわたくしめを覚えてらっしゃるかしら? つか、もう誰もこの日記自体読んでないよなぁ…( ̄∇ ̄;)
前回日記を書いてからの約3ヶ月間… ダイドの人生は大きく変わりました (ま、今までにも既に変わってはいたんだけど…) ん〜とね… まず会社、辞めた(辞めさせられた?) 引越し無事終わった おかんの入院(手術)も済んだ ダイドとおかんの破産が決定し、後は免責の決定を待つ段階
まず、仕事のことから… 1月の日記を書いた数日後 ちょうど社長が会社に来てた時の事でした 昼休憩が終わって仕事を始めた矢先 電話がしつこく鳴っていた 社長や先輩もいるのに誰もでないみたいだったから ダイドが出てみた 『ハイ、○○です』 『お前ら、殺すぞ!!』 (あ、ヤミ金からだ…) 『どちら様ですか?』 『○○(ダイドの名前)に言っとけ!』 『どちら様ですか?』 電話はすぐに切れた そうこうすると先輩が血相を変えて飛んできた
社長に事情を話して、これからどうするか話し合った 社長はこう言った 『弁護士つけた方がいいんじゃない?費用はとりあえず会社が出すから…』 社長にはしばらく考えさせてくださいと言って部屋を出た
はっきり言って先輩達は既にマジギレしてて ダイドのおかんが先輩達に直接話しがしたいと言って会社に来た時も 『今更何を話すの?』 と、冷たくあしらわれ おかんはほとんど話も聞いてもらえないまま追い返されたくらいに…
警察や相談に行っていた団体さんも 『今はとにかく我慢すればヤミ金からの電話も無くなるから』 と言われていたし ダイド自身も我慢しようと決めていた だけどそれは周りの協力があって始めて成立する事 自分が辛いのにひたすら耐えてたとしても 周りが拒絶されればもう何も言えないのだ
もう、ダイドが先輩に何を言おうとどんなに謝っても 誰も聞く耳を持たない状況だった 先輩はダイドにこう言った 『お母さんのした事だろうけど家庭の事情を会社に持ちこむのはやめてよ。 前は高校の後輩だからと思ってたけど 今はあんたはおかしいと思う。 何であんたんちの事の為に私らがこんな目にあわんといけんの? 仕事してて電話が鳴る度にこっちまで精神的におかしくなるわ。 私だったら迷惑かけるからすぐ会社辞めるけど…』
ダイドだってこれ以上迷惑はかけたくなかった だけど、おかんは働いてないしの入院や引越しもある。 今辞めて収入が無くなったら生活していけない そう思っていたから 自分が頭下げつづけて耐えれるんだったら 何だってやろうと思ってた だけど、もうそれすら受け入れられなくなっていた
結局次の日会社を辞めた 辞めざるを得なかった
帰り際、先輩に最後の挨拶をしに行った 『迷惑ばかりかけて本当にスイマセンでした。 今までお世話になりました。ありがとうございました』 涙が止まらず言葉も切れ切れだったけど 最後まできちんとしなければ、と思って精一杯頭を下げた 先輩達はダイドを見るわけでもなく黙々と仕事を続けながら ダイドが言い終わると一言 『作業服はそのまま置いて帰っていいから』
ダイドはその日、自分のやっていた仕事をきれいに片付け 誰もいない更衣室で使っていたロッカーを掃除した
夜勤の男の先輩には夜電話をし、辞めた事を話し 謝罪とお礼を言った
数日後、社長の奥さんから電話があった 退職願と保険証の返却など連絡だった
男の先輩と社長の奥さんから言われた言葉 『大変だろうけど、頑張ってね』 ただの社交辞令かもしれない だけど、その言葉に少し救われた気がした
確かに今回の件で会社に迷惑をかけたダイドが悪い 自分のせいでたくさんの人に迷惑をかけ 精神的苦痛も与えてしまったんだろう でもどこか責任転嫁をして 先輩達ももう少し協力してくれてもいいのに… と言う自己中心的な考えがある まぁ、なんだかんだ言っても会社と言う組織は 仕事をする場であって 家庭事情を理解してもらえる場ではない
今はとりあえずアルバイトをする日々 今の職場はみんないい人達だし ここでダイド自身が人間関係の渦に巻き込まれる事はないと思う 会社を辞めた事で 今まで以上に辛い思いをする事はないだろう 実際、会社を辞めてから鬱状態に陥る事はなくなった 順応できなかったダイドに問題があったにしても 前の会社はダイドにとっては本当の地獄だったように思う
引越し、無事何とか終わりました 金も無いから知り合いに軽トラを借りてタンスやら荷物を運び (さすがに冷蔵庫とかは知り合いに運んでもらった) 庭にあった物置小屋の柱とか縁台とかの木材は庭に穴を掘って燃やし(本当はダメ) トタンとかは軽トラで処理場に運んだ 今は新しい住宅で暮らしてます
おかんの入院、手術も予定より短期間で済み おかんも今、仕事を探してます
破産の方は2月と今日、裁判所に出頭して 着々と最終決定に向けて動いてます
ダイドが今、一番思う事 それは人の繋がりというのは 人生の中で自分を大きく左右するモノの大きな要因である 人間関係で鬱に陥って自殺を本気で考えた頃もあった だけどその人間関係の中で本当の意味で救われる、という事も知った 人間関係がうまくいってれば状況がここまで悪化する事はなかっただろう だけどやっぱり人間関係によってその悪状況の中から脱出する事も可能なのだ やはり、『人は一人では生きていけない』 つくづく痛感しつつ生活をする今日この頃のダイドでした
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