■ 2002年08月31日(土) 
掃除をして布団を干した。いい気持ち。
でもずっと窓を開け放していたせいか、
夕方、部屋のなかで小さなやもりを発見した。
…どうしよう。絶対触れないし。
考えつく撃退方法は掃除機しかないんだけど
それもかわいそうな気がする。

蜘蛛とか蛾なら実家でも母親が掃除機で吸い取ってた。
滅多に遭遇しないゴキだとガムテープで捕獲。
やもりはいったいどうしたらいいんだろう。

前に部屋のなかで見つけたときはびっくりして
思わず掃除機で吸い込んでしまった。
あとからちょっと後悔したものの
さすがに開けてみる勇気はなかった。
たぶんあのときのやもりはまだ掃除機のなかにいると思う。
あれって自力で出てこられるものかな。
いま部屋にいるのは前と違うやもりだよね、たぶん。

手の出しようがなくて、
とりあえずなにも見なかったことにした。
お願いだから自力で出ていって。
■ 2002年08月30日(金) 
初路上教習。緊張した。
ただひたすらにまっすぐ走るだけなんだけど、
やっぱり教習所のコースとは違って
障害物の量も交通量も半端じゃないし。
前に車両が入ってきたりするとこわくて。
そのうち慣れてくるのかなあ。

そういえば急ブレーキの練習もした。
教官の合図で思いっきり踏めって言われたのに
どうしてもできなかった。
ブレーキ音がしない。そのぶん衝撃も少ない。
優しいなって笑われてなんだか複雑な気分だった。

11限までがんばってからバンドミーティングに直行。
「トリカゴ」を歌えることになった♪
今回は邦楽もあり。きちんと応えなきゃ。
■ 2002年08月28日(水) 
夜更かしのせいでひたすらうとうとしていた。
さすがにこのままではいけないってことで夕方から行動開始。
SUGIZO「Super Love」を探しに出かける。
大型店をいくつかまわっても見つからなくて、
結局カラオケで時間を潰した感じ。フリータイム5時間。
なんとなくゲームにも手を出したら
全部クリアできないのが悔しくて熱中してしまった。
何度やっても採点基準が謎だと思う。

すこし前までは、二人でカラオケに行くのが苦手だった。
自分と比較してまた落ち込むから。
声量も抑揚もない自分の声を思い知らされるのが嫌で。
くだらないライバル意識なんだけど。
なんだかんだいいながらレールから外れられない私には
絶対できないことをする姿もたぶん羨ましかったし。

だけど最近は声量っていうより迫力がほしい。
■ 2002年08月27日(火) 「L.A.confidential」
修検合格。仮免を手にした。
発信合図出すの忘れて数メートル進んだり
赤信号でアクセル踏みかけて急ブレーキかけたりしたけど、
隣に乗ったのが入校案内してくれた教官で
なんとなく気楽にできたのがよかったのかも。
学科は余裕(笑)。順調なのかな。

帰宅後、資格の勉強もすこしする。
これもなんとか合格したいなあ。

夜はだいぶ前に録画した「L.A.コンフィデンシャル」を観た。
すごく小説っぽい。映像も綺麗だし。
でもいったい誰が主人公だったんだろう。
とりあえずエドは好きになれないタイプ。
結局どこにも感情移入ができなくて、
最後まで淡々と流れていってしまった。
■ 2002年08月26日(月) 
バイト。
ただでさえ腰が痛いのに
冷蔵ケースから漂ってくる冷気で死にそうだった。
申し訳ないけどギフトの前でひたすら大人しく。
なるべく暖かいところでじっとしていた。
…動けないなら出るなって感じだけど。

最近、寝る前にすこしだけ飲むカシスウーロンにも
さすがに今日は手を出さず早々と就寝。
明日は修検だ。
■ 2002年08月25日(日) 
午後から研究室の友達と遊んだ。
昼食でお蕎麦を堪能して金沢港にあるからくり記念館へ。
忍者屋敷みたいなところを想像して行ってみたら全然違って、
江戸時代のからくり人形なんかがいろいろ展示されてた。
一瞬、あまりの小規模さに失敗したかもって思ったけど
実際はかなり面白かった。エレキテル動かせたりとか。
からくり仕掛けのおもちゃも触ってみられるし思わず熱中。

卒論のことを話してるとき、
自分がすごくこだわってることには主観が入りすぎてて
それで余計に視野も狭くなってることに気がついた。
いつのまにか逆恨みしてたのかもしれない。

気がついたからってすぐになんとかなる問題じゃなくても
気がつけただけよかったのかな。

もっと勉強しなくちゃ、なんて思いつつ
帰宅途中で「感情教育」を購入してしまった。
昨日買ったのだってまだ読み終わってないのに。
■ 2002年08月24日(土) 
昨日とは対照的でなにも予定がない日。
しばらくロフトの上で転がってたけど
そんなので一日が終わるのももったいないしと思って、
迷った末にめずらしく自分からつみきOBの方を誘う。
突然だし迷惑されるかもって考えながら連絡してみたら
意外なほど簡単に承諾してもらえて嬉しかった。

街のドトールでしばらく話をしてから香水探し。
「GHOST」。
春、帰省してたときに店頭で偶然見つけて
バイト再開できたら絶対買おうと思ってたから。
かなり甘い香り。
そして名前とボトルデザインがものすごく好み(笑)。
ウォッチマンで無事入手できた。満足♪

夕方、先輩と別れたあと喜久屋に寄って本を選んだ。
二時間近く店内をぐるっと見て、
ハニフ・クレイシの「ぼくは静かに揺れ動く」を買う。
書店の雰囲気って落ち着くから好き。
でも今日は最後のほうで相当しつこいナンパにあった。
気がつくといつのまにかすぐ近くにいるし。真後ろとか。
ひとめぼれしました! なんていきなり言われたり。
よく、ナンパされないよりはされるほうがいいっていうけど
あんまりしつこいのはもう恐怖でしかない気がする。
とにかく逃げようと思ってこっそりエスカレーターに乗っても
また一緒に乗ってるし。本気でぞっとした。
もしかしたらそれは相手も追いかけてるつもりじゃなくて
単純に帰ろうとしてたのかもしれないんだけど。

あんまりこわくてお店に逃げ込んだ。
そうやって避難する場所が
やっぱりあの人のところだっていうのは、
こんな状況じゃただ利用してるだけみたいで申し訳なくて複雑。
■ 2002年08月23日(金) 
朝からフル活動。
午前中は車校へ行って修検の申し込みをした。
急いでるときに限って渋滞したり原簿が出てこなかったり。
しかも検査済の印がなかったらしくて
適性検査受けましたか、とか訊かれるし。
…受けなかったら技能講習できないんじゃないんですか。
その人を責めてもしかたないんだけど
危うく送迎バスに乗り遅れるところだった。

そのまま兼六園で降ろしてもらってバイトへ。
夏休みだからかさすがに閉店まで忙しい感じ。
暑いときはドライアイスの量が気になってしかたがない。
このあいだクレーム受けてからは特に。

閉店後、ひさしぶりにひとつだけケーキを食べて帰宅。
まだ「朝」って呼べる時間帯から行動するとすごく充実した気分。
■ 2002年08月19日(月) 
再び母親と合流して金沢へ。

うちはずっと前から、
夏休みでいなかにきても家族ばらばらに過ごしてて
特別それを意識したことはないんだけど
やっぱりおかしいんだろうか。

金沢では伯母さんも交えて夕飯を食べた。
六角堂。ここの料理は好き。
目の前で焼いてくれるから楽しいし。

母親の上機嫌は相変わらず。


帰宅直前に偶然、伯母さんの夫婦喧嘩を聞いてしまって
自分の親が喧嘩してるのを聞いたときと同じくらい不安になった。

私はこういう思いをするのが嫌で、
相手とぶつかりたくないからいつも逃げてきて
それでいまこんな状況に陥ってもまだ逃げ道を探してる。
あなたがなにも言わなくなったのはあきらめたからじゃなくて
喧嘩するのは嫌だって私が先に逃げたからだと思う。

なのにいまさら、会話がなくなったなんて責められない。
■ 2002年08月18日(日) 
母親の誕生日。
先月からずっとなにをあげようか考えてて、
お財布とかいろいろ迷ったんだけど結局決まらなかった。
ちなみに去年は加賀友禅の巾着で一昨年が日傘。
両方とも使ったらもったいないってしまわれたまま。

もう全然思いつかなくて花束を買った。
赤とオレンジの薔薇を数本とかすみ草。
母親の好きな向日葵も入れて黄色い花束にしようと思ったら
お店がいけないのか季節がいけないのか、
見栄えのする花はほとんどなくて小さいのになってしまった。
でも大きくしたせいで花粉が落ちたりして
また小松の家で揉めたりされても嫌だし、と思って妥協する。
気にしすぎかな。
来年の誕生日にはもっと派手なのをあげよう。

夕方から辰口へ移動してお墓参りをした。
めずらしく咲の辰口滞在が許してもらえたところをみると
母親は相当ご機嫌なのかも。花束効果だ。

夜、布団に入ってから智とお喋り。
気がついたらすでに4時でまた悪いことをしてしまった。

まあ、なるようになるさ(笑)。
■ 2002年08月17日(土) 
誘惑の少ない環境にいるあいだは集中して勉強するはずが
朝食を食べたらまたソファで眠ってしまった。
そして咲に「お姉ちゃんは一日の1/3くらいしか起きてないね」
なんて真顔で言われる。…そんなことないよ。

夕方、叔父さんに連れられて鳥越のほうまで温泉に出かけた。
そこで簡単なプールを発見!
円形に近かったから本格的には動けなくても
久しぶりに泳げて気持ちがよかった。

得意なスポーツはなにかって聞かれたらたぶん水泳だと思う。
なぜか運動音痴だと思われがちだけど
テニスとかスキーなんかもそれなりにできる。
でも確かに基礎的体力はないから走り回るのが苦手。
集団競技もだめで、自分のペースで動くのが好き。
だから水のなかを進む水泳はすごく体質に合ってるらしくて
いまでも泳ぐのだけはやめられない。
来年、実家に戻ったらスポーツクラブ入りそうな勢いだし。

温泉のあとは叔父さんお勧めのラーメン店で夕食。
5人しかいないのに9人前も注文して、
泳いでカロリー消費したぶんしっかり補給した感じ。

帰宅してから咲の自由研究のために
天体望遠鏡で月を見せてもらった。静かの海。
■ 2002年08月16日(金) 
父親に部屋まで迎えにきてもらって小松へ。

途中で母親から電話があった。
同窓会は17日だってずっと思い込んでたのに、
今朝確認してみたら実は今日の夜だったらしい。
…当日に気がついてよかったね。

小松では叔父さん作のにんにくが大量に入ったカレーを食べた。
ふわふわした口当たりでおいしい。

夕飯のあと、しばらく居間でテレビを見たりして
先にシャワーを浴びるかどうか迷ってたら、
24時近くになってようやく母親が帰ってきた。ご機嫌。
おばあちゃんまで起きてきて同級生の近況話とかしてるし。
小学校時代の母親の写真も見せてもらった。

寝る前になって、母親が小松の家の話題を持ち出す。
このままだとおばあちゃんがあまりにもかわいそうだ、とか
ここは自分の実家なのになんで気を遣わなきゃいけないんだ、とか。
私からみれば母親だってかなり好き放題やってると思う。
自分が同じことされたらきっとものすごく怒るくせに。
結局、どっちも似た者同士なんだと思うけど
そんなこと言ったらまた話がややこしくなるし、
たまに来る母親が気がつくほどひどい状況なら
叔父さんだってわかってるはずだから相談してみればって逃げる。

こういうのがあるから小松は苦手なんだ。
へたに家の問題なんて聞かされると偏見持ちそうでこわい。
■ 2002年08月15日(木) 
智が泊まりにきた。
夏休みとか春休みのたびに誘ってはいたんだけど
いつもなんとなく流れてたのが、
今回は長期滞在ってことでようやく。

夕飯だけは伯母さんの家で食べることになって、
その時間まで智の誕生日プレゼントを選んだ。
4月はまだ就活でバイト入れなかったから余裕なかったし。
保留にしてもらってたらいつのまにか夏になってしまった。

定期入れがほしいっていうのだけは聞き出して、
事前に好きそうなのをチェックしてあったおかげでわりとすぐ決定。
コムサの手触りが素敵な二つ折りタイプ。いい感じ。
来年からは自分も定期持って通勤するんだなあって
ぼんやり考えてみたもののまだいまいち実感がわかない。

夕方、エムザの地下でチーズケーキを買って伯母さんのところへ。
かなりお腹いっぱいご馳走になった。
智がいるとなんとなく叔父さんの機嫌もいいような気がする。
なんて思うのはひがみすぎなんだろうか。

アルコール類を調達して帰宅。
受験生相手だから勉強時間を気にしつつちょっとだけ飲んだ。

そんなつもりはなくても振りまわしてたらごめん。
■ 2002年08月14日(水) 
なにもしない日。
せっかく早起きしたのに雑誌を眺めてたらまた眠ってしまった。
エアコンつけるからいけないんだろうけど。
午前中は卒論考えようと思ってたのになあ。
夕方から元気になってくる夜行性体質はなかなか直らない。

夜は焼肉を食べに行ってその足でカラオケへ。
今日も飽きずに「ワダツミの木」を歌う。
何回歌ってもあの声の出し方がわからなくて悔しい。

なんとなく不完全燃焼で帰ってきたら、
芸術に恋して!で元ちとせ特集を組んでるのを偶然見つけて
思わず最後まで真剣に観てしまった。
揺るがない礎を持っている人はやっぱりすごいと思う。
■ 2002年08月13日(火) 
今日、車校に行って二週間後の修検を受けるか。
修検直前でみきわめ→検定の流れをつくるか。
明日からしばらく親が帰省してくるし、
そのあと連続でバイトも入ってるから
乗れるときに乗ったほうが絶対楽だと思う。
かといって二週間もブランクをつくるのはやっぱり不安。
悩んだ末、夏休みに入ってからは常に満員だった技能教習に
お盆中だからか突然空きが出て結局乗ることにした。

さすがに空いてる。みきわめも無事終了。
馴らす意味で修検前にもう一度乗ったほうがいいって言われたけど
そんな余裕があるかわからないしどうしようかな…。
■ 2002年08月11日(日) 
お盆直前。かなり忙しくなるのを覚悟してバイトに出た。
地下駐車場も場内規制中の表示流してたし。
だけど実際、売場に入ってみたらそれほどでもなくて
(確かにいつもより人の流れは大きかったけど)、
暇過ぎたり忙し過ぎたりするより楽しかった。
ちゃんと働いたって感じ。

休憩中、携帯にめずらしく留守電メッセージが入ってるのを発見。
しかも日常的に連絡を取り合っているわけじゃない相手からで
もしかして怒られるんだろうかとか思いながら折り返し電話をした。

単純につみきOBの方たちと飲みませんかっていうお誘い。
そんな場にお邪魔してもいいのか不安になりつつも
なんとなく嬉しくて、バイトが終わってから合流させてもらう。

最近なかなか会う機会のない同輩と就職や卒論の話をしたり。
前に会ったときより元気そうだねって言われて不思議な気分だった。
実感はないけどいろいろ切り捨てたから気楽にはなれてるのかも。
…「切り捨てた」っていう表現は間違ってるのかな。

一次会で解散して24時頃帰宅。雷鳴と稲光。
■ 2002年08月10日(土) 
SUGIZOの夢をみた。

自分に都合のいい夢をみられるのは年に数回くらいしかない。
目覚めてしまうのがもったいなくて
ずっと追いかけてたらいつのまにか13時。

夢なんて、

目が覚めれば消えてしまうし
現実には起こりえないことがわかってるから虚しくなった。
■ 2002年08月08日(木) 
三週間ぶりの車校。
あんまり久々で小さなミスをいろいろした。
直進コースで35Kmまで加速する練習のとき、
エンジン回転計をスピードメーターと間違えて50Km近く出したりとか。
教官にも笑われてしまった。

そのあとは研究室まで行って資格の勉強をする。
特に内定先で求められてるわけじゃないけど
自分で決めたことだからとにかく最後までやろうと思って。
卒論の資料も入手。

冷蔵庫で眠ってる赤ワインも処理したかったし、
夕飯はビーフシチューと麦パン。
夏になるとご飯を炊く気がしない。
■ 2002年08月07日(水) 「I am Sam」
朝5時帰宅。足首が冷えて、関節から取れそうに痛い。
たぶん長時間エアコンの冷気に晒されてたのが原因だと思う。
しかも生足で。
自宅なら毛布にくるまるとか温度調節するとかできるけど
外だとそうもいかないし。

夏でも朝はけっこう涼しい。

あんまり眠たくなくてすぐシャワーを浴びた。
今日は遠出する約束をしてたから
すこしだけ仮眠をとるつもりがいつのまにか12時で、
能登のほうまで行く予定を急きょ映画に変更してもらう。

ずっと気になってた「アイ・アム・サム」。
ショーン・ペンの演技が圧倒的。
たとえば実際に障害を抱えてる人から見たらどうなのかはわからない。
だけどいわゆる健常者側から見る障害者の姿としては
まったく違和感がなかった。完璧。
もしこれが字幕じゃなく吹替えだったらまた違うのかも。
リタは最初の張りつめた雰囲気のほうが好きだけど、
ミシェル・ファイファーってこんなに綺麗な人だったっけ。

やたらと爆発したり人類存続の危機が訪れたりの手に汗握る系よりも
こういう家族モノにすごく弱い。


サムが自分だけ友達のお父さんたちと違うことをルーシーに謝るシーン。
彼はいったいどんな気持ちでいたんだろう。
■ 2002年08月06日(火) No-More-Hiroshima
今朝は早めに起きて黙祷しようと思ってたのに
相変わらず10時起床。平和な毎日。

19時から研究室の飲み会で街へ。
いつもと違う路線を走るバスに乗ったら、
危うく目的地の遥か彼方まで運ばれそうになった。

一次会扇屋、二次会家飲みでそのまま朝帰りコース。
食べ過ぎたかも。
■ 2002年08月05日(月) 
今日、バイト中に初めてクレームの電話を受けた。
蓄冷剤が少なくて、購入したケーキが溶けてしまったらしい。
今度来店したときに代わりをもらえないかっていう内容。
どうしてくれるんだ、とか怒鳴り散らされるわけじゃないし
ただ淡々と現状を訴えられただけなんだけど、
連絡先もフルネームも来店予定すら教えてもらえなくて
いったいどうしたらいいんだろうって感じだった。

そのあとは閉店前にすこし慌ただしかったくらいで
特になにごともなく終了。ひたすら脚がだるい。

あのお客様は本当に来店されるんだろうか。
■ 2002年08月03日(土) a display of fireworks
川北花火大会。
先月から誘われてたけど答えは保留にしてあった。
でも結局、花火の誘惑には勝てなくて例年通り夕方から出発。

たとえばあの人が空気みたいな存在だとしたら
やっぱり私には必要だっていうことなんだろうか。
どんなわがままも意地も許してくれる親以外の相手。
そんな理由だけで一緒にいるのは間違ってるような気がして。
見極められない。

バザールの駐車場はすでにいっぱいで、
おじいちゃんの駐車場を借りた。

麦わら帽子とか笑顔とかの創作花火よりもスタンダードなのが好き。
ラストを飾った20号玉はちょうど煙に隠れて音しか聞こえなかった。
来年はもう見られないんだろうなあ。

いい気分で車へ戻ったら、
隣に同年代くらいの知らない二人組が駐車してて驚いた。
公道ならともかく思いっきり私有地なのに。
会場まで歩いて10分くらいのところにある家だし
もしかして毎年こっそり停めてる人はまだいるのかも。
■ 2002年08月02日(金) 
ほぼ一週間の滞在も今日で終わり。
駅へ向かう前に神戸屋で昼食を摂った。
柔らかいバラ肉と赤ワインソース。
焼きたてのくるみパンも食べてかなり満ち足りた気分。

明日から(母親と)うまくやっていけるかなっていう
父親の言葉が気にはなるけど。
いつもクッション代わりになってる咲と私がいなくて、
智と父親と母親だけなんて確かに危険な気はする。

新横浜駅は大混雑だった。W杯以来かも。
事前にネットで調べたときはそうでもなかったのに
人が溢れてて指定席ひとつも空いてないし。
東京駅から座れてない人もたくさんいて
しかたなく名古屋までの約一時間半は通路に立つ。
でもその時間で作詞できたからまあいいかな。

北陸線もいつになく立ち客が多い。さすが夏休み…。
なんとか空席を見つけて雑誌を読んでるうちに眠ってしまった。
■ 2002年08月01日(木) 
昼間のいちばん暑い時間帯に家を出た。買物。
母親も誘ってみたけど夕方じゃないと動く気がしないらしい。
でも家のなかにいたってべつに涼しいわけでもないし。
エアコンは相変わらず30℃のドライ。

買いたいものがあるから出かけてくるって言ったら
父親が黙ってお金を渡してくれた。
うちには昔から母親の主張でお小遣い制度がなくて
欲しいものがあれば申告して買ってもらうしかなかったから、
友達が月いくらとか決められた金額で自由に買物するのが羨ましかった。
高校生のあいだはバイトも禁止されてたし。
そのかわり家事の手伝いをしてると
父親からこっそりお小遣いがもらえたりして、
いま考えてみると決められた金額できっちりやりなさいっていうより
融通がきくし実費かかってたのかな、とも思うけど。
それでも「お小遣い制度」にはやっぱり憧れがあった。

バイトを始めてもたまに会うと父親はいまだにお金をくれる。
たぶんそこには母親とうまくやってくれとか
あんまり嫌がらずに助けてやってくれとか
いろんな意味がこめられてるんだろうって勝手に思う。
そういうところが智からみれば「姉貴には甘い」ってなるのかも。
父親は基本的に子どもに甘い人だけど確かに娘にはより甘い気がする。

覗くお店もルートも決めて出発。
できたばかりのAMO'S STYLEはいまいち品数が少なくてPOESYへ。
そこで前から気になってたオレンジレースのと
光沢のある黒地に薔薇の刺繍入りを購入。

いったん帰宅して咲のお見舞いに行ってから、今度は母親と外出。
今月中旬にあるらしい小学校の同窓会用の服を一緒に選んだ。
たまにはいつもと違う雰囲気を求めてレンガ通りまで行く。
INDIVIとかUNTITLEDでワンピースをいくつか試着。
気に入ったのはサイズがなかったりして結局買わなかったものの
女友達と買物するのとはまた違う感じで楽しかった。

だいぶご機嫌? いつもこんなふうだったらいいのに。


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Arranged + Written by カノン
+--- Material by AMANE(RainRain) + Skin by caprice* ---+
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