ウェブ日記
2014年02月18日(火) 運の良さ
運の良さ

今日は急に積雪になった山道を通って無事帰宅。 夜寒いと思ったら1階の部屋が5℃を切っていたので、 急いで洋蘭(5℃を下回ると危ない)をエアコンのある2階の部屋に移動。 今夜の冷え込みが1日早まっていたら誕生日を実家で過ごせなかった。 自分の運の良さを痛感。

伴侶でもチームとかでも、 人を選ぶときたった一つしか質問できないならば、 私は「あなたは運の良い人ですか?」と聞くだろう。 そう言えば日本海海戦で東郷元帥が選ばれたのも、 「運の良い男」だったからと聞いた。


2014年02月07日(金) エスペラント語の女性形に関する拙い考察
エスペラント語の女性形に関する拙い考察

エスペラント語の本(田中克彦「エスペラント--異端の言語」、岩波新書、2007年)を読んでたら、 名詞に付けると女性を表す「女性形」が「男主体の女性差別」ではないかという批判が昔からあるそうだ。 女性形は"-in-"で、 例えば父親を表す"patro"--エスペラント語では名詞は必ずoで終る--に女性形"-in-"を入れたら、 母親の意味である"patrino"になるのだ。

女性差別かな? 私は逆に女性に有利と思うのだ。 だって、例えばその"patrino"にもう一度女性形を入れたら --こんなことできるかは知らないが--"patrinino"、 これに定冠詞を付けて大文字で始めたら"La Patrinino"、 これは「母の中の母」と見なして、 例えばカトリック教会では聖母マリアを示せるかもしれない。 同様に太陽を意味する"suno"に女性形を入れて変化させると"La Sunino"、 これは例えば日本では天照大神の別称になれるかも。

他にそれぞれ海、大地を意味する"maro"、"tero"に女性形を入れると"marino"、"terino"になって、 これらはそれぞれ「母なる海」、「母なる大地」のニュアンスを持たせられるかも。 女性を表す造語が豊かになれるかもしれない一方で、 男性を強調できるような表現は乏しい。 だから女性形があると、 かえって男が不利になると思う。

神様に肋骨1本を抜かれた男は、 やはり女よりどこか貧相になる運命なのかもしれない。


2014年02月01日(土) 歌の力
歌の力

ユーチューブで河井英里の「シャ・リオン」を聴いて、 類似のウェブページとして聞いたのがきっかけで、 ルーミス・エテルネというあるアニメの挿入歌がお気に入りになった。

シャ・リオンはフジテレビで'90年代前半放映された「ワーズワースの冒険」の主題歌。 この間最初の都落ちで落ち込んでいたので、 この歌を聞く度に複雑な気分になる。

それはともかく、 ルーミス・エテルネは美しい曲なのだが、 私が初めて聞いたのは河井英里が歌ったヴァージョン。 これは実はアニメの登場人物の声優が歌う参考に彼女が歌った仮歌なので、 本来公表されるものではなかった。 ところが6年前彼女が逝去して追悼アルバムに収録された。

息継ぎ等も優れていて声優の方が歌はうまいのだけど、 オーボエや弾けないピアノでいつの日か自分で演奏したいと思うほど印象に残ったのは仮歌の方である。 元々非公開の予定の歌が公表されて、 それをたまたま聴いた人が魅せられて、 例え少しだけであってもその人の人生に影響を与えると考えると、 歌の力は魔力的に強いと思わずにはいられない。

ところでこのルーミス・エテルネには気になる点が2つあるのだ。 一つは歌詞前半がエスペラント語で、 もう一つはネットの情報では文法的に間違いがあるというのだ。 それで仕方無くこの人工語をお勉強することになった。 一番嫌いな「外国語」なのに… この言語については日を改めて書こうと思う。


ハッピーパイパー
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