ウェブ日記
ふらりとマリオンへ予報では遅くなってにわか雨が降ると言うのに 久しぶりに晴れて、 しかも部屋に籠っていたら落ち着かなくなってきたので、 午後外出。 気になっていた、シティの南西にある マリオン(Marion)ショッピングセンターへ行ってみることにした。 中華街でバスを捕まえ、 行きと帰りの1時間弱郊外の住宅地をただただ眺める。 この街にずっと住んだらどんな人生を送るのかとふと思いながら。 初めて行ったマリオンはシティ一の繁華街 ランドルモールに劣らないくらい大きく、 週末の買物に不自由しないくらい店も品物も揃っていた。 けど、近くに住んでいないなら、 わざわざ行く必要はあるまいというのが正直な感想だった。 あと、大きなショッピングモールのカフェは やはり落ち着いて見えない。 夕方曇って冷えたけど、 結局暗くなるまで雨は降らなかった。
休み終り2週間続いた学期の中休みが今日で終った。 最初の月曜日は今年最後の葡萄の収穫に参加、 翌日はワイナリーで使われる フォークリフトの講習を受け免許を取得と 中身のある日が続いた。 でも休み明けが提出期限の宿題がなかなか書けず、 おまけにイースター休みも加わり 図書館も閉館が続いたためなかなか利用できずで 休みの間あまりお勉強したとは言えなかった。 代りに今週得たものがある。 毎日少し瞑想できるようになったことだ。 瞑想といっても全く初歩的なもので、 数息観(すうそくかん)と呼ばれる有名なもの。 中身はただ吐く息を数え続けること (普通楽な姿勢で目を閉じて行う。 吸う息も数える場合もある)。 以前は私は驚いたことに10もできなかったのだ。 ところがイースターマンデーに 生まれて初めて400数えられたのだ。 そしてこの日以降毎日一度は続けて 100は数えられるようになった。 数息観をやろうと思った主な理由は2つ。 一つは不惑になってしまったので これを機に頭の中を整理できればと思ったこと、 もう1つは中休みにお勉強に集中できず、 かと言ってイースター休みのため街の店の多くが閉まったため外出する気も起こらず、 時間ができたこと。 数息観の結果私に何か変化があったかというと… 今のところほとんど無い。 でも未来が楽しみに思えたりする。 宿題の1つは一応仕上げる。 明日大学で印刷して提出するだけ。
マグを買う昼大学へ。 イースター明けでカフェで初めてランチを頂き、 実習で栽培中の葡萄の苗木の世話をして、 図書館で調べ物をして、 15時のバスでシティへ。 イーストエンドの閉店セール中の雑貨店で 特価だったドイツ・ カーラ(Kahla)社のマグとソーサーにもできる小皿 を購入。 その後ランドルモールの茶屋でガンパウダー緑茶を購入。 カーラの磁器はやや重い物もあるけど、 生地がしっかり焼かれていて丈夫そうだし、 白の釉もきれいでなかなか上品。 今日買ったマグは縁が微妙にカールして飲みやすく、 取手も十分大きくて持ちやすい。 一緒に買った小皿はなかなか重いけど、 マグのソーサーにも蓋にもできて便利。 私が買ったのはアップデイト(Update)・スクリブル(Scribble)シリーズ。 マグには長い地平線に太陽の、 小皿にはティーバッグのシンプルなイラストが 薄い灰色の線で落書(スクリブル)のように描かれていて、 洒落ている。 お勧め。
きちんと休むぞ南豪州人今日はイースターマンデー、つまり祝日。 イースターの振替休日のようなものと思う。 昨日から一転して今日は雨降りなので 一日中自分の部屋でゆっくりお勉強したりしている。 イースターの間少しネットで調べたのだが、 例えば豪州を代表する百貨店 マイヤー 等を始めとして、 全豪州に展開する店の営業時間は州によって違う。 グッドフライデーは流石にどこの店も休み。 だけどそれ以外の日ではそうでもない。 祝日にきちんと休むのは南豪州の店だけ。 残りの州では一部開店が多い。 そのうえ南豪州の多くの店は平日午後5時になると閉まる。 金曜だけは長く開いているけど、 それでも午後9時くらいまで。 それでも商売や産業はうまくやって行っているようである。 そんなたたずまいに慣れてしまったので、 昨年メルボルンへ行ったら市街のかなりの店が 夜10時になってもまだ開店しているのを見て 驚いた。 他の州へ行ったことがほとんど無いので確かには言えないけど、 南豪州は他の州とはかなり違う気がする。 流刑地から始まった他の州とは違い、 自由移民により築かれたからかなぁ?
ホットクロスバンズ追記今日夕方スーパーへ行ったら大安売りされていた。 残っていたのはフルーツ(レーズン)無しのみ。 パッケージを見ると、 やはり温めて頂くみたい (「ホット」クロスバンズだから)。
グッドフライデーとホットクロスバンズ今日は「良い金曜」なので一日中静かに過ごす。 夕方散歩しながらロッジ付近のたたずまいを観察。 他の祝日同様ほとんどの店は閉店。 近くのホテルのバーは開いていたけど、 部屋は暗く客は静かにしていた。 他の祝日も夜遅くまで営業している酒屋が閉まっているのを こちらに越して来て初めて見る。 掲示版によるとイースターも休むらしい。 散歩から帰ると寄宿舎のカトリックの住人数人が教会から帰って来たところ。 こちらではレントの前からイースターセールが始まるけど、 この日はやはりオージーが一番おとなしく過ごす日のようでほっとした。 昨日買って来たホットクロスバンズ(hot cross buns)パンを頂く。 これはシナモンの効いた四角いレーズンパンが2×3個繋がって焼かれたもので、 1個ごとに白いパン生地の十字が載っている。 こちらではレントの前からパン屋やスーパーで売られているけど、 基本的には今日頂く。 日本では見たことが無かったので、 ネットで調べた (ページ1、 ページ2、 ページ3) ところ、 発祥地はイングランドと知る。 ただ、あちらでは十字を粉砂糖で描くという。 白いパン(正確にはペストリー)生地で描くのはスコットランドで、 この十字は同時にスコットランドの旗を表すと主張する人もいるらしい。 もちろん十字はこの日張り付けにされたキリストを思うためであるけど、 元々は異教徒のパンで、 十字は天体の動き、例えば月の満ち欠けの区切りを表すという。 つまり、誰もが頂けるありがたいパンである。
人口減厚生労働省の統計 によると日本の人口が本当に減り始めた。 良いことだ。 日本は人が多過ぎるし、 農林水産省のレポート でも分かるように、食料の自給率も低いから、 人口は3000万人くらいが適正と思う。 それにしても、 何で農林水産省は未だに時代遅れの「カロリー」を使っているのだろう? 私は「ジュール」でないと食品表示は読めない。 コンピュータネットでコンピュータのしくみについて調べたら、 本当に初心者の人に捧げるコンピューター入門 なるウェブページを見つけ、はまって読む。 コンピュータの世界を現実のそれに例えた箇所では 時々ブラックユーモアを交えているのが小気味良い。 アルゴリズムについての解説は丁寧で本当に分かりやすい。 |