４月29日
長岡始発新幹線。
10時20分のANA。
久高島行きの15時30分のフェリー，初夏のような島の空気、静かな時間に着いた。
久高島交流館に宿予約をしていたのが、その前に遅い遅いランチ。
港の側の食堂でとる。
海ぶどう丼定食。
プチプチ海ぶどうがすし混ぜご飯にたっぷり乗っている一品、海ぶどうの養殖場があるせいか鮮度最高、うまかった。
はしっこ、ジャングルを呈している道を時々いるネコさんをからかいつつ歩くこと10分弱、宿着。
久高島は、神の島で､今も禁足地になっている祭りの場がある。
その昔、斉藤御獄〈セファーウタキ〉が世界遺産になる前に行って、そこから見えていた小さな島に行ってみたいと思って15年が過ぎた。
今回呼んでいただいたと言う感じ？
宿近くの拝所を回って、夕方はただ１軒の居酒屋的食堂でビールざんまい的夕食、ビールうまし。
地元ビールいい味だしている。

夜は闇深く、ただ静か。

借りていた部屋の鍵を不動産屋に返して、電気・ガス・水道をすべて止めて。
役所に行って、住所変更を今の施設にして．
郵便局にも転居届を出して、終わった．
ただね、どうにもならないものたちが、私のうちの６畳の半分を占めていて、あれを時間をかけてなんとせねばなんですがね(やれやれ)
いずれにしても、弟の「自立」の日だ．
なんて思っていたら、施設から電話で、ベッドから落ちたと．
よく動くようになったのだ・・・寝返りを打つこともできないので体位交換をしていたころが、なつかしい．
ベッドの周りに保護柵をつけるのは｢虐待｣にあたるのだ。（と、先日施設の担当者から聞いた）
で、サインしにいくので、必要に応じて柵を使ってください．
落ちて、頭打ったりどこか怪我をするほうが困ります．
きっとまた落ちますよ、だって寝相はすごく悪いんです、よく動くようになったということで嬉しい気持ちもあるんですが、怪我は怖いです．
ということで、役所からまた車を飛ばして、柵をつけていいですよサインとはんこを押して戻ってきたらもう２時近かった．

そんなこんなで、いま１１時ちかい．
９時前に塾はおわったのだが、チビ猫チヨが脱走して屋内に追い込むのに３０分以上かかった．先日はイッサだったし、やはり春で、ネコ達も野生の血が騒ぐのだろうか
これから、明日のしたくして、６時にはうちを出て、１０時すぎのヒコーキに乗って那覇着は１２時半ころかな．．
ああ、忙しい．

オバマさんが、韓国で従軍慰安婦について、はなはだしい人権侵害だ、といったことについて、そこだけがネットなどでは取り上げられているが・・・全部の文を読むとニュアンスが違うんだよね。
ではあるが両国はそれを乗り越えて《？》だったか、十分に話し合ってだったか、強い絆を結ぶべきみたいな、前置きとしての言葉なのだが．
確かに十分に人権侵害である．
それは否定のしようがない。その上で・・ということなんだよね。
そんなにいわれているほど２枚舌的発言ではない。
問題は、その上で、といっても、パククネさんはあの調子だし、安倍さん１派は｢鷹｣を通り越してしまっているし．
開ける未来はない感じ、今のところ．
それにしても、パククネさん、バカの一つ覚え的、あれだけの大惨事を抱えていても、これのみなんだねえ。
偏執狂的な気配さえ感じる．
彼女のお父さん、朴大統領、戦時中は、日本軍に協力していた人《それもいわゆる慰安婦関連で》と週刊誌辺りには書いてあるが、はてさて、どうなんだろうか。

それにしても、次々と見つかる高校生の遺体の状況、読んでいると胸が痛い．
アメリカ軍、日本の海保の救援をどうして断ったかな・・世界最高のハードもマンパワーもあるのに．絶対にもっと助かったはずなのに．
でもって、船会社の社長は逃げたらしいが・・海外に．
全く地獄に落ちるわ。

このところ夜もあたたかなので、チヨは塾部屋の箱の中、イッサは夏の定席イスの上で休んでいる。猫こたつの電気をきった．猫たちの冬が終わった。
明日朝はお稲荷さんの冬赤マントをとりに行かないとね．

今日もいいお天気だ．
山の雪がほとんどなくなった．
桜は葉桜になったし．
あっという間に５月がくる．
弟の部屋はまだかたずいていない．
これが一番の大問題．

日曜にはすべて終わりに・・・がんばるぞうさん．

どうも体調がぱっとしない．
春負けしている感じ。
まあ、ぼちぼちやるしかないね。

オバマさんが来た．
でも、ミシェルさん同伴なし．
お子さんの世話、というが、いくらでもいるでしょ、召使さん。
中国には夫妻でいっていたはずだが、これってやっぱり巷でいわれているような中国びいき？
いやな感じだ．

次は韓国、沈没事故の不手際でパククネさんの人気急降下らしいが、これを利用して浮上するかな．
まあ政治の世界はいろいろですね。

本日もいい天気．
始めて、夜にストーブを入れない本日　今夜である．

やっと、腰の痛みの状況が改善されてやれやれ．
お天気もよい．
車を運転していると、花びらが窓ガラスにあたる．
春が長けた、という感じ．

韓国の旅客船の事故、大変悲惨なことになってしまった．
反日で有名な高校で、それなりに裕福なお子さんたちが通う高校だったらしい。そして、今回の修学旅行は済洲島の抗日記念館で反日アピールをする、という目的であったらし。
そんな目的でなければ、船に乗る修学旅行でなかったかも知れぬし…
かわいそうなことだ。
（さらにいえば、乗っていた船が日本のフェリーの中古品で、買い取られた後悪改造されたというのが、笑えない皮肉だ・・これで、日本の船のせいだと、すでにいいはじめている人たちがいるようなのが、呆れてしまう）
それにしても、船会社は、船員たちの避難誘導教育をほとんどしていなかったとか。法律では定めらているらしいが．
だから、逃げた・・ということか。しかし、１人、それをやって、亡くなったお嬢さんがいた。つまりは人はぎりぎりでその本性が出るということだろう．
乗務員が総がかりで、避難誘導していたらあんなに亡くならなくてもよかった、
本当に、言葉なし．
冥福を祈っている．

まずは、横浜で針灸。腰の痛みは劇的に改善。
ありがとうございました、金坂さん。
私と、アサイチの順番を変わって下さった方にお礼を言って、成田山へ。
成田山は本日山車祭りで、18台が次々成田山へ向かう急坂下りを登ってくる。
壮観、人多し。
でも、お不動さま、お膝元での祭り、喜んでおられる感じ。
神籤、大吉、お正月に引いたのと同じ文言。
お神籤、100種あるのに何で同じ？？
全くいつものことながら、不思議だ。
人混みをかき分けて、鹿島さまへ向かう。
しかし、電車の連絡が悪く、ついたら薄暗くなりそう。
うーむと、佐原の駅前のタクシーに聞いたら6000円はいくね。
そうか・・
できるだけ、やすくいってくれない？
もへじお得意の交渉にはいる。
お参り行くの？
そう、電車の連絡悪くて、夕方には新幹線で帰らないといけないしねえ。
わかった、安くするよ、神宮橋からはメーター倒す。
ほぼ30分の道程、運転手さんとあれこれお話ししながら、つきました。
神宮橋まででほんとにメーター倒してくれて、まだ６キロもあるのに・・・
鹿島さまの前について6400円、払おうとしたら、6000円でいいよって。
恐縮でしたが、甘えました。
ちょうどおやつとしてもっていたチョコバーを、失礼ながら気は心で、コーヒータイムのおやつにどうぞと進呈して、御礼しっかりして降車。
これ、鹿島の大神さまのご威光^^;
こちらも今年初めての吉。
いわく　的を射るが如し。
このご託宣はよく考えてみねば。
　
９時半、無事に帰宅。。
鍼灸の後だったので、どこでも爆睡。
また、明日からガンバりまする。

ひどいなあ、韓国の旅客船の事故．
なんで、乗務員や船長が真っ先に逃げ出すかな．
高校生たちは、その場に留まれ、という放送を守った結果助かる人も犠牲、という話だが．かわいそうすぎる…
高校の教頭先生が自殺したらしいが・・確かにこれでは生きていけないわね．
生きても地獄だ．
船の世界では「しけは極楽、濃霧は地獄｣というらしい。
濃霧での遅れを取り戻すために、コースを変えたのが仇となったとか。
なんというか、言葉がない・・・
マレーシアのヒコーキも依然、公式的には行方不明だし．
あれは、離陸時にタイヤがバーストし、それを格納したために、中で燃えて、その煙に気がついた機長が緊急着陸をしようとして、コースを変えた。
が、煙が機内に回って乗務員もお客も一酸化中毒で意識不明、死亡、飛行機は自動操縦状態で、燃料が尽きるまで飛んで、そして墜落…という説が一番しっくりくる。
一酸化炭素による中毒死は眠るように楽だというし、落ちる時の恐怖が機内の人たちになかったとすれば、まだ｢よかった｣というというべきか・・・

昨夜から、また腰が痛い、脚の付け根まで．
骨が詰まったみたい．
今日は動くといたいので、仕事もせずに寝ていたが・・気持ちはあせってイライラ．あたられるのは猫たち．
イッサは、昨夜脱走したので、蒸し返しで怒られてびくびくしている．
ごめん．
帰ってきたのだ、自分から、
９時半すぎ、わたしが夜ごはんを食べているあいだ、チヨがすごい声で玄関で呼びつづけていた。
ご飯を食べ終えてさて探すかと降りていったら玄関にのこのこ帰ってきていた．
で、昨夜もびくっていたが、今日も私が怒っている気配は猫なりに気がついている．
ほんとはね、よく帰ってきた、とほめてやらねばいかんのだが．

日曜までなんとかしのいで、日曜は、横浜まで行って、緩和してもらう予定．
しのぎます、がんばりません．

腰が痛い．
本日も朝温泉．
少しましだ．
外の湯船から桜が見えた．花見風呂。
優雅なり．

韓国の船の沈没事故、かわいそうだ、沢山の高校生が亡くなったようだ。
日本の船、といわれているようだが、かなり改造のあとがあるとか。
それと、いったい何にぶつかったのか．
まさか、潜水艦？（中国？アメリカ？）
例の愛媛丸の時のように。
まだ、浮いているところに人がいるのでは、といわれているが、はやく助けてやって欲しい．

昨日、今日と弟の部屋の撤収にかかっている．
本日はレンタルのベットを返した．
ベットが大半を占めていたので、広々とした．
明日は押し入れの中の寝具をうちの押入れや、実家に運び込む予定．
私のとこからも布団は持って行っていた、できるだけ買わないように、と．

実家のほうでややこしい問題も起きているようで、桜を見にっているひまもなし．

それでも暖かくなった．
今日は仕事義のトレーナーを脱いだ．
代わりに袖無しのトレーナー．
こうやって春が長けていく。

昨日は、穏やかなお天気の中、宮路さまの神社カフェでコーヒーしてきた．
機嫌が悪くて、ほとんど話さなくなった弟だが、笑顔がみごと、時々ぽっと言葉も出た．
しかし、声が細くなった…
もしかして、しゃべらない代わりに、好きな物を食べて長生きすることを魂が決めたのか・・人魚姫の男版であろうか。
頑固な便秘、と施設の看護師さんからいわれて、かなり沢山の便秘薬を出してもらっているのだが、食べる量が増えて、私が意識してなま物(果物)や、酢の物、要するに火をとおさないものを食べさせたら、なんと薬をつかわなくても、金曜の夜中、日曜の夜中とでた。大量に。
いやはや、おむつ交換や汚れたものの着替えなど汗びっしょりで、終わると座り込みたいほど。どうして、ヘルパーさんの手があって２人できる時にしてくれないかな・・と心中ぼやくのだが、まあしかたないね。
夕方は、従姉や姪夫婦と子ども、母や義妹など総勢８人で彼のお誕生日会．
すごくよろこんでいた。
ケーキを沢山食べて、お寿司を沢山食べて、イチゴをなんこも食べて・・ここまでできるようになるとはおもわなんだ．
で今朝、外泊を終えて、帰っていった．
送りのヘルプに来てくれた馴染みのヘルパーさんが涙を浮かべて送ってくださった．ありがとうでした．
１年前月に２回３泊４日介護がいつまでつづくかなんて見当もつなかった．
こんなにアッという間に今の施設にいれてもらえるとは思わなかったし．
ヘルパーさんたちに、ほっとして病気にならないようにしてくださいね、といわれたが・・それはないな．
２週に1回のリハビリはあるし。
できるだけ週１回ようすを見に行くつもりでいるし．
淡々とできる事を今後も続けていくのみだ．
実際、明日弟の命が霊界に帰っても後悔しないというところで、ここまでやってきた．
そういう意味でいえば、よくここまできたなあ・・という自己満足といわれるかもしれないが、深い思いがある．
あと、借りていた部屋のかたずけがある。
もう少し、がんばります。

今日は帰ってきて洗濯をして、午後から２時間昼寝．
すっかり元気になった．
明日から、２時間くらいずつへやかたずけに行く予定．

市中の桜、本日の温かい日差しで満開だ．
うらうらと春らしい．
明日は、弟を連れて神社カフェだ．
境内の桜、どうだろうか。
やっぱり春はいいなあ．

日本もレイシストが増えたのだね。
宮崎さんが生きていらしたら、なんといわれるだろう．
ただ、宮崎さんは道しるべは親切すぎたらいかん、少し足りなくて、地元の人に聞いたり、お大師さんの導きを受けたりが大事なんや、といわれていた．私はこの宮崎さんのお考えに全面的に賛同する．
地元の方がたの情けに手を合わせ涙を流し、道迷いで困りながらも同行二人で奇跡的に歩くことできる。
これが信仰の道の醍醐味である．

私自身、初遍路の時、遍路地図なし、大きな四国の地図だけだったんだから．でも、お導きと、遍路道沿い方々のお助けで歩かせていただいた．
韓国人のセンダチさんは、同胞（と確かいわれていたような）が道に迷わないように、しるしをはったのに悲しい・・といわれていたが。
しかしその道しるべシールはかなり国際的であったので、いろいろな国からの遍路に確かに役立つだろう。
多分、いいことなんだろうが、今までで地元の人が作ったり、遍路道保存協力会のものだけでもよかったのではないか。
わからなかったら人に聞く、導きを信じる．
自力で歩いてはいけないのだ、他力でこそ、人は変わると思うのだが．
昨今、遍路道のしるしが懇切すぎて・・だから、私は小豆島の静けさや昔ながらの素朴さがいい。２０年前の遍路道の気配は今や冬の小豆島にある。

結論を言えば、もう遍路道にしるしはいらない．
少し不足気味で、いいのかな？？と思いながら歩いていたころ、宮崎さんがしるしをつけ始められたころの数に戻るくらいでいいんじゃ。
人とのふれあいもお大師さんと同行２人も味わえると思うのだが．
でも、こういう考えとは別にレイシズムは許されない。
お大師さんは国際的な方だった。
こういうことは喜ばれない、絶対に。

本日寒し。
弟が外泊　風邪をひかさないようにしないと．

弟が、明日から３泊４日で外泊する予定なので忙しい．
日曜に、弟の誕生日会をする予定．
入所になって、在宅介護の受給者としては失効しているので、ヘルパーさんがすべて自費となる．
３０分１６００円ほど．
だから、最低限の時間をお願いして、あとは私が介護する．
結構大変、がんばらねば　である．
それなのに、寒くなった．
心配は体調管理だ．
胃ろうを抜いてので、崩しても胃ろうからの栄養が取れないし、十分に気をつけないと．
今回の外泊を終えたら、アパートを解約する．
この外泊のために、先月と今月を家賃を払った．
誕生会をしようね、と約束したんで約束は守らないとということで．まさかこんなにはやく入所できるとは思いもせず　であったし．
解約前にあとかたずけもせねばならぬで、忙しい．
忙しい、忙しいで４月が終わりそうだ．
やれやれ。

今日新聞で、オボカタさんを見たが．きちんと髪をカールして、ナチュラルメークして、すてきなお洋服着て（多分、ヴィヴィアンなんとかいうブランド）、すごいゆとりだなあ．
と映像を見ると、声だけ聞いているのとえらいちがうわ。
それでも、ノートがまだある、とか、どこでもいって作れる、とかいろいろというのだったら、とりあえずは、公開実験で確かに、という実証をしたらいいのではないか。
それが科学者なのではないか。

13時からの会見をラジオで若干聞いた．
映像がないが、べそかきながらの声、オボカタさん。
幼すぎるというか痛々しいというか。演技だとしたら、すごい．
べそかきながら自分の非を詫びて、間違えただけを繰り返す研究者って、なに？それがかの理科学研究所のリーダってって…呆れる、はっきりいって．
やはり、巷でいわれているように彼女は｢インボーの道具｣だったのか？
でも、すごいのは、非は彼女自身が涙ながらに詫びたからいいでしょ、それは置いておいて・・という論理でとうとうとまくし立てた弁護士さんクレバーというか．いやはやだわ．
基本的に科学者としては「ノート」がないのが｢終わっている｣わけだから、子どもの言いわけみたいに、何度も作った、ウソじゃない　といってもOK出る世界ではないんでしょう。
なんだか、聞いていてかわいそうになったというか、聞くに耐えないというか。
途中で止めた．
それにしても、そうそうたる弁護士陣だ．
彼女の裏には、どんなバックというか「人物」がいるのだろうか。
そう考えてしまったことであった．

本日、ぬくし．
お天気よし．
地震雲、きれいさっぱり消えている、

今朝5時すぎに結構激しい揺れ．寝ながら、震度4くらいかな、久しぶり．
しかし、震源はここか？それとも、どこかほかのところの揺れか？
揺れ方、中越地震の余震と似ている・・などなど、おさまるまで考えていた。
窓辺で明るくなり始めた外を眺めていたイッサがおびえて、降りて私のそばに。
チヨはこたつの中。

起きだしてタブレットで検索したら、なんと震源中越、山古志が一番揺れたらしい。
で、すっかり明けてから外を見たら、昨日まで不穏な気配で南東に見えていた地震雲が消えていたあ．
午後になってもすっきりとした空．
南東はまさに山古志方向．
そうか、あの地震雲は、この地震の予兆だった？
で、すっかり力は放たれて雲も消えたのか・・多分。
東南海の予兆であれくらいだったら、致命的にはならない・・とやや安心していたのだが、そうか、今回のものであったか。
近々に来るというのと、南東方向というのはほぼ的中だったが。

伊勢、出雲、
その２年前は、熊野本宮の遷座1500年だったか。
さらに今年は、鹿島神宮の2600年だったか。
神宮、本宮、大社とつくところが次々と節目を迎えている。確かに今、この国は変わり目にきているのだろう。しかし、それが自然の大きな力に押しきられて、というのであれば、いたしかたない．
その流れに乗るのかしずむのかわからんが、殉じるしかないのかもしれない．

もう２0年近い昔、土佐は足摺の某所で密漁めいた鯨を戴いたことがある．
ミンク鯨、定置網にかかったものだ．
網を壊す鯨たちは、けっこう嫌われていた．
しかし、禁止されるまでは、売りさばいて網の修理代を補って余りあるほどの価値があったと聞く．
いわゆる尾身のところを生姜をいれて臭みを消した一品．おいしかった．
ここでマンボウも食べた．
あの少しユーモラスな姿形を思い出して、せつなかったが、これまたさっぱりしていてうまかった。

和歌山の太地町の国民宿舎では鯨コースというのがある．
地酒の｢太平洋｣ともに戴いたが、さえずりといわれる舌がおいしかった．
渋谷の鯨やさんでもこれは食べた記憶があるが、高かったわ．
でも私はこのさえずりが一番好きだな．
あと、房総の土鯨の燻製というか干し鯨肉．これは甘口の酒に合うおつまみだ．
しかし、どうしても食べたいものではないなあ．

グリーランドの鯨は、かなり原始的な食べ方だろう．
肉はゆでてある．
そこにソースをかけて食べる、
ソースがなければ、多分塩ゆで．
そのまま食べるの世界．
話横道だが、
フィンランドでトナカイを食べた時も同じだった．そうしてそれがトラデショナルな食べ方だとメニューに書いてあった．
フェローアイランズで、パフィンというエトピリカみたいな鳥を食べたときもゆでてソースかけだった．
こういう食べ方に比べると、日本の鯨の食べ方は、鍋あり、酢の物あり、汁ものあり、揚げ物あり・・さまざまである．豊かである．
捕鯨船に乗っていた老人の話では、あがったばかりの鯨の脂身(アコーデオンのところ・口の周辺)を刺身で食べるのは最高だったといっていた．

かつて、鯨をとることは　特に古式捕鯨といわれる江戸の捕鯨は鯨と人の知恵くらべであり、命のやり取りであった。
これは、いろいろな人が小説として描いている．
食べるために、命をつなぐために、果敢に自分よりはるかに大きな鯨にとりつき、命を絶つ．
丁寧に、骨皮まで食べて、その菩提を弔う．
それが、日本人が鯨を食べるということであった。
慣用句に｢○○の差しがね｣というのがある．
花子さんは、上司の差し金で、僻地の支店へ飛ばされた．
見たいな使い方．
この差し金というのは、人形浄瑠璃の人形遣いが後ろで人形を使うときの棒。その棒についていて、指や手を動かすように動きを伝えるのは、セミ鯨のひげである．
ひげといっても、口の外についているのではなくて、口の中についている．
歯の代わりについていて、大きな口をあけて海水を飲みこんで、プランクトンや小魚をそのブラシのようなひげでこしとって、水だけを口の外に出すのだ．
というわけで、鯨のひげ、人形浄瑠璃の差し金に使われているのである。
鯨食文化が滅びるのは仕方ないとは思うが、こういうところまで波及するのは残念！文楽好きの私はそう思う．
さらに、日本の文化と鯨の関係の深さを感じる．

本日も鯨でした．

今日はお天気はいいが、寒い．
そろそろ、弟が週末に帰って来る準備にはいろうと部屋に荷物を置いてきた．
ｺﾞﾑの木は寒さで死にかけだった．
デロンギヒーターを入れて、ゴムの木に詫びてきた．

本日は、午後からやることがあったにもかかわらずたっぷりと暗くなるまでお昼寝、今や元気いっぱいである．
たまにはこういうの、いいわ．
まあ　昼酒するより、夜寝に匹敵するほど寝るの方が健康であるはずだ．

ということで、ハーグでだめよ日本の調査捕鯨、といわれた件について

結論からいえば、今は食べなくてもいいんじゃないの　日本人たちよ．
である。
土佐は室戸の捕鯨、長崎の捕鯨、和歌山太地の捕鯨．
長崎以外は現地を歩いたし、古老の話をきいたりもした．
基本辺境の生きるか死ぬかの地で捕鯨は行なわれたのである、この国では．
それは世界でも事情は同じだ．
原住民生存捕鯨としてイヌイットの捕鯨は許されている．
グリーンランドに行った時、その肉が売られているのを見た．
ホテルでも食べた．
原住民のそれではないが、ノルウエーの市場でも売られていたわ．
はるか、フェローアイランズでは、クジラの骨で作った門を見た、
それはつまりは食べた後の利用だ．
アイスランドも捕鯨をしているはずだ、今でも．
どこもかしこも、それを食べないと生きて行けなかった地なのだ．
あるいは今も生きてはいけない地であるのだ．
もちろん、グリーンランドのスーパーは実はなんでもある．
しかし、冬、荒れるとここは空っぽになるよ、とも現地の人はいっていたし、そうなれば、鯨肉であり、その他の海獣が食料となる．
ハワイも沖縄も冬ザトウクジラが回遊する．
しかし、彼らが鯨を伝統的に食するとはきいていない．
そう、どちらも気候温暖の地で、海の恵みも豊富。
別に鯨を食べることを習慣化しなくてもよかったのである．

ハワイは鯨の博物館があるが、それは、メルビルの「白鯨｣の延長線上にあって、鯨油をランプの油として利用するために帆船の捕鯨船で世界を走りまわっていたころの文物の展示である．幕末の歴史を変えたとワタシ的にはおもっているジョン万次郎を助けてアメリカで教育を受けさせてくれたのも捕鯨船のホイットニー船長であった。彼が着いた町にも旅したが、やはり捕鯨博物館があった．
彼らが取った鯨はマッコウ鯨が主で、あまりうまい鯨ではないという話を土佐の漁師さんから聞いた事がある．
ちなみに、ザトウクジラもあまり美味しくないらしい．
うまいのは、シロナガス、ナガス・・いわゆる、歯がない鯨であるらしい．
話横道だ。鯨食についてはまた今度にまわすとして．
私たちは、今や、鯨を食べねばならないほど、逼塞していないのである．
戦後すぐは、たんぱく質源として必要だった．
食べる理由があった．
今はない、といっていいのではないか。
塾で、わたしが「別に食べなくてもいいんだよ」といったら
「いや困る、夏の鯨汁が食べられなくなる」
といった子がいた。
そう当地には、夏に、鯨の脂身のところとユウガオの実を汁にして食べる．
当地の夏の一品である．
わたしも好きだ．
しかし、どこかの倉庫に夏の脂身を私たちが鯨汁にして食べるくらいは１００年分くらい眠っているよ、輸入もするだろうしね．
といったら、え、おれたち　そんな古い肉くってんの？
多分ね。
という会話があった．
以前、調査捕鯨の問題で水産庁が世界の肉食の国々と争っていた時にかなりの量が冷凍されて眠っているから心配ない、という記事を読んだ記憶があるのだ。
そうしてもう１つ子どもたちにした話．
鯨肉は今や海洋汚染の問題を背負っている．鯨の分厚い脂肪には沢山の水銀など私たちニンゲンには有害な物質が蓄積されているという調査もあるし、常食するのはむしろ危険だと．

というわけで、私は今わたしたちは食べる必要はないと思うのだ．
鯨食文化云々、をいっている人たちがいるが、今までどれだけの｢文化｣とか｢言語｣とか｢人種｣が地球の歴史の上で消えてきたか。
形あるものはやがて消える、鯨食文化もしかり．

ただ、この先はわからない．
世界人口が増えて、食料危機がいわれている．
昆虫食に未来を見出そうなんていうのも最近散見するが、は？！
そうなれば鯨でしょう．
と私は思う．
鯨は、沢山の小魚を食べて、実は海洋資源荒らしでもあるのだ。そういう意味でいえば、やはりちっとは獲ったほうがいはずだとは思う．さらに、北洋のミンク鯨が小さくなっていると言う文書も読んだ．つまりえさが鯨世界でも足りなくなっている、ミンク鯨増えすぎ．
鯨はニンゲンよりはるかに自然だろうから、彼らなりの｢出産調整｣や自然淘汰を行なうだろうが・・人間はね…戦争だ．
とりあえずは、菜食と鯨食の方が肉食よりはるかに環境を保持できるはずだ．
肉になる家畜たちが食べる飼料を作るためと家畜自身の成長に必要な水もかなりな量になるので地球の増えた人口を脅かすのだ．
またしても話が横道だが、まじな談義は終わりです、イッサとチヨがないていますし、お休みなさい．

大間原発の新規工事が再開されて、函館市、国を相手に訴えを起こしたが、これ、いい、英断だ。もちろん、市民のバックアップがあってのことだろうが。
今月の市政便りに原発事故がおきたらの想定パンフが来た．長岡市は屋内避難．
旧栃尾市は、避難民受けいれ準備地域だって．
屋内避難の諸々の注意が書いてあったが・・こんなものを４月に配らねばならない自治体ってどうよ．
やっぱり、いいよ、原発止めてビンボ−になろうで．
ちなみに家の大家さんは原発立地地域のなんたら金を自分がもらっているようだ．これは土地に出るのではなくて個人に出でているはずなんだが…。
ちなみにこれがわかったのは、弟の部屋の名義を私にしていたら、そういうものがきたから…でも多分一年　１万円もない額、まさにスズメの涙．こんな額で福島の人たちは先祖の地に住めなくなったのだ、と思うと悲しすぎる、．．
私は、これをもらうのは、自分の魂売るようなもんだ、と紙はしっかりと保存しているが受け取りにいっていない．
大家さんはプチ不正だと思うが、私としてはありがたいというか，そんなスズメの涙は一度ももらっていない、と胸をはれてありがたし．

チヨは、もしかしてIBDという病気かも知れぬ．シャム、遺伝的にそういう要素を持っているとあった．チヨはシャムミックス．このところ、どんどんとシャムの血が出てきている気がする、みかけも性格も．
ちなみにIBD、炎症性胃腸炎だったか。
栄養が取りにくいカラダになって、最悪死に至るらしい．
私としては、２００グラムも体重が減っていたのが気になるのだ．２００グラムって、ニンゲン換算すれば、３キロか４キロくらいだよ．
これは大きい。
月に１回、健康観察にクリニックに行くか、と思っている．

私の胃も、あるって自己主張している．こういう時はあまり良くないとき．
コーヒーも　イマイチ　うまくないし．まあ、忙しいせいだと思うが。
今日は思い立って、｢母スープ｣を作ってみた．
キャベツ、たまねぎ、人参、カボチャ、まいたけを切って鍋に入れて水煮する。
で、スープを飲む．少し、塩をいれてもいいのだが、今回は純正水煮。
ほのかな甘味が胃に優しい、ほううと、溜息．
母スープは、母じゃが風邪とか具合の良くないと気に作ってくれたもの．
先日姪に教えたら、自分も飲んだ、と。でもリンゴのすりすりの方が多かったという。
そっちが好きだったともいっていたが．
最終的に母の味に戻るって・・はい。母立派ですわ．
ちなみに、キャベツとたまねぎ、人参の野菜で出したスープは、食欲不振のガン患者も飲めるというのを本で読んだ．

今日はチヨ，年に一度の予防注射（ワクチン注射？）
そのついでに，健康チェックもしていただく．
元気ではあるが，体重へっている・・去年は３キロあったのに．
よく吐くんですが，といったら，頻繁だったら血液検査，といわれた．
そうか・・でも毎日？と聞かれて，いえ、週に２回くらい，といったら，
まあ大丈夫かな．
チヨ，注射の前に体温チェックするのだが，いやがって，おしっこをして，ついでにうんこまでしてくれた．
本当に神経質なチビ猫である．
ただ，押さえている私に爪は出さなかったから，飼い猫根性は身についたね．

それでもなあ，なんでこんなにチビなんだろうか．どこについれていってもかわいい猫ですね，とかきれい・・といわれるチヨではあるが，チビなのが心配だ．


昨日とうってかわって，薄暗い気分の滅入るようなお天気。

今日は、弟のケア会議。母を拾って、弟に面会させて、温泉へ。その後、私は会議．ずっと空を見ていたのだが，不穏だ．あきらかな地震雲が南東方向に出ている。時間的には，２週間以内に来そうだ．
南海トラフか東南海か．
でも，多分，東日本ほどではない雲行きではあるが．
もしも，同じ規模だとしたら，いつかインドネシアの地震の時のようなぶっとい不気味なサイズになると思うのだが，
いずれにしても，空の成り行きから見ると　近々来そうだ．
気をつけませう。
被害最少を祈る．
朝から，チリの津波だの，岩手で進度４だのとあるから，それもまた不穏をよんでいるのかもしれないが，．
今週は，弟の関係で２回．
忙しい．

久しぶりに母と小嶋屋でそばをランチ．
母曰く，ここのそばは，高いがうまいなあ…．
はい，私もそう思います。
フキノトウの天ぷら，こごみの天ぷら，春だなあ．

昨夜，なんだかお腹が痛いし，体調すぐれずでお風呂にも入らずに早寝した．
で、今朝はかなり元気だったので，7時すぎに家を出て寺宝温泉の朝湯．
こちらも値上がりしていた100円も，だから回数券に100円足してはいったが・・高いわ．麻生の湯が670円になったのが高いと思ったが，それ以上だもんな．
昨日，弟の診察で，福祉タクシーを利用したが，いつもより300円ほど高くなってびっくりした．
年収２〇〇万円世帯で10万円の支出増っていう報道があったが、改めてなるほど・・とうなずいた．
やはり，弱者イジメだね．
せめて，食品は無税，後は１５パーセントとかってしようぜ．
贅沢品を買うゆとりがある人からはいいけど，食費を切りつめなければ・・って日本は貧しいと思う．悲しいほど，弱者イジメだと思う．
この飽食の国で，きっと飢えで死ぬ人が増える．
改めて，お金持ち坊ちゃん苦労知らず政治家たちに怒りをおぼえる春なり．