おひさまの日記
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2002年07月29日(月) 魂が騒ぐ

今日、ミカエルさんのHPに行ってみた。
ねねのライブで初めて彼に会って惹かれ、ずっとHPを探していたけど見つからなかった。
あきらめていたら、「やすらぎの部屋」のDMでURLを知ったのだ。
何の気なしにのぞきに行った、本当に何の気なしに。

けれど、彼のHPを読んでいくうちに、私は泣き出した。
声を上げて、うわーん、って、泣き出した。
涙が止まらなかった。
理由なんかわからない。
けれど、自分のずっとずっと奥の方で、何かが反応していた。
涙が止めどなく溢れてきた。
自分の意志を超えて、何かが大きく揺れ動いていた。

私はメールで個人セッションを希望する旨を伝えた。

あの温かい涙は悲しみの涙じゃなかった。
何かがほどけていく時の、愛の涙だった。
私の魂がミカエルさんのHPを見て何かに応えたことを感じた。

私達は生かされているんだなぁ・・・


2002年07月26日(金) 潜在意識の力

ウチのアンナさんが熱出した。
今月に入って2度目。
1度目はねねのライブの前。
今回は私がアシスタントで参加しているハートの前。
うーん・・・
最近、私が外出する時やイベントの時、お約束のように熱を出す。
寂しいんだなぁ、きっと。
知り合いのママ達に聞いても、みんな異口同音に言うんだけど、
やっぱり、子供ってママが出かける時に決まって熱を出すそうだ。
子供は無意識のうちに、病気するとママがそばにいてくれるってわかってるのかなぁ。
それってものすごい潜在意識の力だなぁ。
などと、妙なところで感心しているのだった。

私達大人も、実は、自分で気付いていないだけで、
そうやって、色々な状況を潜在意識で作り出してるんだろうなって思った。
私達が思っている以上に、潜在意識は常に活発に水面下で動いているのね。
望まないような現実が訪れた時も、深い部分ではそういう状況を作り出して、
その状況で何か自分の本質が望むものを叶えようとしてるんだなぁ。

熱い小さなヒタイにこっつんこしながら、そんなことを考えたのであった。


2002年07月24日(水) スカート

今日、本当にしばらくぶりにスカートを買った。

私はパンツ派、仕事やフォーマルな席で仕方なくはくことはあっても、
普段着でスカートをはくことがほどんどないのだ。
服装もマニッシュなものが好きだし。

でも、どうしてだろう、今日、突然スカートが欲しくなって、買ってしまった。
膝下くらいのデニムのスカートでフリンジがついてる。
ほとんど一目惚れだった。
試着室の鏡に映った自分を見て、なんだか新鮮だった。
ダイエットにも成功したし、夏だし、足を出してもいいカナ?少しそんな気持ちになれた。
珍しくオトメな気分だった。
そして、思った。
「そぉかぁ、私は女なんだよなぁ」
奥さんでも、お母ちゃんでもなく、そして、もはや女のコでもないんだけど、女なんだよなぁ、って、思った。
なんだかくすぐったかった。
独身だったら、彼氏に会う時の服に悩んだり、きっとこんな気持ちなんだろうなぁ、って思った。
忘れてたよ、そんな感覚。

私のそんなドラマが、ひっそりと、ファッションセンター・シマムラで展開されていた。
おハイソなブランドのショップでなくて、イマイチ、カッコつかないのであった。


2002年07月20日(土) 眠る子の顔を見て思うこと

今日は保育園の夏祭り。
役員の私は駆り出され、模擬店を担当、大忙しだった。
かき氷売りに精を出し、ふと気付くと、私に放っておかれて、寂しそうに目に涙を浮かべているアンナ。
他の子供達は、ママと一緒に色々なお店を回り、お化け屋敷に入り、楽しんでいる。
彼女はずっとひとりぽつんとかき氷の店の隣に立っていたのだ。
なにか話題を見つけては「ママ、あのねー」と彼女が話しかけてくるけど、
テンパってる私は「後にしてちょうだい」と言ったっきり、相手にしてやれなかった。
挙げ句の果てには、ぐずぐず始まった彼女を叱りつける始末。

でも、本当はとっても寂しかったんだよね、アンナ。
ママと一緒にいたかったんだよね。

わかってたのに、その気持ちを埋めてあげられなかった自分が悲しかった。
私はアンナを傷つけてばかり。

夜、眠る時は手をつないで眠ろう、うんとやさしくしよう、そう思って、洗面所から戻ると、
アンナはすでにソファーでひとり眠りに落ちていた。
今日最後のもくろみにさえ失敗した気分だった。

明日はうんと一緒に楽しく過ごそうね。
ママはアンナを愛しているよ。
不器用で、うまく愛せなくて、それでも、愛してるよ。
そして、こんな私を無条件に愛してくれてありがとう。

あなたが生まれてくれて、私は、母の痛みを知った。
今の私の痛みが、きっと昔の母の痛み。
母の気持ちが痛いほど分かる。
そして、私を、不器用だけど、命をかけて愛してくれていたことがわかる。
母の愛が受け取れなくて泣いていた昔の私の悲しみが癒される。
母の、愛したいのに上手に愛せなかった痛みを知った時、私は母の全てを許して受け入れられた。

アンナ、すべてはあなたのおかげ。
ねえ、私があなたにしてあげられていることはある?
少しでも素敵なことをあげられている?

あなたの笑顔がいつも続きますように。
その笑顔を作り出せるママでいられますように。
愛してるよ、永遠に。


2002年07月15日(月) いくつになっても

楽しみにしていたコトがなくなる、コレ、本当にこたえる。
頭で仕方ないとわかっていても、このガッカリをどうしてくれよう、そんな気持ちになってしまう。
だから私は今日ブルー。
素直にブルー。
ちょっと泣きたい。
すねてる。
可愛くない。
だって、それは本当に私にとっては大切なコトだったから。
それがなくなって、こんなに卑屈になって黙って涙ぐみそうなくらいがっかりしてしまうほど、私は楽しみにしていた。
ここしばらくの間、それだけを楽しみに毎日を過ごしてきた。
だから。
「キャンセルさせて」のメールに事務的な返事しか送れなかった私。
本当は、そのコが気にしないように、やさしい言葉をいっぱいつらねたかった。
でも、了解です、と短くしか書けなかった。
・・・何がイチバン悲しいって、それは、そのコにやさしくしてあげられなかった自分かもしれない。


2002年07月11日(木) おひさまの匂い

台風一過で抜けるような青空。
強くて、眩しくて、焼け付くような、でも気持ちいい陽射し。
いつもはユウウツな単なる家事のひとつの洗濯でさえ、こんな日はワクワクする。
きれいに洗い上がった洗濯物を、元気いっぱいの陽射しに預ける。
みんな風に吹かれて気持ちよさそう。
私も一緒に太陽の光と風をいただく。
ちょっと得した気分になる。

夕方、ベランダでしばらく泳いでいた洗濯物を取り込む。
カサッとした感触、木綿の服のシワ、パリッと乾いたんだなぁ、って感じる。
両腕いっぱいに洗濯物を抱えると、いい匂いがした。

これはきっと、おひさまの匂い。
元気な太陽の光がくれた匂い。
なんだか懐かしいような、やさしい匂い。
お母さんの匂い。

金魚のフンみたいに母親について回っていた私も、今では一児の母。
洗濯干しにぶらさがった小さなパンツや靴下を見て、少し、くす、と笑った。

心を少しだけゆっくりさせて感じると、きっと、そこらかしこにある、おひさまの匂い。
太陽の光と仲良くなった洗濯物の匂い。
体いっぱいにその光を浴びて背を伸ばす草の匂い、木の匂い。
空気の中の季節の匂い。
そして、汗をかいたみんなの頑張る匂い。

生きてるって捨てたもんじゃないと、ふと思うのだった。


2002年07月10日(水) うまくできてる

私はずっと忙しかった。
殺人的に忙しかった。

ふと気付くと、今月のセッションの予約はガクンと減り、キャンセルが立て続けに入る。
ん?なんか今月はいつもと様子が違う、そう思って気が付いた。
そうだ、私は休みたかったのだ、くったくたに疲れていたのだ。
そして、休む環境を無意識のうちに作っていたのだ。

なーんだ、そっか。
ぢゃあ今月はまったりしよう、そう思うとラクチンになり、スッキリとした気持ちになった。
ウン、だから世界ってうまくできてる。
自分では気が付いていないことを、現実が見せてくれる。
そして、その現実を作ったのは、他でもない、自分なのだ。


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