鈴木めぐみの徒然マンガ日記
DiaryINDEXpastwill


2005年05月31日(火) 上海のこと その2

ダンナからは「こっちでは反日デモ関係は全然報道してなかった」と聞いてましたが、この旅行に関して言えば、怖いことは全然なかったです、ハイ。ちょうどタイミング的にも中国政府が沈静化に乗り出してた頃だったからかな。
最初はビクビクものだったけど、途中からはけっこうひとりでフラフラ出かけてましたね。五・四運動当日も、結局私は南京路まで遊びに行っちゃいました(笑)。

実は今回、上海水族館へ行った時に、デジカメをすられちゃいました(多分、地下鉄内。ミナトを抱っこしてたので全然気がつかなかった)!!で、警察へ行って盗難届けを出しに行くのにも中国語がわからないっ!ということで、フロントのお兄さんがついてきてくれたのでした。で、行き帰りにカタコト英語で雑談しましたが、「中国と日本は政治的な誤解が解ければもっといい関係が作れると思う」との言葉がとっても印象的でした。日本の企業が数多く入っている上海以外ではまた違うのかもしれませんが、出発前に周囲の人に心配してもらっただけに、”靖国参拝”が日本国民の総意ではないのと同様に、中国の人たちだって反日一色ってわけじゃないんだよ〜というのはちょっと書いておきたかったのです。

帰ってきて、『南京路に花吹雪』(森川久美)を購入。
リアルタイムで読んでいた頃に比べて、グッとリアルに感じられたのも、当地へ行ったおかげかな?外灘あたりにはこの作品に出てくる当時の建造物も残されてます。上海へ行くなら、この作品を読んで行くと感慨もひとしおかも。

うれし恥ずかしなつかしの少女マンガ
鈴木 めぐみ著
ソニー・マガジンズ (2005.4)
通常24時間以内に発送します。


2005年05月19日(木) 上海のこと その1

帰ってきてから、『うれし恥ずかしなつかし〜』関係の作業や、ミナトの保護者会、ミユの運動会(今度の日曜)etc……と、パタパタ過ごしているうちに、5月も2/3が過ぎようとしてます。ああ、月日の経つのって、なんて早いんでしょう……。

4/28〜5/7まで、上海へ行ってました。大人ひとりでチビ2人は、か〜な〜り緊張します。電車で騒がないか?飛行機で酔わないか?(ふたりとも乗り物に超弱い……)などなど、不安材料はてんこ盛り。それに加えて、今回は例の中国での反日デモニュースが大々的に報道されている時期だったので、周りの皆さんにとっても心配していただきました。

前回も出発日にアクシデントが続発しましたが、今回も波瀾万丈な旅の始まりに……。
30分の余裕をみて出発したのに、なんと強風でパンタグラフにビニール袋がひっかかり、小田急線が遅れる遅れる……。電車の中で文字どおり足踏みしてました。でっ、必死に子供たちを走らせて成田エクスプレスへ飛び乗ったのに、着いてみたら、20:30出発のはずの中国国際航空が、なんと22時発に(なんかトラブル?があったらしい)!うっそ〜、それじゃ現地着12:30!?(時差あるから日本時間で言ったら1:30.きっぱり真夜中だ)さっきのあの焦りはなんだったんだ〜!!!!と心で叫びつつ、キッズルームでラストワンになるまでねばって、搭乗。ダンナに遅れる旨連絡し、12:45ごろ着てもらうことに。で、なんとか無事離陸した途端、アナウンスが入り、「当機は現地時間11:50到着予定です」……って、予定より1時間近くフライト時間が短くなってる〜!!そんなのアリ!?でも、もうダンナとは連絡がつけられず、結局到着してからさらに延々と待つ。また、こういう時に限って荷物が早く出てくるのよね〜。こわれ物扱いにしてると先に出てくるらしいけど。

ミユは飛行機に弱いのでず〜っとダウン、キッズミールにも手をつけず。迎えの車に酔ってしまい、ヨレヨレで気の毒でした。結局寝たのは2時過ぎ。時差一時間のところに行ったのに、なんだか時差ぼけしちゃいました(笑)。

うれし恥ずかしなつかしの少女マンガ
鈴木 めぐみ著
ソニー・マガジンズ (2005.4)
通常24時間以内に発送します。


2005年05月08日(日) なつかしい!

今日はミユのピアノの発表会でした。
前日まで上海で、帰ったその足で先生のお宅に行って仕上げのレッスン、という超ハードスケジュールでしたが、頑張って、本番は大きな失敗もなく、無事終わりました。
アットホームが旗印のこの発表会、本人が1曲弾くほかに、親や友達との連弾、というコーナーがありまして……。ン十年ぶりにピアノの発表会に参加しました。こういうのがあると、「練習しなさい!」じゃなくて「練習一緒にしようよ」となるので、本人にとっては励みになるみたい。ワタシもしょっぱなで間違えつつもなんとかクリアできてホッとしてます。

で、会場が実家近くだったので(なんせホールはわが母校の裏手!)、帰りに夕飯をご馳走になったんですが、その時の四方山話で「子供の頃の本がダンボール一箱出てきた」と言うんでみせてもらったら!!ず〜っと読みたかった『小いぬペリの日記』や『へんな猫のセラピナ』『お話のおもちゃ箱』『かみさまのおはなし』がずらりと本棚に並べてあったので、興奮して思わずキャーキャーいっちゃいました。
『小いぬペリの日記』は、確か小学生の子が書いたお話で、そのほかにも絵筆の家族の話などありました。叔母の家に行くたびに読んでいて、もう一度読みたいな〜と思ってましたが、「うちにはないみたい」と言われてがっかりしてたところだっただけに、喜びもひとしお!これとか『かみさまのおはなし』(残念ながら1がなくて2と3のみでしたが)はネットでいくら検索かけても出てこなくて、図書館でもみつからなくて、私の中ではマボロシの作品だったのです。

子供の頃に読んだ本って(もちろんマンガも)、自分の原点!って感じに刷り込まれてたりするので、大人になってからムショーに読みたくなりませんか?

そういえば、今、あの話ってなんだったんだろ〜?と思い出すのがあるんです。キツネと女の子の話だったと思うんですが、「赤とんぼ」の歌詞で出てきて、「負われて見たのは」の部分は「追っかけられて見たのは」ってことだよ!とキツネが得意そうに話す、っていうエピソードがとっても印象に残ってます。あれももう一度読みたいなぁ……。


めぐみ |HomePage

My追加