| 三月の吐息...三月 |
さよなら３月 - 2003年03月31日(月)
今日で３月が終る
明日からもう４月、
信じられない
ふぅ。
...
わたしの名前 - 2003年03月30日(日)
あの人が
初めてわたしの名前を呼んでくれた。
名前を呼んでもらえるなどと
少しも想ってもいなかった、
いえそれどころか
わたしの名前など知らなかったとしても
不思議ではない
そんな遠い人だった
でも、
わたしの名前は
わたしのものではない
なんだか実体の無い記号
それで生きていくのが
似合っているのかもしれない。
...
振り子 - 2003年03月27日(木)
会いたいね
また会えるかなあ
きっと会えるよ
だって僕たち
まださよなら言ってないよ
そっか
さよならさえも言えなかったんだ
元気にしてる
ずっと好き
もう喧嘩しない
たぶん会えば喧嘩する
もうちょっと会わない方がいいかな
でも
やっぱり
会いたいね
...
さよならの季節 - 2003年03月26日(水)
大人になると
卒業式は来ないと想っていたけれど
大人になった今でも
３月は別れの季節
さよなら
さよなら
さよなら
また会いましょう
その日まで、さよなら。
...
春雷 - 2003年03月25日(火)
今日の空は荒れ模様で
突然の春の雷と雨
又、春が廻って来た
あれから何度目の春か
かすかな記憶をたどり
遥かなあの日に戻ろうとしても
春霞のように朧げで
そっと手すくおうとしても
指の隙間から透落ちる
掴もうとして
ただ虚しい
それは
遠い日の幻
桜の記憶
...
ひとり - 2003年03月24日(月)
これからは
ひとりで歩いていく
時に迷い
立ち止まり
つまずき転び
それでも
ひとりで行く
誰かの声を頼りに
自然の恵みを浴び
目の前に伸びる道を信じて
進んでいく
砂埃をまきあげ
泥をはね
小さないのちを踏みつけることも
あるだろう
愚かさに涙し
寂しさに押しつぶされ
それでも
ひとりで生きていく
...
いつも - 2003年03月23日(日)
いつも想っています
最後のメールはいつだっかかしら
返事を出さなかったのはわたしだけれど
あれからしばらく
メールを待っていました
今は、もう待ってはいないけれど
それでもあなたのことが
脳裏から離れることはありません
いつも想い出します
楽しかった旅の記憶
それらが誰とも
分かち合えないことが寂しい
現在どうしているのかしら
時々想いだしてくれているかしら
...
この場所 - 2003年03月21日(金)
駅前には想い出があるから
近づきたくない。
待ち合わせした場所
並んで歩いた大通り
ご飯を食べた中華料理店
お酒を飲んだ居酒屋
いつか
この街から離れる時がくるのだろうか
その時は
寂しいと感じるのだろうか
開放されたと想うのだろうか
それとも
一生この場所にいるのだろうか
...
瑠璃色の地球 - 2003年03月19日(水)
争って傷つけあったり
人は弱いものね・・・
戦争が始まろうとしている
何も出来ないままに
ただその時を向かえる
罪もない市民が傷つく
家が財産が思い出が
破壊されていく
無力感ばかりが募る
できることといえば
ただ祈ることだけ。
...
自戒 - 2003年03月17日(月)
あの人の居ない場所で
あの人のことをしゃべった
きっと、あの人を知っている自分を誇りに想ったからだろう。
つい口を滑らしプライベートなことまで言ってしまった。
無論、大意はなかった。
翌日その人に会った。
その人は、急にその話題になった。
“このことは誰にも話さないで欲しい”と言われて
凍りついた。
大変なことをしてしまっていた。
その人はまだ何も知らない。
でも、なぜかそんなタイミングだった。
わたしはとっさに逃げた
真直ぐに立ち向かえなかった
時間が欲しかった
卑怯だ
どんな報いをも受ける
ただ、どうかあの人たちの耳には届けないでください
悲しませないでください
楽しい思い出だけ持って帰ってください
ただそればかりを願る。
...
愚 - 2003年03月16日(日)
とにかく
そのことで頭はいっぱいだった
ずっと考えていた
どうしてあの時
すぐに謝れなかったのだろう
なぜ逃げてしまったのか
言い訳はいくらでもある
今度どんな顔して会えばいいのか
もういっそ逃げてしまおうか
どたキャンしようか
どんなに言い訳しても
罪は免れない
卑怯者
愚か者
消え入りたい
...
変化 - 2003年03月14日(金)
隣の女の子の紹介で見学にいってみた。
少人数で会話中心、
同じくらいの年齢の女性もいて
雰囲気もなかなかよさソう。
先生も今の先生の知り合いだった。
ここにしてみようかなぁ。
となると、久しぶりの変化だ。
しかし驚いたのは、
しゃべりたいと想う気持が沸いてきたこと。
続けてきたことは無駄ではなかったのかな。
明日はちょっと頑張ってみよう、
...
無題 - 2003年03月11日(火)
書きたいことはたくさんあるのに
うまくことばにならない
何行か書いては消してしまう。
記憶がなくなってしまわないうちに
残しておきたいのだけれど
...
物欲 - 2003年03月10日(月)
欲しい物を思いつくままに書く
今は手に入らないけれど、将来絶対に欲しいものを１つ書く
その中から最も欲しいもの５つを選ぶ
５つに順番をつける
将来絶対に欲しい物を手に入れる障害にならない金額なら
その一番めの物を買う。
でも、今欲しい物ないんだよね。
...
ばらばら - 2003年03月09日(日)
何をやってもちぐはぐで
ばらばら
もう消えてしまいたいなぁ。
...
足りないもの - 2003年03月08日(土)
欲しい物はないけれど
足りないものならたくさんある
まず一番は記憶力。
品性と身長とビタミンＣ
ココロにも欠けた部分がある。
はーっと
大きく深呼吸しても
むなしい。
喪黒福蔵さんは
わたしに何をくれるのかしら。
...
糸 - 2003年03月07日(金)
ハマのジンマシン様
この度は「アニー先生の英会話入門」に
入札いただきましてありがとうございます。
当方の予想以上の高い値段をいただき、
恐縮しております。この教材は
評価に値するものではありますが、
なにぶんにも古いものでありますし、
貴者のような方に使っていただけるなら、
当方これ以上の喜びはありません。
お金をいただくに及びませんので、
どうぞ無料でお受け取りください。ただ
送料はご負担いただけましたら助かります。
トラえもんのポケットより
ずっとずうっと大切にメールボックスに保存していたのだけれど、
ある日、僕の不注意で消えてしまったのは
こんな感じの大げさなメールだった。せいいっぱい大人ぶっていた。
程なく返ってきたのは、
トラえもんのポケット様
ありがとうございます。
送料は負担します。
ハマのジンマシンより
たぶんこんな簡単なメールだったが、
僕はこんな簡素なメールが好きだった。
...
夜空 - 2003年03月06日(木)
数えきれないくらい
星に願った
あの人に会わせてくださいと
泣きながら歩きたかった
でも涙なんて
そんなに簡単に出ないよ。
いつも
ひとりだった
寂しくなんてない
慣れているから
でも、
三日月の欠けている黒い部分
あれは月の一部
それとも夜空の続き
そんないこと考えていると
ぽつり と
涙が出て来た。
...
おばさん - 2003年03月05日(水)
もう早くおばさんになりたいな。
いっぱい食べて太っても平気だし、
流行追わなくて
いつも同じ服でも気にしないし
スーパーの閉店前の半額のお弁当も
人の目を気にせず買えるし
そうして一気に
おばあちゃんになりたいな。
仕事しないで年金もらって
家に引きこもって
ささやかに暮らしたい。
...
ネットオークション - 2003年03月04日(火)
僕たちはネットで知り合った。
僕は、その半年ほど前、身の回りの整理をしようとしていた。
たくさんの洋服と雑誌とＣＤを捨て、
きれいな包みのままの結婚式の引き出物は
何人かの友人に引き取ってもらった。
ほんの数冊のハードカバーは古本屋に売り
わずかばかり入ったお金で新しい本を１冊買った。
買い取ってもらえなかったのが
もう何年も前にやめてしまった英会話の教材だった。
僕は熱心な生徒ではなかったのだがなぜか捨てる気にならず、
多少値段のつきそうな販促グッズなどと一緒に
あそび半分でネットのオークションに出してみた。
ふざけたカタチのネコの販促グッズは予想以上に入札がつき
毎日のように希望価格が更新されていた。
これなら新しいセーターが買える、すっかり満足していた僕は
実は全く値段のつかない英会話の教材のことなど半ば忘れかけていた。
ところが落札直前に、値段がついた、それも希望価格を随分と上回っていた。
しかし全く気分をよくしていた僕は、この教材はこの人に上げると決めた。
僕は、さっそくメールを出した。
...
琴線 - 2003年03月03日(月)
街の真ん中に
幅２メートルほどの人口の川が流れており
その両端には、様様な花や木が隙間なく植えられていて、
数メートルおきに「希望」というような名の彫刻や
木でできた湿ったベンチが置かれている
数百メートルの細長い公園がある。
その外側を車道が走り、
さらにその外側にレンガで覆われた歩道があった。
歩道を僕たちは肩をならべて歩いていた。
それまで女性経験のほとんどなかった僕は、
途方に暮れ
彼女が楽しいそうに発する言葉も頭に入って来なかった。
その始めて観る細長い風景のことばかり
考えていた。
僕の腕をとったのは彼女のほうからで
僕はますます困惑して、
今度は、レンガでできた歩きにくい歩道のことで
頭はいっぱいになった。
...
弥生の空 - 2003年03月02日(日)
昨日の雨があがり
風の強い温かな弥生の空は
くやしいけど花粉だらけ。
車の窓を通り抜ける
卒業式の風景も台無しに。
自らの想い出にひたる気にもなれず
急いで家に向かう。
春の景色はドラマチックだけど
外はキライ。
気分はつられてうきうきしそうになるが
眼と鼻の具合の悪さに
さっと現実に引き戻され
季節などない一日をまた
過ごす。
...
新しいカタチ - 2003年03月01日(土)
日記というスタイルにこだわらず
ココロに思い浮かぶ言葉を
ストーリなく書き留めておこうと思う。
過去現在未来と時間の流れはなく
合理性も理論性も社会性もなく
事実と妄想の区別なく
ただの言葉の羅列を。
何の意味もないが
もしかして
自分自身が１ミリでも進んでいけるかも
しれないから。
...
|
