さて 包茎手術を予約してひと月ほど ホテルも飛行機も予約して 最期の晩餐も候補を絞り さああとは 手術を待つのみ なんだけれど どうにも 現実感がない 40年近く付き合ってたきた チンコの皮に対して もう少し 惜別の念 もしくは 新たなチンコへの ドキムネムネ感 それどころか 包茎手術トラブルに対する 不安感すらなく ただ 毎日を普通に過ごし 手術前日 所謂 状況当日も 普通に仕事をこなし まるでルーチンかのごとく 普通に空港へ行き 普通に東京へ行き ホテル着 なんだろ こんなあっけないもんか と メシを喰らい 最期の晩餐 まあ熟女の皆さんには悪いけど やっぱり最期は ピチピチ活きのいい若者 とチンコは判断したようで いやオイラじゃなくて チンコが判断したんだからね オイラは熟女大好きなんだけれど 仕方がない なんてチンコに責任転嫁してますと ピンポンとやってきたのは 黒髪黒ニーソの若いメイドさん そう つまり最期の晩餐は 生来のMっ子であるアタクシが 散々責められ虐められることを拒否して 若い娘をいたぶりたいと アタクシの中にある ほんのチョットのS心を 楽しみたいと言うのは 包茎手術ということで 精神的に前向きに攻撃的になっているのか はたまた 最期ならば 悔いのないように 好きなものを楽しむよりも あらゆるジャンルを制覇して 全てを経験して死にたいと言う 保守的なチンコなのか 非常にこれ なんか心理学的に興味のある事なんだけれど いかんせん プレイ時間は100分しかないわけで 今は このメイドをどう調理してやろうか お前も蝋人形にしてやろうかヌハハハハ 閣下よろしく 風呂場でチンコを洗ってもらってますと まあ あのアナタ脱毛エステ前ですかってくらい 剛毛 否 多毛 否 ジャンゴージャンゴー 陰毛から アナルまでの道のりも 獣道かのごときジャングル ビッグフウトかのごとき背毛 ワキは処理していたものの どうせなら腋毛も頂きたかった イエス 自他右派アタクシ つんつるのパイパンも大好物なのだが 女性の毛も大好物なんだよ 我がチンコも喜び フリイダァァァァム!!! と雄たけびをあげるがごときいきり立ち いたるところを舐め いたるところを攻め 最後は愚息をジャングルの中に 箱の中身はなんだろな精神でブッコミ そして昇天 37年に及ぶ包茎生活の 文字通り最期の昇天 で その名誉の戦死を遂げたチンコと 余韻と過去に耽りながら 寝ずの番をしたかといえば さにあらず 正月ボケに加え 仕事終わりの長距離移動ということもあり あっさり爆睡 起きればチェックアウト 当日もまだ 現実感がなかったのだが 唯一 現実を感じたのは けして安くはない手術代金を ATMで引き出したときだろうか 意外と小心者なんだね そして お金を持ち 包茎手術に来ましたと 元気に受付の若いナースに伝え 医師との軽い面談をして 手術着に着替え 下半身を露出し 医師のオッサンと対峙 ここで よく美容整形系のクリニックには 30分程で手術は終わるなんてよく書いてあるが ありゃ嘘だ まずは おっさんにアナル様をご開帳し 尾てい骨から麻酔注射 その痛さたるや 軽く黒人にアナルを犯されてる間隔 その後麻酔が効くまで30分ほど待機 その後おっさんがチンコを引っ張り どれくらい皮を切るかチンコのデザインをして 今度はチンコに直接麻酔注射 見る? なんて軽くオッサンは言うのだが 丁重に断り 手術開始 手術といえば 仰々しい感じを受けるが 仕事は?趣味は?なんて 出会い喫茶みたいな会話をフランクにしながら 時折 今血だらけだよ 見る? なんてS心丸出しのオッサンに軽く虐められながら 医者なんてもんは やはりドSでないと勤まらないものか と感心しながら一時間ほどで 手術終了 チンコを包帯に巻き そこからさらに一時間 出血と麻酔が収まるまで休憩 さらに これから始まる術後ケア 抜糸のやり方 などなどレクチャーを受け トータル3時間半ほどで終了 その後 メシを食って飛行機に乗り帰阪 麻酔が切れると少し痛むと聞いてたが 特に痛みもなく それどころか ものすごくなんか前向きになった晴れやかさ 飛行機のCAや綺麗な女性に対して臆することなく なんかやっと大人になった感で 文字通り 心もチンコも 一皮 ムケたんだね。
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