即興詩置き場。

2006年09月06日(水) こっちに書いとく。

とりあえず死ぬのは簡単だ。
人知れず死ぬ奴もいるし、
惜しまれて死ぬ奴もいるし、
人知れず惜しまれて死ぬ奴もいる。

「死ぬ」ということと、「ご飯を食べる」ということの、
違いがよくわかっていない。俺には。
一緒にご飯を食べたくても一緒に食べられない人は、
山ほどいる。むしろ一緒に食べられる人のほうが少ない。
生きている知り合いより死んだ知り合いの方が多くなるよ。そのうち。
そしてそのことに抵抗はない。単なる統計だ。
死ぬ奴は死ぬ。死にたくなくても生きていたくなくても、
死ぬ奴は死んで、そして、みんな死ぬのだ。
そこに何かを求めることが、俺にはよくわからない。
呼吸するように、人は死ぬのに。


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