kumohikaruの日記
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2003年01月28日(火) りんご風呂  温泉

 久しぶりに温泉に入りました。

湯舟にある頭をのせるまるたの木を抱き込むように、足を浮かせてみました。

大きな湯舟とまるたの木とそこに浮かぶりんごたちが、ふわっと足だけではな

い、浮遊感を感じました。

 そして、そこに掛かっている「島崎藤村」の「初恋」の詩をなんとはなく読

んで、「りんごをわれにあたえしは...」


 かたわらでは、5歳くらいの女の子が、温泉の湧きあがる石の器のような中

のりんごを湯舟に放ったり、また元どおりにしたりしていました。


 時間があれば、また、ゆっくり入ろう。


2003年01月22日(水) 雲 冬の夕映え

 冬の夕映えの空

 雲がほんのりとピンクに色づいている

 いくつものかたまりの雲が いくつも色づいている

 どこか遠くの旅先で見たような

 
 あたりの空気は寒いだけ

 太陽もしばし去っていく


 雲がつめたいほほを染めていた


2003年01月20日(月) うつくしい顔がいっぱい

このごろ人の顔をみる機会が多くなりました。

 男の人の顔も「きれいだなあ」と思うことが多いのです。

 これ以上ないといった調和をしているように、思えます。

 そして肌が美しいこと。色が白いこと。

 そう思ってみている私の顔は、なんにも考えていないような顔でしょうか。

 あまりじっと見ていてはいけないと思いながらも、それぞれのきれいな顔を

見るのが、このごろの楽しみでもあります。


2003年01月12日(日) 「海王丸」と「登しょう礼」その3

   「登しょう礼」帆船「海王丸」2003.01.10

 これから「シーマン」になろうとする君たち

 最後の遠洋訓練への船出だ

 帆船「海王丸」4本のマスト

 船出の儀式


 号令とともにマストに登っていく

 白い作業着の君たちの足元は一本のロープ

 ロープとマストに交差する横棒で身体をささえ

 「ごきげんよう」と声を出し 帽子を腕ごと振る

 カメラのシャッターをきり 思わず拍手拍手

 「ごきげんよう」拍手

 「ごきげんよう」拍手

 君たちの凛とした心意気に拍手


 岸壁に見送る者から見えなくなるまで

 マストの上でがんばっていた


 偶然いあわせた人だろうか

 「船が帰る時、出迎えたいわ」

 大きく成長する君たちに

 「ごきげんよう」「ご安航をお祈りしております」




海王丸は、天気を気象庁に通信もしているそうです。外国にはいるとそちらの国にも天気を知らせるそうです。3月7日に帰ってくる予定です。
 独立行政法人 航海訓練所のホームページで詳細は解ります。
     
http://www.kohkun.go.jp
 


2003年01月11日(土) 「海王丸」と「登しょう礼」その2

 「海王丸」と港をつないでいた階段が、出航準備のため号令でとりはずされ

ていく。

 さっきまで、式で船長さんなどの挨拶を聞いていた商船高等専門学校の学生

が作業を始めている。

 岸壁では、父兄や見送りの人々や横浜市の消防の音楽隊が「センチメンタル

ジャーニー」など、適切な選曲の音楽を演奏しながら、船の出航の準備を目の

当たりにしている。

 晴れの日と「はれの日」。

 音楽隊の赤い制服と船員さんの濃紺の制服がりりしく、ピリッと緊張感がう

まれている。

 


 


2003年01月10日(金) 「海王丸」と「登しょう礼」その1

一月前までは、「海王丸」の甲板にあがれるなんて思ってもいませんでした。

いつか、時間のあいた時、国内の航海の時、「体験として乗船できれば」と

遠い未来のことでした。

 それが、神田さんの御厚意もあり見学の案内までしていただきました。

 船長さんにもお部屋でお会いできました。身に余る光栄です。

 船の内部も見学しました。麻の繊維から学生が1.5メートルくらいの長さ

の縄に編んだり、それも先は結びやすいように細めにしたりとか、とても無駄

が無く合理的に工夫されている様子が解りました。

 2ヶ月間の食料は大量で、配置にも知恵を使って倉庫に運び込むのでとても

大変だということです。

 りっぱな「しょうが」が1メートル四方ぐらいのところに並んでいたのが印

象的でした。

 特別に昼食に「カレーライス」までいただきました。ありがとうございま

す。

 航海の記録の海図も見ました。2000年の帆船のレースでは優勝したそう

です。(神田さんは機関長でした)

 海にかこまれた日本の技術は、世界に誇れますね。






      


2003年01月09日(木) ブルーライト 横浜

うちの両親の育てている「りんご」の「花摘み」と「収穫」に、わざわざ信州

真田まできていただいた神田一郎さんが、航海訓練所の帆船「海王丸」に、遠

洋航海の機関科専任教官として乗られるので、見送りと「海王丸」をこの目で

みるいい機会でもあり、横浜へ出かけました。

 ついたのは、午後5時くらいでしたが、少し曇りの夕暮れ時は、街灯がと

もっていました。

 すぐ目の前が港で、ホテルの部屋からは、街灯やネオンや歩道などが、美し

く、もうカメラのシャッターを押していました。

 夕食の場所、中華街へ神田御夫妻と横浜の街を歩きながら、「背景はここが

いい」とかいいながら、「ブルーライト 横浜」を満喫しました。

 御夫妻の足と舌で得た「おいしいお店」で四川料理をごちそうになりまし

た。(一番のお店は、確認するとこの日までお休みでした。)

 「なまこ」がとてもおいしかった。「おこげ」も。「マーボー豆腐」も。そ

の他も。

 神田さんが、お店の人にいいます。

「おいしい」 奥さんも「おいしい」

 飲み物は、「青島ビール」「おかんの老酒」「ウ−ロン茶」

 
 私も「おいしい」 「おいしい」

 楽しくてしあわせな時間とごちそうを、ありがとうございました。

 海員さんのためにつくられたホテル「ナビオス横浜」で泊まりました。

 その中にある「シーメンズクラブ」は、海が180度以上見渡せ、落ち着い

てお酒や飲み物がいただける素敵な場所でした。

 そこにも効果的にブルーのあかりが使われていました。

 気持ちよくほろ酔いの、正月の願いが叶ったひとときでした。




2003年01月03日(金) いただきました年賀状

 「年賀状ありがとうございます。」

 最初はこの言葉です。

 これから走りまくってなんとか義理をぎりぎり損なわないようにしなけれ

ば。(もう 損なっているという影の声も聞こえないではありませんが。)

 今年いただいた年賀状に「パソコン」のことがたくさん書かれていて...。

 この日記読んでいただいている近況なども...。


 昨年の年賀状で宣伝しまくったので、その反応がここにきて届きました。

 
 今年もよろしくお願い致します。


      これから走りまわるので......。   
 


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