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■ 祖父の急逝
今日、父方の祖父が急逝しました。 とても大好きで、すごく元気で、 もういないなんて信じられません。
実は昨日から調子が悪かったみたいです。 昨日の夜なんだかいやな予感がしたのは このせいだったのかもしれない。
祖父急逝の連絡を聞いたとき、私は学校にいて 泣いたらいけないと思ったけど やっぱり悲しくて泣きました。 部室で泣くだけ泣いて 家に帰ったら笑おうと思った。 一番つらいのは、お父さんとお母さんだから。
でもみんな強かった。 お父さんもお母さんも、 きっと無理してるんだと思うけど 妙に冷静で。 お金を下ろしに行ったり、親戚に電話かけたり 礼服を買いに行ったり。 今ここで泣いてもしょうがない。 じいちゃんが待ってるから早く帰ろう。
一番元気だった父方の祖父が 一番最初になくなってしまうとは思わなかった。 本当に頭のいい爺さんで、 俳句の会に行ったり、毎日畑仕事したり、 老人会の会長やったり、盆踊りで唄を歌ったり 時々ギャグを言ったり、戦争の話をしてくれたり バイクでふらふらと遊びに行ったり 海外旅行に行ったり。
埼玉の我が家に来たときには、 毎朝必ず散歩をして、夕方になると相撲を見てた。 いつかまた行くと言っていたのに。
この辺の風景も、ずいぶん変わったんだよ。 弟もお父さんによく似てきて 私も横にでっかくなりました。
毎年一回しか会えなかったけど 本当に大好きだった。 きっと私たちが泣くことを望んではいないだろうから 今は泣かないでおこう。
あと少しでじいちゃんは誕生日だった。 私のいとこ(孫)の結婚式も4月にある。 私も合格の連絡や、花嫁姿や、私の子供を 見せたかった。 戦争の話も、もっといっぱい聞いておけばよかった。 もっといろんなことを教えてもらえばよかった。
悔やんでも悔やみきれないことは山ほどある。
人間いつかは死んでしまうということなど もうとっくの昔にわかっていたのに なぜか爺ちゃんたちはずっと生きてると思っていた。 きっとずっとみんなこうして幸せに暮らしていくんだと思っていた。
人間は不思議な生き物だ。
そんなわけで明日の朝 大分へ旅立ちます。
2004年02月27日(金)
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