Food for Thought
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2004年02月22日(日) ヤモリの死

玄関の前で、ヤモリが死んでいた。目を見開いたままやせ細っていた。やっと外に出れたのに。しっぽを痛めたからか?家の中ではエサや水分が充分取れなかったのか?かわいそうなので、庭の木の根元に埋めてやった。
昼頃、庭でガサッと音がしたので見たらカエルがいた。あまりに暖かかったので、啓蟄を待たずに出てきたんだ。
夜、大雨が降った。風もすごくて嵐のようだった。ずっと乾燥していたのでカエルも喜んでいるだろう。


2004年02月13日(金) 13日の金曜日、大安

新聞の訃報欄に高木均氏という人を発見。俳優・声優でトトロの声、ムーミンパパの声、タンポポで中華料理屋のオヤジとして出演などで活躍したそうである。トトロとムーミンパパが同じ人だったとは。クレヨンしんちゃんのぶりぶりザエモンの声優が亡くなったので、もう声付きのぶりぶりザエモンは出てこないらしいが、大山のぶ代がいなくなったらドラえもんはおしまいか?


2004年02月11日(水) 冬眠中のカエル発見

 ついこの間までは寒くてとてもガーデニングという気分でなかったのが、節分、立春を迎えると不思議と園芸の虫がうずいてくる。冬の間中、家の前に放置しておいた枯れたプランターが急に恥ずかしく思えてきて、園芸店に出かける。残念ながら店に並ぶ花の種類はまだ少ない。迷った挙句、丈夫で育てやすいという条件にかなった水仙、プリムラ、ノースポール、ビオラ、エリカを選ぶ。安いものばかり...高いものはえてしてデリケートで枯れやすいから…エリカなんか半額であった。プリムラという花も、赤という色も初めてだ。メルヘンチックな姿が好みではなかったのだが、この花が一番「旬」のようだったので。赤にしたのは、何かで「赤い花の咲く家には美人がいる」と読んだ頭があったからか、それともイメチェン願望か。
 植え替えのため、ベランダ脇に置いてあった使いかけの培養土の袋を動かしたら下に冬眠中のカエル様が…「おどかしてごめんね〜」とまた後で元に戻しておく。啓蟄には本当に土の中から出てくるのだろうか。今年は3月5日ということなので、覚えていたらチェックしてみよう。夏頃、物干しの台の下にいたのと同じヤツだと思われ。こんな猫の額のような庭に居着いてくれるとは、愛いヤツ。家の中にはヤモリと蜘蛛も住み着いているけど、虫とかを食べてくれるから同居させておく。たまに、掃除機で吸い込みそうになって慌てちゃうけど。
 夫が「ほんと、怖いから」としつこく読ませたがっていた、山岸涼子の『わたしの人形は良い人形』をついに手にする。夜に読むのはいやだったので、今日の昼間はちょうどよい日和であった。なかなか怖い。まえは楳図かずおの『おろち』を読まされたからなあ。これもかなり強烈であった。小学生の子も読んで、我が家ではしばらく「ひぃ〜ぃ〜!!」「こわいッ!!」と言うのが流行っていた。


2004年02月10日(火) 佐藤隊長のコメントに思う

今日アンテナに引っかかったもの−

 夕刊の三面記事に「イラクのことが『本当に好きに』陸自隊長がスピーチ」とあった。佐藤正久隊長が当初は予定に無かったスピーチで「イラクの人から温かい歓迎を受けてハッピーだった」「来てから三週間で本当にイラクが好きになった。イラクの食べ物も好きになり『太るよ』とイラクの人に言われた」と語って地元の市民を沸かせたそうだ。斎藤孝氏も言っているように、人は“好きになってくれる人を好きになる”ものである。援助してやる、ではなく、ともに汗を流してイラクを復興させるというスタンスで頑張って欲しいものだ。
 夜、筑紫哲也のNEWS23で、カンボジアPKOで自衛隊が現地に残したもの、というのをやっていた。道路を100km以上整備したのだが、アスファルトにしたのはわずか7km。その部分も3年後には壊れてしまい、映像では土埃がひどくて自転車の人たちはハンカチで口元を覆っていた。持っていったアスファルト用の重機は故障。部品が無くて修理出来ず、そのまま放置してあった。現地の人は「日本の自衛隊が来たのは覚えているけど、何をしたかは覚えていない」…
 イラクのTVでは『おしん』をやっているそうだが、日本の番組を放映する方が外交政策にずっと役立っているかもしれない。『ドラえもん』なんかで子供たちに夢と希望を与えて、次の世代を親日家に育てるような戦略を真面目に考えてもいいのではないか。アニメなどに限らず、日本にはクールな「ソフトパワー」がたくさんあるのだから、有効に利用して全世界に「日本ファン」を増やしていけば、いつのまにか「アメリカ帝国」に対抗できる日が来るかもしれない。



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