ポスター見る限りだと「ボクシングもの?」と思うけど、全く違います(^^;) エダ(古田新太)が経営するさびれたホストクラブ(らしい)が舞台。そこを訪ねたシズカ(西田尚美)。別フロアーでお店を出しているジュンコ(野波麻帆)とノラ(乙葉)が言い争っている。なぜか入り浸っているオカモト(生瀬勝久)。行方不明となった作家デコヤン(池田成志)を探しに来たというシズカ。過去に遡り真実を突き詰めていくと・・・
制作発表の時点で何も書いてないと言っていた宮藤官九郎。これが本当だとしたらよくもまぁ、短期間でこれだけのもの書き上げて仕上げたなぁ、と脱帽。オリンピック級だよ。結末はシュールでちょっと後味悪いけどかなり濃密で、つまりものすごく楽しめました。しかし、テレビも舞台も両方ともクドカンワールド維持しつつこれだけおもしろいもの書けるってものすごい才能だなぁ。。。
古田、池田、生瀬の駅の売店のオバチャン3人組。これだけでもう一本作品できてしまうのでは?というくらいおもしろくて濃くて。もっと登場して欲しかったかも(^^)ってか、本当にこの3人組主人公にした舞台できないかしら?
野波麻帆、テレビではあんまりパッとしないイメージだったんだけど(すみません)、生で見ると結構かわいいし、役柄も手伝って結構迫力ある演技。乙葉、舞台大丈夫なの?って心配だったけど思っていたよりよかったし頑張っていました。何より無敵にかわいい。軽くむかつきました(笑)。西田尚美、巻き込まれキャラがはまりすぎて笑えました、ってか実生活でも巻き込まれキャラ?って余計な心配しちゃうくらい。 男性陣はもう安心して観ていられました。テレビで観てもすごい人ってやっぱり舞台人だなぁ。
チケットが激戦でなければ何回でも観たいと思ったよ。展開知ってみるのとではまた違った楽しみかたできそうだし。何よりおもしろかったから!
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