いよいよ次回最終話!ロストキャンバス222話感想。
よもやあの場面で天秤座の剣がただの杖代わりだったとは思うめえ。 しかしあくまで杖代わり。それでこそLCシオン。基本的に、三作とも態度でかい割りにへっぽこ臭漂うのはシオンの共通項だと思うんだけどな。
それはさておき、次回最終回です。 今週号のチャンピオンは、あとがきでどのあたりに載ってるかを確認するのすら「次回最終回です」的手代木さんのコメントを見るのが怖く、次号の広告で「星矢LC最終回!」的広告文を見るのも怖く、小口っ側をちょろちょろめくってロスキャンの掲載位置を確認して読むという、ものすごい小心者な読み方をしちゃいました。 まあ、前者はともかく、後者は無駄な努力だったのですが。 ちくしょうちくしょう、最終回くらいサービスでカラー扉とか増ページとかしてくれてもいいのにー。秋田のけちんぼめ。 して見ると、巻頭じゃなかったとはいえ、最終回をカラー扉+1.5倍増量で見せてくれたクレイドルは扱い良かったんだなあ……しみじみ……。クレイドルが、そんな感じに増ページで一気に畳み掛けるように進める最終回で、その勢いを気持ちよく楽しんだだけに、ロスキャンは最終回前1話で既にわりと穏やか展開なことがちょびっとばかり寂しいです。週刊連載だから仕方ないっちゃ仕方ないんでしょうが……いやでもやっぱ決着は次号持越しの+エピローグでも良かったのになあ。 まるっと一話分使ってエピローグって感じなのかな、次回。
とりあえず冒頭に戻りまして。 黄金の光攻撃からあとずっと気絶しっぱなしだったシオンがなんだか悲しい。最後の最後に良いところを童虎に持ってかれまくったなあ。 でもまあ、立場のことを思うと、童虎の方が優先順位高くなるのは仕方ないですよね。童虎たん、テンマ(主人公)のお師匠ですもんね。 アテナから受けた命だけじゃなく、テンマとの約束もまた、童虎にとって生き続けようとする意欲に繋がるもの。聖戦のたびに天馬星座がアテナの側にいるなら、次の聖戦までアテナの使命を守り続ければ天馬星座にまた会える。 一方で、シオンにとっては、真っ先に思い出されるのはハクレイとセージの二人。だからこそ、「生きることが使命」という童虎の言葉一つで、成すべきことを理解できる。「鎹となる」というコキュートスでの決意を、改めて誓うシオンの姿がぐっときます。鎹となるために生き続けようとしたあの時と、実際に生き残った今とでは、また思うことも違うんだろうけれど。だって、20巻の頃はまだ、レグルスも希望の船の人たちもみんな生きてたんだもんなあ……。今は本当に、ハーデスの元へ向かった天馬たちを除けば、シオンと童虎の二人だけなんだもんな。 ここで原作のあの童虎とシオンの図が来るってのが、また憎いぜ上手いぜ。 でも本当、別に必死に天秤座の武器で戦った後の図ってわけでもなかったのにはどうしたもんだかって感じですが(苦笑)。 まあね……天秤座の武器については、LCではオートガード機能があるよってことなので、多分そんな感じにテレポーテーションの衝撃から身を守ってくれたんでしょってのはどうにも無理があるでしょ。 220話でシジフォスたちが現れた時に天秤座の武器が散らばってたのはオートガードで説明できるけど、あの時はまだ槍の穂先は残ってたもんなあ。あれが今外れてるのは上手い説明が思いつきません……。そしてあくまで杖な剣……。
その頃の冥王星(魔宮)ではボロボロな割りに元気そうな三人の幼馴染会話が可愛かったりするわけですが。 ここの場面のサーシャは、雰囲気も口調も本当に純サーシャって感じで可愛いです。でも、ハーデスの前に出ると、またアテナって感じが強くなるんですよね。根っこはちゃんとサーシャっぽいけど。 ハーデスとの対決の場面では、アローンがこれまでの器と異なり器自身の存在を保てた理由も語られたのでちょっとすっきりしました。アテナが器の少年の身内として生まれたところで、結局器の少年を守りきれなかったというのが物語の前提になってるのかと思いきや、妹とテンマ(むしろ多分主にテンマ)との約束そのものがアローンを守り続けてたっていう。 花輪そのものがハーデスを押し戻したというより、それに込められた約束や、その約束を貫こうとする人間の意志がハーデスに打ち勝ったって印象だなあ、この戦い。天馬星座とアテナと器の少年ではなく、テンマとサーシャとアローンの勝利。そんな風に思えた。
テンマだけじゃなく、これまで戦ってきた誰も彼もが、自分との約束を貫いてきた。その果てに、今の勝利がある……。 17ページのコピー見てると、ずっと読んできたこれまでの物語が思い出されて胸が締め付けられるようです。あの人もこの人もかっこよかった。 しかし、テネオがここにいるのはいい。輝火がいるのもおかしかない。ラダマンティスも、まあ許そう。 だが、バレンタインは許さん……! いや別にいいよ、バレンタインが悪いわけじゃないよ。でも、水鏡差し置いてここにいるのは悲しくなるだろうが、私が!(笑) ……まあ、確かに、水鏡って何かに命張るって風でもなければ約束をしてた風でも……いや約束はしてたか。「俺もすぐに行こう」って。反故にしただけで。 でもほんと、バレンタインがここにいていいなら、バイオだっていていいじゃーん。あの子は思い切り命張ってもいたし叶わなくても約束してたじゃーん。 それと、アスプロス×3もどうかと思うぞ(笑)。デフテロスの姿が見えないんですがー(汗)。 他の黄金聖闘士はみんな登場してるのに、デフだけ……。杳馬と戦ってたのも、拳振り上げて強くなると誓ってたのも、最期にアテナと言葉を交わしたのも、基本的にアスプロスですよ……。だから、双子座の聖衣&冥衣が並んでるあの場面にしても、どうしてもアスプロスの場面としか思えないんですよね。少年時代回想も、デフの名前だけは出ていても、台詞そのものはアスプロスのものですし。 デフに勝利した後のアスプロスは、アスプロス単品というより「どっちも」という一面はあるけれど、それでも基本はアスプー兄さんだったからなあ。ここでデフテロスがはばちなのは気の毒です(汗)。
あと、寂しかったのは、デフ・水鏡・バイオ不在だけじゃなく、ここの決着が一気についちゃったこと。 前回、童虎が「死地に向かわせられない」と言ってたので、もうちょっと苦戦するかと思ってました。 盛り上がりだけで言うなら、テンマVSアローン、黄金聖闘士VSハーデスの方がテンション上がってましたね。負けそう→助っ人いたす!→勝ったの流れが好きでね。さすがに今回もそれやったらくどいけれど、いくら魂のみの相手といってもいきなり「抗えぬ…!!」じゃなくても良かったんじゃないかなあ……とか……。 でもこれ、圧勝していて今にも地上に戻っていけそうで、実際には押し勝ってるその時にはテンマたちはもう死んでるんですよね。サーシャはまだ顔が汚れてるけれど、テンマとアローンの顔がずっときれいで血の汚れも火傷あともなくて……。それでも三人揃ってすっごく幸せそうな表情なのを見たら、涙がぼろぼろ出てきていかんです。 ページめくっての童虎の表情が、また胸に迫るものがある。テンマたちの姿を見ることが出来る読者だけじゃなく、小宇宙の消滅で童虎にもテンマの死を知らせる。だけど、それを明示するわけじゃなく、あくまでちょっとした様子の違いや表情で示すってのが好みど真ん中な表現です。でも、バイオの傷が次の回でいきなりきれいになってたこともあったので、テンマたちの傷については汚し忘れの可能性も否定できないかもしれない(苦笑)。
さて。 今回のことで決着もついたとなると、残るはエピローグだけ。 少しは今回のラストと最終話の冒頭を被せてくるかもしれないけれど、実際にはほとんどテンマ不在で進むことになるのかな、最終回。 テネオとか水鏡とかトクサとか出番あるんでしょうか……つうかトクサ! 本当にトクサ!! あの投げっぱなしはやっぱひどいよ……!!(泣) 18世紀で終わるのか、20世紀で終わるのかも気になる。
気になるといえば、今回の作者コメントも。 「暫しお別れ」って言われると、すぐに戻ってくるって受け取っちゃうんですけど……。それも、他雑誌じゃなく、あくまでチャンピオンでって思えちゃう(汗)。 1.新作の少年マンガで連載予定 2.もう一つの天界編連載予定 3.星矢LCエピソードG連載予定 4.1巻分は買って読めキーリの続きコミカライズ 5.某条例に挑戦デリバリー連載 ……の可能性があるならば、個人的には3……3希望です……。イリアスさんと奥さんとの馴れ初めとか、シジフォスとハスガード様の若い頃のキャッキャウフフとか、ヒーローがヒーロー視される前のデジェルとのあれこれとか、いろいろ見たいです。あと水鏡にもフォローお願いします。(←既にGじゃない) 実際には上のどの可能性も当たらず、他誌で少女マンガ家復活ってこともあるんでしょうけどね。 七芒伝みたいな作品だったら、少年マンガ誌もあうかなあ……とは思うんですけど。 そう言えば、七芒伝読んだ時は、王道っちゃ王道内容ではありますが、クレセントノイズを思い出したりしたものでした。で、なるほどアシされてたっての納得だわと思ったり。でも、LCを10巻まで一気読みした時は、自分の中でいちばん絵柄近い印象だったのは東まゆみさんだったなあ。……おお、なんか懐かしい。思えば遠くに来たもんだ。余裕がないからしないけど、余裕さえあれば星矢再燃とLCにはまったきっかけでも語りたくなるくらい。
小宇宙通信はどうなるんでしょうか。 OVA出てるうちは、小宇宙通信も載り続けるのかな?? 3巻のオーディオコメンタリーの面子って、まだ明かされてないんですっけ? いつものように偶数話がオーディオコメンタリーなら、ぜひまた小野Dお願いします。彼の語りは聞いていて気持ちがいいです。
コミックス24巻は、お兄ちゃんの髪色やっぱこれ濃い青かなあ……。アニメサガカラーは望めないのかな(泣)。 下手するとこれ、冥衣+黒髪兄さんでもおかしかないんだろうか。さすがにおかしいか。 とりあえず、今日も秋田の新刊情報チェックしにいってみますです。
明日になったらロスキャンが終わっちゃうかどうか分かるかと思うと全くもって凹みまくるぜ。 つうかまあ、十中八九終わるんですが……。 春からどうやって生きてけば良いんだか途方に暮れそう(苦笑)。
2011年03月29日(火) |
3Dオブジェクトとカメラ |
3Dオブジェクトの、カメラの距離でオブジェクトの大きさ変えるのと、オブジェクトそのものの大きさを変えるのとの違いが分かるようで分からない。 強パースをつけたいわけじゃなくて、普通のカメラで被写体を接写すると被写体とその他のものとの距離感が強く出るのって、オブジェクトは大きくしないでカメラ近づければいいのかな……。 でも、下手にオブジェクト大きくしたりカメラ近づけたりすると、異様にゆがんだ画面になる……。なんなんだあれ。
大寒桜はとうに咲いてますが、染井吉野も大分つぼみが膨らんできました。 土日には花見ができるかな〜。 その前にネーム終わるんかな……。
コミスタの3Dオブジェクトの使い方がなんとなく分かってきた……ような。あくまでデッサン人形程度の利用しか出来てないのですが(汗)。 ずっと今ひとつ使い方が分かってなく、ごくたまに使ってはやっぱわかんねーと匙投げてた機能ですが、6月のオンリー用のカットを作る時に利用してみたら結構便利そうだったので、本腰入れて活用に挑戦中。 誰か、聖域とは言わないから、ギリシャ建築風の素材作ってくれないかなあ……。自作できるなら、十二宮揃えちゃうのに(笑)。
* ゴーカイジャーのCM中にちょっと席を外したら、ペガサス幻想が聞こえてきました。CM見てれば良かった。 アニメソング集のCMのようでしたが、ゴールドとシルバーのどっちに収録されてるんだろ。
2011年03月26日(土) |
LC2章PV第三弾+うーみー! |
ロスキャン2章PV第三弾を昨日見たのですが、ツイッターでざっと感想書いちゃったので日記に感想書くの忘れておりました。 PV見ました。相変わらずかっこいいです。次の巻は、特にエルシドさんに期待大。 パンドラ様はまたも調子づいた表情でオリジナルエピソード出番を得てるようですが、ヒュプノスもまだいるのに胸張ってて大丈夫なんでしょうか。四神が向かったら聖域に勝ち目はないとかなんとか上のもんに負ぶさるお約束な小物台詞でも吐いて偉そうにしてるんでしょうか。 次のオリジナルパートは、ともかくエルシド部下トリオが楽しみです。名前と星座と出番とをお願いします……!
* 海を見てきました。海産物いろいろ買ってきました。 すごく久しぶりに海を見た気分だったけど、本当は東京でも夏冬海を見てるはずだし、去年も尾道で海見たはず。それでも、やっぱり地元の海は格別で、自分の知る海はこの海なんだと思いました。 空の色も水平線も波の白さも海鳥も、とてもきれい。そうだよなあ、海って本当はきれいなものなんだよなあと思って帰ってきました。 これでまた、海でも見ながら走ることは出来なくても、あの海を思い出しつつゆっくり走ることができそうです。
2011年03月25日(金) |
LC連続刊行+ゴーストハント3巻 |
ロスキャン単行本は4月5月の連続刊行ゆえにものっそい25完な雰囲気漂ってんだよこんちくしょーとやさぐれてたら言われました。 「え? 4・5・6月の三か月連続刊行じゃないの?」 ポ・ジ・テ・ィ・ブ!!! ポジチブすぎるわあんた。 しかし通常ページ数で三か月連続刊行するためには、ユズリハ外伝を収録するの前提で、6月2日に最終回、一週間経たないうちに最終巻発売ということに……。 6月じゃなく7月に最終巻として26巻が出るとしても、そっちはそっちで4月5月の連続にどんな意味がって気もしてきちゃうんだよなあ。
* ゴーストハントの3巻、チャンピオンと一緒に買ってきてたのを、今日やっと読みました。 コミック版→原作小説→アニメ→リメイク小説の順で読んでるのですが、リメイク版のどのあたりが追加かわかりませーん(汗)。 原作読んだ時に「うわあ、だいぶはしょってるんだ」と思い、アニメで「おお、マンガでは端折った部分もアニメ化するんだ」と思ったのは覚えてるんだ。だから、先生の車の事故は原作からあったと思うんだけど、リメイク版の旧怪談や演劇部の中澤さんって元からあった要素かなあ……。 リメイクが出たら出たで、結局オリジナル版の高騰っぷりに変わりなさそうな気がする。
最終回前2話なのかなロストキャンバス221話感想。
「きっと会えるよ!」をヒロインじゃなく兄貴分とやるマンガ……。 いや、でも、愛情するよりこんな時友情したい聖闘士星矢らしいっちゃらしいですね。サーシャがひたすら立場ないだけで(苦笑)。とりあえずはサーシャも共に冥王星の魔宮まで行くのだから、ひょっとしたらこの先でサーシャとも「また会おう」をやってくれないとも限らないですしね。
いよいよラストバトルですね。 このラストバトルがコミックス1巻分続いてくれやしないかと思っちゃいますが、来週と再来週にかけて決着してエピローグがくっつく形で、なんの問題もないくらいきれいに終われそうな雰囲気です。 ……トクサのことだけはどうしても気になっちまうけどもー! でも、耶人とユズリハについては、なんとかちょっと落ち着いてきました。今回、テンマが耶人とユズリハに心の中で語りかけてたことで。 力の及ばない青銅の耶人と白銀のユズリハにとって、テンマを奮い立たせたあの場面はなんだかんだでいちばんの活躍どころだったのかなと、そう思えてきまして……。誰かを打ち倒すことだけが強さではなく、守り抜くことも、強さだってことに違いはないもんね。 まだ生きてることに望みを繋ぎたい部分は気持ちの中に少しはあるけれど、彼らの死がただ流されたままで終わらなかった、それだけで今は十分。
では、ひとまず最初のページに戻りまして……。 ハーデス完全復活ということで、このままアローンごと倒しちゃってお終いってことになるのかと思ってましたが、なんとかアローンが戻ってきました。ある意味倒しきれなかったってことじゃね?とか言ったら台無しなんで言わない。 15年間ずっと一緒だったのに、離れる時は一瞬なんだなあ。でもなんかこう、これはどう見てもハーデス様逃げ込んだ感に溢れておりますな(苦笑)。かっこ悪いなんて言ったら台無しなんで言わない。
ゾディアッククラメーション(仮)は一人で放つのも無茶でしたが、十二分担してもやっぱり負担は相当のものだったんですね。童虎がシオンと違って気絶せずに済んだのは、なんだかんだでアテナの血の力故、なのかな。でも、アテナの血の加護はそれ以上に負荷も大きいってことなんでしょうか……。輝火戦のあたりでは大分アテナの血による暴走を抑えこんでた風でしたが、ここにきてまたも鼓動が激しく。それとも、元々鼓動は激しいままで、その拍動にまた耐え切れなくなったってだけなのかな……? いずれにしても、黄金の光攻撃は童虎にとって力いっぱいの攻撃だったってことですよね。 17巻で暴走を始めた時にも、アテナの血を心臓に受けたことがメソペタのきっかけになるんだろうと思いましたが、いざそうなってみると改めて話の繋げ方に感動します。LCの中だけでもそうだし、ここから原作に繋げるんだということでも。NDの方が「正統続編」という形になったことで、LCは正統じゃない冥王神話みたいな考えかたしてる人もいるようだけど、LCは過去の物語を純粋に描く冥王神話としては、ND以上に正統派だと私は思ってます。続編じゃないから「正統続編」じゃないだけでさ。前聖戦に生きた人たちを熱く描き切り、未来の、星矢たちの物語に繋がるよう繋がるよう図られたこの物語が愛しくてならん。出会えて本当に良かったです。
ハーデスを打ち払い、役割を終えたとばかりに聖闘士たちの姿は消えオブジェだけが空に浮かぶ場面にもじわじわきました。 テンマの熱い小宇宙に打たれて黄金聖闘士たちが集まり、彼らの強い心にテンマも改めて感じ入って最後の戦いに向かおうとする。この辺の流れも大好きだなあ。どちらか一方だけが主立ってるわけじゃなく、主人公として十三人分の物語がきっちり描かれてきたから、よけいにテンマの決意に説得力がある気がする。 射手座の聖衣がハーデスの居場所を指すのもたまらんー! 最後の最後まで道を示してくれてるんだなあ、シジフォスったら。
しかし、冥王星が最後の魔宮となったことで、8つという数についてはクリアしちゃってるのが……。生意気だ! 見つかったのずっと後なのに!! 既に惑星ですらなくなってるのに……!!(笑) くそう、やっぱり海王星がスルーされたのは悔しいぜ……。 ハーデスの肉体そのものはアローンのものだから、太陽攻撃はアローンにも大ダメージだったようで。ハーデスがいなくなったところで、テンマにやられた傷もあるし、この火傷もあるし、アローンは冥王星に向かうまでもなく死ぬしかなかったんだろうか。「最期のお願い」という言葉が痛ましい。 そんなアローンの手を取ることについて、耶人やユズリハたち、黄金聖闘士が何と言うかを考え、「それでも」とアローンの思いに応えるテンマのシーンも大好きです。 でもさ、「それでも」って続けちゃうってことは、テンマはみんなが反対するだろうと思ってたんだろうけどさ、きっと誰一人反対する人なんていなかったんだろうな。 「しょうがねぇなあ」とか、「どうせそう言うと思った」とか、「それでいい」とか、そんな風に返してくれそうな気がしてならない。中には「甘いんだよ」とか言いそうな人もいますが、その人は元海龍を助けた前科があるのでテンマは気にしなくてよろしい(笑)。 どこまでも友のために戦ってきたテンマのことを、みんなその思いごと応援してたんだよね。耶人だって、アローンのことを「お前の友達」って表現してたし、童虎だって「友として心燃やすことをやめて欲しくない」と言ってたじゃないか。もっと胸を張ってアローンの手を取ればいいんだよ。 反対するとしたら、それこそむざむざ死地に送れないからというそんな理由だけ。「同胞らの思い」を背負った童虎は、童虎だけの気持ちじゃなく、みんなの気持ちを代弁して「絆の戻った3人を戦地に向かわせられない」と言ってるんだよね……。
生き残った二人に役割を与えるのは、次の聖戦に備えるためにも必要なことだけれど、生き続けろという願いの表れでもある。生き残った意味と生きていく理由を二人に与えることになるんですよね。ちょうどラダマンティスが冥闘士ではなく一個人としてパンドラに生き続ける理由を与えたのと対になるようで、好きだなあ、ここの表現。 それにしても、シオンがめそぺた知らなかったのは気絶してたからってのはある意味すごいッスね。それでこそシオンクオリティ。 魔星の監視と教皇の任命だけ伝えて、めそぺたのことは伏せていたのかな、童虎。
テンマの「地上でまた会おう」も、大好きな場面です。絶対これが最後の別れになるんだと思えるだけに、笑顔の台詞なのにすごく悲しい。 でも、本当に、いつか会うことになるんですよね。その時の天馬星座はテンマじゃなく星矢かもしれないけど、それでも。 星矢と老師が会ったのは、ポセイドン編の時に五老峰で……が初だったかな? 下手すると、老師と星矢が出会った場面で「また会えたね!」エンドになるんだろうか……。 どんな終わりになるにしても、今回の話の最後の2ページだけで不安が吹っ飛んだ、感じ。
今回も特に増ページってわけじゃなかったので、やっぱりあと2話ってところかな。 最後の回くらい、巻頭カラーで大増30ページとかしてくれても嬉しいんですけどね……。夢見るだけならロハだから、とりあえず夢見とく。 ユズリハ外伝は、結局単行本に併録ってことにはならなさそうですが、このまま未収録なんでしょうか。それとも、まだ9話分あるという奇跡が待ってる……気はしねえ……。 ロストキャンバス0巻でも出してくれないかなあ。で、ユズリハ外伝も収録。あ、でも、どうせだったら、外伝だけまだ連載してくれないかなあ。それぞれのキャラの読み切りを、40ページくらいの分量で。で、外伝だけ集めたコミックスが出るの! ……まあ、だから、夢見るだけならロハだからさ。
ポーズスタジオの体験版をインストールしようとしたら、またしてもファイルが壊れてたよ……。 クリップ素材も、コミスタのバージョンアップしたのに、zipファイルをキャンバスにドロップしても素材登録できなかったし……。USBメモリ自体が悪くなりかけてるのかな(汗)。
テレビをつけたら外国人がペガサス幻想歌ってました。 オーディション番組でアニソン歌った強者の映像だったようですが、そのセレクトが星矢だってのが憎いじゃないですか。星矢の名前がテレビで流れて、主題歌集のCDジャケットも映って。それだけのことが妙に嬉しい、めでたいファン心(笑)。 でも、審査員が、「宇宙人と交信してるの?」「私たち地球人なんで〜」と言ってたのには心が痛んだわ(泣)。地球人です……私も地球人です!!
* そろそろシャコの季節です。 なかなかの豊漁という話を聞いてから、もう無性にシャコが食べたくて仕方なくなっちまって、すっかり頭の中がシャコモード。 シャコだったら一日中食べていられる自信がある。満腹になっても一休みしてちょっと腹がすいたら次が行ける勢い。 でも売ってない……。市場に行かなきゃ駄目なのかなあ。
ロスキャンの最終回はどんな感じになるんだろうとだるだる考えてます。 世界改変物だと大抵「記憶はなくてもきっと会えるよ!の約束から実際に会えました」エンドになるように、転生物でも「また会えたね!」系エンドになったりするもんで、そしたら沙織さんと星矢が描かれる可能性もゼロじゃないのかなあ……とかやっぱりだるだる考えてます。 シオンと童虎の二百数十年後が描かれる可能性ってのもあるのかな。 それとも、やっぱり18世紀中の話だけで収まる感じで終わるのかな……。
ふしぎ遊戯だと、作品全体のグランドフィナーレにあたる白虎編最終回は、鈴乃さんの最期になるだろうと、インタビューだったか誰かの仮説だったかで見たことあるのですが、そんな感じに作品通じての最終回って雰囲気になったりするんだろうか……。でも、原作はNDに続いて過去に戻るんだよな……。
* 全くおかしい。三連休だったのにネーム結局終わってない。おかしい。 ページの順番変えたり、その結果できた空きページを埋めるネタを急遽考えたりしてたら、その最後の1ページが今現在保留状態。ネタだけは決めた。 んでもって、後記も奥付もなくってどうしようというきゅうきゅうな台割……。減ページする可能性はあっても増ページ出来る余裕はないので、真剣にどうしたものか悩み中。
2011年03月20日(日) |
トクサ何とかして+カイル最終話 |
クレイドル5巻完結って分かった時に「早! ロスキャンと同時期終了ってことになると思ってたのにー!」と泡食ってた私ですが、なんだか結局同時期終了の同時期完結巻発売っぽいですよ。 2008年秋から続いてきたフィーバーターンの終了に、既にして喪失感……。5月が楽しみだけど、同じくらい楽しみじゃないや(泣)。
クレイドルの方は、なんだかんだで超満足!な最終回でした。なんだかんだの部分にツゥちゃん&黒髪少女さん関係がどうしても含まれますが、それでも満足な最終回でした。 ロスキャンは、どうだろう……。やっぱりなんだかんだの部分にトクサが含まれることになっちゃうのかなあ(泣)。 もうね、別にもうトクサ戦期待してないから、せめてちらとでもトクサが出てくれればそれでいいとか思ってるんですけどね……。冥闘士として一度死んでいるトクサは聖戦が終わった時点で即消滅ってことでいいから、もう一度顔出ししてくれないかなあ。そうしたら、それだけで自分の中のもやもやが晴れそうなんだけどな。 トクサがシスコン全開でハーデスの攻撃からユズリハ守ってたりしてさ、そんで何かの奇跡で耶人もぎりぎり無事だったりしてさ、耶人とユズの二人がテンマと一緒にハーデスに決定打加えてくれたら、それなりに花もたせてくれたやわーい、と思えそうかなあとか……。なんとか少しでも納得できそうな展開がこないか、予想しては潰れてます(苦笑)。 上の展開を半泣きで語ってたら、いっそトクサにユズリハと耶人を助けさせて、もう聖闘士じゃないしこれから大変だけど頑張って生きてくぞエンドでもいいんじゃないのと言われました。ああ、いいね! 生存ED、マジ歓迎!! あとチェシャにも生存ルート残してくださいな。チェシャはハーデスの攻撃で、トクサはアローンの冥王軍一斉救済の時に、それぞれ死んでたなんてのはマジ勘弁。 トクサについては、本当は16巻で再登場さえしてなければ、アイアコスヤッチマッタナーで済んでた話なのに……ううう……。そもそも、数の上でいちばん冥闘士倒してるのがアローン除けばアイアコスだってのは、どうなの聖域……。
あ、そう言えば、OVA2巻の感想で書いてた新BGMは、やっぱり新っぽいようです。新規録音分があると拍手で教えていただきました。 自分でも検索してみたところ、録音は昨年4月に行われたもののようなので、サントラ第二弾が出るならもう出てもおかしくないのかな……。 アニメの三期をやってくれるなら、その時の新規録音分と合わせてサントラ発売って可能性もゼロじゃないかもしれませんが。獅子座&双子座スキーとして、三期については真っ剣に期待してるんですけどね。
* 昨日カイルXYが最終回でした。 ずっと楽しみに見てきたのですが、最終回はあんまりにも投げっぱで、洒落じゃなく絶叫してました(苦笑)。NHK、これ絶対途中だろ! 最後まで放送してくれよNHKー!! いつか続きが見れることを期待しています。でも、アメリカの放送もこんな途中終わりだったらどうしようもないな……orz
2011年03月19日(土) |
LC原作とアニメ比較+ヴァンガード感想 |
LC原作の良いところは、他方の話は描かない代わりに一気にテンポよく話が進むこと。今回の黄金大集合もきれいに流れにのっかって「わあい、みんなかっけえ、かっけえよ!!」といい具合の盛り上がりを見せてくれてます。 ただ、それは同時に悪い点でもあって、「いま○○どうしてるんですか!?」が気になって仕方なかったり、知らないうちに知らないところで話が進んでいたり……ということもあるんですよね。11巻のハーデス城なんか耶人の放置プレイほんとひどいと思うし、昨日のアニメ感想でも書いた15巻のレグルスとユズリハのあたりももうちょっと何とかならなかったかな、と思う。
アニメは、その点をカバーしてくれてる一方、どうしてもテンポが悪くなっちゃうところがあるかなあと。 ほっといても、アクベンスのまったり攻撃とか、いらん三段カット攻撃とか、無駄にスローモーションで落ちてくマニゴルドとか、スローテンポが悪目立ちするのに、原作にない描写を随所に挟み込むことでトーンダウンしちゃってる。 個人的に、全話一気視聴じゃなくて前回の巻を見た時から間空いてる分、16話冒頭の墓参りについてはあんまりトーンダウンを気にすることはなかったんだけど、セージ様&サーシャとパンドラ様&チェシャのシーンについてはどうしてもテンション下がっちゃったんですよね……。感想を読み返しても、短い文でしか触れてないから、我ながらテンション↓がよく分かるな(苦笑)。 セージ様については、それこそ「決戦前なのに余裕だな!」ってイメージになっちゃうので、あそこはサーシャ抜きでセージ様にちょこっと回想させるだけで済ませても良かったんじゃなかろうか……。原作でレグルスがちょこちょこっとシジフォスとの出会いを思い出してた描写くらいの感じでさ。あそこでユズがシジフォスとハクレイ様を比較しはじめたようなものじゃないですか、アニメのサーシャ。 パンドラ様についても、チェシャいらない気がする(笑)。チェシャ抜きで、パンドラ様が顔出しして戦いが始まったことにちょっと触れるだけで良いんじゃないかな。んでもって、すでに同じ話の中で触れられてるんだから、「ヒュプはタナと違って血も争いも好きじゃない」って台詞は端折って良し。それだけでもだいぶテンポ上がると思うんだけど。 素人考えなので、それが上手い表現だってわけじゃないんだけど、少なくとも好みな表現ではある(苦笑)。
で、まあ、何が言いたいかってえと、原作11巻の放置耶人にテンポのいいフォローをお願いします、スタッフー!! ……って、ことです。 あ、11巻で暇してたヒーローとの絡みがあっても俺うれしいよ! でも話の邪魔はしないでね! 実際どうなってるのかなあ、アニメ……。デジェルの追加エピソードも楽しみだけど心配。でもって、ざくざくっと進めてブルーグラードまで終わらせてほしかったってのが本音の本音。三期までならまだ期待できるかもって思っちゃうので。そしたら兄さんは無理でもレグルスやデフはアニメ化してくれるかもしれないので。
そういえば、220話の一斉攻撃って、ある意味ゾディアッククラメーションなんだよな。あれを一人でやろうとしちゃ、そりゃあレグレグ倒れますわ(汗)。 こうしてレグルスのやろうとしたことが実現しているのを見ると、彼の「可能性のため」という言葉の意味をよけいに実感させられます。レグルス個人だけじゃなく、アローンが言ってたような人間としての可能性でもあったんだろうなあ、と。
* 確か日経に載ってたアニメの宣伝イラストがどツボにはまったけれど、いつも別番組を見てたせいで見たことなかった「ヴァンガード」を初めて見ました。 遊戯王やバトスピといったほかのカードゲーム作品は舞台が派手なので、ヴァンガードも同じように派手舞台の話なのかと思ってましたが、戦闘は舞台が山になったりするけれど、あくまでイメージシーンで再現してるだけ。普通の子たちが普通にカードを楽しむ普通の話。いたって日常的なショップでバトルだったのが逆に「良い!」と思いました。 これからどんな展開になるか分からないけど、ちょっと見続けたくなりました。
いきなり10話を見たからキャラクターもよく分からない状態ですが、ライバルの子は高校生で主人公は中学生くらいかな? 学校違いの中学生同士かもしれませんが。 大人が混じってると「大人気ない」という反応になるのもリアルだなあと(苦笑)。 すごくやんちゃっぽい、いかにも主人公のこと名前呼び捨てしそうな小学生風キャラが「お兄さん」と呼びかけてたのが可愛かったです。 主人公のアイチは、イラストで見た時はもっと主人公らしい元気系のキャラかと思ってましたが、代永くんが声をあててることもあって、むしろ大人しいイメージのキャラ。といって、気弱って感じでもない好バランス。 ていうか、アイチってテレビ愛知製作だからですか?(汗)
2011年03月18日(金) |
LCアニメ第2章2巻感想 |
ロスキャンOVA届きました〜。 久々に上映会でも試写会でもなく、DVDが初見となった第2章の第2巻。 PVで見た時は「うわー、これは必殺技にも期待できる!?」と思ったら結局「……ああ、うん、わりといつもどおり」な感じではありましたが、原作でも盛り上がる展開なだけにストーリー面はアニメでもぐっとくる感じで良かったです。 むーん……ほんとマジでもうちょい必殺技演出がかっこよければなあ。
* 16話感想 PVで見た童虎の墓参りシーン、どこで挿入されるのかと思っていたら、16話冒頭の切れ目のいいところに入っておりました。 期待していなかった牛弟子トリオの出番があって嬉しかったです。テネオ好きなんだよー。「訓練が始まりますから!」の後のぺこっと頭下げるテネオがめちゃ可愛い。 この先に、原作11巻のあのシーンが待ってることを思うと、ここでテネオたちのアルデバランの弟子としての決意を語らせるのは上手い表現だなあと思います。こうして細々と「一方の○○」「その頃の△△」を描いてくれるのは、アニメのありがたい部分。原作に欠けてる同時進行描写を補填してくれてるわけですし。 しかし、アルデバランの死について「俺たち誰も(テンマを)恨んでいない」ってのは、少なくともテンマのせいだとは思ってるってことになるぞ、テネオよ(苦笑)。 この場面は、ハスガード様の墓に向かって「弟子のために体をはろう」という童虎の思いが語られるのも好きです。ここがあって、11巻の童虎に繋がるんだと思うと、なんだかじんわりきます。相変わらずナイスガイなのには慣れませんが……(汗)。
原作だと「勝手じゃねぇ」と言っているだけなので、好き放題やってるけどそれを「勝手」と認めてないだけなのか判断しにくかったマニゴルドの台詞でしたが、アニメでは「上からの指示」とはっきり明示してますね。ここで好き好んでテンマの子守をしてるわけじゃないという発言が加わったことで、怒れるテンマを止めるのがユズだけじゃなく耶人も含まれて、個人的に超美味しかったです。基本的に耶人は場の空気に飲まれて慌てがちな印象があるので、どっちかというとユズのように冷静に押しとめるのは向いてないんじゃないかとは思いますが……しかし可愛いものは可愛いのだから認めざるを得まい。 「オカマがつっこんでんじゃねぇ」って微妙に下ネタですかいな。ここのマニアップ→カメラ引いてテンマつき飛ばす→ベロニカちゃんアップ→蝿攻撃の流れはすごくかっこいい。必殺技以外は、ほんと結構好きな構図やカメラワーク多いんだけどなあ……。
ここで場面転換して双子神の会話シーンを一部早めに持ってくるのも上手いな、と。冒頭のテネオたちのような新エピソードだけじゃなく、再構成することでも同時進行を見せてくれるんですよね。 この構成の方法で、原作15巻の「ちょっ、今レグルスどうなってますか……!?」を安心展開で見せてくれたらなあ……。あの巻は、レグルスどうしてんのとかユズリハなんで傷だらけなのとか、気になるのに放置プレイな部分が多すぎたんですよね(苦笑)。
ベロニカちゃんノリノリの「踊るのは貴方!」は、台詞も演技も最高です。蝿を避けるマニゴルドは、余裕の表情ってこと自体は原作もアニメも共通だけど、ひょいって感じでなんてことない顔で避けてる原作マニと、にやり顔で避けてるアニメマニの違いがちょっと面白い。避けながらの「えげつねぇなァ」は、正に踊ってるようでした。この辺の表現も好きだなあ。 でも、燐気の珠を割るシーンについては、原作を「一気にはじけて霧散する」ような表現だと思って読んでたので、アニメの珠の割れ方も魂?が光の筋となって上ってく感じも、あんまり好きじゃなかったりします。あっけなさがいい、と思って読んでた部分なので……。 耶人の「真っ二つ」も、表情・演技とも、青ざめつつやっと出てきた言葉がそれだけって原作の雰囲気が欠けてたのがちょいと残念。アニメのあの表情だと、阿部くんのあの演技が似合ってるとは思うのですが(汗)。「ブライアルフォート」の後の、耶人がウルトラ可愛すぎる原作のコマも、再現されてなくて残念。 耶人がマニゴルドにぶん投げられた時のテンマとユズの驚きようも、原作の方が可愛いです。二人ともマンガ的表現で驚いてるからアニメで再現するのは難しかったのかもしれませんが。 あ、でも、マニの「案外いったなァ」の時のテンマは、原作と表情違うけど、驚き顔が可愛くて好きです。耶人の方からマニに向き直るなど、アニメならではの細かい動き演出がいいな〜。 ユズがストールで助けに入ってくるのもOKOK。こっから、あのPVでも見られた耶人を支えるユズに繋がるわけか。
こっからBパート。 崩れるベロニカちゃんを避ける耶人が可愛い。細々とした追加は、ほんと良かったり悪かったりだな……。 黄泉比良坂のベロニカちゃんは魂だからフル装備だったんだし、マスク外したままじゃなくても良かったんじゃないかと、ちと思う。 積尸気鬼蒼焔の表現もいま一つ(汗)。魂そのものが火種なのだから、何も燐気の珠をぶつけなくていいと思うんだよね……。燃料のベロニカちゃん(魂)が燃え始めた時点で既に鬼蒼焔は始動してるわけだし、技名を叫んだら一気に燃え上がるって感じで良かったんじゃなかろうか。やっぱり必殺技関係、ちょっと好みじゃないんだよなあ。
子マニの過去設定いろいろ語りつつ、セージ様がマニへの愛を語るオリジナルシーンがここで挿入。弟子も大概シショコンですが、師匠も大概弟子好き過ぎです。 やっぱアニメの同時進行描写いいなあと思うけれど、決戦前に意外とのんびりだなセージ様……。
セージ様の名前を聞いての耶人とテンマの反応は、原作と違ってすぐにはピンと来ない感じになってて、ちょっと寂しい。 耶人は「族長」、テンマは「マニゴルド」について「そんなに凄い奴」とハモって驚いてる台詞も、ぱっと聞いた感じはマニゴルドについてだけ驚いてる風にとらえちゃいそうな気がする、あの流れだと。「特にマニゴルド」の台詞があるとはいえ。でも「見えねえ、特にマニゴルド……」の台詞は可愛いです。
* 17話感想 マニゴルドの攻撃を駒で受けてる時のタナトス様の横顔アップが超美人。ここの作画された方ありがとう。 しかし、今に始まったことじゃないのですが、アニメの双子神は瞳がきっちり描き込まれてて違和感あるんですよね……。でも、今回の巻だと、不思議とあまり気にならないシーンが多かったです。特に斜め顔とか横顔とか。……あ、斜めとか横だから瞳が目立ちにくいだけなのかな? ヒュプノスの、さも汚い物を見るような眉のひそめっぷりが描かれてなかったのはちょっと寂しいぜ。原作のあの表情好きなんだよな。 マニゴルドを吹っ飛ばした後のタナトスが一度ぐっと拳を握るのとか、マニゴルドがすぐの追撃を加えるところとか、その時の台詞「始末しにきてるのは〜」、その台詞を聞いて表情がふっと変わるタナトスとか、アニメオリジナルの描写がいろいろかっこいい。 立ち上がっての見下しタナトスも美人だなあ。今回の作画は、タナトスの美人っぷりが本当に半端じゃなくて、タナトス愛が一気に上がっちゃいそうです(笑)。
チェスのコマを置いた途端に盤が直ってくシーンもかっこいいし、その後に舞台がチェス盤に変わるのもかっこいい。このあたり、戦闘がふくらませてあって面白いです。杖を駆け上るマニゴルドを別の駒の攻撃がおっかけるところとかも、アクションが魅力的ですごく好き。 ここの鬼蒼焔は、結構演出好きだなあ。タナトス様の、周りが燃えてもこともなげな表情してるコマが描かれてなかったのは残念だけども、舞台が燃えたらそのままチェス盤も一気に燃えちゃうのとか、かっこよすぎる。 「お遊びはここまでだ!」の台詞もいいなあ。正に「お遊び」だったもんな、チェス攻撃……。 タナトス様の変身シーンの演出も大好き。こう、下から変わっていって、最後の部分は覆いが取れるともう変わってる、みたいな感じが。彼の場合は神様なんだし、ほんと装着っていうより変身って感じでいいと思うので、ここの演出は正に神。
忘れてたけど、双子神の神様モードの時の声って加工してありましたね。 じゃあ、やっぱカイロスの声も、カイロスモードはこんな感じに加工して響かせる風になるのかな。いや、アニメ化はそこまでしないわけですが……。してほしいだけですが……。
神の道を開かれて、ちょっと諦めモードのマニゴルドのアップに被るようにセージ様の声が響くシーンも好きだ……! セージ様はカルディアに負けず劣らずヒーローだ!! しかし、正体の分からぬと言いつつ「双子神の猛威」って……分かってんじゃんよ、正体!(笑) 少なくとも双子だってのは気づいてるんじゃんよ! 後になって双子だと分かったよってことなんだろうけど、ここでいきなり「双子神」って言っちゃうと、最初から分かってましたって感じにも受け取れちゃいそう。原作どおりの「二神」って表現じゃいかんかったんかい、ここのセージ様の台詞。 まずいところはちゃんと指摘した上で、褒めるところは褒める、なセージ様の台詞に微妙に嬉しそうなマニゴルドの照れ顔も、アニメだとちょっと表現されてなかった感じ……。アニメの表情は表情で可愛いですけどね。うん、やっぱセージ様を前にすると、マニゴルドを表す言葉は「可愛い」になるな〜。
タルタロズフォビアの前に、ざっと闇が開くシーンは好きだなあ。霊体が噛み付くシーンは、色の変化などアニメならではで面白いと思う一方、噛み付き方にもうちょっと動きがあっても……と思ったりします。 魂葬破はぼちぼち悪くない感じ。タナトスが顔に傷を受けた瞬間も、原作より分かりやすくていいなあ。 マニゴルドのマント破りが、ハスガード様のマント破りのように省かれなくて良かったです……。自分の魂葬破で燃えきっちゃいました☆とかマジでやりかねないんじゃないかと思ってました(苦笑)。
ここでアニメお得意の同時進行オリジナルエピソードパンドラ様。 第二章に入ってからそうと気づいたことですが、アニメのパンドラ様って原作のうるつや唇が表現されてなくて、化粧頑張ってない感じに見えちゃうのが残念ー。これではあの戦化粧も演出できませんね。これまたアニメ化はそこまでしないわけですが。ただただ、してほしいだけですが。 「うろたえるな!」と聞くと「小僧!!」と繋げてほしくなる。 それにしてもヒュプノス、アニメ版だととことんお茶好きだな。
こっからBパート。 マニゴルドがテリブルプロビデンスを受けるシーンは、原作だとギリギリのところでセージ様との間に割って入ったものと思って読んでいたので、わりと余裕ある感じに前に出て受け止めたアニメの表現はちょっとイメージ違う……。
子マニ回想シーンは、まるっきりの夜と思って読んでいたけれど、夕刻だか明け方だかの空の表現がとても素敵で、むしろこの時間設定あり!と思いました。 死刑執行人にマニゴルドのルビを振るのは、マンガだと可能だけどアニメでは無理だって分かっちゃいたけれど、「死刑執行人マニゴルド」だと死刑執行人が役職名でマニゴルドがちゃんとした人名っぽく思える感じなのがちょっとなあ。マニゴルドとだけ先に名乗らせて、後からその意味をセージ様に説明させるとかって手でも良かったんじゃないかな。 しかし、子マニ素晴らしい。演技とも最高だ……! でも、もうちょっとデザイン的にぷくぷくしてなくても良かったような……。原作マニががりがりってわけでもないけど、なんか頬ぷっくりなシーンもちょろちょろあって、それが気になる。 ところで、ここの回想シーンのバックに流れてるのって、第一章の時出たサントラに収録されてますっけ……? いい曲だなあと思ったけど、聞き覚えがないような……。ざっとサントラの各曲の頭だけ聞いてみたけど、思い当たらない。新曲も作ってるなら、サントラ第二弾に期待したいところですが……。
ユンカースやカーチス、アルバやハス様の回想・イメージシーンが素っ飛ばされたのには微妙に納得いかないが、その辺は18話待ちですかね?
床に落ちた蟹座のマスクが転がってく表現は好きだなあ。こういうアニメならではの細かい追加は、どんぴしゃとはまってたまらない時は本当にたまらないです。うおーん、かっけえよ……! タナトスがタリスマンケージを破るところも、流れがすごくかっこいいし。やっぱロスキャンアニメは必殺技だけごにょごにょだけど、全体的にはいい出来だなあ。 教皇のマスクが下に落ちてくのも、構図や効果音など全体的にかっこいい。これを拾って届けられるのは、やっぱり死者ならではって気がぎゅんぎゅんします。 離宮を覆う土煙が、テリブルプロビデンスの発動と共にさあっと広がる表現も素晴らしい。アニメってすごいなあ。動くっていいなあ。 でも、アニメならではな三段カットぶん殴りbyマニゴルドはあんまり好きな演出じゃないです……。むしろ笑った(苦笑)。 タナトスの台詞は、アニメ版の短さが怒ってる感を強くしてて好きだな。
もう絶対に倒しきって2章2巻終了って思ってたので、「まだ手はある!」で続かれてびっくり。 18話までマニゴルドが見れるのは、すごく嬉しいです。 まだまだ追加回想シーンがマニゴルドには用意されてるようなので、エルシドさんは19話からの登場かな……?
「ただ生きてほしい」は、原作だとサーシャのハクレイに対する「生きて欲しいのです!」という台詞で登場するものだけど、アニメだとマニゴルドやセージ様の気持ちとしても描かれるのかな……。実際、お互いに生き残ってほしかったんだろうってのは、原作読んでても感じられることなんですよね。 改めてやっぱ蟹師弟はいいわ、うん。
* こっから特典系感想。
ジャケット さんざん言われてることだけど、どう見てもチンピラマンガ(笑)。 ヒュプノスは、なんとか生徒会長ポジションかな……(苦笑)。
リバーシブルジャケット 8巻のロゴ無し&7巻裏の足元まで……! なぜリバーシブルジャケットを第一章からやってくださらなかったのかー!? 描き下ろしじゃなくても、ちっとも残念じゃないな、この作り。でも画集は出て欲しい。
聖戦の記録 OP解説が面白いのですが、ナンバーが振ってあっても全部の解説はなかったのがちょっと寂しい。
ステッカー アルバだけぎりぎり味方くさい雰囲気。後は全部悪。
カルディアのカード 髪の毛もっふもふ。 いきなり隠し針モードと思ってたら実は両針モードだった。雑誌だと印刷荒くて気づいてなかったな。
オーディオコメンタリー 相変わらず、手代木さんの声が小さめなのが惜しい。 前回よりはぐだぐだ感控え目っていうか、聞きたいことを話してくれてた感じ。声優さんたちが自分たちで言ってたけれど(苦笑)。次巻でも目覚めたままでいてください(笑)。 特に面白かったのは、以下の四点。 1.一声でイケメン 2.ベロニカちゃんはポット擬人化 3.中学くらいの小野D声マニゴルドは2巻に登場しないんですけどー! 4.デスマスク褒め倒し 3については、とってもナチュラルに話してましたが、どこの話をしてるかと思ったよ(笑)。 マニゴルドはデスマスクをベースに多少追加する形でキャラ作りしてそう変えたつもりはないってことですが、他のキャラも同じような形のキャラ作りなのかなあといまいち認めたくない獅子座と双子座(笑)。特に双子座。 基本的には、どのキャラも、原作と共通する部分を持ってて、違う部分も持ってて……という感じだとは思うんだけど、兄弟をひっくり返してサガをデフ、カノンをアスプに対応させたところで、共通部分は他キャラと比べても比較的少なめだって思うんだよなあ、双子座。 カッキーはマニのおかげでデスマスクが救われたっぽい発言してたけど、手代木さんとしては、デスマスクがいいキャラという前提があるってことでマニゴルドのキャラ作りしてたようなので、どちらかというと小野さん(だよな?)の言ってた「双方のキャラが引き立った」という言葉の方がしっくりくる感じ。 でも、信念云々ってことなら、エピG蟹様が最高なんだぜ。原作デスマスクの考え方が分かりやすく説明されてる感じ。言動の裏打ちが上手い、というか。
* 声感想 本当にマニゴルドが素晴らしい。 子供マニゴルドも素晴らしかった!
ってことで、唯一の新登場キャラ。 マニゴルド(少年時代) 渡辺明乃さんの少年声は前々から結構好きな方だったのですが、子マニがこんなにしっくりくるとは思ってませんでした。 やさぐれ感がたまらん……! 「じィさん、あんたも気ィつけろよ」の言い方も素晴らしい。 ちなみに子供レグレグの声イメージは日比愛子さんなんだが、まあこんな夢は叶うまい……。(アニメ化という意味でも起用の意味でも)
シオンさんがサイキッカーだとしばしば忘れてすみませんロストキャンバス220話感想。ノアに入る資格あるのよね、あの人。
予想以上のショートカット。 最初の段落はちょっと愚痴っぽいので、そういうの苦手な人はそれこそ第二段落までショートカットで飛ばしてください。愛ゆえの愚痴りなのだが、そんなの言い訳にならないのも分かってます。それでもつらいので吐かずにおれん(泣)。
ロストキャンバス25巻(完結)の文字が真剣に見えてきました。 最終回目前の展開としては、本当だったらすごく燃えるんだ。大歓迎で感動したい物語の運びなんだ。 ただもう、二点だけ気になることがあって、乗り切れないのが辛い。 まず一点は「うわーん、終わっちゃうよー、終わるの怖いよー」ってこと。でも、こっちはまだいいんだよね。これだけ盛り上がる展開で最終回に向かってくれたら、怖くってもジェットコースター乗るよー!な気分でむしろ前のめりで乗っかっていきたいです。 一番気になる点は、トクサが再登場しそうにないことと、在庫一斉処分のように全滅させられてる仲間たち……。あれ……これだけで二点分気になることあるのか。 トクサについては、7巻でのユズリハとのシーンだけなら、何があったんだろうと気になりつつも裏設定の部分ということで納得いったろうと思うんだ。でも、16巻で守り人として登場していて、結局そのまま未登場ってのがきつい。これはもう、あのハヌマーンの冥闘士がトクサじゃなかったとしてもきついの……。ガルーダ船乗員じゃなくても同様。あの守り人集合場面でシルエット登場じゃなくちゃんと顔出し登場してたキャラなのに、最初からいなかったこととして進んでるようで、「何か残ってる感」が半端じゃなくてつらい。 正直、バレンタインが木星の守り人だったことにもいまだに納得いってない私なので、だったら木星にトクサ(あるいはハヌマーンの冥闘士)がいてシオンとでもテンマとでもいいから戦ってくれてた方がよほどすっきりしたのにと思っちゃう(汗)。 で、在庫処分の仲間の方も、もう本当に「耶人とユズリハの二人だけでもなんとか花を持たせてください!」と祈らずにいられなくて。トクサが残ってるのはこの二人のためと信じさせてくれーと思い続けてただけに、このままでは夢を諦めた老人になりそうな勢いです。 別に何が何でもトクサ戦じゃなきゃいやだってわけじゃなくて、ちょうどトクサがまだ登場してないからってだけなんだけど、とにかくあれが最期だってことなら本当に寂しい。つらい。黄金聖闘士「だけ」かっこいいマンガを求めてるわけじゃないんだってばー(泣)。 いっそ、ハーデス戦になる前に耶人とユズが退場してくれてたらなあと思っちゃうくらい……。でも、それだと、あの感動のテンマ励ましシーンもなかったことになっちゃうんですよね(汗)。 延長戦がさらに延長してくれるか、さもなきゃ消化試合でいいから耶人とユズリハが活躍してくれますよーに! まだ諦めるな、26巻目突入を!! あと3話できれいに終われそうではあるけれど、テンマの最後の活躍だってまだ見たいし、サーシャももっと頑張ってほしいし!!! 原作だって嘆きの壁の先があったように今回もまだ通過点の一つ!!!!! すみません、愚痴終わりました。 こっから後は、「何か残ってる感」に目をつぶった上での感想です。素直に燃えていきますよー!
一見原作と同じような展開だからこそ、原作との違いに感じ入るわけで。 原作のように、天秤座の武器を手に生き残りの黄金でだけでも頑張ろうとする→力及ばず→黄金聖衣集結&黄金聖闘士が魂だけでも援軍に……って流れになるだろうと踏んでいたのですが、一過程素っ飛ばしてシオンが黄金聖衣集めちゃいました。 ……ですよねー。シオンさん、超能力者ですもんね。アポーツくらいお手の物ですよね。 でも、面白いくらいシオンが超能力者だってのは忘れがちな設定だもんで、今回も黄金聖衣召喚をシオン自身が行うとはまるで思っちゃいませんでした。常にシオンを見くびりすぎです、私……。 それでも、聖衣にこめられた太陽の光だけではまだ足りず、いよいよ童虎とシオンもハーデスの攻撃に倒れようとするという場面に現れた黄金聖闘士たちのかっこいいことったら……!! 来るぞ来るぞと思ってはいたけど、それでも12ページの見開きで彼らが登場したシーンは胸に迫るものがありました。シオンと童虎の表情もすごくいい。特に童虎。驚きと喜びの入り混じり具合が素晴らしい。
黄金聖闘士たちの立ち位置も、それぞれ関係のある人たちの側にいるってのがたまらないです。 カルディアの横にデジェル。シジフォスの側にエルシドとハスガード様、そしてレグルス。アスミタの横に双子座。アルバとマニゴルドだけ本編では接点のない二人ですが、ひょっとしたら多少は近しい関係だったのかもしれないなあ。 原作同様、死者たちは誰も彼もフル装備なのにも感動。悪評高いバケツもさ、髪が一切隠れてるから間抜けなだけであって、髪が出てればそれなりにかっこよくなるんじゃないかと思ってたら案の定。かっこいいじゃないの、アスプロス!(とりあえず外見は兄さんなので)
最初に言葉を発するのが、ずっとリーダーとしてがんばってきたシジフォスだってのがまず大好き。この人の力強い言葉に励まされるように読んできたこと思い出してじわっときました。 それを受けて発言するのがハスガード様ってのがまた、シジハスサービス激しすぎて感謝するしかありません。この二人の距離たまんないなあ、畜生。グレートホーンの腕組みもどしっとした構えでかっこよすぎるよハス様。でも今はもう魂なんだから顔の傷消しても許されたと思うんだぜハス様。 「思いは一つ」という感じに「地上の愛と正義のため」に現れた原作の黄金聖闘士たちと違って、ロスキャンではそれぞれの理由を語るんですよね。 「次代のため」を掲げるハス様を始めとし、誇り、理、生、大義、熱、夢、可能性、己、未来……。 戦いの中で彼らが口にしてきた言葉は、それぞれの戦いのテーマそのものでもあったんだと改めて思った。ロストキャンバスはテンマを主人公とする一つの物語ではあるけれど、同時に一つ一つの物語の集合体でもあるんだなあと。 しかし、ハスガード様の「次代のため」だけじゃなく、「理」にしても「誇り」にしてもなんにしても「自分の○○のため」に限らず「誰かの○○のため」という風に広げて捉えることも出来るのに、100%「自分のため」だけの双子座にちょっとうけました(笑)。た、確かにアスプロスもデフテロスも戦いの中心にあったのは「我」だったけどさー。 まあ、アスミタいわく、誰でも言える大義じゃ薄っぺらってことだから、「己のため」でもいいんだろうけど。うん、きっとアレだ。「それぞれが自分自身のために」と思えばいいのだね、双子座。 原作だとあくまで現れたのはサガでしたが、ロスキャンの双子座は本来の姿として一つになったアスプロスとデフテロスの二人ってことでいいのかな。二卵性疑惑激しいアスデフ兄弟ですが、リンかけ2で二卵性なのに元は一つと主張する双子が出てくるから、ロスキャンで主張してもおかしくはあるまい……多分……。
驚きから感動に移っての「同胞よ!」の童虎とシオンの表情も好き。童虎が泣いちゃってるのとかもうたまらん。 冥界で集まった原作より、確かに条件厳しいんですよね。ハーデスが言うように冥界の王の前で理を破ってもいるし。それでも集まってくれたことが嬉しい。 中心にいるのがシジフォスなのも嬉しい。教皇候補はアスプロスだったかもしれないけど、やっぱり代表はシジフォスだよなって思う。アイオロスもずっと星矢たちにとっては中心にいた人だろうけど、それ以上に聖域の中心にいた人だって思うんだよね。生きて、盾となり礎となり、アテナと聖域を支えてきた人。あ、でも、ロス兄も生きてさえいればそういう存在だったんだろうって思うとそれはそれで泣ける。
しかし、サーシャも膝枕とかしてる場合じゃなかろうよ。今回こそアテナの踏ん張りどころじゃなかったんかい……。 沙織さんと星矢の膝枕シーンを思い出しもしたけれど、できればサーシャにももっと頑張ってほしいなあ。などと、ロストキャンバスに童虎とシオンが捕まってた時と同じような感想を覚えるのでした。 テンマもまだ命繋がってるし、まだもう一局あるのかなあ……。あると願いたいものですが……。しかしあと一局程度では、やはり25巻完結しそう(泣)。
24巻表紙がかっこよすぎるひゃほーい。 兄さんの髪色は、テレビアニメ版サガと同じような明るい水色系の青だといいなあ。ロスキャンのアニメでも髪色明るいんだから、冥界編の暗い色じゃないと嬉しいんだけど。 この感想をあげにいくついでに秋田に見にいこうと思います。 25巻完結だと、24巻出る頃にはもう最終話きてるのか……。頼む……頼むよ26巻……。せめて26巻……。 ↑ 見てきた。新刊表紙公開まだだった。
3月も半ばを過ぎたってのに、朝とお昼に雪がちらちら。明日は暖かいといいなあ。
* 今日もネームが終わらなかったけど、明日はチャンピオンの発売日だから続きは金曜日かな。 でも、ロスキャンOVAの2巻が無事金曜日に届いたら、絶対作業できずにリピート再生しちゃいそう。
アヴァルスとフィンランディア1巻買ってきました! クレイドルは終わっちゃってるわフェティッシュベリーは休載だわパンゲアは最終回だわとトリプル揃ったアヴァルスでしたが、今月もなんだかんだと面白かったです。 亜樹新さんのお休み事情、Beat’sのことだったんですね。 無料コミックポータルサイトの一コンテンツってことは、ビーツも無料公開なんでしょうが、ウェブコミックって手元においとけるものじゃないんだろうから、正直あんまり嬉しくない……。
せんがく ストーカーでも利家くん可愛いんで許す。 政宗先生は男にもてる人なのかしら……。
めくるめく 有國の下野くんは超絶納得いくのですが、善の阿部くんは想像つかん……。
パンゲア うわーん、終わっちまったーい(泣)。 クレイドルの時のようにもうちょっとページ数があっても良かったのになあ。 ずっとタヅマさんが探してきた女性も結局……だし、ユタもやっぱり……だし、とうとうシコウも……だし。いろいろと残酷すぎるです。 シコウは死にたかったんかなあ。それって結局は母親の願いを優先させたかったのかなあ……。なんかもうひたすら切ない。 でも、タツキとアイネさんは自由になれたようで、その点はちょっと嬉しかったり。あの二人には幸せになってほしかったのさ。 クレイドルとパンゲアは最終巻が同時発売か……。ちょっとくらい書き足しあるかなあ。
coda 制服ロシェ可愛い。制服ロシェ可愛い。制服ロシェ可愛い。大事すぎるので三回言いました。 「友達」って言う時の照れ顔春一も可愛いし、その後の王子のうさんくささゼロな笑顔も可愛い。 それにしても、部長の根回し説得パワーすごいな。
VIVO! ふい字っぽいけどふい字なのかな、柱とかの文字。 名前呼ばれるだけで登校拒否する思春期女子はそれはそれでうざいが、吉井先生のうざさはそれを上回るので、ナカムラ先生のきっぱり暴言にすっきりしました。 押して駄目なら引いてみろが効くことってのもあるよなあって感じで、「ああいう人の方が楽かも」と思っちゃう結子の気持ちに共感します。実際、あのうざさにさらされ続けた後では、ナカムラ先生の方が好感もてるよな(苦笑)。
椎名くん これまたうざい新キャラが(苦笑)。 しかし素直で、まあ可愛い方ですな。
flat もやっとしちゃうのは、顔合わせたくないと思っちゃうのは、なんだかんだで相手のことがどうでもいいわけじゃないんだよねっていう。 サンタさんの手形に目を輝かせるあっくん可愛い。
だいなし 役者・山口とアマミヤと、前者じゃなくて後者をとってほしい山口さんはアマミヤファンの鑑ですね。でも2は5の役者なところが好きなんだからと思うと可哀想。ほんと可哀想。心底だいなし。 しかし「オヴァルス」……えぐられたわ!(泣)
フィンランディア 要するに、アイヌじゃない人がアイヌの格好してアイヌの儀式を観光客に見せてるようなものか、エセサーミ。 アイヌだってことを隠しているアイヌの人もいるわけだし。 風俗・文化が見世物となることと、純粋にそれを感じてもらうこととに違いはあるのか、それこそ何が良くて悪いのか……。フィンランディアは3話までは「面白いけど、まあ面白い程度」って感じだったけど、4話で改めて野口さんのマンガっていいなあ〜と思いました。
docca 星川先輩は本当はもう死んでるってことか。
イルゲネス ロザリンデ可愛い。
なかよし公園 デザイン一新の第1巻ってどゆこと……!? 新装版として売ってるってことかいな。
ついでに、 フィンランディア 1巻 表紙が描き下ろしじゃなかったのでしょんぼりーと思ったけど、裏表紙もカバー下もカラー口絵もおまけ4コマも描き下ろしだったので、表紙についても本誌のカラーを単行本でも見れてラッキーと思うようになりました。 口絵は色合いもデザインもかっこいい! これが表紙でも十分私ホイホイ。 目次側も、デザインがとても良いです。これ一枚でポストカードや便せんとして使えそうな完成したイラストで素敵。あとがきやカバー下も、意匠的で本当にかっこいい。この辺、野口さんが描かれてるのかなあ。 おまけ4コマも、3本とも良かったです。カインの動物好き設定に笑いました。どこから動物アレルギーキャラになってしまったんだ、カイン……不幸な……。 しおりの4コマも好きです。あっくんには見せていけないマンガ……。 アンケートも忘れないうちに出さないと……。
* 早晩HARUコミの送金方法は変更されるだろうと思ってたけど、昨日の今日でもう変わってた。 でも、寄付の選択肢は残してても良かったんじゃ。返ってきてから他所にまわしても、そりゃ変わらないといえば変わらんが。
赤ブーのサイトでHARUコミを予定通り開催するようかけあってると書いてあったのを見た時は正気かバイアードと思ったものですが、なんか一応中止になったっぽいですね。参加費を返金してもらうかわりに義援金として寄付できるなど、中止の特殊事情を思わせます。 しかし、返金してもらうには次のイベントに参加しないといけないという謎仕様……。返金の代わりに寄付するってこと自体は良い発想だと思うけど、今後イベントに参加しない・できない人は寄付するしかないって、微妙にひどいですね(汗)。関東だって被災地なのだから、サークル参加者には被災者も多いんだろうになあ。 自分は参加申込みしてるわけでも一般参加予定だったわけでもないから「アホだなあ」と思うだけで済んでるけど、当事者だったら業腹だろうな。普通にコミケ方式の返金にすればいいのに。でも、それだと、引っ越してる人への連絡が難しいのか……?
テレ東系脱落。朝から普通にアニメやってました。 おおお、早いっぽい気もするけれど、思ってたよりは遅かったような。土曜にはもう通常営業するんじゃないかと思ってました(苦笑)。 でも、なんだかちょっとホッとしますね。
電気の送電については、もう限界量送ってるそうで、こっちでの節電はもう意味がないらしく……。そもそも悪いことじゃないので、意識改革の機会と思って節電は続けますけどね。 恥ずかしいかな、どうにも気がそぞろになってしまって、週末に終わらせるつもりだったネームがちっとも進んでいないので、今からまたちょっと頑張ります。
今日も朝から地震報道番組ばかりです。 24時間CM抜きでずっとテレビが同じことを放送しているという異常事態と、こともなく日常生活行っている自分とが結びつかなくて、別世界の出来事を報道されているような不思議な感覚です。 阪神大震災の時も相当の出来事だったと思い出されますが、その時も今のような24時間かかりきりというものではなかったような。 一時間とか30分おきに緊急地震速報が入ったり、原発事故の可能性もあったりして、即時性を問われる状態が続いているということですよね……。 中部電力・関西電力からも電気を回すらしいと父の友人から情報メールが届いていたそうなので、ひとまず私も多少の節電に努めようと思いますが、他にこれといって出来ることなど思いつかない。 とりあえずは、多分だけど該当自治体に直行する形の募金集めがあると思うので、明後日出勤する時は多めにお金持って行かねば。それがなくても、日赤さんに伺えば募金箱くらい置いてあるかも。
いやに目眩がすると思ったら、目眩じゃなくて地震でした。 ゆっくりした横揺れが長く続いたので、これは結構大きな震度が表示されるに違いないとテレビを見ていたところ、うちの地方の震度など一切表示されることはなく、宮城で震度7という大規模地震を報じる特別報道番組が始まったので何事かと思いました。今もテレビは地震報道中。 うちの地方は震源地から遠いし、海岸際に住んでるわけでもないので静観する一方ですが、関東以北の被害は甚大のようですね。心配です。 TwitterのTLも地震関係のツイートやリツイートで埋まっていました。関東地方にお住まいの方の安否情報など得られて安心する一方、錯綜する情報に言葉が見つからない状態です。下手に書き込むと混雑状態になるんじゃないかと、しばらくTwitterは控えようと思ってますが、そもそも見に行くだけで混雑状態を引き起こすのかもしれないので無意味な自粛なのかも……。
とりあえず、何にビックリしたって、ぜんまい巻いてなくてずっと止まってたのに、地震の後にいきなり動き出した振り子時計……。
黄金聖闘士集合への期待と不安が膨らむロストキャンバス219話感想。
だから展開速いと不安になるんだってば。 次の回で天秤座の武器持って次の回で黄金聖闘士が揃って太陽パワーでハーデス退けて次の回で教皇着任と脱皮技の施しを受けて次の回でエピローグしちゃえば終わっちゃいますね、25巻で! きれいにまとまりますね、25巻で!! ……いや、だから、25巻で終わったら寂しいんですってば。 せめて26巻までやってほしいんですってば。 杳馬VSアスプー戦が始まった頃は、最終決戦が二段構えになったとしても27巻までやるかなあと思ってたんだけどなあ。回想シーンがとっくに済んでただけにアスプロスの戦闘は24巻まるっと使うこともなかったし、トクサも結局出てこないし、なんだかもう26巻まで続いたら奇跡くらいに思えてきてる自分が悲しい。テンマがロスキャンの主人公だって信じようぜもっと……。アテナだってハーデスの衝撃で倒れてお終いなんてことあるはずないって信じましょうよ……。
まあ、とりあえず終わりそう恐怖症は横に置いといて。 これまで観客してた童虎が語り手=主役位置に移ってきたのですが、18巻でデフ視点がアスプロス視点に移った時のような気持ちの盛り上がりはなくて、なんかこう……「待て、お前が語るな!」な気持ちが前に出ちゃうというか。いかんいかん、終わりそう恐怖が全然横に置けてない(汗)。 最終的に生き残るのは童虎とシオンだけなのだから、どこかで物語を引き取らないわけにはいかないのですが、ここでこのまま決着ということになるなら、あまりにも乱暴……というか急だなあと思っちゃうんですよね。テンマも耶人もユズリハもここで退場ってことになってたらどうしよう……と(汗)。 絶対最後には死んでしまうとは思っていても、こんな風にむざむざ殺されてお終いってのは嫌です。11巻でアテナ軍がざくっと削られた時になんとかテネオは生き残ってたように、まだ命繋がってると思わせてくれえええ!!!
止めてまだ終わらないでって部分を除けば、展開としてはワクワクするんですけどね、今回……。 アローンがタイムリミットとして用意していた星時計が、本当は聖域にとってではなくアローンにとってのリミットだったというのも、なるほどと思いましたし。とりあえず星時計の表示が正しい状態を指してるのは、ハーデス様が「これ間違い」とさくっと直した結果と思うことにした。 衝撃を受けて立っているのが童虎だけっていうのも、ぞくっとくる感じが良かった。理由が後方にいたからってのは微妙にいただけませんが(苦笑)。お前そこは嘘でも黄金聖衣のおかげとか言っとけよー。でも、神聖衣なテンマやアテナ(も神聖衣なのかな一応)が倒れてるわけだから、聖衣を理由には出来ないか。 遥かに神とかシオンが呼んでた状態よりも、更に神度上昇中なハーデスを前にして諦めない童虎もシオンもかっこいいとは思う。……思うけれど、あんなに「黄金仕事しろ」と思って見てたのに、いざ活躍されると終わりが間近すぎるようで怖くなっちゃうんだよなあ(汗)。 原作での童虎とシオンの回想シーンにあるような天秤座の武器使用&とっちらかりの状態にも、今の展開だとうまく繋がりそうなんですよね。原作の嘆きの壁のように天秤座の武器持ちつつ頑張ればいいわけで。退場しちゃった黄金聖闘士たちも再登場して付き合ってくれたりしてさ。来るのがデフなのかアスプなのか気になるところだけど、そんなんやってくれたら感涙ものさね。 ……でも、同じくらい、黄金聖闘士が揃わないといいなあとも思うんですよね。テンマがアローン戦で役割を終えたとも思いたくないし、耶人があれで死んじゃったとも思いたくない。蠍座レンタルとはいかないまでも、せめて射手座レンタルでテンマが頑張ってくれないかなあ。
あと、本編で振ったネタは本編で完結してくださいな……。トクサがこのまま本編で登場しなかったらマジで落ち込みます。トクサが好きだからっていうより、普通にLC好きとしてそこは本編で描いてほしいんだけどなあ。 ぎりぎりまで諦めずに期待してますが……正直もうあかんかも気分でいっぱい!(笑) 外伝なんてなければ良かった!!
OVA2巻の特典情報公開されましたね。 毎巻変わるといいつつ毎巻キャラステッカーなんじゃないかって突っ込みたくなりそうですが、とりあえずメインキャラ出きっちゃうまではステッカー続いてほしいです。今回のキャラ組みがマニとアルバってのがなんだか嬉しい。8巻あとがきのせいでなんとなく接点ありそうな二人に思えちゃうんだよね。 オーディオコメンタリーも面子的に楽しみだ……!!
* 夏目11巻とオオカミが来る7巻、蒼海訣戰10巻も買ったけど、感想は後日後日。
寝てても風邪が治らなかったから、今日は頭痛薬飲んで原稿することにしました。 と書くつもりだったけど、結局チャンピオン解体に時間を費やしました。まだラダマンが生きてるころから残ってたので結構な量……。
ちょっと頭痛がやばいので今日はもう原稿作業やめて寝っ転がってようと思います。
メールチェックだけしに行ったけど、サーバーが込み合ってますとか言われてチェックできなんだ。どうしても送らないとのメールはメルフォ経由で来てるのでそっちで対応できたけど。 あんなの初めてで、明日以降も同じ状況だったら困るなあ……。
昨日から喉が痛痒いのはアレルギー症状かと思っていたら、どうも風邪だったようです。 ちょっと体がえらいので、今日発売の(……だったと思う)蒼海訣戰とオオカミが来るは、夏目新刊と一緒に木曜日に購入しようと思います。 でも、夏目はともかく後の二冊は、多分買いに行ったらもう無くなっててネット書店に頼るしかなさそう(汗)。
* 原稿作業進めつつ、いろいろ気持ちがしょぼくれてきたので昔のはこぶね原稿読み返してみた。 上手下手とか面白い面白くないは置いといて、なんだかんだで自分のネタは自分で好きだと思えたので、また気持ち上向きにしてオンリーに向けて頑張ろうと思います。つまらなくても自分は好きっ、で乗り切ればいいさ!
次回のゴーカイジャーはデカレンネタのようで楽しみ。 ゴーカイは単品で見ると今一つキャラ弱く感じるけれど、お祝い企画としては面白いことやってるなあと思います。 いちばん見たいのはやっぱチェンジマンかなあ。
新潟に行ってからまだ一週間しか経ってないのか……。 一週間はすごく早く過ぎたように思えるのに、新潟の出来事はどれもついこないだではなく、ずっと昔のことのように思えます。
なんだかとても必要なことに思えて双子座のオブジェを組んでました。趣味じゃないよ! 資料なんだよ……! でも、本当に必要なことなのか、必要なことに出来るかは自分次第。 白肌素体にローブ着せて椅子に座らせたのも、黒肌素体にアーレス服着せてるのも趣味じゃなくて資料資料。と言いたいけれど、こっちは明確に趣味ですね。楽しいなあ、マイス。
↑これで時間食ったので、今日もちょっとれぎおんと空さん感想の細かいとこは書けません〜(汗)。
2011年03月03日(木) |
LC218話感想+ブレイド感想 |
延命処置食らった気分でロストキャンバス218話感想。
アローンが中ボスで良かった……! 個人的にはアローンがラスボスでもOKっていうかむしろ歓迎ってくらいだったのですが、今のがラスボス戦だったらもうすぐ直に終わっちまうよ〜とあわあわしてたので、中ボス戦で良かったです。 今回が決戦で次回エピローグで最終回とか言われてもおかしくないくらい盛り上がってたんだもんよー(汗)。
耶人もマスクやら肩パーツやら吹っ飛んでますが、テンマも神聖衣は片翼状態。 それに対して、アローンはほぼ無傷。 見るからに不利です、テンマ。 でも、アローンが言うように肉体も魂もボロボロということはないんだろな、もう。肉体はともかく、魂は、以前の力強さを取り戻している。 冒頭からがつんときます。ああもう、かっこいいなー。童虎とシオンはどんなにかっこよくアローンをねめつけてても「いや二人とも捕まってるからね」と突っ込みたくもなりますが(笑)、テンマに呼びかけてた頃のイメージ映像な耶人&ユズも、テンマが目覚めてからの現実の耶人&ユズ+みんなもかっこいい。 それに、死んでいった仲間たちも……。いつもだったらテンマには思い出してもらえない人(魚とか蠍とか水瓶とか)まで登場していて、本格的に最終決戦なんだなあ……とじわじわきました。双子座は一人きり登場でしたが……どっちなんだこれ。あの二人は一応ひとつになってるってことで「どっちも」ってことでいいのか? テンマが世話になったのは鬼の方、でも顔を知ってるのは兄の方なんだと思うと、なんだかちょっと不思議な感じ。
あ、サーシャについては、ロストキャンバスに捕らえられていても、シオンと童虎のように突っ込むぞーっな気にはならなかったです、冒頭から。表情も、そっと花輪をつけた右手に左手を添える仕草も、「みんなも支えてきた道」という叫びからくるじんわりじわじわの延長で受け止められたんですよね……。決着がつくということは、つまりは兄を失うということであって。静かにその時を迎えようとしている彼女に何が言えようかって思っちゃったわけですよ。 でも、ページめくったら、ちっとも「静かに」じゃなかったんですよ……! サーシャかっこいいよやっぱ大好き! 開始4ページ目にして早くも二度目の涙腺緩み。サーシャの花輪は散り始め、かわりにテンマの花輪が息吹き返すように花をつけはじめたシーンがもう好きで好きで大好きで。 サーシャだけじゃない、この場にいる人たちみんなでテンマの花輪に力を添えているんですよね。……ひょっとしたらもういなくなった人たちの分もあるのかもしれないなあ。少なくとも、テンマの気持ちの上では、みんなの生きてきた道の先に自分の拳があるのだから、生きてる人の分も死んじゃった人の分も力添えはあるんじゃないかと、私はそう思うことにしました。なんかその方がロマンじゃん。
アローンの描いた幼い頃の絵が燃えていくところもすごく好きで……。あかん本格的にボキャブラリーがやばい。日本語がいつも以上に出てこない……。 絵柄は違うけど、OVA一章EDの、炎に包まれていく三人の絵を思い出してじわじわ。「助け合う生き方」を「遠い昔の話」と言い切っちゃうアローンの台詞にじわじわ。でも動揺してんじゃんアローンってところにもじわじわ。 そんな「遠い昔」な「あの日」に帰ることを諦めないテンマにいちばんじわじわ。 テンマが諦めなかったことが決定打になったのか、みんなの想いが一つだったことが決定打になったのか、アローンが揺らいじゃったことが決定打になったのか……。 見上げる耶人が泣いちゃってるのも、童虎とシオンを縛り付けていたロストキャンバスが離れていくのも、誰もが空を見上げる中顔を上げられない人(死者?)がいるのも、その人が膝枕してもらえてるのも、12ページ目に描かれたシーンの一つ一つが好きなのですが、何よりサーシャの花輪が役目を終えたとばかりに散っていくのがたまらなく好きです。 ロストキャンバスが消えていくところを描いてから、地上の様子を描く流れも素敵過ぎる。アトラは残ってたんだなあとか、パンドラ様ご自宅に戻ったんかーとか。何気に情報量大きい。こういう場面で曲がりなりにも存命組の水鏡が出てこないと、再登場フラグかと誤った期待を抱いてしまう……。いや誤ってなければそれはそれで嬉しいけど、正直もう……ねえ……orz
ともかくも、テンマVSアローン無事決着。長かった……。長かったけど微妙に物足りない感じがあるけど長かった。 決着ついた後、ぐちゃぐちゃに泣いてるテンマに対して、アローンが笑顔なのがまた切ない。その笑顔がこれまで冥王やってたアローンよりずっと幼いのがとことん切ない。 見てるか、輝火! テンマもサーシャもちゃんとアローン救ったよ! よってお前もう蘇ってこなくてOK!! ……って言いたいところですが、さすがに神さまなめんなってことでハーデス様登場ですね。「だからこういうことになる前に何とかしろっての!」とばかりに一輝兄さんになって帰ってくるしかないわけか、輝火。 しかし、まずは、未来で星矢や沙織さんや一輝兄さんが頑張る前に、この時代でテンマとサーシャが頑張るしかないわけで。サーシャは対アローンだったから遠慮してたけど、相手がハーデスだったら16巻の時のようにばりばり前に出てきてくれるんじゃないかと期待してます。
このまま二段構えのボス戦で一気にハーデス戦なのか、冥王の間へいらっしゃいとばかりにひとまず退場してくれるのか……。 トクサのことも気になるけれど、アローンが倒れた時点で魔宮も崩れかけだったりするのかもしれないし、今更「海王星の守り人!」と名乗って登場することはないかなあ。登場しないことはないとは思うんですが。 レグルスが戦ってた時はシオン様の生き残りは二人だけ発言について「聖戦を戦った聖闘士で今生き残ってるのは二人だけ」の聖域十二宮台詞を採用してほしかった私ですが、今は再び「聖戦を戦って生き残った聖闘士は二人だけ」のハーデス十二宮版を採用してほしいです。でもって、耶人とユズにトクサの相手してほしい……! シオンと童虎にも何かしら活躍してほしいものですが……。
逆にチェシャはすっかりひよってるので、このまま生き残ってほしいです。もうあの子普通には戦えないと思う……。
それにしても、ハーデス様はアローンが弱るまで表に出て来れなかったのか、単純に任せておいても何とかなりそうってんでほっといたのか、どっちなんでしょうね。 いずれにしても、ラダマンティスが次の聖戦で開始早々お預け食らうのは、アテナの手助けしたことにハーデス様ご立腹だったってことですかね。ラダマン哀れなり。
そして今もなぜか星時計に残ってる獅子座……。一瞬天秤座かと思ったけど、位置的には獅子座……。でも「みんなも支えてきた道」にちゃっかり加わってるレグレグ。 あの絵は大工聖闘士もばっちり含まれてて嬉しかったです。
OVA特典カードのカルディアがかっこよさげではよカラーで見たいです。
* ブレイド買ってきたのでとりあえず一言だけ感想。
空さん 上野先生ちょっと素敵。 ソクラテスだから「倉手」さんなのね、空さん。 あと何やってるんだクロネくん……。
れぎおん サポ犬マスク大人気。 うさぎ神社、京都に実在するのかなあ。京都なら比較的気軽に行ける距離だから聖地巡礼してみたい。
LCアニメのプロモ見ました! 抜粋された戦闘シーンの演出がいろいろかっこよくて、うまくしたら一章4巻以来久々に演出を純粋に楽しめる出来になってるんじゃないかと、全体を見るのが今から楽しみです。もう三週間切ってるんですよね。 当たり前な話、次はマニゴルド回なので、マニゴルドがかっこよくないと話が始まらないのですが、プロモで見る限りは安心できそうな感じ。そういえば、詳細でキャストとか見てくるの忘れたな……。子どもマニって声優さんどうなってるんだろ。明日見てこねば。 セージ様の活躍も当然楽しみ♪ 18巻読み返してたらアスプー兄さんは乙女座乙女座ってばかりでアスミタのこと名前で読んじゃいないけど、マニゴルドのことは一応名前で呼んでるんですよね。アスミタほんと友達いねえってのもあるけど、やっぱりマニゴルドってちっさいころから聖域で修行してるからアスプロスと接した時間も長いんだよなあ……と思いました。が、そんな素敵な特典エピソードが追加される可能性にはちっとも期待してない虚しい私です。今のままじゃ三期が出てくれても兄さん無理だよ兄さん……。
昔アニメで見てた藤子先生のチンプイは、原作では未完だという話。 結局王子と内木さんとどっちとくっつくのか気になってたのですが、全集のあとがきにヒントが載ってるとか……。 そのためだけに全集買うのもなーと思う一方で、チンプイだけなら揃えちゃおうかな気もしてる。 いちばん真面目に読んでみたいのはエスパー魔美なんだけど。
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