だらだら日記

2009年12月31日(木) さよなら2009

帰ってきました。
洗濯したりおせち作ったり買出し行ったり、とてもじゃないけど大掃除まで手が回らない大晦日。三日目参加の人はどうしてるんだ、コミケ。
そういえば、今回から冬もフライングなしのスケジュールになったようですね。既に申込みOK。要望の声が大きかったのかなあ……?


洗濯が乾く時間に雪が降り出して、泣きながら慌てて取り込みました。すごい寒い……。昨日まで暖かかったので、よけいに寒さが身に沁みる。


2009年振り返り……と思ったけれど、今年は新しくすごい夢中になる何かには出会ってないなあ(汗)。

今年、多分ゲーム買ってないし。
レガシィがPSPでなければ、買うだけは買ってたと思うのですが、持ってない機種だったので購入自体見合わせちゃったんですよね。

小説も、獣の奏者の続編が面白かったけど新規ハマリではないし。アニメもそうだなあ。エリンが面白かったけど、原作好きの延長で楽しんでたわけで、新規ハマリではなく。

ドラマはいろいろ面白かったけど、どハマリってものは特に無かったしなあ。
あ、でも、特撮は良かった。シンケンもダブルも面白い。

マンガは、やっぱりクレイドルが面白くて、相変わらずロスキャンも楽しくて……って感じで。
そう言えば、平安Hazeは、一応今年はまった作品ですね。ムラマサもそうかな?
君のナイフは結構好きだけど、コミックス買うかどうかはまだ不明。

新しく「これ面白いー!!」なものには出会えなくても、継続で「すげー! 面白いー!!」と思える作品がいくつもあるのは、なんだかんだで幸せなことだよなあ。
来年も、クレイドルとロスキャンでわくわくできますように……! NDももっといっぱい載りますように! LCアニメ第二章の報もありますように……!!



2009年12月30日(水) コミケ77 二日目

思い出し日記。


朝5時半に起きると、7時半くらいにバスに乗れて、したら8時ちょっと前くらいに会場に着くようです。メモ。

イラスタ買っちまったい。
おいちゃんとか兄ちゃんとかにいろいろ話を伺ったところ、イラスタの場合、CMYKで色を作るのはあくまで擬似CMYKで、スポイトなんかで色を拾うとRGBになるし、色の確認は必要だとかなんだとか。Pixiaみたいな感じなのかな。
でも、CMYKモードでの保存は可能ということで、CMYKで保存するにはどう操作するのかまで見せてくれました。フィルタやブラシ類もいろいろ試してくれたし。試させてくれたし。所詮ノートPCで作画する身なので、液晶の色合いを思うと、本当はそれほど色にこだわっても仕方ない気がするのですが、カラーチャート見ながら色作ってみたらうまい具合にいくのかも。
宣伝冊子にさえ容赦なく並べ立てられる重い重いという評判は気にかかるところですが、値段がとにかく素敵なので、多少のことには目をつむれそうな予感。それに、きっと私の画力(+塗り方)では、それほどファイルサイズが大きくもならない……んじゃないかなあ(汗)。
自分で持ち帰ったり宅配で送るのは自信がなかったので、後日発送をお願いしました。家に届くのは年明け後になりますが、どっちにしても即インストールして遊ぶわけにもいかないのでちょうどいいかなーと。

昨日タコライス、この日はケバブサンドとフランスドッグを食べました。
本当はフランスドッグが最初から食べたかったんだけど、売ってる店が見つからず、ケバブサンドでもいいかと食べちゃった直後にフランスドッグ売ってる店に気づきまして。しかたなく、お腹減ってから食べに行こうと思ってたら、販売終了間際になっちゃいました(汗)。
結論からすると、お勧めはタコライスです。炭水化物と肉と野菜のバランスがちょうど良く、片手で食べられないという欠点を除けば、いちばん食べやすい食事だったと思う。
てなわけで、次の夏もタコライス食べられたらいいな。

PCソフトやら食い物やらの話ばかりですが、肝心の同人誌もいろいろ買ってきました。
久しぶりに創作少女と同じ日になったので、好きなサークルさんとこで買いこんできました。ツンデレな野草先輩に萌えた〜(笑)。

大人力人間力不足はこの日も実感させられるばかりだったので、その辺の記憶は失いたいくらいの気分です。

そういえば、朝ゴミ捨てに行ったとき、ダンボール箱潰して捨ててる方を見かけたのですが、その段ボール箱がやたらメルヘンで可愛かったです。確か、スターブックスだったかと。
そんなに安い印刷所なわけじゃないので、多分自分が使うことはないと思うのですが、あの箱だけはちょっと欲しくなります。
あ、日光のチラシは、結局お目当ての記事が見当たらなかったので、ネットで確認するしかないっぽい。

帰り、マジでレインボーに光るレインボーブリッジを見て、夜景に感動しながらバスに乗ってました。
レストランでは、机に置かれた伝票間違えられてたのが、忘れがたい思い出です。うちら全員レディースセット頼んだのに、全然違う料理が書かれてた(苦笑)。別の席と間違われたんでしょうが、結局正しい伝票は見つからないまま、レジで自己申告でお金払ってきました。さすがに人生初めての経験……。



2009年12月29日(火) コミケ77 一日目

思い出し日記。


今回は、夏ほど混んでなかったです。元々、冬は夏より混まないものですが、今年は特に夏の思い出が強烈だっただけによけいに空いてる印象……。
あと、非常にぽかぽかしてたのも印象的でした。マフラー用意していたけど、必要なかったくらい。

会場に着き、まずしたのは申込書購入&秋葉紙業チェック。でも、頑張って印刷屋さんにお願いするんだーと決意しているので、今回も紙は買いませんでした。スタードリームがきれいだよー面白いよーと教えてもらいはしたけども……!

あと、今回の同人誌購入以外の目的、イラスタ体験。
ネットショップで事前に値段をチェックし、きっと会場で買うよりは安いと踏んだ上で、あくまで体験だけするつもりでいたのですが、画材屋さんでイラスタの値段について尋ねたところ、「今なら教本付き6000円!」ということで、心動かされまくり。確かに、値段だけなら6000未満で買えるネットショップがいくらでもあるのですが、ハウツー本の値段を引けば実質4000円になるとたきつけられまして。
でも、三日目にでもならなければなくならないだろうということで、だったら今日買っても荷物になるしと、本日の購入は見送りました。わざわざ企業ブースまで行って、セルシスのブースにも見に行ってきたし、デザイントーンの会社(名前覚えてない……)の販売コーナーも見てきたけれど、教本付きの謳い文句はマクソンコーナーのみで聞けたものでした。実際にはどこでもあの特典はついたんだろうか。

コミケスペシャル水戸の宣伝土産、しょこらもちと納豆カレーを買いました。しょこらもちは、夏にはまだ販売していなかったけどその時から非常に気になってたので、売ってたら絶対買おうと決めてたんです。パッケージ込みの値段なので、お菓子目当てで買うのはちょっとお高い代物なのですが(汗)。
納豆カレーは、カタログに載ってた働くお兄さん出張版が面白かったので。こっちもパッケージ・カード込みの値段なので高い〜(汗)。美味しいと良いんですが。

同人関係は、ゲーム本買ったりアニメ本買ったりマンガ本買ったり。
折角の一般なので、どこかが突発でLC本だしちゃいないかとぐるぐる全館歩いてみようと思ってたのですが、西ホールで力尽きました。結局、LCはチェックできてたサークルさんでしか買えませんでした。
その代わり、真剣本は飛び地で見つけられましたー。三日目行けない人だったので、真剣は他ジャンル参加のサークルさんを狙うしかなかったんですよね(汗)。

基本、私は恥ずかしい人間してるんですが、この日の恥ずかしい自分と言えば、名乗る→差し入れ渡す→特に話もせずに去るとか(逃げるなら名乗んなきゃいいのに)、ご友人?とお話されてるサークルさんとこでどうしても買い物したくて割って入らせてもらって買い物とか(でも翌日委託で売られてるの見かけたからお邪魔しただけ迷惑だった気が)、お釣り間違えられてるような気がしたのにとりあえずその場を離れてから後で戻ってみるとか(その場で言おうぜ?)。
大人力どころか人間力不足な自分を再認識させられた感じでしょんぼりです。

イベント後は、本当だったらアキバに行きたいところでしたが、日が短い季節なので諦めてホテルへ直行。これまで二回泊まって二回とも道に迷ったホテルでしたが、三度目の今回は流石に迷いませんでした。
テレビでやってた美味しそうな馬ホルモン煮のお店(多分)を見かけたので、そこでちょっと呑み食いしてきました。電気ブラン呑んだのでいい具合にまわりまくりでしたが、味は文句なく美味しかったです。でも、今度は、持ち帰り品を買ってホテルで缶ビール(というか第3か発泡酒)と一緒に頂くことにしようかと。その方が、きっと落ち着いて食べれそうなので。

夜見たテレビは、気にしてた容疑者Xの献身が面白くて良かったです。



2009年12月28日(月) れぎおんとタビ

ブレイド買ってきたー。鋼また忘れたー。
ものすっごく頭痛が痛くて、「あれ? これ無事出かけられるの?」ってな感じの体調なので、感想さらっと済ませておきます。
どっちも、追記できそうだったら後日書き足しときます。

京洛れぎおん感想
カナデちゃん可愛すぎる。
千鳥も可愛い。
やっぱりてったんハーレムマンガだと思う、れぎおん。
来月も載るみたいなので、来月号も買わねば。でも巻末の次号予告にはれぎおんの名がないの。不安。

タビと道づれ感想
やっぱり次回最終回か……。
再会して終わりって感じになるんだよな。緒道には向かうのか向かわないのか。
「渡し合う」と「私、会う」の掛け言葉がきれいで好きだな。タビは言葉遊びが色々面白くて、ポエミー全開なとこも好き要素でした。



2009年12月27日(日) 星矢の宗教+女性向け?+新戦隊

なんかもうね、日記をブログに変えて、一日の記事でもカテゴリごとに分けれるようにしたほうがいいような気もしてるんだけどね。
使い慣れてるんで、なかなかエンピツから離れられないのですが(汗)。


星矢の宗教話。

この間、アニメ関係の感想でLCはわりとアテナ様至上主義で他の宗教許さない雰囲気だと書いたけど、原作は宗教関係どっちかというとゆるゆるなイメージがあります。
氷河はノーザンクロスのロザリオを大事にし続けてるし(主にマーマの形見って部分が大きいんだろうけど)、一輝と瞬はキリスト教系の孤児院にいたのは確かで、一輝はともかく瞬は今も信心深そうなイメージ(あくまでイメージだけど)。
LCは、デフの凶星云々も迷信めいてるし、宗教の縛り強そうな気がする。
そういえば、1巻でヒュプノスが神父として現れてたけど、冥王軍的にそういうごまかしはいいのか……?
いろいろ謎だ……。


女性向け?な話。

昨日の日記で、お間抜けな打ち間違いしてました(汗)。
「やおいはよい」ではなく「やおいはやおい」と書いたつもりでした。文脈が変に通ってしまうので、とりあえず訂正しておきました(苦笑)。

実は、いまだに女性向けの女性向けたる部分がよく分かってないので、どれくらいだと「女性向け」と表現するべきなんだかもよく分かってなかったりします。
どれだったかのネバラン4コマ本で、愛邪が普通の顔してソルシン風味だったのが忘れられないのですが、つまり、あれくらいなら、特に腐女子向けだの女性向けだの言わないってことなんですかい?
グリーザとザキフォンの関係も、なんかの攻略本のインタビューで、結構な表現されてたしな……。(いや、ホモじゃない、ホモじゃないとは思うんだ)
ブルーとアナベルは、愛邪が出る前は、普通に恋人同士だと思ってました。OPイベントで、同衾してるもんだとばかり。
特にBLや百合じゃなくても、同性カップリングの出てくる作品なんていくらでもあるんだし、同人的にも女性向けだやおいだってくくりじゃなくて、単純に「○○×△△を扱ってます」という意識でいればいいのかな。


新戦隊の話。

ゴセイジャーときいて、最初に変換したのが五星者で、次の変換が護星者で、最後に護聖者と変換したんですが。正しくはどういう意味合いの名前なんだろう。
五聖者かな。六人目が登場したら可哀想になるタイトルなのかな。
新番組情報が入ると、シンケンも終わっちゃうんだよなあと思い知らされるようで寂しいです。



2009年12月26日(土) 双子本とエリン最終回

やっぱりシャインフェイスゴールド表紙でLC双子本出したいので、取り扱い期間に間に合うように、SCC合わせで双子本出せるようにしようかな……。冥界本は同時発行は無理だろうから夏あたりとかで。
5月の時点で、もうシャインフェイスゴールド取り扱い終了してるかもしれないけど。夏コミでチラシ見せてもらってこよう……。

予定のLC双子本、カプ本なんだか違うんだか、ネタ帳見ても自分で判断しきれんです(汗)。
ネバランでソルシンや波壊ネタがカプネタかと言われると答えにつまっちゃうような感じ。オフィシャルで半ストーカーしてたりこっぱずかしい告白されてると、いまいちパロってもやおいと言えるのかどうか……って気がしてきちゃうんだよね(汗)。シリアスならともかく、ギャグだと特に。(いや、どんなだろうがこんなだろうがやおいはやおいだよ……)
これが、ジェダと烏丸だと、堂々たるやおい認識出てくるんですが(汗)。


鋼の新刊を探してくるのを忘れてた。チャンピオンと一緒に買ってくるつもりだったのに。
もう、こうなったら、東京行った時にアニメイトでも寄ってこようかな。タビのCDも探したいし。


いろいろ楽しんでたアニメ最終回迎えまくりでした。
うみねこもエリンも。

とりあえず、うみねこ
終わったのも見たのも数日前なのですが、ロスキャン感想のことばっか考えてて感想書くの忘れてました。
まだ解決編が発売されてないからか、謎解きもあくまで可能性の示唆に留まって、あまり踏み込んだ内容にはなってなかったような。

エリン
一年、面白かったです。
いいアニメで、いい最終回でした。叔父様が見事に成敗されていた(苦笑)。
キリク先生が元気そうで嬉しかったです。
……でも、絶対雫フルコーラスで流すと思ってたのに、あのED曲は意表つかれました。次回予告がいきなり続いたのもイヒョーでした。

原作だとエリンが死を覚悟し諦めていたところへリランが飛んできて助けてくれ、生きようという意思を強める流れだったと思うのですが、アニメだと生きようと踏ん張ったところで倒れてしまい、そこへリランが助けてくれる流れに変わっていたような。よく覚えてないので定かじゃないんですが……。文庫落ちもしてるみたいだし、買っちゃおうかな、原作。
アニメ、エリンが音無し笛を使わなかったことが、リランとエリンとの繋がりを取り戻させたのかな。リランの表情がいろいろ良かったです。目で語る獣萌え。
原作だと、その助けてもらったところで話が終わっているのですが、アニメは更に追加エピソードが加わってました。ジェシの登場が美味しいです。アニメじゃ初夜でへたれた相手が父親とは明言されてないので、トムラ先生が逆転ホームランしたかもしれないですね。(ねーよ)
完結編のラストを知っていると、幸せそうな親子の図すらどうしても悲しい絵に見えちゃいますが、アニメだけで考えればすっきりした素敵な最終回だったと思います。
スタッフの皆様、一年間素晴らしいアニメをありがとうございました!



2009年12月25日(金) LCアニメ感想書きもれ

LCアニメの感想で書き漏れてたようですが、サーシャの改宗の場面、アレがあるから余計に異教徒の自分を崩さないアスミタの異質さが際立つ……というのを書いたつもりで忘れてました。
でも、これ、アニメに限った感想じゃないんですけどね。ただ、やっぱり、アスミタの特殊性の説明として、サーシャのクロスを外す場面はそのままやって欲しかったなと残念です。宗教関係、そんなにもアニメ化は難しいものなのか……。



2009年12月24日(木) LC162話感想

クリスマス時期にクリスマス絡みエピソード?ロストキャンバス162話感想。

あの人にも可愛い時期があったなんて……。
まさか、そこに繋がりがあったとは。これからは「三人の決着」とばかり言ってないで、パンドラ様のことも混ぜてあげてくださいな。

久々の主人公ターン、久々のテンマ・サーシャ・シオン・レグルスの台詞だ活躍だっ……と思っていたのですが、基本的には前回同様、杳馬大活躍の印象が強かったです。
なんだかもう、ものすっごい楽しそうでした、杳馬パパ(笑)。
マーブル模様背負いつつのにこやかな「愛しの息子」発言&いきなりの抱擁とかね(笑)。でも、いざ抱きしめちゃったら、笑っちゃいても目が笑ってないのがすごいや杳馬。
水星の守り人として他の冥闘士が登場しないということは、一応杳馬が水星の守り人ということで間違いないのか。
……いやさ、もう、あとの魔宮いらなくね? ラダマンでさえ、杳馬の後だと霞みかねない気がしちゃう(苦笑)。

ただ、テンマに語られる過去話のこと思うと、杳馬が第一の魔宮の守り人するのも仕方ないような気はしてくるんですよね。結構な一大真実が明かされるので、これがもっと最後の方できてたなら、「ここにきていきなりかよ!」と叫んじゃいそうだ(汗)。
パンドラ様、テンマと知り合いだったんですね……。
特にテンマのことを覚えてないか、覚えていてもあの赤ん坊のテンマと天馬星座の聖闘士とを結び付けて考えていないだけなのか、それはまだ分からないけれど。ハーデスの姉の立場だけじゃなく、テンマの幼馴染の立場までサーシャにぶん取られてたのか、パンドラ様。
NDは、ひょっとしたら、器と魂は別々に生まれているわけではなく、元々器が魂を内包して生まれた上で覚醒する形なんじゃないかと思えるのですが、LCは原作と同様に魂と器がバラバラに生まれていたということなんだろうか。
6巻で、パンドラ様が「本来なら自分が器の少年の姉」と言っていたけれど、あれは本当であれば器も魂もともにパンドラの弟として生まれてくるはずだった、ということになるのかなあ。でも、アテナの介入により、器は別の親から生まれることに……ということになったとか?
それとも、ここで普通にアローンが生まれてたりするんだろうか。更にこの後にサーシャが生まれるか、男女双子で生まれるかするなら、設定矛盾はないことになるのかな。でも、それだと、なぜパンドラ様と離れ離れに……とか、なぜ孤児に……という部分で疑問がわいてくるんだよね(汗)。

子どもの頃のパンドラ様は本当に可愛らしく、幸せそうでした。赤ん坊のテンマに必死に手を伸ばすコマなんて、背中側から描かれてるのにきゅんとくる可愛さでしたよ。ほっぺた触りたかったのかな。パンドラ様のために、テンマごと身を屈めてくれるパルティータさんも素敵。
だけど、この後に原作のパンドラと同じ悲劇が訪れたんじゃないかと思えるだけに、なんだかちょっと読んでて気が詰まるようで……。
杳馬の、「未来の我らの主の誕生ってわけだ」って、パンドラの家に仕える使用人として未来の当主を待つ言葉ではなく、冥闘士として冥王を待つ裏の意味がある気がしてしょうがない(汗)。だって、本当だったら、この時点では弟が生まれることは確定事項じゃないんだから、生まれてくるのが「未来の主」になるとは決まってないんだもの。
もし、本当に原作のように、弟が生まれたことで屋敷の人が続々死んでいくことになるなら、クリスマスが悲劇の始まりになるんだよね……。なんという話をイブにやってるんだロスキャン。
ハーデスの魂の生まれた日と、器の生まれた日が同日であれば、アローンはクリスマス生まれということになるんですね。生年月日としては山羊座なんだ……。ほんの二十日ほどのことと言っても、孤児院で年上がいなかったというテンマの言葉は、嘘のないものだったということになるのかな。
そう言えば、テンマがイタリア出身確定なのだから、パンドラ様もイタリア出身ということになるはずですよね。パンドラ様も原作と出身地違う人の一人になるわけですね。

それにしても、魔星に目覚めるの、人によってかなり時間差があるんですね。
サーシャが、シジフォスがサーシャを迎えにきた時にはもう魔星が目覚めていたと言ってはいたけれど、アレを読んだ頃は、せいぜい5年前〜2年前の開きがあるくらいかと思ってました。
ハーデスが生まれる前から目覚める人もいるんだなあ。しかも一人二人というわけでもなさそうで。19ページ目の様子を見る限り、パンドラ様のお屋敷に仕えてた冥闘士が杳馬だけじゃない可能性もありそう。パルティータさんが巻き込まれってわけじゃなく、冥闘士だったけど……ってことは流石にないか。冥闘士だったら、一応不死設定つくわけだから、テンマが孤児にならないだろうし。
あ、というか、あの城がそのままパンドラ様の家とは限らないのか。
もし、魔星が集う地というのが広範囲の意味ではなく、ジャストミートでパンドラ屋敷のことだとしたら、そこに向かった天馬星座はわざわざハーデスの側に生まれようとしたことになるんだろうか。それともハーデスが天馬星座を呼んだ形になるのかしら。LCのハーデスは天馬星座好き過ぎなんでやりかねんような気もしてくるよ。(でもあの天馬星座好き過ぎオーラ、半分どころじゃなく、アローンのせいだと思ってたYO!)

杳馬、使用人の中でもわりとお偉いさんだったのかな……。当然、家柄は良くないわけだけど、超優秀で取り立てられてたりとか。なんか、カルバニア物語でたとえるなら、カフたちくらいの待遇に思えた。
ちょうど、パルティータさんが乳母となったりするのかなあ。そしたら、テンマはパンドラ様弟妹の乳兄弟になってたかもしれないのか。
ところで、例のパンドラ様の生娘発言、杳馬が登場してからは、「そりゃこれが側にいてはパンドラ様が非処女でもしかたあるまい、そうかそうかそういうことか」と半ネタ的に考えてたんですが、今回の話で使用人設定知っちゃったら、どこのポルノ小説だよって感じになっちゃうんでネタにもしづらくなりました……。
パンドラ様は、とりあえず、発言に色々気をつけたほうがいいと思うの。あんなのが側にいるなら余計に。不用意なことは言っちゃいけません。お嬢様なんだもの、ね?

とりあえず、やっぱ父親の記憶はないんだな、テンマ。
でも、母と自分を捨てたという認識があるからか、覚えのあるないに関わらず、父親のことは嫌いみたいだ。パルティータさんは、孤児院に引き取られるまでは生きてたのかな……?
父親が冥闘士になりましたってのと、冥闘士が父親になりましたってのとでは、ちょっとのことで開きが大きいような気がする。そういう意味では、トクサとかぶらないっちゃかぶらないわけか、身内戦闘といっても。
テンマが杳馬蹴っ飛ばした時のサーシャの表情が可愛いなあ。

可愛いといえば、ちょびっとしか登場してないけど、レグルスも色々可愛かったです。
まず、「どんな奴と戦えるのかな」ってのが、ずいぶん余裕で楽しそうで可愛い。
準備体操も可愛い。
「冥闘士の気配みたいなの」という台詞もやけに可愛い。
でも、杳馬はちゃんと魔宮にいるわけだから、気配を感じないのは杳馬がすごいの? レグルスがダメなの??

テンマは、シオンのことも呼び捨てなんだなあ……。


今回、色紙プレゼントは応募券を使うものではなく、アンケートで申し込むようですね。
当たらないだろうけど、出すだけ出すさ〜。テンマの笑顔、可愛かった……!



2009年12月23日(水) LCアニメ4巻感想

24日到着予定となってて、ハラハラさせられたLCアニメ4巻、無事発売日に届きました! わーい、良かった〜。これで明日到着なんてことになってたら、LC本編感想も書きたいアニメも見たい書きたいで、えらいことになってたと思うので(汗)。


では、まずは7話感想総括〜。
4巻用プロモで見ていて、結構絵の雰囲気が原作チックだなあと思っていた7話は、絵だけじゃなく何かと演出も良かったです。
毎度、こんな感じでやってくれたら最高なんだけどなあ。というレベル。個人的にツボど真ん中ストライク過ぎです、7話。

4巻冒頭のテンマたちの会話、いろいろ膨らませてあって良かったです。冥闘士の不死を説明する時、ユズがちょっと言い辛そうにするのがいい。これまでの戦闘が徒労であったと知り、驚く耶人とテンマもいいですね。原作だとあっさり流された部分だったけど、このままでは絶対に勝てないという条件の不利さが際立つ演出で好きです、この追加エピソード。
それと、マンドレイク復活予告ありがとー!!
いや、これ、原作にはないエピソードなので、原作でヒョードル復活はないかもしれないんですが、ヒョードルは数珠完成前に倒されているんだから、復活登場してもおかしくないんだという再確認にはなったと思うんですよね。何も守り人登場してくれとは言わないから、その前座でもいいんで再登場してくれないかな〜。
ケルベロスが現れての「何だこいつ!?」を耶人の台詞にしてくれたのは耶人好きとして嬉しい半面、「げっ」が消えちゃったのは寂しかったりもします。耶人はもっとへたれてていいのに(笑)。折角、聖衣を着てるのは自分だけだからと前に出ても、結局テンマに任せざるを得ないそんな耶人が大好きさ!
ユニコーンギャロップで、ぎゅるぎゅる回るのがいいなあ、この場面。7話、ユニコーンギャロップに限らず、必殺技はどれもいい演出だったんですよね。LCのアニメじゃないみたいだ(苦笑)。
ここのペガサス流星拳、ほんとに初めてくらいに、ちゃんと流星拳っぽい……って思えたんですよね。その直前の、構えてペガサス背負って殴るってそれだけの演出も、なぜかすっごくよく見えた。

第七獄についての説明はあるけれど、タール池の名は出なくて残念。バイオの伏線になるとこなんですよ、大事なとこなんですよ……! どうせそこまでアニメ化しないとか言わずに、タールの説明欲しかったなあ〜。あれじゃ、ただの血の池地獄にしか見えん。で、血の池地獄って他にあったんじゃなかったか……?

アローンが、わざわざテンマに顔近づけるあたりは良かったです。
で、アローンの誘いを断ったテンマの後ろで、耶人が安心して笑うのが……! たまらんよ、耶人サービスたまらんよ!! 最初、アニメは耶人スキーの俺の気持ちを分かってないぜと思ってましたが、いまや耶人がアニメで一番いいキャラしてると思うくらい耶人を素敵に描いてくれてるなと思います。むしろ、最初にアレだけ偉そうにしてて、今へたれてるから、よけいに転落具合が素晴らしい。(超褒めてる)
原作の、キッとハーデスの方見据えてる耶人も好きなんですが、アニメでの「にこっ」も大好きです。
「聖戦を終わらせてやったのによ!」で、ばっちり殴られる瞬間まで描かれてるのも可愛くていいなあ。ユズの目は、原作より冷ややかなような(苦笑)。

血の大瀑布については、アニメで色々説明追加されてて分かりやすくなってた感じでした。しかし、木欒子が血の大瀑布の血を吸って育ったっていうと、なんだか設定えぐい……ですね……(汗)。
血の大瀑布が割れてアスミタが登場する場面は、原作の方が迫力ある感じで好きかな。

あ、7話はいろいろ好きなんですが、ハスガード様&童虎についてはやり直しを要求……したく……。
や、やっぱ杉田……無理でした……。私、杉田のハスガード様ダメでした(汗)。
杉田さん自体は、けして嫌いな方ではないのですが、ハス様はちょっとやっぱり私の中のハスガード様イメージと違いすぎました(汗)。
でもって、童虎たんも私の中の童虎と違いすぎるので、もうあの場面は全体的に「違うんだー!」と思っちゃっていかんです。
アニメの童虎たんはナイスガイでも良しと半分は吹っ切ってるので、同じようにアニメのハス様はあれでいいと吹っ切れるようになれればいいんでしょうが……。
あと、あの童虎の頭をぐしゃっとやる場面は、ハスガード様の性格を表現するものとして、外さないで欲しかったです。気さくで豪放、同じ黄金であっても年長の身からは子どものように扱いもしちゃう……ってハスガード様だからこそ、アスミタについての警戒がよほどのものだと伝わってくるんじゃないのかなあ。
だから、あの「ぐしゃ」を省いてしまうのは、なんか、ちょっと、物足りないようなもったいないような……。
テンマ生還の可能性を知った童虎の台詞についても、原作の方が可愛くて好きなんですよね。あの「驚かされることばかり」って言い方とか。

逆に、アスミタの台詞の変えようは、いろいろ好きだなあ。削ってある部分も、追加してある部分も、変えちゃってる部分もあるのですが、全体的にいい具合の改造だと思いました。
あと、アスミタの手の動きがいちいちきれいで。目を引く。
六道輪廻の表現もいいなあ。
「天界極楽」、原作だと本当に最初の聖戦の初代天馬星座VSハーデスっぽい絵ががつんと来て、かっこよくて好きなのですが、アニメでの天馬星座の罪の説明とあわせてテンマVSアローン絵としてるのもかっこよくて好きです。
天舞宝輪の演出も好きです。
「五感を失う=消滅」を、透けてく体で表現してるのがかっこいい。視覚剥奪で、暗闇に線で人物を表現するあたり、きれいだし、本当に闇の中ですよって感じが出ててうまいなと思って見てました。
サーシャを殺す映像を見せられ、テンマが怒る場面、ここでアスミタがカーンで防ぐのも好きです。で、攻撃受けながら満足げに笑ってるの。素敵過ぎるアスミタ。一発目を防がれて、でも諦めずに追撃するテンマの根性も良い。


8話感想総括。
最初の頃、7話の方が絵が良かったなあ……と思っていたら、Aパートの途中あたりから俄然かっこよくなった。エトヴァルトがやばい。いろいろやばい。
ただ、全体の演出としては、7話の方が好みでした。

改めて思うと、木欒子の結実のためにわざとテンマのこと怒らせてたのか、アスミタ。性格わr……いや策士ですね。

スタンドの、冥衣の足で対象を引っつかんでのスタンド・バイ・ミーが地味にかっこよかったです。原作もそうなんだけど、アニメだと動きがつく分よけいにかっこいい。4巻はマジで必殺技演出いいなあ。
ユニコーンギャロップが命中し、スタンドの殴りも命中し、スタンドから離れた瞬間に現世に帰る演出はかっこよくて好きなのですが、原作の「やっぱ死なねぇ…」が消されてたのは寂しいです。刀が身代わりに……の省略も残念。

パンドラ様が木欒子の奪還命令を出すってことは、アニメでは自分らの弱点に気づいてたってことになるわけですね。原作より優秀?
それでも失敗しちゃうあたり、さすがのパンドラ様か……。

アスミタの、超大人気ない「再び口をきけなくしてやろうか」が省かれたのは非常に残念。あれは私の中では大事な台詞だった……(苦笑)。
数珠をとっとと作ってれば云々の流れが省かれたのも残念。アスミタがいたからこそ冥界の様子を知れて……ってことで、アスミタの重要度が上がる会話だと思ってたんですが。
セブンセンシズの説明もないしね……。アスミタじゃないと数珠を完成できなかったと言う理由付けが、アニメはちょっと薄い気がする。

で、やられエトヴァルトのアップあたりから、全体的に作画が好みの感じになってきまして。
エトヴァルトの美形っぷりは本当に素晴らしかったです。
チェシャも良かったなあ。「手ごわいネズミを相手に〜」のあたり、発言が猫っぽくて良い。
表情も声も大変に小憎たらしい感じで、素晴らしいキャラしてたかと。

「不死身だかなんだか知らねーが」の時のテンマの表情も好きだなあ。
ここの三人共闘、原作でも好きな場面なのですが、アニメでもいい動きしててかっこよくて良かったです。
ユズのストールの動かし方とか、ユズの後ろからフェイントのように耶人が仕掛けるところとか、アニメがきれいに再現しててくれて嬉しい。
二人がちょっと避けて、後ろから割って入るようにテンマが流星拳をぶちかますとこも好きだなあ。ここの流星拳もかっこいいと思う。ちょっとずつ、必殺技演出が進化してるような。

サーシャの首から下げているクロスは、案の定ペンダントに変更されてました。
これも、やはりメダイなのかもしれませんが、パッと見て宗教系のアイテムと分かりにくいんだよね……。
たとえアテナであっても、いやアテナだからこそ、よけいに改宗しなければならない、これまでの日常と否応なく切り離されるある種の残酷さが、これでは伝わりにくい。別にペンダント外さんでもええがねーな感じになっちゃうのがな(汗)。
アローンのクロスがユアーズエバーに取って代わられるのと同様、人としてのこれまでと神としてのこれからとの、境界となる場面だけに、本当に残念無念。宗教描写の関係なので、改変も仕方ないのかもしれないけど……。残念だなあ……。
だがしかし、サーシャの笑顔はプライスレス。可愛くて最高。そこに文句はなし。

天空覇邪魑魅魍魎、スローで見ないとテンマ思い切り吹っ飛ばされてるように見えるよ(苦笑)。いや、ちゃんと避けてたけどさ。ひどいやアスミタ。
天舞宝輪の演出はこの場面のものも良いですね。
そういえば、これ、冥界のテンマが「五感失うと消滅」と言われてたのと同じ理屈で、冥界の住人と化した冥闘士たちは五感を失うと消滅させられちゃうんだろうか。攻防一体といっても、普通の人間に仕掛けてこれほどの効果(=即死)は得られない気がするので。
数珠の色が静かに変わる場面も好きだー。

アスミタが消える場面、原作でもホワイトトーン重ねてる感じではあるのですが、アニメで全体的に薄くなってくのはちょっとなんか違うような気がしました。
聖衣だけは残るんだし、色を薄くするなら人物だけにするとか、光を強めることで輪郭をぼかすとかできなかったかなあ。そっちのが私は嬉しかったな。

で、今に始まったことではないのですが、アニメだと基本的に「ベヌウ」とか「バルゴ」とかではなく、名前で呼んでるのが、本当はちょっと寂しいです。
特に、4巻は、テンマとアスミタの距離の縮み方が、相手の呼称によく表現されていたと思うので……。
最初の頃は「バルゴ」と呼んでいるから、味方と分かり自分の聖衣のために血を分けてくれたアスミタのことを、「アスミタ」と名前で呼ぶようになる関係の変化が、うまく伝わってくると思うんですよね。
OVAなんだから、子供向けに分かりやすく……という配慮は不要のものだと思うし、この辺りについては原作準拠で行って欲しかったなあ。


続いて、声感想。

こちらが聞きなれてきたという理由もあるんでしょうが、ユズリハの小林沙苗さんの声や演技のイメージが、かなり自分内のユズに近い感じでした。「地獄の番犬ケルベロスだ! 気をつけろ!」あたりが特に好み。
下野くんの、アローンとハーデスの雰囲気変えてく演技もいいですね。結構、がっと変えてくれてて良かったです。
カッキーのテンマは、どんどん良くなってくし。
耶人は最初からOKな感じでしたが、巻を追うごとに可愛さが増してる気がする……。
ハーデスとアローンほど極端なわけではないけれど、サーシャとアテナも、本当はちょっとキャラ違うはずなんだよなあ、なんだかんだで。ので、今回の平野さんの、アスミタと話すアテナモードな声と、サーシャに戻っての「うふふ」の声と、ちょっと違う雰囲気出てるのが好きだなあと思いました。
セージ様&ハクレイ様と童虎については、今もちょっと違和感が(汗)。

以下は、新登場キャラについて。

アスミタ
素晴らしかったです。
声の感じも演技の感じも、もうアスミタそのまんまって感じ。はまり役過ぎです。
必殺技も、普通台詞も、最後の消えてく寸前の優しい声も、最初の頃の突き放す感じも、どれもこれも良かったなあ。
もう、モロ石田なんですが。不思議と、石田さんの声って、何聞いても石田さんーって感じがすごく強いのに、いろんな役や雰囲気を演じられるのですごいなあと思います。

ハスガード様
杉田さんのハスガード様は、前述の通り、自分的にはかなりイメージのズレが……。いやマジで、健太とトレードしようよと真剣に考えた(苦笑)。
杉田さんだと、無理して低めの声を出す形になるのか、ちょっと重過ぎるんですよね。低い声の人が明るく快活に演じてくれる方が、自分の中のイメージにはあってた気がします。
ただ、心配してたほどひどくはなかったので、そのうちひょっとしたら慣れるかも……。

スタンド
志村さん、サンプルボイスで聞いたときに思った「あれ? この声でスタンドってかっこよすぎじゃね?」の不安的中って感じでした。
すごくかっこいいんだけど……スタンドにかっこいい声を求めてなかった……(苦笑)。
この声で「ね、アイアコス様(はぁと)」を可愛くやってくれるイメージがわかない……って俺はスタンドに何を求めているんだ。(すいやせん)

エトヴァルト
エトヴァルトも、イメージより男前声過ぎたかな。もうちょっと青臭い声の人で良かったんじゃないかと。

チェシャ
今回が初出演ではないのですが。
いやもう、ものすっごく良かったです。確かに保志さんの声なんだろうけど、なんだか別の人の声を思い出す感じでした。その、別の誰かが誰の声か、よく思い出せないけど……。誰かの声に似てる……。
まあ、それはそれとしておいといて、本当に、演技の感じもとても良かったし、チェシャの声としても違和感なかったです。原作よりショタ度下がって、その分邪悪度が増してる感じ。


その他いろいろについて。
パッケージイラスト、耶人がメインで嬉しいです〜。(あれ? メインはアスミタですか? そうですか)
ユズリハも美人で良いなあ。ほんと、不思議とアニメのユズは足より胸に目が行きます。

サブタイトルがかっこいい。好きだ!

おまけの設定画集も良かった良かった。マンドレイク素敵。
バイオの設定画も見たいけど、分解装着図で胸のある絵を見たくない……というか見せて欲しくないんですよね。そこは伏せておこうよと思う。

あと、プロモーションビデオ2と3を一括で流すのはセンスないと思った。改善を要求する。


で、今回のOVA見て、なんか急に思い出したのが、主人公側は人間だから疲弊するけれど相手側は疲れないから不公平だし大変だしという何かの作品の戦闘で。なんだっけ、なんだっけもう思い出せないと思っていたのに、今この日記書いてるタイミングで思い出した。
エルサガのVS狂戦士ですわ。うん、あれ。間違いなくアレ。
やっぱ、どんどん再生する相手と戦うのって精神的にも参るよなあ。



2009年12月22日(火) ミタとデフ

明日はアスミタの発売日ですね。
当日届かないらしいので、私は明日には見れないっぽいんですが(泣)。

アスミタ、デフとのコンビが結構好きです。
デフが、アスミタの前では喧嘩鬼の体裁を保てないとこがね、なんかいい。ブラコン時代知られてる相手なので、調子が狂うのかなって感じで。萌えます。



2009年12月21日(月) 銀さんなハスガード

今週の銀魂で、微妙な感じに星矢ネタがあったような。
ああいう、字で見ないとわかんねーよなギャグは、アニメでやるならどんな形で表現するんだろう。

そういえば、もうあとちょっとで、銀さんな声のハスガード様が見られるんだよなあ。銀さんな声の部分はどうでもいいけど、動くハスガード様は楽しみです。……杉田声のハスガード様が意外とすごく良かったりしたら、5巻以降は声含みで楽しみになるんだろうけど。杉田さんのお声を認識したのが銀さんとキョンと同時期で、どっちもぼやき演技が上手いイメージなので、どうにもハスガード様のイメージからは遠いんだよね(汗)。

敬称略で、LC出演声優さんについて、多分この役で認識したわ〜というのをちょっと並べてみた。記憶で書いてるので、勘違いでやってたと思い込んでる役もあるかもしれない。
IF関係で知ったのが多いなあ……。
テンマの柿原……ふたご姫のブライト王子。
サーシャの平野……キディグレイドのリュミエール。
アローンの下野……ラーゼフォンの主人公。
パンドラの水樹……RUN=DIMのED曲とGOCのOP曲で。役で認識したのはもがちょの歌う子。
シオンの三木……ジーンダイバーのドライ6。
ハスガード様の杉田……認識したのは銀さんとキョンで同時期に、だったと思う。
マニゴルドの小野……GOC3のアルフィルド。
アスミタの石田……セラムンのフィッシュアイ。
童虎の三宅……なんか自分が男性声優分析で遊んだ時に、ペンネームでもハンドルでも本名でも健太分が入ってて、それで覚えたんだったと思う。役で認識したのはハヤテのクラウス?
シジフォスの野島兄……ふし遊鏡の巫女の匠。
アルバフィカの神谷……GOCNEXTのリファイア。



2009年12月20日(日) ゼクトバッハ届いた

ゼクトバッハのCDが届きました。
そもそもないのか収録されてないだけなのか分からないけれど、超越者の物語とシャムシールの話はDVDにムービーがないので、内容がよく分からないんですよね。それこそネットで探すしかないのかな。



2009年12月19日(土)

朝になったら雪が積もってました。
今年初雪。



2009年12月18日(金) 賞味期限がきれるの早い

自分内賞味期限が切れたので、アンソロ以外のはこぶね本情報をオフラインページから外しました。
単発ページの見本についてはブログに移しました。
あ、賞味期限切れたのは自分の本についてだけで、はこぶねという作品自体への愛が冷めたわけでは全っ然ないです。でも、今後はこぶねで何か描いたり書いたりするとして、ネタ的に茂梅とか葱とか狼×狼とか蓮根とか茗荷とか、マイナーな方にばかり思考が偏ってるので、オフラインではやらんと思うのですね。
在庫はスペース賑わせのためにあるようなもので、イベントに出ない以上在庫があってもしかたないので、すっきりしちゃいました。残ってない本も多かったし。

ついでに、やっとタビ5巻分感想もまとめておきました。



2009年12月17日(木) 外出禁止

考えてみたら、このタイミングで外出禁止ってのは運がいいんだな、私。
チャンピオン出ないし、アヴァルスは買ってきたあとだし、コミケには間に合うし。
ちょうどだるくなる時期だし、堂々と休めてラッキーくらいに思っていればいいか……。

ちなみに熱はさっくり下がって、今は咳だけえらいです。何が辛いって、腹筋弱すぎて、咳するたびに腹が痛いんです……。



2009年12月16日(水) インフル

今日になって急に熱が上がってきたので病院に行ったら。
陽性だった(´・ω・`)
熱のわりに体がえらくないのは予想外でしたが、そうは言っても病人なので、今日はもう大人しくねっころがってようと思います。



2009年12月15日(火) アヴァルス感想

咳が止まらないけど、熱は無いのでインフルではないと思います……。ノド痛い……。

とりあえずアヴァルスは買ってきてるので、ゼーハーしつつざっくり感想でも。

MiSORA組
ちょ、これより先に終わらせる作品あるだろー!! ……と叫びたくもなりますが、啓ちゃんのトラウマの謎も明かされちゃあ、もう話が残ってないようなもんだもんなあ。いや、別に、美宙組のアホな日々を学年末までやってくれてちっとも構わなかったんだけども。
啓にとって「自分のことより唯のこと」なのは、啓が唯のこと好きだからだと耕介は気づいてる。けど、啓は自分の気持ちにここでは自覚が無く、自分のことより啓ちゃんや唯の気持ちを優先して考えちゃう耕介に対して「耕介こそ」と軽く言っちゃうんだよね……。無邪気って時に残酷だぜ。次回がもう最終回では、このままうさシィ仲間で終わっちゃうのか。えむおがもっと焚きつけてくれればな……。
唯が啓ちゃんのこと好きなのはバレバレで、自分を出汁に使えちゃうくらい分かってたはずの啓ちゃんなのに、実際に唯の口から「啓が好き」と聞いたら途端に真っ赤になっちゃうのが可愛かったです。見事な染色。うん、もういいよ、啓ちゃんがプリンスで、唯がプリンセスってことで。
啓には宝皇学園に残って欲しいのですが、こうなると唯と啓ちゃん同室って非常にまずいような。だって一話……カノジョと一線越えようとして玉砕してるのが啓ちゃんですぜ? でも、唯相手だと案外純情路線なのかもな。
最終回、メリーさんと安藤くんがいっぱい出てくれますように……!

うつろわざるもの
本当にカルマの汎用性の高さは異常。
それはそれとして、「ぺらぺらしゃべるようになるリュウ」までは記憶にあるのに、この後どうなったかの記憶がさっぱりです。ユンナにもやもやしてたのはよく覚えてるんだけどな。
ソン村の人の次と次のコマの意味が分からなかったので、話読み返したい……。

アリス
ゲーム知らないんでアレだけど。
普通に時計屋選ぼうよ。そのルート以外に道が見えないよ(苦笑)。

ゆうまくん
終わるのもったいない。

7days
鳥になでられる猫可愛い。

なかよし公園
月刊連載万歳ー。豚モツ食いたい。

こないだ短期集中連載完結してた蜜柑は早速次号で帰ってくるようで。ちょっと嬉しい。



2009年12月14日(月) 双子座流星群

見た見た見えた見えました。
それほど長い時間見てたわけじゃないので、一回一個しか見れなかったのですが、全く見れなかったわけじゃないので満足〜。
ものすごくきれいな星空で、流星以外にもプレアデス星団やヒアデス星団がくっきり見えました。
日食も獅子座流星群も見逃した今年の天体ショーですが、最後に流星見れて良かったー。わーい。しかも双子座ー。
でも、実際に流星を見たのは、双子座よりだいぶ南よりの空でした。気づくの遅くて、とても願い事を唱えられやしませんでした……。



2009年12月13日(日) 鬼魔将懐かしい

多分どうにもデフテロスのせいで、トルーパーの「目覚めろカユラ」の回が見たくなって、DVD引っ張り出してみました。
昔からトルーパーでは朱天最愛で、あの人は一分の隙もなくかっこいいと思ってたのですが、改めて見ると、兜をかぶることで武装しておいて、さっさと兜を消しちゃうのはどうかと思いました(苦笑)。
比べたら、常にバケツを小脇に抱えつつ戦ってるアスプロスでさえ真っ当に思えちまうぜ(笑)。



2009年12月12日(土) えねーちけータイム

ロドニー×キアラがどツボ過ぎて、エレメントハンターが見逃せなくなってきた……。
エリンとあわせてスーパーえねーちけータイムしてます。
んでもって、シュナンの声を聞くたびに、この声でデジェル希望とか思うのでした。



2009年12月11日(金) アスプは説明書を読まない。

アスプは取扱説明書を最後まで読まないタイプにしか見えんという話から、彼奴らがTVゲームをするならどうなるかというネタが膨らみました。
相変わらず、こういうのは会話の流れだから面白いのであって以下略なのですが、大雑把にメモしておきます。そもそも18世紀にTVゲームないとかそういうツッコミは受付できません。

シオン
自分ではやらない。後ろから口を出す傍目八目。
「そこにアイテムがあるのに何故通り過ぎる」だの「魔法を使う順がよくない」だの散々口を挟むが、相手が童虎なので「おお、すまんの」で流してくれる。周りはうざいと思ってる。

ハスガード様
弟子には一日一時間を守らせる。自分はそれほど遊ばないけれど、先に詰まった弟子の相談に乗れるように先んじて進めている。時々シジフォスの相談にも乗ってる。

アスプロス&デフテロス
説明書をろくに読まずにゲーム冒頭のチュートリアルだけで進められるつもりの兄と、説明書には目を通す弟。メモカは共有。
アスプは説明書を読んでいれば入手できるアイテム・魔法を取り損なうことが多い。そのくせ完璧主義なので、デフにアイテム・魔法未入手を指摘されると、データを消して最初から進め直そうとする。ついでにデフの進めてるデータも間違えたふりをして消しておく。が、時々、本当に間違えてデフのデータを消してしまう。
アス「わ、わざとではないぞっ……! 本当にわざとじゃないからな!」(いつもより大慌て)
デフ「分かっている、アスプロス。いつだってわざとじゃないじゃないか」(本気で信じてる)
アス(……全て気づいているのか?)(((゚Д゚; )))

マニゴルド
それなりに遊ぶ。それなりに楽しむ。分からないところは考えたり調べたりしないで人に聞く。詰まったら人にやらせる。

レグルス
「どんなゲームだって一日もあればクリアできるさ☆」
そして毎度シジフォスに「ゲームは一日一時間!」と叱られる。
遊び終えたゲームは「もうクリアしたから耶人にやるよ」と押し付け、快く受け取ってもらえてると思っているが、実は耶人が既に持っていてうまく進められてないものばかりだったりする。時々、テンマからも押し付けられ、ますます落ち込んでいる。

アスミタ
音だけで遊ぶゲームというものが昔ありましてな。

童虎
シオンに突っ込まれつつ気楽に楽しんでいる。

カルディア
やっぱり説明書は読まないタイプ。しかし要領がいいのでうまいこと進められる。アスプと違って、取り逃したアイテム類があっても、話の進行に支障が無ければ気にせず進める。

シジフォス
サーシャに相談された時に答えられるよう、結構必死に遊んでいる。が、サーシャは基本テンマに相談しにいく。

エルシドさん
一日一時間を厳守。セーブポイント目前でも時間になったら即リセット。同じ部分を遊ぶのだから明日はもっと要領よく進められるはずと、問題を感じてない。

デジェル
取扱説明書も攻略本も隅まで目を通し、もっとも効率的なプレイ方法を組み立ててから遊ぶ。が、計画通りにいかないと途端にテンパる。

アルバフィカ
ゲームしない。



2009年12月10日(木) LC161話感想

小宇宙通信の裏にアンケートがあるの止してくださいロストキャンバス161話感想。双子編は欠かさずアンケート書いていたので、今回はアンケートのために2冊買ってきました。馬鹿ですか? 馬鹿ですよ。

どう反応すればいいのか。
これはショックを受けるべきところなんだろうか。それとも安心できるところなんだろうか。
大丈夫、アスプはああ見えて意外と出来る子。あそこで機転利かせてアナザーディメンションで逃げるくらいちゃんと出来るちゃんと出来……るの? あそこでマーベラスルーム喰らったのがデフの方だったら心配しないですみそうなのに……。

まあ、それはそれとしておいといて、冒頭カラーから。
「アスプと杳馬」か「テンマと杳馬」の可能性しか考えてなかったので、「ハーデスとテンマ」って扉がくるのは意外でありました。
こんなところで主役コンビを主張しなくても、アスプや杳馬にカラー譲ってくれてもいいものを……。アスプはまだこないだカラーにいたからいいけど、杳馬のカラーは本気で期待してたのにな。
絵的に、テンマとハーデスの見る方向がすれ違ってる感じが好きです、今回の扉。ある意味、ハーデスの片思いのように見えなくもないようなイラストだなあと。(語弊があるよ!)
テンマが、立ち向かう相手として見据えているのは、間違いなくハーデスのはずなんだけどな……。

アスプロスはテンマと面識がないんだよな、と改めて思い知らされた冒頭の台詞。
面識ないどころか、アスプが生きてた頃にはまだ天馬星座の聖闘士は誕生してなかったんですよね。それでも、天馬星座の聖闘士というもの自体は伝説のすごい人的存在として知られているんだなというのも面白かったです。

アスプロスのもとに降りてきた杳馬の第一声「間近で見ると男前になったなァ」に喝采スイッチ入りました。素敵、なにこれ素敵……! でも間近じゃなくてもアスプーは男前だと思う、見た目だけは。美青年が美少年な頃に出会ってたんだよなー。無駄にロマンだ。(何が)
「弟思いのお兄ちゃん」の「お兄ちゃん」呼びもたまらんです。呼んでる杳馬も呼ばれてるアスプもかわええ。そのまま双子ちゃん呼びしてくれても嬉しいくらいだ。前回「双子ども」呼びしてたことは忘れたわ。
ここで回想シーンに入るわけですが、若い頃の杳馬が昔からタキシードだったんでちょっと受けました。
あと、当たり前な話かもですがテンマにそっくり……! 前回ラストだと、わりとサイドも後ろ髪も長めな印象でしたが、今回は全体的に髪短めの後ろはね髪だったので、ほぼまんまテンマ。テンマが成長したら表情は違っても大体こんな風になるのかな……と思ったあと、いやあの子聖戦で死ぬんじゃん成長後絶対見れないんじゃんと思い出して急に萎れました……。LCはしょんぼりの王様だ。

それはさておき。
「一夜の夢のような出会い」って書くと詩的で美しいようなイメージだけど、いかがわしい兄さんに悪いこと吹き込まれたって書くと別方向に耽美的な気がする(苦笑)。
何してるわけでもないのに、見てて妙にドキドキします、この回想。なんかちょっと気まずい場面に出くわしたような感じというか。実際、まあ、気まずい場面は気まずい場面か。期待のホープが侵入者と密会してるんだもんな。
あ、で、前回の感想で「凶星の伏線回収しにきた?」って書いたけど、違ってましたー。逆に無いかと思ってた直接吹き込みの方でした。杳馬さんはとても私につかみきれるような人ではないってことですね(苦笑)。
159話の、あのデフ修行場面、実はアスプの側に杳馬がいたんですね。あんまり非現実的な出会いすぎて、夢に紛れてしまったと。言葉一つでその後の人生まで狂わせるなんて、下手な技を使うより性質悪いよパパン。
一人で思いこんで追いつめられていったわけじゃなく、具体的なきっかけがちゃんとあったんだなあ……。
もし、杳馬に二番目的策謀を吹き込まれてなければ、デフテロスが自分と同じだけの能力を得ていても、「やるな、デフテロス! 俺も頑張る!」と思えたんだろうか。それとも、やっぱり「え、ちょ、なんでお前が頑張るのデフテロス? 俺が頑張るんだからそれでいいだろ」と弟の視線にガクブルなアスプが生まれてたんだろうか。
ひとまずは「杳馬のせい」と思うことが出来るようになって、アスプやアスプファンに対してフォローが入ったなあとは思えるんですけども……。
なんせ、あの双子、ちゃんコミュニケーション取れてれば、あそこまでのすれ違いにならなかったんじゃと思えるくらいなので、杳馬の干渉がなくてもやっぱりすれ違ってたかもしれないわけで。干渉があっても、ちゃんとお互い分かり合おうとしていれば、すれ違わなかった可能性もあるし。
デフテロスはアスプロスと「一緒にいられない」と言われてるくらいだから、下手すると、修行時間だけじゃなく普段の生活からそれほど一緒ではなかったのかもしれないんですね。会話の機会がなければ、そりゃコミュニケーションは取りづらいよなあ。それに、デフって修行自体禁じられていたんだから、兄に迷惑かけないようにと考えたなら修行してることを兄にも隠してたのはある意味当然な気がする。
もう、最初に凶星の卜を出した責任者、出てこーい! デフを凶星と判じたのが杳馬だったら、最初から双子座の聖闘士の弱体化を狙ってのことかと思えたけど、そうでなかったならすごく空回りな占いだと思うよー(汗)。
でも、その卜のために、実際にデフテロスは凶星として作用したことはしたんだよな……。アスプロスを狂わせるという意味で。結果を予言したのか、予言が結果を導いたのか。どっちにしても、中心であるにもかかわらず巻き込まれ感ぎゅんぎゅんの双子が切なすぎる。

回想シーン、アスプがいちいち可愛いです。「えげつない奴だな」って言い方とか、「デフテロスはお前とは違う!!」って叫び方とか。このままの兄さんでいられたら、諍いが起こることもなかったろうに。
兄弟の争いが仕組まれたものと知って、激昂する兄さんが大好きです。ここで静かに怒るようではアスプロスではないような気がする。相変わらず自分を律することにかけて山羊座の右に出る人がいないことに安心します(苦笑)。
「業にまみれた」という叫びが胸をつく痛々しさに満ちてて、悲しくて好きだなあ。でも、杳馬の思う方に動いてしまったのは間違いなくアスプロス自身だから、「自分が情けない」とも自覚している。
アスプロス、本当に大好きです。LCの聖闘士って、原作と比べると青かったり弱かったりするけれど、アスプロスはとりわけその面が強く出てる気がする。以前にも書いた「身近なもののために手の届く範囲で頑張る」についても、アスプロスが一番当てはまってそうな気がする。最強の聖闘士のはずなのに……(苦笑)。
153話の頃は、こんなに人間くささが魅力あるキャラだとは思わなかったなあ。このままアスプロスの魅力をどんどん掘り下げてって欲しいぜと思ったところで。
杳馬さん新技発動。
待ってー閉幕とか言わないで……! かっこいいけど邪悪な顔でそんなこと言わないでー! でもって技使う時に妙ににこやかなの止してー!!
もう、正直ここ、すごい判断に困ります(汗)。
さすがに、アスプロスをここで完全退場させることはないだろうとは思うのですが、ハクレイ様がハーデスに殺された時のように、圧倒的な力の前にはあっけなくやられてしまうという表現だと言われちゃえばそれまでのような気もするし。でも、本当にそういう「あっけなさ」を表しているなら、それはそれでもっとドラマチックに見せるという気もするんですよね。
見事なまでにあっさり倒されているから、さすがにまだ大丈夫だよね……という安心もあるのですが……どうなんだろう。ダメだったらどうしよう。あとで振り返って泣いちゃうかもしれない(汗)。
外部に安心要素を求めるなら、魂まで分解するような技を本当に喰らったなら、聖衣も失われてしまうんじゃないかと思えるけど、原作で双子座聖衣が存在することがアスプロス生存の証明になるのではないかと。
……うん、きっと、聖衣に宿るデフの記憶とか魂とか、その辺が機転利かせてアナザーディメンションしてくれてるよ。大丈夫大丈夫。……少しはアスプのことも信頼してやってください自分。
ついでに水鏡と合流してくれたら、私一人がものすごい幸せになれます。

さて。
そんなわけで、双子退場。(あくまで、双子の物語が終幕したんじゃなく、退場しただけだって主張しときますよ!)
杳馬さんには「本命」と呼ばれているテンマの久々登場です。ロスキャンって、その時活躍してる人がいちいち主役状態なので、本当の主人公は割り食っちゃってますよね……(汗)。
テンマの元へ向かおうとする杳馬ですが、ここでハーデスに「前線へ出る(前戦は誤植?)」と言われるということは、実は守り人ではないんだろうか。第1魔宮到着前に接触しそうな感じだけど、そもそも第1魔宮の守り人だったら前線へ〜という表現にはならなさそうな気がするし。後ろの方の宮の守り人が前の方にでしゃばるというだけなら、守り人ではあるのかな……?
正直、杳馬さん、技的にもキャラ的にも最強っぽさぎゅんぎゅんで、あんまり最初の方で頑張られたら後に戦う冥闘士がそろって可哀想なことになる気がしてくるので、ここは本当に対面するだけにとどめてほしいです(汗)。

あと、気になったのは、杳馬の「現世で天馬星座の父だなんて俺はついてる」発言。
この台詞の感じだと、冥闘士って記憶引継ぎ制の完全生まれ変わりっぽいような気がしてきます。
あんまり原作の冥闘士とLCの冥闘士について同一人物イメージはなく、愛アコスが生まれ変わってアイアコスになるんだったら失礼な話だよっ(原作のアイアコスに)と思っちゃうくらいなので、個人的には人間+魔星=冥闘士が理想の形なのですが……。
正直バイオが好きすぎて、あのバイオはあの子でしかないんだ、もう絶対他にはいないんだと思っちゃってるので余計に。たとえ原作やLCより以前の時代に天孤星ベヒーモスの冥闘士がいて、その名前も容姿もバイオと一緒だったとしても、魔星が共通なだけで私の好きなバイオではないよね、とか思っちゃう。アイアコスの側にいるんだとしてもそう。水鏡な愛アコスを好きなバイオはあのバイオだけだと思いたい。なんか意固地ですみません(汗)。
あと、原作の時代に〜とか書いてるけど、20世紀聖戦でのアイアコスもハヌマーンが部下にいてアジア軍団組んでたら面白いのになあとか、ベヒーモスがガルーダに仕えてるならいいのになあとかを、LCベースで見た時に考えるのは好きなのですが、原作に対してLCを干渉させて読むことはあんまりしてないつもりです。LCのアルデバラン設定(名前引継ぎ制)大好きでLC読みながら原作のアルデバランもこういう風に名前を引き継いで……と考えるのは好きなのですが、実際に原作読む時にアルデバランをその設定で見ることはしてない……というのが分かりやすい例だろうか……。まあ、この姿勢についても、必ず首尾一貫できてるわけでもないのですが(汗)。

話それまくったよ。
とりあえず、人間+魔星=冥闘士という見方するなら(非公式ですよ?)、杳馬は人間個人としてよりも、「天魁星メフィストフェレス」の意思の方が強そうなイメージ。実際はどういう仕組みになってるんだろう……。
人間の名を取り戻した水鏡のように、魔星としての宿命から解き放たれたような人もいるし……。いや、でも、輝火とか杳馬とか本名っぽい感じだし。
杳馬は、実際のところハーデス復活前どころか器誕生前から動いてるんだよなあ。原作でパンドラが、やっぱり器やハーデスの魂?が生まれる前から動いていたように、ハーデス降臨前から神様連中が冥闘士となる何人かについては働きかけてたりするんだろうか。それとも、どこまでも杳馬の自由意志……?
むー……よく分からん。謎だ……。

まあ、よく分かってない設定についてうだうだ考えててもしかたないので、161話の素敵杳馬さんについて並べますか。
杳馬、動きがいちいち可愛いんですよね。柱から降りてきたシーンも、アスプロスに怒鳴られて身を仰け反らせるシーンも。あと、表情の一つ一つも素敵。「んーそうかー…」のコマも好きだし、次のコマの仕掛けにかかる一瞬の表情も好きです。おっさん無駄に色っぽいけど、お兄さんの頃から色っぽいよこの人。
いちいち悪魔羽っぽいの背負ってるとことか(あれって小宇宙?)、「うへっ」とか、「壁際でパーティー〜」の口尖らした感じの横顔とか、完全なる世界(違)の時の指差しとか、マーベラスルームの片手上げとか、帽子かぶりなおした後そっぽ向いてる感じとか、手をあわせてハーデスの前から退席とか、馬の乗り方がボード乗りなとことか。
いちいちいろいろ素敵過ぎです、杳馬パパ。
前回は、どちらかというと大塚さんボイス寄りなイメージだったけど、今回はむしろ藤原ボイス寄りでした、脳内イメージ。「何でいきなり切れちゃうかな」あたり特に。ここまでアニメ化してくれんだろうか、ほんと。

おまけ。
あらすじとかキャラ紹介とか見てると、デフの死が幻朧魔皇拳の解呪条件になったっていうより、デフが「目を覚ませパーンチ!」を繰り出してそれで解けたっぽいイメージだわ……。でも、別に、「目を覚ませパンチ」は通常攻撃せいぜいクリティカルヒットであって、ついでに状態異常を直すような特殊攻撃だったわけではない……のよね……?
まあ、いいや……。私的には、159話読んだ時の解釈をそのまま通しておくことにしよう(汗)。
あと、アスプがデフの後を継いで双子座の聖闘士になったって言われると、ちょっと前のアスプだったら激怒の表現だろうなと思いました(苦笑)。

おまけその2。
タップダンスっつうか双子が踏むべきは地団太だよね。
というのはおいといて、タップダンスって18世紀にもうあったんだろうか。よく知らない。とりあえず、そこは本当は「ステップ」の方が相応しいような気がするけれど、英語マジで苦手なのでそれが本当に適当かよく分からんです(汗)。
あと、「時よとまれ お前は美しい」ってファウストに出てくる台詞だそうですね。ファウストと名のつくものなんて、手塚治虫のマンガしか読んだことなくて、それも遥か昔のことなのでどうにも記憶が……。
しかし、台詞的には言うのはメフィストじゃなくファウストの方じゃなかったかな……? いや、よく知らんけど。というか、もしゲーテのファウスト限定の台詞だったりしたら、やはり18世紀にはない名台詞だったりするのか? メフィストの伝説で普通に言われる台詞なのかなあ……?

おまけその3。
杳馬さんは「天馬星座の父だなんてついてる」と言ってて、読んでるこっちも「すごいや天馬星座の父!」とか思ってたけど、冷静に考えると光政翁って「天馬星座の父」でかつ「ハーデスの器の父」なんですよね。おまけにアテナの育ての親でもあるし。
どう考えても光政翁の勝ちだ(笑)。

おまけその4。
トクサは、杳馬さんがここで頑張りすぎて討ち死にしちゃったら可哀想なことになる人TOP1な気がする。
水鏡とも関係あるし、シオンとも関係あるし、当然ユズとも関係あるのに、身内対決の美味しさはアスプと杳馬に吸い取られてるんですよね。技も、如意霊臨の上を行くものを持ってなかったら、杳馬ほどの派手さに欠けるし(汗)。
折角名前が木賊なんだから、木星の守り人希望。……すみません、言ってみただけです。

おまけその5。
デフのアスプに対するアレコレって、「同一視」という言葉で表現できるものなんだろうか。
自分が表に出なくとも、光ある場所で兄が認められていたら、自分が認められたような気持ちになるって感じ……? 成り代わるつもりでなくとも、同化の意思はあったのかな。
なんか違うか。まあいいや。

対談のこと。
「守られすぎてる女性キャラは×」って、自分が女でやっぱりそうだから思うだけかもしれないけれど、どちらかというと女性が好む傾向な気がする。
本当は男の人にとってもそうなんだろうか……。女の子が戦う系のアニメやらマンガやらって、よく考えると多いわけだし。
パンチラしないのは単に穿いてないだけかと思ってたけど、考えてみたらバイオがおぱんちゅ穿いてましたな。もろパンはありなのか。

小宇宙通信のこと。
特典ドラマCD、主役アルバなんですね……! わー、嬉しい!! アルバの話は早期に閉じてしまったから、もっとキャラ掘り下げて欲しかったなあ〜と寂しい思いをしてたので。
ついでに、どこが修行地かとか、誰とは親交あったのかとか、その辺もCDドラマで分かると嬉しいです。
8話のものと思しきアスミタが微妙に濃ゆいので、芝さん作監なのかと一瞬思った。少なくとも5話の濃い目作画と同じスタッフなのかなあ……。そんなに絵を見てどうこう分かる方でもないので、適当言ってるだけなんですが(汗)。



2009年12月09日(水) アニメなバイオ

昨日の日記に書いてたとみながさんのブログが気になったので、自分でも見に行ってみました。
まったく、伝言ゲームは不正確になってくもんだというのを、再認識させられましたよ。全然違っとったがね(苦笑)。
11話が原画で13話Aパートが作監だとか。素敵マニゴルドやテネオが見られる可能性は上がったけど、バイオ関係はとりあえず期待できなさそう。でも、6話のお仕事がAパートだったそうなので、すごくきれいだった6話Bパートの原画とか作監とかされてた方々がバイオ登場回に携わっておられたらいいんじゃね?的ポジティブ発想しとくことにします。


明日はブラウニー一周年なのですが、日記は多分ロスキャン感想で埋まると思うので、今日のうちにお祝いしときます。
京洛れぎおん一周年おめ。
もやむさんについては、当日ブログの方でお祝い記事書く予定です。


藤田麻衣子さんの「さわって」を買おうかどうしようか考え中。
正確には限定版を買おうか通常版にしようか考え中。
折角だしと限定版を買っても、ライブDVDの類を見ない自分に気づいちゃったので、買っても無駄になりそうな気もするんだよな……。
あと、どちらにしても「各駅停車」が入ってないのが痛いです。シングル買うべきなのかー?



2009年12月08日(火) LC17巻感想+ムラマサ5巻感想

伝聞話で自分では確認してないのですが、とみながさんがご自分のブログで今後のロスキャン作監回を書かれていたとか。
まるっと一話というわけではないらしいですが、11話と13話。
バイオの登場する47話って、6巻の前半か後半かどっちだっけなーと調べてみたところ、正にど真ん中あたりでした。話の区切り的には、ロストキャンバスが現れたところで11話終了の方が自然……? 「あいつだけは俺が止める!」までやって11話終了だったら、バイオは11話登場になりそうなのですが。
いや、でも、12話登場でも、その回が素敵作監さん回だったらそれでいいのか。キャラデのバイオかっこよかったから、岩佐さん作監回だったら幸せになれそうなのに。

そういえば、アニメ2話でアスプロス登場してたよね……と思ってDVD1巻の該当シーンを再生してみました。
髪色はかなり薄めの灰色がかった青色でした。ので、OPの双子座の聖闘士がアスプだと言われたらそれはそれで納得……なのだけど、表情的にはデフの方がイメージ近い気がするし。でも、鬼モードデフテロスほどの気迫もないし。
結果としては、あれはアスプロスということでいいのだろうと思えるけれど、アニメスタッフは本当はどっちを想定してたんだろう、OPの双子座。


LC17巻、買ってきました。

あいかわらず、本文途中のおまけページは本編に追加の形だったので、シルフィードしかサービスされてなくてちと寂しい。ラダマン親衛隊のマスクなし三態見れたら嬉しかったんだけどな。

表紙の童虎はかっちょえー。ここのとこ、ピン表紙が続いているけれど、さすがに18巻はアスVSデフの二人表紙だよね……?

扉のカロンはとても良かったです。とても活き活きしていらっしゃる。

あとがきイラストのサーシャは、今サーシャが修道服を来たら……ってイメージなのかなあ。テンマと再会したばかりの二年前サーシャでさえもっと幼い雰囲気だったから、5年前から2年前の間のサーシャという気はあんましない。

こんな風に、表紙とか扉とか裏表紙とかを人に譲れてるんだから、耶人もユズもここで退場するわけじゃないんだよなと改めて安心……してるのが残念な結果に終わったらどうしよう。いや大丈夫。きっと大丈夫。水鏡と一緒で、一時的に退場してるだけだから大丈夫。

新生ベヌウ冥衣かっこええ。思わず、4巻の分解装着図と比べちまったい。いつの間にページ上下の装飾増えてたんだ……と思って調べたら13巻からだった。しかし、どうにも自立しなさそうなオブジェ形態だな、新ベヌウ……。


ムラマサ最終巻も買ってきました。
おまけページも書き足しも嬉しい〜♪
白のこと好きな子だったら、エロい格好じゃなくても触れるというのは救いの設定だなあと思いました。白にっていうより、その女の子にとって。良かったね、のぞみちゃん。
扉のタイトル帯で隠れてる部分も、手を繋いでるんだろうな。にくい演出やられた。



2009年12月07日(月) 「俺の仇」

先週のアスプーを見てから、何かの作品にあった「俺の仇」という言葉が思い出されてしかたなく。
単純に敵という意味ではなく、「死んだ○○の仇をとる」に近い使われ方だったのが印象的な台詞だったのですが、どうにも元作品が思い出せない。なんの作品だっけー思い出せんーと、ここんとこずっとうんうんやっておりましたが、今朝になってふいに思い出せました。
サイキックフォースのゲイツの台詞だったんじゃね?
で、どうしても確認したくなったので、久しぶりにメモカ引っ張り出してゲイツのストーリーモード見てみました。イージーモードだったからさくさく進むかと思いきや、操作方法すっかり忘れてたので遠距離から弱攻撃と強攻撃繰り出しまくるというまあいいかこの人サイキッカーじゃないんだし戦法しかできず、おまけに何度か負けました。しょもい。
あ、で、件の台詞はやはりゲイツのVSキース戦でのものでした。すっきりすっきり。



2009年12月06日(日) 当選ヤッホー+双子座神話

当たったー!!
サイン本購入権GETです。わーい。これでLC17巻発売日にペーパーのためだけにアニメイトに行かなくてすむぞー(笑)。
いや、もちろん、サイン本買えること自体嬉しいです。サイン会は遠方で参加できなかったし。サイン会でのようにイラストつきということはないかもしれないけど、名入れ有りのようなので、仕事の合間にわざわざ私の名前を書いてくれるのかってのがそれだけでなんだか嬉しいです。私が持ってる他作家さんたちの直筆系グッズは、名入れなしのものばかりなんだ(汗)。

そういえば、もうすぐ双子座流星群が見られるようですが……。
星座早見盤で双子座を調べていて、ふと思い出したのですが、あの兄弟ってかたや人間・かたや神様の子で、神様の子の方が自分の不死性を片割れに分けることで片割れの命を救ったって話じゃなかったかしら……。(記憶が薄いぜ)
アスプがデフに助けられてるのも、その辺のイメージから引っ張ってきてあるのかな。


同人誌読んでて、スペフォの3にカシアス発見。そうか、この人がレガシィに出てるカシアスか……。



2009年12月05日(土) テンマおめでとう

今日はテンマ誕生日おめでとう、の日なんですよね。
なんだかんだで、いちばん最初に誕生日などプロフィールが分かったのが主人公なあたり、LCの安心できる部分だなあと思ったりしつつ、いや童虎やシオンの方が先じゃね?という事実に気づいたりしたのでした。あれはまあ、例外だわな。
他キャラのプロフィールも何とか知りたいものですなあ。杳馬の年も気になるし(苦笑)。
とりあえず、シジフォスは11月23日生まれで「いい兄さん」とかやってりゃいいような気がします。


ゼクトバッハのDVDつきCDをアマゾンで注文しました。早く届かないかな〜。
前に見せてもらって、アニメーションというものの魅力を再確認した素敵作品なので、リピート再生しまくるのが今から楽しみです。
ただ、歌詞カードはないらしいのが残念。ネット上には存在するようなのですが。


コミケカタログを引き取ってきました。
MRと配置担当者の一言だけ読んで、今日はお終いです。相変わらずボリュームすごい……。
サンホラのサークルさんは結構いるので、同様にゼクトバッハのサークルさんもいたりするのかなーと思って気にしてます。ゲームジャンルなのかデジタルなのか……。



2009年12月04日(金) 小宇宙通信暫定最終回

LC17巻の抽選サイン本販売、一応申し込んでみました。
でも、既刊は近所の本屋でしか買ってないし、OVAはアマゾンだし、わざわざメイト行くのもめんどくさいからと通販しようと思った17巻は予約受付終了してたし、当選率UPさせる行動は何一つできてないので、多分外れてるんですが……。くじ運、そう良くないしな。

ラジオ小宇宙通信暫定最終回も聞きました。
さすがに手代木さんがゲスト登場してるところは、ぐだぐだっぷり控え目でした(苦笑)。
雑誌なんかでインタビュー記事を読んだことはあるけど、小宇宙通信でのインタビューがいちばん面白かったかも。サイン会でどうこうという話は聞いたことあったけど、コンペなしで冥王神話その2に手代木さんが関わることになっていたとは知らなかったので、驚きでしたー。

収録時期はだいぶ前だったんでしょうが、杳馬見た後だったので、あの強烈なキャラについて触れてくれててもいいのにと思っちゃった私がいます。双子すごいよ!とかもね(苦笑)。
でもほんと、杳馬はすごいよ……なんかすごい。あんないかにもな総攻親父がいるだけでも、テンマはぐれていいと思うよ……。



2009年12月03日(木) LC160話感想

なんとなく目の粗い篩が見えたような気もするロストキャンバス160話感想。いや、個人的にはすごい面白い人がきたんだけど。

ダンディー登場。
あまりの洒落者っぷりに、真面目に聖衣着てるアスプロスの方が場違いに見えちまった……。先回までどころか数ページ前まで聖闘士星矢だったのに、突然違うものを見たような気分っつうか。そうかそうか、そういや星矢の後番は悪魔くんでしたもんね(笑)。良くも悪くも、突き抜けた天魁もとい展開(苦笑)。

まあ、ダンディーのことは後に回すとしまして、冒頭から萌え全開だったアスプの感想からいきますよ……!
兄のため命を落としたデフテロスに対して「馬鹿な弟よ」と呟くアスプ兄さんの切ない愛に全俺が泣いた。なにあれ、なにあれ、もー! この後、「デフテロス」という読みが「二番目」じゃなく「弟」につくのもすごく好きだ。
そういえば、ロスキャンでは血涙は心象表現ではなくリアルに流すものでしたね(苦笑)。2巻でアローンも流してたっけ。だから、やっぱり前回のアスプロスの涙は、本当は殺めたくないものを手にかけてしまった苦しみの表れだったんでしょうね。
アローンは血の涙を流しながら髪を漆黒に染め、そのまま冥界の王としての立場を確かにしていましたが、アスプロスは逆に元の髪色を取り戻し、冥界の存在としての立場からも解き放たれた。
この対比表現の面白さに感動しました。そういう意味でもアローンとアスプロスはちょっと似た存在なんだなあ。
でも、アローン以上に思い出されたのは、ガルーダ船好きのお約束としてアイアコスなのでした。片翼をもがれたアイアコスが弔い合戦に走ったように、アスプロスもハーデス戦に向かっちゃうんだもの……。テンマたちと合流してくれるかもと、ちょっと期待してたんですが(汗)。

我に返ったアスプロスなら、さすがに元教皇候補らしい威厳と深謀を見せてくれるのだろうかと思っていましたら、相変わらず目の前しか見えてない人だったのでホッとしたような寂しいような……。
ホッとしたのは、ひどい話、あの近視眼で変に大雑把なくせに、弟のこととなると妙にナイーブで踏み込めなくなっちゃうアスプロスが好きなので、急に賢く立ち回られるとらしくないんだぜとか思ってたからで。
寂しいのは、ハーデスに特攻かけられては、もうここでアスプロスの物語は閉じるしかないだろうと思えるからで。
アスプロスとしては、たとえ返り討ちにあおうとも、自分ひとりの身でケリをつけられるならそれでいいと思っているのかもしれませんが、読者視点としては「ここで仕掛けて勝てるわけない」としか思えないだけに、アスプロスのしていることが無謀な賭けにしか見えないんですよね。
ハーデスに向かい、双子座の聖闘士として戦うことは、アスプロスにとって「命を全うする」ことかもしれないけど、「大事に」の部分で嘘つくなこんにゃろーと思っちゃう(汗)。ほんの少しの時間でも存えて欲しいんだけどな……。
そもそも、アスプロス、アテナの聖衣のことハーデスに教えてるんだから、アテナの聖衣がロストキャンバスに近づいてることも悟ってはくれまいか。そんでもって、いきなりハーデス戦なんて無茶なことする前に、サーシャたちのために守り人削ってくれてれば良かったのに……(泣)。
なんか、見てると、先を見越した行動はデフテロスの方が上って気がしてくるなあ……。アスプロスが大胆な発想と行動の出来る教皇になって、デフテロスが補佐していたら、本当に上手くいってたのかも、聖域。で、聖闘士に近い位置にシジフォスがいて、聖闘士たちの気持ちを直接束ねていたら、バランス良かったかもなあ。
セージ様がもうちょっとアスプロスの歪みの、裏っ側の懊悩に気づいてくれてれば……。さすがにそこまで万能選手ではないってことだったんですね。しおしお。

160話が始まったら、いきなりアスプロスが黄金聖衣に着替えていかにも自分は聖闘士ですって顔するかと思ってたのですが、冥衣のまま法衣を羽織ったので、ちょっと意表つかれた気分でした。
ここで、ハーデスに報告→攻撃を仕掛けるという流れは、原作のサガたちがパンドラの元に向かったのと似た流れですね。味方であると欺き懐に飛び込もうとする。……うん、まあ、無茶なんだけどな。そりゃバレるだろだけどな。
ところがどっこい、アスプロスは、ハーデスの攻撃で灰になりはせず何の奇跡か生きていたー! と思ったらブラコン愛の奇跡だった……!!
あれ、アスプロスの周りにまとわりつく炎は、デフテロスのマグマですよね。デフテロスを失い「片割れになった命」と言ってたアスプロスだったけど、むしろデフテロスを取り戻したような感じだ。二人の命で一人分。理屈はともかく、デフテロスが兄のために命を落としたことが、精神的な部分だけじゃなくアスプロスを救っていたということなんだろうか。
アスミタがテンマの聖衣に宿っているように、デフテロスは聖衣に宿ってアスプロスを守っているのかな。

で、ここで、最初に書いた伊達男登場ですよ!
身内対決もそろそろくどいと書いた矢先の身内登場ですよ!!(笑)
でも、これは仕方ない……これは身内登場されても納得&美味しい展開です。テンマ父、満を辞しての登場だもの。美味しくないわけがない……!
テンマは孤児という設定がはっきりしているだけに、家族関係のエピソードがあるとは思っていなかったので、杳馬のようなキャラが来ることは全く予想してませんでした。NDのこともあって、テンマ本人に詳細設定をつけることはないんじゃないかという先入観もありましたし。
考えてみたら、原作でも父親判明エピソードありましたしね。ロスキャンにおいてそれがあるのも、驚くほどのことではなかったのかも(汗)。
ただ、テンマ、回想シーンなどで描かれる大切な人の中に、父親が含まれてることは一度もないんですよね。散っていった仲間か、孤児院仲間かくらいで。ちなみに、孤児院仲間でも主にツインテールちゃんばかり思い出してるので、サーシャを差し置いてテンマの初恋の相手なのかと思っちまいます(苦笑)。美穂ちゃんポジションの子なのかな?
閑話休題。
そんな風なので、テンマにとっては父の記憶はないか、あっても良い記憶がないかのどちらかかと思えてきます。あえて敵として登場するまでもなく、父への思慕とは無縁の存在なのでは。まして、こうして冥王側に立たれては、それこそ「全身の血を捨てたくなる」系発言も飛び出しておかしくないんじゃないでしょうか。

しかも、アスプにとっても、何やら兄弟間の確執を生んだ仇のようなのですよ。いきなりものすごい黒幕に来られた気分です。
なんせダンディーこと杳馬、魔星は天魁星。
水滸伝は、幻想が上につく奴かジャイアントロボくらいでしか馴染みのない私なのですが、少なくとも幻水だと天魁星って主人公ポジションだったじゃないですか。なんかこう……「あれ? なんでこの人が三巨頭じゃなかったの?」と思っちゃいました(苦笑)。
能力的にもかなり特殊系っぽいし、下手すると神様連中より濃ゆい存在なんじゃ。
やっぱ、この人が新三巨頭なんだろうか。杳馬見ちゃったらもう、トクサが新三巨頭って線は限りなく薄く思えてきましたよ……。

冥衣のモチーフ?であるメフィストフェレス、調べたらビジュアルは紳士の姿をしているんだとか。それで、この人、こんな愉快な格好で登場してるのか。
でも、冥衣のオブジェ形態は紳士じゃなくて空飛ぶ何かっぽい感じになってるんだろうな。グリフォンやドラゴンに似ると説明があったけれど、ベヒーモスがサイもどきになってたように、下手すると天馬姿になってそうな予感。
で、メフィストフェレス、占星術に長けてるという特徴もあるんだそうで。
凶星の予言、伏線回収しにきたよ……!
ひょっとして、お前が星見してたのか、杳馬……!?
考えてみたら、アレなのか。あの双子の16年前が、聖域に来たばかりという可能性もあるんですよね。そうすると、生まれた時に凶星と予言されたわけじゃなく、修行開始時点で光と影に分けられた可能性もあるわけで。
それを行ったのが杳馬だったら、「16年前」が一気にキーワード化しちゃうんですよ。ちょうどテンマが仕込まれた時ですもの。(表現選べ)
ハーデスの器たるアローンにしても同様だし、そのタイミングで狙って動き回ってたのかと勘ぐっちゃいました。
場合によっては、先代獅子が聖域を離れた理由にも関わってくるのかもしれないし……。もし、先代獅子が私が期待しているようなレグルスの父親だとしたら、レグルスの年齢を考えても不自然ではないかな、とね。親子予想、レグルスの名前が獅子座関係のものだってのと、「親子継承は原作にないから面白くない?」という期待から生まれてるだけで、根拠は一切ないものなのですが(汗)。ほら、夢見るだけならロハだから。(口癖)
ああ、でも、「何年もかけてかき回し」たって言ってるから、16年より前から準備しまくってた可能性の方が高いのかな。
アスプは杳馬と面識あるんかなー。守り人としてだけじゃなく、かき回し期間も含めて。直接何か吹き込まれた……ことは無さそうかな。どっちかというと、裏でいろいろやってたようなイメージ。
杳馬は、「実はいい人」とか「やむにやまれぬ事情が」とかいらんので、すっきりしゃっきり悪党してて欲しいキャラです。超楽しみつつ色々かき回してればいいと思うんだ。

ところで、杳馬、この回が初登場ではない……気が私はするんですけど。
16巻138話の守り人登場回、ここでかつて「これ童虎かしら」と思った冥闘士が、実は杳馬だったんじゃないかと思うのだけど……どうなのかな。「これ双子兄?」と思える人の隣にいる人なんですが。コマまたいでトクサの隣にいる人。
その回を見た時、翼っぷりが堕天使風に見えて、だから聖域側から冥界側に籍を移しているとこんな雰囲気になったりしないかな〜と思ったりしてたんです。見た感じ、杳馬と童虎って髪の長さは近いから、シルエットで勘違いしたとかさ。(とはいえ、あの翼の人、童虎や杳馬より髪短そうな気もしなくもない)
杳馬、どう見ても翼持ちっぽい雰囲気だし、あの人じゃないのかなあ。どうかなあ。
でも、それだと、ファラオやカロンやアスプーたちが戦ってる間に、冥衣脱いで私服に着替えなおしてるってことになっちゃうんですよね。アスプの教皇服と違って、下に冥衣着てますよってな主張するには無理なダンディー服だし(笑)。まあ、聖衣も冥衣も、即装着が可能なようだから、脱ぎ着自由自在ってことならそう不自然でもないのかな。

今いちばん気になるのは、アスプロスの行く末です。
ハーデス相手で勝てるわけないと思うから、突っ込まないで欲しかったのに突っ込むし……。更に割って入って登場するのがテンマ父だなんていったら、いかに双子とも因縁があったとしても、基本的にVSテンマ戦に持ち越しする相手じゃない? 少なくとも顔合わせはするよね……? アスプロスは負けるための戦闘しかしないのかって心配になっちゃう(汗)。
杳馬相手に勝利したらビックリだけど……どの道ハーデスもここにいるんだしな。生きて切り抜けるのは無理だろう。
正直、一旦退却して欲しい。テンマたちと合流して欲しい。いくら1対1が聖闘士の信条だって言っても、ここにきて一人で戦おうなんて、死のうとしてるようなもんだよ……。少しでも長く生きてて欲しい。水鏡みたいに登場しない期間が長くてもちっとも構わないからさー。
……でも、バイオはアイアコスに生きてて欲しくて助けた風だったけど、デフはアスプに色々託した上で散ってるわけだから、それに応える気概があるのはけして間違ってないのかな。デフテロスは、単にアスプロスを生かすためだけに、その身を散らしたわけじゃないんだもんね。
今のアスプロスは、ちょうどアイアコスで言うなら、バイオに自分の戦闘を見せようとしてたあたりの行動だったりするのかも。アテナがどうこうっていうより、どう見ても自分とデフテロスのための戦い(苦笑)。
アイアコスの時も、バイオのためにも負けて欲しくないと思ってたけど、負けない方がおかしいとも思ってて、案の定負けちゃったんだよね……。同様に、勝てそうな気がしない今回も、やっぱり負けちゃうの……か……?
ああ、でもやっぱ、退却希望。でもって合流したテンマに(初顔合わせの癖に)「そんなことよりテンマよ、思いもかけぬことが起こっているぞ」とか杳馬パパのこと言っちゃえばいいんだよー! ここで死んじゃあ、デフがなんでアスプの目を覚まさせたのか分からなくなっちゃうもの……和解するだけで十分とか言わず、何か成させて下さい手代木さん……!

おまけ。
杳馬の台詞、なんだかとっても脳内再生される声があるのですが、どなたの何の役の声なのか思い出せない〜(汗)。
しかたないので、なんとなく脳内キャスティング第一候補大塚芳忠さん、第二候補藤原啓治さんということにしておきます……。脳内声にイメージ近いのがそのあたりなので。

おまけその2。
次回はセンターカラーということですが、やっぱり杳馬パパがカラーで来るんだろうか。どきどき。
そんでもって、アスプロス黒くないバージョンもカラーで見れたりするんだろうか。
冥王ハーデス編アニメのサガは死人だからか髪の色がカノンより濃い色味でしたが、アニメ本編では髪色変わらなかったですよね……。アスプの髪の色は、デフのような明るい青色なんだろうか。それとも濃い目なんだろうか。
そういえば、OVAのOP見ながら、「デフにしては肌色が色パカ?」など思ってましたが、結果としてあれアスプってことでいいような気もしてきた……。アスプの実際の髪色が暗めだったら、あのOPの双子座聖闘士がアスプでもデフでも色パカってことになっちゃうのかも。
個人的には、161話で冒頭からテンマたちに主軸移してくれても嬉しいので、テンマと杳馬のカラーとかでも嬉しいんだけどな。



2009年12月02日(水) メイド武将

ネバランかるた企画の「め」の字に「メイドが冥土にご案内☆」とか投稿しようと思って踏みとどまったのはどれほど前の話だったか。
オヤジギャグは失笑を買おうとも必須項目ではなイカと思いつつ、ラジエレと塔2とメイマイでイメージしてたので、自分で描かなきゃダメだよなと思って字札投稿止めたのでした(汗)。

年賀絵も、今年もやっぱりダメっぽい……。折角の虎なのに!



2009年12月01日(火) たまには拍手御礼+シオン(星矢)のこと

まったく更新の見られないうちのサイトですが、時々拍手いただきます。ありがとうございます。(最近、お絵かき掲示板でもさっぱり絵を描けてないので、日記でお礼言わせていただきます)

自分で言うのもなんだけど、拍手の押しどころがどこにあるか分からないサイトなので、基本的に日記に対する共感で押してくださってるのかなと思うようにしています。
ここ数日、スペ小屋の拍手を押してくださっている方々は、ひょっとしたらレガシィ関係の何かを期待されているのだろうかと思ったりしますが、すみません買えてません。プレイ日記のプの字も始まりそうにありません(汗)。


今日、ふとシオンのことを考えてみたりしたのですが。
NDのシオンが、杯座の水に教皇の未来を見るのって、考えてみたらものすごく不吉な予言を受けた気分なんじゃ。
自分のほかにもっと教皇に相応しい人がいくらでもいるのに、未来においてシオンが教皇になっているというのは、その相応しい人たちには「未来がない」と言われたようなものじゃないのかなあと、ふいに思い浮かびまして。自分がシオンの立場だったら、ぞっとしそう……。
LCもNDも、シオンはどちらかというと黄金の中でも格下扱いな気がするんですよね、読んでて。
LCはアスプロスのように教皇候補とされたほどの黄金がいるし、シジフォスのように教皇の座につかなくてもリーダー格として中心にいた黄金もいる。NDでは、童虎と一緒に、オックスや以蔵のような本当の黄金に近づけるよう頑張るぞ体制に入ってて、自分たちが未熟だと自覚している。
シオンの萌えどころって、そういうもっと教皇に相応しい人がいた中で、図らずも重責を担うことになってしまったという部分にもあると思ってます。力不足の部分を経験で埋めていって、教皇の座に相応しい人間になっていったのかなと想像すると萌える。
で、あの時の若さに今の老熟があれば……ってのが、ハーデス十二宮の18才で復活なのかなーと思ったりします。ので、個人的なイメージとしては、サガ以下の黄泉帰り組は生前の年齢そのままなんじゃないかと思っとります。


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