戦え!何を?!人生を!
読み終わった…はりぽた。 23日の昼休みにわざわざ隣駅まで買いに行き、とにかく余暇は本…それでも4日かかったのは平日は夜になると寝てしまい、休日は夜になると酒を飲んで寝てしまうから…そしてこんな時に限って兄にごはんに呼ばれたり、すっごいひさしぶりの友達から電話がかかってきたりするものなのですよ…嬉しいけれどもオタクの心が『よみたいよ!よみたいよ!』と叫ぶのです。ソバ屋は悪い子です。いつか友達一人残らずいなくなります。ヒー。 おかげで4日ほどまともにネットすらしていなかったですよ。以下ちょびっとだけ感想。
面白くて、こわくて、不安感とドキドキの入り交じる複雑なエンディングでした…はりぽた読み終わってあんなに複雑な気持ちになったんは初めてですよ。まさか死ぬとは!誰か死ぬとは聞いていたけど最初の魔女殺しだけだとてっきり!眠気さえ来なければ本を閉じたくないのはいつも通りですが。 そんで、ドラコですよ…ごく一部周辺が現在ドラコ狂いなのでつい気になってしまっていたのですが、頭蓋骨の中身は相当少なそうなあいつがよりによって白いイタチですか!グッドセンス、ムーディ!と思わず親指を突き立てましたよ…まっ先に想像したのはハリーの襟に巻かれちまっている白イタチさんでした。いかん、毒されておる。えす・いー・てぃー・おー、えす、いー・てぃー・おー…(正気に戻る俺なりの呪文) 双子がいい感じに化けてくれそうでニコニコです。こいつら見てると何となく忍たまのきり丸を思い出すよ… 思いがけずツボだったのはホグズミードに戻って来た時のシリウスの余りの野伏っぷりでしょうか…髪の毛のムックぶりとか、鶏の足へのかじりつきぶりとか。ジェームスとリリーと一緒に撮った写真は巧みに仕組まれたもので実はなかったのではないかとすら思ってしまう。お前、気をつけないといつかハリーに「シリウスおじさん、臭いです」と言われてしまうよ!とハラハラしました(作品混同)。
そういや今日はイベントだったのですよね。 お金がなかったので、おうちで「がまん、がまん、がまん…」と耐え忍んでおりました。行けなくて辛かったのが人間として辛い感じです。
2002年10月19日(土) |
ぶっさん、だいすき!(モー子) |
誰も知りたくない俺の秋〜冬服事情。 秋冬は常に赤くて貧乏略して赤貧なので、適当な間に合わせの安物を買い続けた結果、洋服たんすはぼろカットソーでうめ尽くされ見栄えのするものは何一つないという可哀想な状況。こないだの衣替えの時に呆然とたんすを眺めてたら、「眺めたって服は湧いてこないよ…」と吐き捨てた通りすがりの母への軽い憎しみと、鬱屈した思いを晴らすべく梅田に買い物に出かけました。服見るついでにオタ本屋へ行ったりしようと思っていたら、母が付いて来た…背も重量もちっさくて普通のミセス服では寸法があわない人なので、おばはん一人ではどうも入りにくい若向けの服屋へ行きたかったらしい。俺よりモリモリ買っておりましたよ。NI・KU・I!前から欲しかったらしいヴィヴィアンタムの服を買えて大満足の様子。「今度貸して」と俺が言ったら「何かあったら貸してあげるけど、シュークリーム100個大会とかには貸せない」とダメ押されました。失礼すぎ!着ていきなどしませんよ! 催会場の北海道物産へも参戦。楽しいですね!甲殻類だの馬鈴薯だの甘味だのを群れなして買い求めるいい大人がいっぱいで。六花亭の新製品は売り切れで悲しかったですが、バターサンドとすっげ美味い無添加のビーフジャーキーとバター買って、甘物と塩味のものを交互に試食して、ソフトクリーム買って食べ比べて(花畑のが好き)。また行きたいな〜たまにはカニ爪ののっかったお寿司とかも食べてみたいな。
向かいの32番街にいた777さんと会ってムダ話して帰りました。海辺のオタク的年末調整の旅支度もそろそろせねば、と真面目な話しつつも嵐新曲のサクライさんのターバンとドーランについて嘆きあったりもしました。この人と喋っていると常にいかにおかしな事を言って相手をやりこめよう!というとんち合戦ぽい雰囲気な為、楽しいですが無駄にエネルギーを使いますよ…
昨日うきうき本屋にマンガを買いに行ったら、「その本は明日発売ですよ…」と店員さんに言われました…隣のnotオタ友達(でも俺がオタなのは知っている)の「うわ〜…」といういたたまれない同情のまなざしが痛かったです。もういいんですよ…勘違い期待でうきうきと1日過ごせたから… ええ、ちゃんと今日買いましたよ…あいつの顔にキュンとしている自分が弱くも愛おしい生物に思えました(自己愛)。
お金がなくて、タンカレー1本でどうやって一月生き延びようかと思っていたら、叔母からウィスキー送って来た!夏に高知で2人でアホほど飲んだ、陶器に入ったコーンのウィスキ−(コーン使っているからバーボンかしら)。本当にコーンの匂いがしますよ。嬉しくてテーブルの上にのっかっているのを見た瞬間ぴょんぴょん飛び跳ねてしまいましたですよ…ヨックモックの秋限定品のお菓子とメープルバターも一緒です。う・れ・し・い!週末は思う存分酔っ払える! あと、河東さんにいただいた銀杏も食べたいよう!茶わん蒸しに入った銀杏が好き。ゆでてとてもきれいな黄緑色になっているやつ。でも先週食べた焼いたやつも美味しかった〜迷うなあ〜。
黒須オーナー河東さんのおうちへごはんを作りにゆきました。 絵書けない文書けないにもかかわらず、「一度キリ番というものをやってみたいな!」と常々思っており、また殆ど身内や知り合いしか読んでいないはずの日記なので気楽にクッキーでもお渡ししようかなーと軽い気分で1000ヒットの時にそのように告知しましたら河東さんが取ってしまい、しかも何故か「フルコース作りに来てよ!」というムチャな要求になっていたのでごはんを作りにゆくことになってしまっていたのでした…(御丁寧にも1000ヒットの画面をFAXで送って来られたのをよく覚えています…)
さっき日記をさかのぼって見たら1000ヒットがあったのは3月でした…遅!
「肉!肉!」と叫ぶ河東さんを尻目に作ったのは、きのこソテーのチーズマッシュぞえとライスペーパーのサラダとトマトのカレースープ。相変わらず野菜ばっかだな…あとヒシヤのパンとエシレのバターを買ってゆきました。エシレバターは猫缶よりずっと小さいサイズ(30g、でしたっけ)のくせに350円くらいする鬼みたいなバターです…でもすっげ美味しいと聞いていたので前からヒシヤのパンと一緒に食べてみたかったんですよ…キリ番ごはんなのに自分の好きなものしか作らない持って行かないっていうこの体制もどうなのかね本当に。料理は俺にとって大変個人的な作業らしいとやっと気付いた…付き合わされるみなさんごめんなさい。うう。
ワイハさん姉妹も後から来たのでホールケ−キ(あんなうまい生クリーム久々だったなあ)を食い、ワインをダラダラ飲みながらゆうぎおう見たりミノ2人の本の打ち合わせを横でぼーっと聞いたり対談したりしてました。対談に入れと言われた時に、俺、ハインナイ!と協調性のない事をゆったら「そんな子はきんとうんに乗れないよ!(ドラゴンボールに出てくる悟空が乗ってた空飛ぶ雲。心の清いよい子じゃないと乗れない)」と言われました。はっきり言ってその場にいる全員そんなものには乗れはしない!と小さく思いましたが、「明日の朝御飯あげないよ!」と朝用のパンを買って来てくれていたワイハさんに言われたので、しくしくと参加して夜更かししてました…しかしやっぱりオタクが徒党組むと楽しいですね。「ホモが!ホモが足りない!」と雄叫びをあげたら即座に同人誌を手渡してくれる環境っていいですよね。ああ、なんか新しいホモが読みたい…休みが明けたらマイケル・ナーヴァを借りにゆこう。
2002年10月06日(日) |
それでもシューが好きだと思った。 |
河東さんのお友達がお昼休みに開催したという「ハンバーガー100個大会」に大変感銘を受けたらしい肉部で、シュ−クリ−ム100個大会を開催しましたin某緑地公園。
金曜日の夜に突然連絡があったというのに「それでも集まる6人って年頃としてどうなの…(河東さん談)」という感じの酔狂メンバーは河東さん、ワイハさん、トモコさん、ハルナさん、777さん、俺。河東さんたらハルナさんには「来なかったらお前の団地の下でやる!」とおどしたらしいです。ひどい話です。
ひとり10個持って集合…なんですが、カスタードばかりじゃ絶対死ぬ、というか俺が嫌!と思って、パルミジャーノをしこしこおろして焼いたレースチーズと、オレンジの甘くないサラダを持っていきました。ぜんざいの合間の塩昆布の心意気で…持っていって正解でした。だって本当にスゴイ絵面ですよ…
内訳は お手製シュー(ワイハさん)、ばりばりラムのきいたやつ(トモコさん)、サンタの作り立て工房(777さん)、クローネ(河東さんに頼まれて買っていった分)、お目当ての店の開店時感が遅いためそのへんで適当に買ったシュー(俺)。秀逸はハルナさんの持って来たヒロタ。パッケージに輝く値引きシール(笑)。それは河東さんに対する小さな復讐ですか…みんなで大体10個づつ。だから本当は100じゃないんですけど、すっごいお皿が重いんですよ〜!! 周りはみんなバーベキューとかしているのに俺達ときたら、むしゃむしゃ食べながらいつものごとくデュエルしたり同人誌読んだりバトミントンしたりテニプリの記憶スケッチをしたり絵サミットを開催したり歌を歌ったり…もし、仮に、本当に、ハルナさんちの下でこれがこのまま行われていたら…!ふ、震えが止まらない…! 一人7〜8個くらい食べて、最高は777さんの13個ですか…最後の方はみんな「甘くないものが食べたい」「肉が食べたい」「隣で肉と替えてもらおうよこのシュー」などと言い出す始末です。それじゃあいつもどおりじゃないですか…!
公園は、呆然とするくらい広かった…蓮のおっきい池とかあった…町中なのに!大きなきんもくせいがひっそり満開だったり、みんなでどんぐりをで拾ったり、警戒しまくっている猫を激写したりして意味はないけど楽しかったです。 でも次はバゲットとワインとチーズを海辺で、みたいな催しがいいな…海辺っつっても有明とか南港じゃないよ!!
日曜日のオンリの後、フランス菓子業界の壁サークル☆((C)ワイハさん)ここと、ピエール・エルメでケーキ食って来ました。御大層なホテルの中にあるのですが、大荷物の同人女6人がタクで乗り付けた瞬間のベルボーイさんの対応は「御到着ですか?」でした。うわあ、生きててすみません…と思った瞬間。
ほんで、5人で12000円ほどかっくらって来ました……
だってだってだって〜!俺にどれか1つのケーキなんて選ぶ事など出来はしない…!そして生ケーキは全部で12種類って食べきれない程の数じゃなかったからみんなで一致団結してさ…給仕さんがケーキの見本の乗ったお盆を持って来てくれた時、キラキラのケーキを目の前にして気押されたというかヤケクソになったというかさ…大皿に乗ったケーキが4つ×3皿、てくてく運ばれてやって来ましたよ… 6つの歳から己は食いしん坊ではなく意地汚いのだと自覚していた俺の目の前で、素敵なケーキ達があたかも「食べて下さい…」と胸の前で両手を組み合わせているかのような光景は、本当に小さな頃から夢見たものだったはずなのですが、いざ目の前に展開されると冗談のようでもありましたよ…まあ冗談でしかありえまい…(そっと目を伏せ) なんか、その後は、もう、戦場というか混沌と言うか…1つのケーキを適当に5等分(等分…?)してはひとくち食べる毎にんまいんまいとアホウのよに言っては次のケーキを突き崩し、悶え、出会った事のない味や香りや食感の渦に飲み込まれ…をくり返す事12回って感じですかね…フフ…(気の毒) しかしそれより何より、ふかふかの絨毯が敷き詰められたティールーム、周りは綺麗なカッコした老若男女がナゴヤカにお茶したりナニしたりしてるというのに俺達5人の言う事と来たら「ケーキおいしい…城之内おいしい…」だとか「(オレンジとチーズ風味のケーキを口に含みながら)てかさあ!社長はチ−ズって感じじゃないよねえ!」とか現世と何の接点も見出せない単語ばかりです。 フォークで切り崩しても、クリームとパイ生地がどれあって崩れてゆくよな事にはならない、層の細かいミルフィーユとか(プラリネ風味が俺らでは高得点)、ちょっと塩味の効いたねっとりとして濃いチョコレートケーキとか、ここ数カ月味わった事のないものを味わえて、本当に東京に来てよかったなあ…とニコニコしながら思いました。ビバ甘物…!
とりあえず、河東さんがあんなに相好を崩して「おいしい…」しか言わないのって初めて見た気がいたします。
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